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Posted to commits@doris.apache.org by mo...@apache.org on 2026/10/17 21:08:48 UTC
(doris-website) branch master updated: docs(i18n): machine Japanese translation candidates (#4347)
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in repository https://gitbox.apache.org/repos/asf/doris-website.git
The following commit(s) were added to refs/heads/master by this push:
new 88f6562996b docs(i18n): machine Japanese translation candidates (#4347)
88f6562996b is described below
commit 88f6562996b775531ff8be4d6c4f11da050507b4
Author: Mingyu Chen (Rayner) <mo...@gmail.com>
AuthorDate: Sat Oct 17 22:08:43 2026 +0100
docs(i18n): machine Japanese translation candidates (#4347)
---
.../cluster-management/load-balancing.md | 393 ++-
.../admin-manual/cluster-management/upgrade.md | 385 +--
.../current/admin-manual/config/be-config.md | 1257 +++++----
.../current/admin-manual/config/fe-config.md | 2957 ++++++++++----------
.../data-admin/backup-restore/backup.md | 280 +-
.../current/admin-manual/maint-monitor/metrics.md | 652 +++--
.../information_schema/file_cache_statistics.md | 74 +-
.../cluster-management/load-balancing.md | 393 ++-
.../data-admin/backup-restore/backup.md | 280 +-
.../admin-manual/maint-monitor/metrics.md | 652 +++--
.../cluster-management/load-balancing.json | 54 +-
.../data-admin/backup-restore/backup.json | 54 +-
.../4.x/admin-manual/maint-monitor/metrics.json | 54 +-
.../cluster-management/load-balancing.json | 54 +-
.../admin-manual/cluster-management/upgrade.json | 54 +-
.../current/admin-manual/config/be-config.json | 54 +-
.../current/admin-manual/config/fe-config.json | 54 +-
.../data-admin/backup-restore/backup.json | 54 +-
.../admin-manual/maint-monitor/metrics.json | 54 +-
.../information_schema/file_cache_statistics.json | 35 +-
20 files changed, 4503 insertions(+), 3341 deletions(-)
diff --git a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/cluster-management/load-balancing.md b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/cluster-management/load-balancing.md
index 824ababbf34..686e589f81c 100644
--- a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/cluster-management/load-balancing.md
+++ b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/cluster-management/load-balancing.md
@@ -1,21 +1,22 @@
---
{
- "title": "FE の負荷分散",
+ "title": "FE のロードバランシング",
"language": "ja",
- "description": "複数 FE 構成の Doris で利用できる JDBC、Nginx、HAProxy、ProxySQL による負荷分散と、Proxy Protocol によるクライアント IP の転送について説明します。",
+ "description": "複数の FE を配置した Doris 環境でのロードバランシング方法。JDBC、Nginx、HAProxy、ProxySQL、NJet、および Proxy Protocol によるクライアント IP の転送を説明します。",
"keywords": [
- "Doris の負荷分散",
- "FE の高可用性",
- "MySQL プロトコルのプロキシ",
- "JDBC 負荷分散",
+ "Doris ロードバランシング",
+ "FE 高可用性",
+ "MySQL プロトコルプロキシ",
+ "JDBC loadbalance",
"Nginx TCP リバースプロキシ",
"HAProxy",
"ProxySQL",
+ "NJet",
"Proxy Protocol",
- "クライアント IP の転送",
+ "クライアント IP 転送",
"query_port 9030",
- "Doris の複数 FE への接続",
- "MySQL の負荷分散"
+ "Doris 複数 FE アクセス",
+ "MySQL ロードバランシング"
]
}
---
@@ -23,30 +24,31 @@
<!-- Knowledge type: Architecture decision / Operational procedure -->
<!-- Applicable scenario: Multi-FE high availability access / Client IP forwarding -->
-ユーザーは MySQL プロトコルを使用し、FE のクエリポート(`query_port`、デフォルトは `9030`)を通じて Doris に接続します。複数の FE ノードを配置する場合、FE の前段に負荷分散レイヤーを設けることで、Doris のクエリエントリーポイントの高可用性と接続の分散を実現できます。
+ユーザーは MySQL プロトコルを使用し、FE のクエリポート(`query_port`、デフォルトは `9030`)経由で Doris に接続します。複数の FE ノードを配置している場合は、FE の前段にロードバランシング層を設けることで、Doris のクエリへの接続口に高可用性を持たせ、接続を分散できます。
-このドキュメントでは、Doris で使用できる四つの負荷分散方法と、Proxy Protocol を使用してプロキシレイヤー経由で実際のクライアント IP を転送する方法を説明します。
+このドキュメントでは、Doris で利用できる五つのロードバランシング方法と、Proxy Protocol を使ってプロキシ層越しに実際のクライアント IP を転送する方法を説明します。
-## 適用場面
+## 適用シナリオ {#applicable-scenarios}
-| 場面 | 推奨方法 | 説明 |
+| シナリオ | 推奨する方法 | 説明 |
|------|----------|------|
-| アプリケーションが JDBC を使用して Doris に直接接続し、専用プロキシを運用しない場合 | JDBC URL | クライアント側で負荷を分散し、追加のコンポーネントは不要 |
-| 既存の Nginx 環境があり、TCP レイヤーのリバースプロキシが必要な場合 | Nginx | 汎用の TCP リバースプロキシで、設定が簡単 |
-| ヘルスチェックを備えた高性能な TCP プロキシが必要な場合 | HAProxy | 多様なヘルスチェック方式を備えた専用の TCP/HTTP ロードバランサー |
-| 接続管理や読み書きの分離など、MySQL プロトコルを理解するプロキシが必要な場合 | ProxySQL | MySQL プロトコル向けに設計されたデータベースプロキシ |
-| ロードバランサーの背後でも実際のクライアント IP を保持する必要がある場合 | Proxy Protocol | Nginx または HAProxy と併用 |
+| アプリケーションが JDBC で Doris に直接接続し、専用プロキシを運用しない | JDBC URL | クライアント側でロードバランシングを行い、追加のコンポーネントは不要 |
+| 既存の Nginx 環境があり、TCP 層のリバースプロキシが必要 | Nginx | 汎用の TCP リバースプロキシで、設定が簡単 |
+| ヘルスチェックを備えた高性能な TCP プロキシが必要 | HAProxy | 多様なヘルスチェック方式を備えた専用の TCP/HTTP ロードバランサー |
+| 接続管理や読み書きの分離など、MySQL プロトコルを認識するプロキシが必要 | ProxySQL | MySQL プロトコル向けに設計されたデータベースプロキシ |
+| FE の動的な追加・削除と、SQL を使った能動的なヘルスチェックが必要 | NJet | 管理 API をオプションで利用できる TCP プロキシ |
+| ロードバランサーの背後でも実際のクライアント IP を保持する必要がある | Proxy Protocol | Nginx または HAProxy と併用 |
-## 前提条件
+## 前提条件 {#prerequisites}
-- FE ノードを 2 台以上配置し、各 FE プロセスが `query_port`(デフォルトは `9030`)で待ち受けていること。
-- プロキシサーバーとすべての FE ノード間でネットワーク通信が可能であること。
-- プロキシサービス用のポートが決まっていること(このドキュメントでは `6030` を例として使用します)。
-- Proxy Protocol が必要な場合は、Proxy Protocol V1 に対応する Doris バージョン(バージョン 2.1.1 以降)を使用すること。
+- FE ノードが少なくとも 2 台配置され、各 FE プロセスが `query_port`(デフォルトは `9030`)で待ち受けていること。
+- プロキシサーバーからすべての FE ノードへネットワーク接続できること。
+- プロキシサービス用のポートを決めてあること(このドキュメントでは `6030` を例として使用)。
+- Proxy Protocol が必要な場合、Doris のバージョンが Proxy Protocol V1 に対応していること(バージョン 2.1.1 以降で利用可能)。
-## クラスター構成例
+## クラスター構成の例 {#example-cluster-topology}
-このドキュメントでは、次の三台の FE ノードを例として使用します。
+このドキュメントでは、以下の三つの FE ノードを例に使用します。
```text
192.168.1.101:9030
@@ -54,39 +56,39 @@
192.168.1.103:9030
```
-プロキシサーバーを実行するノードは次のとおりです。
+プロキシサーバーを稼働させるノードは次のとおりです。
```text
192.168.1.100
```
-## 負荷分散の方法
+## ロードバランシングの方法 {#load-balancing-options}
-### 方法 1: JDBC URL
+### オプション 1: JDBC URL {#option-1-jdbc-url}
<!-- Knowledge type: Configuration parameter -->
<!-- Applicable scenario: Application-side load balancing -->
-JDBC URL に組み込まれた負荷分散機能を使用します。MySQL Connector/J がクライアント側で FE ノード間の接続分散とフェイルオーバーを行います。
+JDBC URL に組み込まれているロードバランシング機能を使用します。MySQL Connector/J が、クライアント側で FE ノードへの接続分散とフェイルオーバーを行います。
```text
jdbc:mysql:loadbalance://192.168.1.101:9030,192.168.1.102:9030,192.168.1.103:9030/test_db
```
-設定の詳細については、[MySQL の公式ドキュメント](https://dev.mysql.com/doc/connector-j/en/connector-j-usagenotes-j2ee-concepts-managing-load-balanced-connections.html)を参照してください。
+詳細な設定については、[MySQL の公式ドキュメント](https://dev.mysql.com/doc/connector-j/en/connector-j-usagenotes-j2ee-concepts-managing-load-balanced-connections.html)を参照してください。
-### 方法 2: Nginx
+### オプション 2: Nginx {#option-2-nginx}
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenario: General-purpose TCP reverse proxy -->
-[Nginx](https://nginx.org/) の TCP リバースプロキシ機能(`stream` モジュール)を使用して Doris の負荷を分散します。
+[Nginx](https://nginx.org/) の TCP リバースプロキシ機能(`stream` モジュール)を使用して、Doris への接続を分散します。
-#### Nginx のインストール
+#### Nginx のインストール {#install-nginx}
-[Nginx の公式インストールドキュメント](https://nginx.org/en/docs/install.html)を参照してインストールしてください。次の例では、Ubuntu で Nginx 1.18.0 をコンパイルしてインストールします。
+インストール方法については、[Nginx の公式インストールドキュメント](https://nginx.org/en/docs/install.html)を参照してください。次の例では、Ubuntu 上で Nginx 1.18.0 をコンパイルしてインストールします。
-1. ビルドに必要な依存パッケージをインストールします。
+1. ビルドに必要なパッケージをインストールします。
```shell
sudo apt-get install build-essential
@@ -107,11 +109,11 @@ jdbc:mysql:loadbalance://192.168.1.101:9030,192.168.1.102:9030,192.168.1.103:903
:::tip
- コンパイル時に必ず `--with-stream` を指定してください。指定しないと、Nginx は TCP リバースプロキシをサポートしません。
+ コンパイル時に必ず `--with-stream` を指定してください。指定しない場合、Nginx は TCP リバースプロキシに対応しません。
:::
-#### リバースプロキシの設定
+#### リバースプロキシの設定 {#configure-the-reverse-proxy}
1. 新しい設定ファイルを作成します。
@@ -147,13 +149,13 @@ jdbc:mysql:loadbalance://192.168.1.101:9030,192.168.1.102:9030,192.168.1.103:903
| 項目 | 説明 |
|--------|------|
| `stream` | TCP リバースプロキシのコンテキスト。Nginx の stream モジュールが必要 |
- | `upstream mysqld` | バックエンド FE ノードのプール。`hash $remote_addr consistent` はクライアント IP に基づいて一貫性ハッシュを行う |
+ | `upstream mysqld` | バックエンドの FE ノード群。`hash $remote_addr consistent` はクライアント IP に基づいてコンシステントハッシュを行う |
| `weight` | ノードの重み。値が大きいほど多くの接続を受け取る |
- | `max_fails` / `fail_timeout` | ヘルスチェックのパラメーター。`fail_timeout` 内の失敗回数が `max_fails` を超えると、ノードは利用不可と判定される |
+ | `max_fails` / `fail_timeout` | ヘルスチェックのパラメータ。`fail_timeout` の期間内の失敗回数が `max_fails` を超えると、そのノードを利用不可と判定する |
| `listen 6030` | プロキシサービスの待ち受けポート |
| `proxy_connect_timeout` / `proxy_timeout` | 接続とセッションのタイムアウト |
-#### Nginx の起動
+#### Nginx の起動 {#start-nginx}
指定した設定ファイルで起動します。
@@ -162,9 +164,9 @@ cd /usr/local/nginx
/usr/local/nginx/sbin/nginx -c conf.d/default.conf
```
-#### 動作確認
+#### 動作確認 {#verify}
-プロキシのポートを通じて接続します。
+プロキシポート経由で接続します。
```shell
mysql -uroot -P6030 -h192.168.1.100
@@ -180,18 +182,18 @@ mysql> show databases;
2 rows in set (0.00 sec)
```
-### 方法 3: HAProxy
+### オプション 3: HAProxy {#option-3-haproxy}
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenario: High-performance TCP load balancing -->
-[HAProxy](https://www.haproxy.org/) は C 言語で書かれた高性能な TCP/HTTP ロードバランサーです。
+[HAProxy](https://www.haproxy.org/) は、C で記述された高性能な TCP/HTTP ロードバランサーです。
-#### HAProxy のインストール
+#### HAProxy のインストール {#install-haproxy}
1. HAProxy をダウンロードします(ダウンロード先: <https://src.fedoraproject.org/repo/pkgs/haproxy/>)。
-2. アーカイブを展開します。
+2. 展開します。
```shell
tar -zxvf haproxy-2.6.15.tar.gz -C /opt/
@@ -207,9 +209,9 @@ mysql> show databases;
make install PREFIX=/usr/local/haproxy
```
-#### HAProxy の設定
+#### HAProxy の設定 {#configure-haproxy}
-1. syslog のログ記録ルールを設定します。
+1. syslog のログ出力ルールを設定します。
設定ファイルを開きます。
@@ -226,7 +228,7 @@ mysql> show databases;
&~
```
-2. リモートログ記録を有効にします。
+2. リモートログ出力を有効にします。
```shell
vim /etc/sysconfig/rsyslog
@@ -238,13 +240,13 @@ mysql> show databases;
SYSLOGD_OPTIONS="-c 2 -r -m 0"
```
- パラメーターの説明は次のとおりです。
+ パラメータの説明は次のとおりです。
- | パラメーター | 説明 |
+ | パラメータ | 説明 |
|------|------|
| `-c 2` | 互換モードを使用する。デフォルトは `-c 5` |
- | `-r` | リモートログ記録を有効にする |
- | `-m 0` | タイムスタンプマークの間隔(分)。`0` はこの機能を無効にする |
+ | `-r` | リモートログ出力を有効にする |
+ | `-m 0` | タイムスタンプのマーク間隔(分)。`0` はこの機能を無効にする |
変更を適用します。
@@ -252,7 +254,7 @@ mysql> show databases;
systemctl restart rsyslog
```
-3. 負荷分散の設定ファイルを編集します。
+3. ロードバランシングの設定ファイルを編集します。
```shell
vim /usr/local/haproxy/haproxy.cfg
@@ -300,11 +302,11 @@ mysql> show databases;
| 項目 | 説明 |
|--------|------|
- | `frontend agent-front` | ポート `6030` で待ち受ける TCP モードのフロントエンドエントリーポイント |
- | `backend forward-fe` | ラウンドロビン(`roundrobin`)アルゴリズムを使用するバックエンド FE ノードのプール |
- | `check inter 3000 rise 2 fall 3` | `3000ms` ごとにヘルスチェックを実行する。`2` 回連続で成功すると稼働中、`3` 回連続で失敗すると停止中と判定する |
+ | `frontend agent-front` | TCP モードを使用し、ポート `6030` にバインドするフロントエンドの接続口 |
+ | `backend forward-fe` | ラウンドロビン(`roundrobin`)アルゴリズムを使用するバックエンドの FE ノード群 |
+ | `check inter 3000 rise 2 fall 3` | `3000ms` ごとにヘルスチェックを実行する。連続 `2` 回成功するとノードを稼働状態、連続 `3` 回失敗すると停止状態と判定する |
-#### HAProxy の起動
+#### HAProxy の起動 {#start-haproxy}
1. サービスを起動します。
@@ -318,36 +320,36 @@ mysql> show databases;
netstat -lnatp | grep -i haproxy
```
-#### 動作確認
+#### 動作確認 {#verify-1}
```shell
mysql -h 192.168.1.100 -uroot -P6030 -p
```
-### 方法 4: ProxySQL
+### オプション 4: ProxySQL {#option-4-proxysql}
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenario: MySQL protocol-aware proxy -->
-[ProxySQL](https://proxysql.com/) は C 言語で書かれたオープンソースの MySQL データベースプロキシです。接続管理、読み書きの分離、負荷分散、フェイルオーバーを提供し、高い性能、設定の柔軟性、動的な管理機能を備えています。Web サービス、ビッグデータプラットフォーム、クラウドデータベースなどで一般的に使用されます。
+[ProxySQL](https://proxysql.com/) は、C で記述されたオープンソースの MySQL データベースプロキシです。接続管理、読み書きの分離、ロードバランシング、フェイルオーバーの機能を備え、高性能で柔軟な設定と動的な管理が可能です。Web サービス、ビッグデータプラットフォーム、クラウドデータベースなどで広く利用されています。
-#### ProxySQL のインストール
+#### ProxySQL のインストール {#install-proxysql}
-[ProxySQL の公式ドキュメント](https://proxysql.com/documentation/installing-proxysql/)を参照してインストールしてください。
+インストール方法については、[ProxySQL の公式ドキュメント](https://proxysql.com/documentation/installing-proxysql/)を参照してください。
-#### ProxySQL の設定
+#### ProxySQL の設定 {#configure-proxysql}
ProxySQL には、設定ファイル `/etc/proxysql.cnf` と設定データベースファイル `/var/lib/proxysql/proxysql.db` が付属しています。
:::caution
-`proxysql.db` が `/var/lib/proxysql` に存在する場合、ProxySQL サービスが `proxysql.cnf` を読み込んで解析するのは初回起動時だけです。それ以降の起動時には読み込みません。
+`proxysql.db` が `/var/lib/proxysql` に存在する場合、ProxySQL サービスが `proxysql.cnf` を読み込んで解析するのは初回起動時だけです。以降の起動では読み込みません。
-`proxysql.cnf` の変更を再起動後に反映するには、先に `/var/lib/proxysql/proxysql.db` を削除してからサービスを再起動する必要があります。これは初期化を伴う起動と同じで、新しい `proxysql.db` が生成され、元の設定ルールは消去されます。
+再起動後に `proxysql.cnf` の変更を反映するには、先に `/var/lib/proxysql/proxysql.db` を削除してからサービスを再起動する必要があります。これは初期化を伴う起動と同じで、新しい `proxysql.db` が生成され、元の設定ルールは消去されます。
:::
-`proxysql.cnf` の主な内容を以下に示します。
+`proxysql.cnf` の主な内容は次のとおりです。
```text
datadir="/var/lib/proxysql" # Data directory
@@ -399,9 +401,9 @@ mysql_replication_hostgroups=
)
```
-#### ProxySQL の管理データベースへの接続
+#### ProxySQL の管理データベースへの接続 {#connect-to-the-proxysql-admin-database}
-管理ポート(`6032`)を通じて ProxySQL に接続します。
+管理ポート(`6032`)経由で ProxySQL に接続します。
```shell
mysql -uadmin -padmin -P6032 -hdoris01
@@ -451,13 +453,13 @@ ProxySQL > show tables;
20 rows in set (0.000 sec)
```
-#### バックエンドの Doris FE の設定
+#### バックエンドの Doris FE の設定 {#configure-the-backend-doris-fe}
`INSERT` 文を使用して、プロキシ対象の FE ノードとポートを `mysql_servers` テーブルに追加します。
:::note
-`hostgroup_id` の `10` は書き込みグループ、`20` は読み取りグループを表します。ここでは読み書きの分離は不要なので、値は任意に設定できます。
+`hostgroup_id` に `10` を設定すると書き込みグループ、`20` を設定すると読み取りグループを表します。ここでは読み書きの分離は不要なので、任意の値を設定できます。
:::
@@ -500,7 +502,7 @@ ProxySQL > show tables;
ERROR 1045 (#2800): UNIQUE constraint failed: mysql_servers.hostgroup_id, mysql_servers.hostname, mysql_servers.port
```
- 同じ設定がすでに定義されています。テーブルを空にするか、そのホストの既存のエントリを削除できます。
+ 同じ設定がすでに存在します。テーブルを空にするか、そのホストの既存のエントリを削除できます。
```sql
ProxySQL > select * from mysql_servers;
@@ -518,9 +520,9 @@ ProxySQL > show tables;
Query OK, 0 rows affected (0.348 sec)
```
-#### Doris FE ノードの監視設定
+#### Doris FE ノードの監視設定 {#configure-monitoring-for-doris-fe-nodes}
-Doris FE ノードを追加した後は、これらのバックエンドノードの監視も設定する必要があります。
+Doris FE ノードを追加したら、これらのバックエンドノードの監視も設定します。
1. Doris に監視用ユーザーを作成します。
@@ -560,7 +562,7 @@ Doris FE ノードを追加した後は、これらのバックエンドノー
Query OK, 0 rows affected (0.348 sec)
```
-#### 監視結果の確認
+#### 監視結果の確認 {#verify-monitoring-results}
ProxySQL の監視メトリクスは `monitor` データベースに保存されます。
@@ -586,7 +588,7 @@ ProxySQL > select * from mysql_server_connect_log;
20 rows in set (0.000 sec)
```
-ハートビート監視ログを確認します。
+ハートビートの監視ログを確認します。
```sql
ProxySQL > select * from mysql_server_ping_log;
@@ -602,18 +604,201 @@ ProxySQL > select * from mysql_server_ping_log;
110 rows in set (0.001 sec)
```
-## クライアント IP の転送(Proxy Protocol)
+### オプション 5: NJet {#option-5-njet}
+
+[OpenNJet](https://github.com/OpenNJet/OpenNJet) は、TCP プロキシ、動的なアップストリーム管理、およびオプションの能動的な MySQL ヘルスチェックを提供します。以下の例では、前のセクションと同じプロキシおよび FE のアドレスを使用します。
+
+プロキシが分散するのは**接続**です。確立した MySQL セッションは一つの FE に留まり、SQL 文ごとの分散や中断したクエリの再実行は行いません。これらの設定は FE の MySQL ポートを対象とします。Stream Load は HTTP エンドポイントを使用し、BE にリダイレクトされることがあります。クライアントは、リダイレクト先として返されたアドレスに到達できる必要があります。
+
+#### NJet と設定ファイルの準備 {#prepare-njet-and-the-configuration-files}
+
+この例では、公式イメージ `tmlake/njet:4.0.2.0` と、そのインストール先プレフィックス `/usr/local/njet` を使用します。このイメージは Linux/AMD64 用です。ARM ホストでは、対応するイメージを使用するか、エミュレーションを設定してください。ネイティブインストールについては、[OpenNJet クイックスタート](https://njet.org.cn/docs/quickstart/)を参照し、モジュールと設定ファイルのパスをインストール環境に合わせて調整してください。
+
+以下の二つのファイルを同じディレクトリに保存します。FE のアドレスには、コンテナから到達できる必要があります。
+
+**`njet.conf`(データプレーン):**
+
+```text
+worker_processes 1;
+cluster_name njet;
+node_name node1;
+
+helper ctrl modules/njt_helper_ctrl_module.so conf/njet_ctrl.conf;
+helper broker modules/njt_helper_broker_module.so;
+load_module modules/njt_http_upstream_member_module.so;
+
+events {
+ worker_connections 1024;
+}
+stream {
+ upstream mysqld {
+ zone mysqld 128k;
+ hash $remote_addr consistent;
+ server 192.168.1.101:9030 weight=1 max_fails=2 fail_timeout=60s;
+ server 192.168.1.102:9030 weight=1 max_fails=2 fail_timeout=60s;
+ server 192.168.1.103:9030 weight=1 max_fails=2 fail_timeout=60s;
+ }
+ server {
+ listen 6030;
+ proxy_connect_timeout 5s;
+ proxy_timeout 300s;
+ proxy_pass mysqld;
+ }
+}
+http {
+ dyn_kv_conf conf/iot-work.conf;
+}
+```
+
+`http` ブロックは、Doris へのトラフィックを `stream` で転送する場合でも、管理 API が使用するデータプレーンのモジュールを初期化します。この例でヘルパーが使用するのは `conf/njet_ctrl.conf` であり、別の `conf/ctrl.conf` や `conf/mqtt.conf` は使用しません。
+
+**`njet_ctrl.conf`(コントロールプレーン):**
+
+```text
+load_module modules/njt_http_sendmsg_module.so;
+load_module modules/njt_http_upstream_api_module.so;
+load_module modules/njt_helper_health_check_module.so;
+load_module modules/njt_health_check_mysql_module.so;
+
+events {
+ worker_connections 1024;
+}
+http {
+ server {
+ listen 127.0.0.1:8081;
+ location /api {
+ dyn_module_api;
+ }
+ }
+}
+```
+
+MySQL ヘルスチェックモジュールは明示的に読み込む必要があります。管理 API はコンテナ内のループバックアドレスで待ち受けます。以下の例では `docker exec` でアクセスします。
+
+#### 起動と動作確認 {#start-and-verify}
+
+両方の設定ファイルがあるディレクトリで次を実行します。
+
+```shell
+docker run -d --name doris-njet \
+ --platform linux/amd64 \
+ --cap-add=NET_ADMIN --cap-add=DAC_READ_SEARCH \
+ -p 6030:6030 \
+ -v "$PWD/njet.conf:/usr/local/njet/conf/njet.conf:ro" \
+ -v "$PWD/njet_ctrl.conf:/usr/local/njet/conf/njet_ctrl.conf:ro" \
+ tmlake/njet:4.0.2.0
+```
+
+両方のファイルを検証し、バックエンドの一覧を確認します。
+
+```shell
+docker exec doris-njet njet -t
+docker exec doris-njet curl --max-time 10 -sS \
+ http://127.0.0.1:8081/api/v1/upstream_api/stream/upstreams/mysqld/servers/
+```
+
+`njet -t` は両方の設定ファイルについて検証成功を報告します。API は HTTP 200 と、設定された三つの FE を含む JSON 配列を返します。`doris_user` を既存の Doris アカウントに置き換えて、プロキシ経由で接続します。
+
+```shell
+mysql -h192.168.1.100 -P6030 -u doris_user -p -e 'SELECT 1 AS connection_test;'
+```
+
+```text
++-----------------+
+| connection_test |
++-----------------+
+| 1 |
++-----------------+
+```
+
+主な設定は次のとおりです。
+
+| 設定 | 例 | 効果 |
+| --- | --- | --- |
+| `zone` | `mysqld 128k` | 動的なアップストリーム管理に必要な共有状態。 |
+| `hash` | `$remote_addr consistent` | クライアント IP のコンシステントハッシュを使用して新規接続の接続先を決める。同じ送信元 IP を共有するクライアントは、同じ FE に接続される場合がある。 |
+| `max_fails` / `fail_timeout` | `2` / `60s` | バックエンド接続の失敗を受動的に検出する。この設定では能動的な SQL チェックは行わない。 |
+| `listen` | `6030` | プロキシの MySQL プロトコル用ポート。Docker は `-p 6030:6030` で公開する。 |
+| `proxy_connect_timeout` / `proxy_timeout` | `5s` / `300s` | バックエンドへの接続タイムアウトとプロキシの非アクティブ時のタイムアウト。クエリやセッションの要件に合わせて調整する。 |
+
+#### FE の動的な追加と削除 {#dynamically-add-and-remove-an-fe}
+
+FE を追加するには、次のリクエストを送信します。
+
+```shell
+docker exec doris-njet curl --max-time 10 -i \
+ -H 'Content-Type: application/json' \
+ -d '{"server":"192.168.1.104:9030","weight":2,"max_fails":1,"fail_timeout":"5s"}' \
+ http://127.0.0.1:8081/api/v1/upstream_api/stream/upstreams/mysqld/servers/
+```
+
+API は HTTP 201 と、割り当てられた `id` を含む新しいメンバーを返します。当初の三つのメンバーからなる構成では、最初に追加するメンバーの ID は 3 です。削除時には、実際に返された ID を使用します。
+
+```shell
+docker exec doris-njet curl --max-time 10 -i -X DELETE \
+ http://127.0.0.1:8081/api/v1/upstream_api/stream/upstreams/mysqld/servers/3
+```
+
+削除すると HTTP 200 が返され、その後の GET ではそのメンバーが一覧に表示されなくなります。コンテナを再作成する前に、設定ファイルの内容を意図したメンバー構成と一致させてください。
+
+#### 能動的な MySQL ヘルスチェックの設定 {#configure-active-mysql-health-checks}
+
+能動的な SQL チェックには、明示的な API 設定と、使用可能な Doris アカウントおよびデータベースが必要です。パスワードを置き換え、Doris 管理者として次を実行します。
+
+```sql
+CREATE DATABASE IF NOT EXISTS health_check_db;
+CREATE USER IF NOT EXISTS 'njet_health'@'%' IDENTIFIED BY '<replace-with-password>';
+GRANT SELECT_PRIV ON health_check_db.* TO 'njet_health'@'%';
+```
+
+以下のリクエストでも同じパスワードを使用します。TLS を使用しない FE の待ち受けポートでは `useSsl` を `false` にします。FE の待ち受けポートで TLS が設定されている場合にのみ `true` にしてください。
+
+```shell
+docker exec doris-njet curl --max-time 10 -i \
+ -H 'Content-Type: application/json' \
+ -d '{
+ "interval":"5s",
+ "jitter":"1s",
+ "timeout":"5s",
+ "passes":1,
+ "fails":1,
+ "sql":{
+ "select":"select 1",
+ "useSsl":false,
+ "user":"njet_health",
+ "password":"<replace-with-password>",
+ "db":"health_check_db"
+ }
+ }' \
+ http://127.0.0.1:8081/api/v1/hc/smysql/mysqld
+```
+
+設定に成功すると、HTTP 200 と `{"code":0,"msg":"success"}` が返されます。その後のチェックでは、各 FE に対して認証を行い、設定したデータベースを選択して `select 1` を実行します。
+
+| フィールド | 必須条件 / デフォルト | 説明 |
+| --- | --- | --- |
+| `interval`, `jitter`, `timeout` | この例では明示的に設定 | チェック間隔、タイマーのジッター、タイムアウト。期間として指定する。 |
+| `passes`, `fails` | この例では明示的に設定 | ヘルス状態を変更するために必要な連続成功回数と連続失敗回数。 |
+| `port` | 省略可能。デフォルトはアップストリームサーバーのポート | チェックに使用するポートを上書きする。 |
+| `sql.select` | 明示的に設定 | FE の検証に使用する SQL 文。 |
+| `sql.useSsl` | 省略可能。NJet のデフォルトは `true` | FE の待ち受けポートの TLS 設定と一致させる必要がある。 |
+| `sql.user`, `sql.password` | Doris アカウント用に設定 | ヘルスチェッカーが使用する認証情報。 |
+| `sql.db` | 必須。空文字列は不可 | ヘルスチェッカーが選択する既存のデータベース。 |
+
+API がタイムアウトする場合は、ヘルパーのパスとデータプレーンの `http` ブロックを確認してください。ヘルスチェックが失敗する場合は、データベース、認証情報、ネットワーク接続、TLS 設定を確認してください。設定リクエストが成功しただけでは、FE が正常であることは確認できません。詳細については、[OpenNJet のソースコードとドキュメント](https://github.com/OpenNJet/OpenNJet)および[JSON 設定形式](https://njet.org.cn/cases/njet_support_json/)を参照してください。
+
+## クライアント IP の転送(Proxy Protocol) {#client-ip-forwarding-proxy-protocol}
<!-- Knowledge type: Configuration parameter / Operational procedure -->
<!-- Applicable scenario: Allow lists / Audit / Access control -->
-通常、クライアントがプロキシサービス経由でバックエンドの Doris に接続すると、クライアントの IP 情報が失われ、Doris サーバーはプロキシサーバーの IP アドレスしか取得できません。
+多くの場合、クライアントがプロキシサービス経由でバックエンドの Doris に接続すると、クライアント IP の情報が失われ、Doris サーバーからはプロキシサーバーの IP アドレスしか取得できません。
-Doris はバージョン 2.1.1 以降、[Proxy Protocol](https://www.haproxy.org/download/1.8/doc/proxy-protocol.txt) をサポートしています。このプロトコルにより、負荷分散を経由した後でも Doris は実際のクライアント IP を取得でき、許可リストや監査など、クライアント IP に基づくアクセス制御が可能になります。
+Doris はバージョン 2.1.1 以降、[Proxy Protocol](https://www.haproxy.org/download/1.8/doc/proxy-protocol.txt) に対応しています。このプロトコルを使うと、ロードバランシングを行った後でも Doris が実際のクライアント IP を取得できるため、許可リストや監査など、クライアント IP に基づくアクセス制御が可能になります。
-以下では、Doris、Nginx、HAProxy で Proxy Protocol を有効にする方法を説明します。
+以下のセクションでは、Doris、Nginx、HAProxy で Proxy Protocol を有効にする方法を説明します。
-### Doris で Proxy Protocol を有効にする
+### Doris で Proxy Protocol を有効にする {#enable-proxy-protocol-in-doris}
FE の `fe.conf` に次の設定を追加します。
@@ -623,15 +808,15 @@ enable_proxy_protocol = true
:::note
-1. Proxy Protocol V1 のみをサポートします。
-2. この機能が適用されるのは MySQL プロトコルのポートだけです。HTTP や ADBC など、ほかのプロトコルのポートには対応せず、影響も与えません。
-3. Doris 3.1 より前では、この機能を有効にするとすべての接続で Proxy Protocol を使用する必要があり、使用しない接続は失敗します。バージョン 3.1 以降では、Proxy Protocol を有効にした後も標準の MySQL 接続プロトコルを使用できます。
+1. 対応しているのは Proxy Protocol V1 のみです。
+2. この機能が適用されるのは MySQL プロトコルのポートのみです。HTTP や ADBC など、ほかのプロトコルのポートには対応せず、影響も与えません。
+3. Doris 3.1 より前のバージョンでは、有効にするとすべての接続で Proxy Protocol を使用する必要があり、使用しない接続は失敗します。バージョン 3.1 以降は、Proxy Protocol を有効にしても標準の MySQL 接続プロトコルを使用できます。
:::
-### Nginx で Proxy Protocol を有効にする
+### Nginx で Proxy Protocol を有効にする {#enable-proxy-protocol-in-nginx}
-`proxy_protocol on;` を設定ファイルの `server` セクションに追加します。
+設定ファイルの `server` セクションに `proxy_protocol on;` を追加します。
```text
events {
@@ -656,9 +841,9 @@ stream {
}
```
-### HAProxy で Proxy Protocol を有効にする
+### HAProxy で Proxy Protocol を有効にする {#enable-proxy-protocol-in-haproxy}
-`backend` セクション(`haproxy.cfg` 内)で、`send-proxy` パラメーターを各 `server` 行に追加します。
+`haproxy.cfg` の `backend` セクションで、各 `server` 行に `send-proxy` パラメータを追加します。
```text
backend forward-fe
@@ -669,7 +854,7 @@ backend forward-fe
server fe-3 192.168.1.103:9030 weight 1 check inter 3000 rise 2 fall 3 send-proxy
```
-### IP 転送の確認
+### IP 転送の確認 {#verify-ip-forwarding}
1. プロキシ経由で Doris に接続します。
@@ -689,36 +874,36 @@ backend forward-fe
1 row in set (0.00 sec)
```
-3. `Host` 列に実際のクライアント IP が表示されれば、転送は成功しています。表示されない場合は、プロキシサービスの IP だけが見えます。
+3. `Host` 列に実際のクライアント IP が表示されていれば、確認は成功です。そうでなければ、プロキシサービスの IP しか見えていません。
実際のクライアント IP は `fe.audit.log` にも記録されます。
-## よくある質問(FAQ)
+## よくある質問 {#faq}
-### Q: プロキシのポートへの接続時に `Connection refused` と表示される場合は?
+### Q: プロキシポート経由で接続すると `Connection refused` と表示されるのはなぜですか? {#q-connecting-through-the-proxy-port-reports-connection-refused}
-プロキシサービスが起動していないか、待ち受けポートが設定と一致していません。プロキシプロセスが動作していることを確認し、`netstat -lnatp` で待ち受けポートを確認してください。
+プロキシサービスが起動していないか、待ち受けポートが設定と一致していません。プロキシプロセスが稼働していることを確認し、`netstat -lnatp` を使って待ち受けポートを確認してください。
-### Q: 接続は成功するものの、ときどきタイムアウトする場合は?
+### Q: 接続は成功するものの、ときどきタイムアウトするのはなぜですか? {#q-connections-succeed-but-occasionally-time-out}
-バックエンド FE ノードに異常があるか、プロキシのタイムアウトが短すぎる可能性があります。`proxy_timeout` / `timeout server` の設定を確認し、ヘルスチェックログでバックエンドノードの状態を確認してください。
+バックエンドの FE ノードに問題があるか、プロキシのタイムアウトが短すぎます。`proxy_timeout` / `timeout server` の設定を確認し、ヘルスチェックログでバックエンドノードの状態を確認してください。
-### Q: Nginx の起動時に `unknown directive "stream"` と表示される場合は?
+### Q: Nginx が `unknown directive "stream"` というエラーで起動しないのはなぜですか? {#q-nginx-fails-to-start-with-unknown-directive-stream}
コンパイル時に stream モジュールが有効になっていません。`--with-stream` オプションを指定して Nginx を再コンパイルしてください。
-### Q: 再起動後も ProxySQL の `proxysql.cnf` の変更が反映されない場合は?
+### Q: ProxySQL の `proxysql.cnf` を変更して再起動しても反映されないのはなぜですか? {#q-proxysql-changes-to-proxysqlcnf-do-not-take-effect-after-restart}
-`proxysql.db` がすでに存在しており、設定ファイルは初回起動時にしか読み込まれません。`/var/lib/proxysql/proxysql.db` を削除してからサービスを再起動してください。
+`proxysql.db` がすでに存在し、設定ファイルは初回起動時にしか読み込まれません。`/var/lib/proxysql/proxysql.db` を削除してから、サービスを再起動してください。
-### Q: ProxySQL の `mysql_servers` に追加すると `UNIQUE constraint failed` と表示される場合は?
+### Q: ProxySQL の `mysql_servers` への追加時に `UNIQUE constraint failed` と表示されるのはなぜですか? {#q-inserting-into-mysql_servers-in-proxysql-reports-unique-constraint-failed}
-同じ `hostgroup_id` + `hostname` + `port` のレコードがテーブルにすでに存在します。テーブルを空にするか、既存のレコードを削除してから追加してください。
+同じ `hostgroup_id` + `hostname` + `port` を持つレコードがテーブルにすでに存在します。テーブルを空にするか、既存のレコードを削除してから追加してください。
-### Q: Proxy Protocol を有効にするとクライアントが接続できなくなる場合は(バージョン 3.1 より前)?
+### Q: Proxy Protocol を有効にした後、クライアントが接続できないのはなぜですか(3.1 より前のバージョン)? {#q-clients-fail-to-connect-after-enabling-proxy-protocol-versions-before-31}
-この Doris バージョンではすべての接続に Proxy Protocol が必要で、標準の MySQL クライアントはそのままでは接続できません。バージョン 3.1 以降にアップグレードするか、必ず Proxy Protocol 対応のプロキシ経由で接続してください。
+この Doris バージョンでは、すべての接続で Proxy Protocol を使用する必要があり、標準の MySQL クライアントは対応していません。バージョン 3.1 以降にアップグレードするか、常に Proxy Protocol に対応したプロキシ経由で接続してください。
-### Q: `show processlist` にプロキシの IP が表示され続ける場合は?
+### Q: `show processlist` に引き続きプロキシの IP が表示されるのはなぜですか? {#q-show-processlist-still-shows-the-proxy-ip}
-Doris で `enable_proxy_protocol` が有効になっていないか、プロキシ側で `proxy_protocol on` / `send-proxy` が設定されていません。FE の設定と、プロキシ側の Proxy Protocol の設定を確認してください。
+Doris で `enable_proxy_protocol` が有効になっていないか、プロキシ側に `proxy_protocol on` / `send-proxy` が設定されていません。FE の設定と、プロキシ側の Proxy Protocol の有効化設定を確認してください。
diff --git a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/cluster-management/upgrade.md b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/cluster-management/upgrade.md
index bab6619855a..31a1dd50b53 100644
--- a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/cluster-management/upgrade.md
+++ b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/cluster-management/upgrade.md
@@ -2,17 +2,17 @@
{
"title": "クラスターのアップグレード",
"language": "ja",
- "description": "Apache Doris クラスターのローリングアップグレードガイド。バージョン互換性のルール、メタデータ互換性テスト、BE/FE ノードのアップグレード手順、よくある問題への対処方法を説明します。",
+ "description": "Apache Doris クラスターのローリングアップグレードガイド。バージョン互換性のルール、メタデータ互換性テスト、BE/FE ノードのアップグレード手順、一般的なトラブルシューティングについて説明します。",
"keywords": [
- "Doris アップグレード",
- "Doris ローリングアップグレード",
+ "Doris のアップグレード",
+ "Doris のローリングアップグレード",
"Doris クラスターのアップグレード",
- "FE アップグレード",
- "BE アップグレード",
+ "FE のアップグレード",
+ "BE のアップグレード",
"メタデータ互換性テスト",
"metadata_failure_recovery",
"disable_balance",
- "レプリカの修復とバランス調整",
+ "レプリカの修復とバランシング",
"Doris のバージョン番号",
"バージョンをまたぐアップグレード",
"カナリアアップグレード"
@@ -20,97 +20,97 @@
}
---
-Apache Doris は、FE ノードと BE ノードのバイナリを順次置き換えるローリングアップグレードに対応しています。これにより、停止時間を最小限に抑え、アップグレード中もクラスターを利用できます。このドキュメントはクラスター管理者向けに、バージョン互換性のルール、メタデータ互換性テストの手順、詳細なアップグレード手順を説明します。
+Apache Doris は、FE ノードと BE ノードのバイナリを順次置き換えるローリングアップグレードをサポートしています。これにより、ダウンタイムを最小限に抑え、アップグレード中もクラスターの可用性を維持できます。このドキュメントはクラスター管理者を対象とし、バージョン互換性のルール、メタデータ互換性のテスト手順、詳細なアップグレード手順を説明します。
<!-- Knowledge type: Procedure -->
<!-- Applicable scenarios: Cluster upgrade / Version iteration / Rolling upgrade -->
-## 適用できるケース
+## 適用シナリオ {#applicable-scenarios}
-| ケース | 適用可否 | 備考 |
+| シナリオ | 適用可否 | 備考 |
| --- | --- | --- |
-| 同じマイナーバージョン内でのパッチバージョンのアップグレード(例: 2.1.3 から 2.1.7) | 可 | ローリングアップグレードを直接実施できます |
-| マイナーバージョンをまたぐアップグレード(例: 3.0 から 3.3) | 可(段階的に実施) | 3.0 から 3.1、3.1 から 3.2、3.2 から 3.3 の順にアップグレードします |
-| メジャーバージョンのアップグレード(例: 2.x から 3.x) | 可(段階的に実施) | メジャーバージョンを直接またぐアップグレードは推奨しません。マイナーバージョンを一つずつ進めます |
-| FE が単一ノードのクラスターのアップグレード | 可(互換性テスト後) | 先に 3 FE の高可用性構成に拡張するか、アップグレード前にメタデータ互換性テストを実施します |
-| メタデータに互換性がない可能性があるバージョン間のアップグレード | 可(互換性テスト後) | アップグレード前にメタデータの互換性を確認する必要があります |
+| 同じマイナーバージョン内でのパッチバージョンのアップグレード(例:2.1.3 から 2.1.7) | 可 | ローリングアップグレードを直接実施できます |
+| マイナーバージョンをまたぐアップグレード(例:3.0 から 3.3) | 可、段階的に実施 | 3.0 から 3.1、3.1 から 3.2、3.2 から 3.3 の順にアップグレードします |
+| メジャーバージョンのアップグレード(例:2.x から 3.x) | 可、段階的に実施 | メジャーバージョンをまたいで直接アップグレードすることは推奨しません。マイナーバージョンごとに順次アップグレードします |
+| FE が 1 台のクラスターのアップグレード | 可、互換性テスト後 | 先に FE 3 台の高可用性構成に拡張するか、アップグレード前にメタデータ互換性テストを実施します |
+| メタデータに互換性がない可能性のあるバージョン間のアップグレード | 可、互換性テスト後 | アップグレード前にメタデータの互換性を確認する必要があります |
-## 前提条件
+## 前提条件 {#prerequisites}
-アップグレード前に、以下を確認してください。
+アップグレードを実施する前に、以下を確認してください。
-- 対象バージョンのリリースノートを読み、バージョン間の動作変更と互換性を理解していること。
-- データが 3 レプリカで保存されており、アップグレードの失敗によってデータが失われないこと。
-- クライアントのタスクに再試行の仕組みがあること(後述の「アップグレード時の注意事項」を参照)。
-- メタデータ互換性テストに使用できる開発マシンまたは BE ノードがあること。
+- 対象バージョンのリリースノートを読み、バージョン間の動作の変更点と互換性を理解していること。
+- アップグレードに失敗してもデータが失われないよう、データを 3 レプリカで保存していること。
+- クライアント側のタスクにリトライ処理が実装されていること(後述の「アップグレード時の注意事項」を参照)。
+- メタデータ互換性テストに使用できる開発用マシンまたは BE ノードがあること。
- 対象バージョンのインストールパッケージをダウンロードして展開済みであること(以下の手順では、`${DORIS_NEW_HOME}` は新バージョンのルートディレクトリ、`${DORIS_OLD_HOME}` は本番環境で稼働中の旧バージョンのルートディレクトリを指します)。
-## バージョンの互換性
+## バージョンの互換性 {#version-compatibility}
-Doris のバージョン番号は三つの数字で構成されます。最初の数字はメジャーマイルストーンバージョン、二番目は機能バージョン、三番目はバグ修正バージョンです。三番目の数字が変わるバージョンでは新機能はリリースされません。Doris 2.1.3 を例に示します。
+Doris のバージョン番号は 3 つの数字で構成されます。最初の数字はメジャーマイルストーンバージョン、2 番目は機能バージョン、3 番目はバグ修正バージョンを表します。3 番目の数字が変わるバージョンでは、新機能はリリースされません。Doris 2.1.3 を例に説明します。
| 位置 | 値の例 | 意味 |
| --- | --- | --- |
| 最初の数字 | 2 | 2 番目のマイルストーンバージョン |
-| 二番目の数字 | 1 | そのマイルストーンに属する機能バージョン |
-| 三番目の数字 | 3 | その機能バージョンに属する 3 番目のバグ修正バージョン |
+| 2 番目の数字 | 1 | そのマイルストーンに属する機能バージョン |
+| 3 番目の数字 | 3 | その機能バージョンに属する 3 番目のバグ修正バージョン |
-アップグレード時は、次のルールに従ってください。
+アップグレード時は、以下のルールに従ってください。
-| アップグレードの種類 | バージョンをまたぐアップグレード | 推奨される経路 |
+| アップグレードの種類 | バージョンを飛ばしたアップグレード | 推奨経路 |
| --- | --- | --- |
-| 三番目の数字が変わるバージョン(二番目の数字は同じ) | サポート | 直接アップグレードします。例: 2.1.3 から 2.1.7 |
-| 二番目の数字が変わるバージョン | 飛び越しは非推奨 | 二番目の数字を一つずつ進めます。例: 3.0 から 3.1、3.2、3.3 |
-| 最初の数字が変わるバージョン | 飛び越しは非推奨 | まず同じメジャーバージョン内で最新のマイナーバージョンにアップグレードし、その後メジャーバージョンをまたいでアップグレードします |
+| 3 番目の数字が変わるバージョン(2 番目の数字は同じ) | サポート対象 | 直接アップグレードします。例:2.1.3 から 2.1.7 |
+| 2 番目の数字が変わるバージョン | バージョンを飛ばすことは非推奨 | 2 番目の数字が示すバージョンごとにアップグレードします。例:3.0 から 3.1、3.2、3.3 の順 |
+| 最初の数字が変わるバージョン | バージョンを飛ばすことは非推奨 | まず同じメジャーバージョン内で最新のマイナーバージョンにアップグレードし、その後メジャーバージョンをまたいでアップグレードします |
-バージョンの詳細については、[バージョン番号のルール](https://doris.apache.org/community/release-and-verify/release-versioning)を参照してください。
+バージョンの詳細については、[バージョニングルール](https://doris.apache.org/community/release-and-verify/release-versioning)を参照してください。
-## アップグレード時の注意事項
+## アップグレード時の注意事項 {#upgrade-considerations}
<!-- Knowledge type: Pre-operation check -->
<!-- Applicable scenarios: Pre-upgrade preparation -->
-アップグレード前に、次の三点に注意してください。
+アップグレード前に、以下の 3 点に注意してください。
| 注意事項 | 対応方法 |
| --- | --- |
-| バージョン間の動作変更 | アップグレード前に対象バージョンのリリースノートを読み、互換性のない動作変更がないか確認します |
-| クライアントタスクの再試行 | アップグレード中はノードを順次再起動するため、Stream Load とクエリのタスクには再試行の仕組みが必要です。Routine Load、Flink Doris Connector、Spark Doris Connector には再試行機能が組み込まれているため、追加の対応は不要です |
-| レプリカの修復とバランス調整 | アップグレード前にレプリカの修復とバランス調整を無効にする必要があります。アップグレードの成否にかかわらず、完了後には再び有効にする必要があります |
+| バージョン間の動作の変更 | アップグレード前に対象バージョンのリリースノートを読み、互換性のない動作変更がないか確認します |
+| クライアントタスクのリトライ | アップグレード中はノードを順次再起動するため、Stream Load とクエリタスクにリトライ処理を追加する必要があります。Routine Load、Flink Doris Connector、Spark Doris Connector にはリトライ処理が組み込まれているため、追加の対応は不要です |
+| レプリカの修復とバランシング | アップグレード前にレプリカの修復とバランシングを無効にする必要があります。アップグレードの成否にかかわらず、作業完了後には再び有効にする必要があります |
:::caution 注意
-Doris のアップグレードでは、FE ディレクトリ内の `/bin` と `/lib`、および BE ディレクトリ内の `/bin` と `/lib` を置き換えるだけで済みます。
+Doris のアップグレードでは、FE ディレクトリ直下の `/bin` と `/lib`、および BE ディレクトリ直下の `/bin` と `/lib` を置き換えるだけで済みます。
バージョン 2.0.2 以降では、FE と BE の両方のデプロイ先に `custom_lib/` ディレクトリが追加されています(存在しない場合は手動で作成してください)。このディレクトリには、ユーザー定義のサードパーティー製 jar ファイル(`hadoop-lzo-*.jar` や `orai18n.jar` など)を保存します。アップグレード時にこのディレクトリを置き換える必要はありません。
:::
-## メタデータ互換性テスト
+## メタデータ互換性テスト {#metadata-compatibility-test}
<!-- Knowledge type: Procedure -->
<!-- Applicable scenarios: Pre-upgrade verification / Metadata compatibility -->
-メタデータ互換性テストでは、新バージョンが既存のメタデータを正しく読み込めるかアップグレード前に確認します。これにより、アップグレード失敗によるデータ損失を防ぎます。毎回のアップグレード前にこのテストを実施することを推奨します。
+メタデータ互換性テストでは、新バージョンが既存のメタデータを正しく読み込めるかをアップグレード前に確認します。これにより、アップグレードの失敗によるデータ損失を防ぎます。アップグレードのたびに、このテストを実施することを推奨します。
:::caution 注意
-本番環境では、3 ノード以上の FE による高可用性構成を推奨します。FE が 1 ノードのみの場合は、アップグレード前にメタデータ互換性テストを必ず実施してください。メタデータの互換性は重要です。メタデータの非互換性によってアップグレードが失敗すると、データが失われる可能性があります。
+本番環境では、FE ノードを 3 台以上配置した高可用性構成を推奨します。FE ノードが 1 台しかない場合は、アップグレード前にメタデータ互換性テストを必ず実施してください。メタデータの互換性は重要です。互換性がないためにアップグレードに失敗すると、データが失われる可能性があります。
次の点にも注意してください。
-- メタデータ互換性テストは開発マシンまたは BE ノードで実施し、FE ノードでの実施を避けることを推奨します。
-- FE ノードでしかテストできない場合は、Master 以外のノードを選び、先にそのノードの元の FE プロセスを停止してください。
+- メタデータ互換性テストは開発用マシンまたは BE ノードで実施し、FE ノードでの実施は避けることを推奨します。
+- FE ノードでしかテストを実施できない場合は、Master 以外のノードを選び、先にそのノードで稼働中の FE プロセスを停止してください。
:::
-### 1. メタデータをバックアップする
+### 1. メタデータをバックアップする {#1-back-up-metadata}
アップグレードを開始する前に、Master FE ノードのメタデータをバックアップします。
-Master FE ノードは `IsMaster` 列を `show frontends` で確認して特定できます。FE プロセスを停止せずに、稼働中の FE メタデータをバックアップできます。デフォルトでは FE メタデータは `fe/doris-meta` ディレクトリに保存されています。メタデータディレクトリは `meta_dir` パラメータを `fe.conf` で確認することもできます。
+Master FE ノードは、`show frontends` の `IsMaster` 列で確認できます。FE プロセスを停止せずに、稼働中の FE メタデータをバックアップできます。デフォルトでは、FE メタデータは `fe/doris-meta` ディレクトリに保存されます。メタデータディレクトリは、`fe.conf` の `meta_dir` パラメーターでも確認できます。
-### 2. テスト用の FE 設定ファイルを変更する
+### 2. テスト用の FE 設定ファイルを変更する {#2-modify-the-fe-configuration-file-for-testing}
テスト環境の `fe.conf` を編集します。
@@ -118,7 +118,7 @@ Master FE ノードは `IsMaster` 列を `show frontends` で確認して特定
vi ${DORIS_NEW_HOME}/conf/fe.conf
```
-すべてのポートを本番環境とは異なる値に設定し、`clusterId` パラメータも変更します。
+すべてのポートを本番環境とは異なる値に設定し、`clusterId` パラメーターも変更します。
```text
...
@@ -134,18 +134,18 @@ clusterId=<a_new_clusterID, such as 123456>
...
```
-テスト環境で使用するポートの例を示します。
+テスト環境で使用するポートの例を次に示します。
-| パラメータ | 値の例 | 説明 |
+| パラメーター | 値の例 | 説明 |
| --- | --- | --- |
-| `http_port` | 18030 | FE の HTTP サービスポート |
+| `http_port` | 18030 | FE HTTP サービスのポート |
| `rpc_port` | 19020 | FE Thrift Server のポート |
-| `query_port` | 19030 | FE の MySQL プロトコル用クエリポート |
+| `query_port` | 19030 | FE MySQL プロトコルのクエリポート |
| `arrow_flight_sql_port` | 19040 | Arrow Flight SQL のポート |
-| `edit_log_port` | 19010 | FE の BDBJE 通信ポート |
-| `clusterId` | 123456 | テストクラスターの ID。本番環境とは異なる値にします |
+| `edit_log_port` | 19010 | FE BDBJE 通信のポート |
+| `clusterId` | 123456 | テストクラスターの ID。本番環境とは異なる値にする必要があります |
-### 3. Master FE のメタデータをコピーする
+### 3. Master FE のメタデータをコピーする {#3-copy-the-master-fe-metadata}
バックアップした Master FE のメタデータを、新しい互換性テスト環境にコピーします。
@@ -153,57 +153,57 @@ clusterId=<a_new_clusterID, such as 123456>
cp ${DORIS_OLD_HOME}/fe/doris-meta/* ${DORIS_NEW_HOME}/fe/doris-meta
```
-### 4. メタデータの VERSION ファイル内の cluster\_id を変更する
+### 4. メタデータの VERSION ファイル内の cluster\_id を変更する {#4-modify-the-cluster_id-in-the-metadata-version-file}
-`cluster_id` を、コピーしたメタデータディレクトリ内の `VERSION` ファイルで新しいクラスター ID に変更します。例えば、上記の例と同じ 123456 にします。
+コピーしたメタデータディレクトリ内の `VERSION` ファイルで、`cluster_id` を新しいクラスター ID に変更します。上記の例では 123456 です。
```shell
vi ${DORIS_NEW_HOME}/fe/doris-meta/image/VERSION
clusterId=123456
```
-### 5. テスト環境で FE プロセスを起動する
+### 5. テスト環境で FE プロセスを起動する {#5-start-the-fe-process-in-the-test-environment}
```shell
sh ${DORIS_NEW_HOME}/bin/start_fe.sh --daemon --metadata_failure_recovery
```
-バージョン 2.0.2 より前の場合は、`metadata_failure_recovery=true` を先に `fe.conf` に追加してから FE プロセスを起動します。
+バージョン 2.0.2 より前では、先に `fe.conf` に `metadata_failure_recovery=true` を追加してから、FE プロセスを起動します。
```shell
echo "metadata_failure_recovery=true" >> ${DORIS_NEW_HOME}/conf/fe.conf
sh ${DORIS_NEW_HOME}/bin/start_fe.sh --daemon
```
-### 6. FE が正常に起動したことを確認する
+### 6. FE が正常に起動したことを確認する {#6-verify-that-the-fe-started-successfully}
-上記の例の `query_port` 19030 を使用し、MySQL クライアントからテスト用 FE に接続します。
+MySQL クライアントからテスト用 FE に接続します。上記の例では `query_port` の 19030 を使用します。
```shell
mysql -uroot -P19030 -h127.0.0.1
```
-接続できれば、新バージョンは現在のメタデータを正しく読み込めており、メタデータ互換性テストは合格です。
+接続に成功すれば、新バージョンが現在のメタデータを正しく読み込めており、メタデータ互換性テストは合格です。
-## アップグレードの流れ
+## アップグレードの全体的な流れ {#upgrade-flow-overview}
-アップグレード全体の流れは次のとおりです。手順は必ずこの順序で実行してください。
+アップグレードの全手順は次のとおりです。必ずこの順序で実施してください。
-1. レプリカの修復とバランス調整を無効にする。
-2. BE ノードをアップグレードする(複数レプリカのクラスターではカナリアアップグレードが可能)。
-3. FE ノードをアップグレードする(Observer/Follower ノードを先に、Master を最後にアップグレード)。
-4. レプリカの修復とバランス調整を再び有効にする。
+1. レプリカの修復とバランシングを無効にします。
+2. BE ノードをアップグレードします(複数レプリカのクラスターではカナリアアップグレードを実施できます)。
+3. FE ノードをアップグレードします(Observer/Follower ノードを先に、Master を最後にアップグレードします)。
+4. レプリカの修復とバランシングを再び有効にします。
-基本原則は**BE を先に、FE を後にアップグレードする**ことです。FE のアップグレードでは、**Observer FE ノードと Follower FE ノードを先にアップグレードし、Master FE ノードを最後にアップグレードします**。
+基本方針は、**BE を先に、FE を後にアップグレードする**ことです。FE のアップグレードでは、**Observer FE ノードと Follower FE ノードを先に、Master FE ノードを最後にアップグレードします**。
-## アップグレード手順
+## アップグレード手順 {#upgrade-steps}
-### ステップ 1: レプリカの修復とバランス調整を無効にする
+### ステップ 1:レプリカの修復とバランシングを無効にする {#step-1-disable-replica-repair-and-balance}
<!-- Knowledge type: Procedure -->
<!-- Applicable scenarios: Pre-upgrade preparation -->
-アップグレード中のノード再起動によって、不要なクラスターのバランス調整やレプリカの修復が発生する場合があります。まず、次の三つの設定を無効にします。
+アップグレード中はノードが再起動されるため、不要なクラスターのバランシングやレプリカの修復が発生する可能性があります。まず、以下の 3 つの設定を無効にします。
```sql
admin set frontend config("disable_balance" = "true");
@@ -215,50 +215,50 @@ admin set frontend config("disable_tablet_scheduler" = "true");
| 設定 | アップグレード前の値 | 効果 |
| --- | --- | --- |
-| `disable_balance` | `true` | レプリカのバランス調整を無効にし、ノード再起動によってレプリカが移動するのを防ぎます |
-| `disable_colocate_balance` | `true` | Colocate Join テーブルのレプリカのバランス調整を無効にします |
+| `disable_balance` | `true` | レプリカのバランシングを無効にし、ノード再起動に伴うレプリカの移行を防ぎます |
+| `disable_colocate_balance` | `true` | Colocate Join テーブルのレプリカのバランシングを無効にします |
| `disable_tablet_scheduler` | `true` | タブレットのスケジューリングを無効にし、レプリカの修復を防ぎます |
-### ステップ 2: BE ノードをアップグレードする
+### ステップ 2:BE ノードをアップグレードする {#step-2-upgrade-be-nodes}
<!-- Knowledge type: Procedure -->
<!-- Applicable scenarios: BE rolling upgrade -->
:::info 注意
-データの安全性を確保するため、データを 3 レプリカで保存し、アップグレード中の操作ミスや失敗によるデータ損失を防いでください。
+データの安全性を確保するため、アップグレード時の操作ミスや障害によるデータ損失を避けられるよう、データを 3 レプリカで保存してください。
:::
-複数レプリカのクラスターでは、一台の BE ノードを選んでカナリアアップグレードを実施できます。検証後、残りのノードを一台ずつアップグレードします。
+複数レプリカのクラスターでは、BE ノードを 1 台選んでカナリアアップグレードを実施できます。その結果を確認してから、残りのノードを 1 台ずつアップグレードします。
-#### 2.1 アップグレード対象の BE ノードを停止する
+#### 2.1 アップグレード対象の BE ノードを停止する {#21-stop-the-be-node-to-be-upgraded}
```shell
sh ${DORIS_OLD_HOME}/be/bin/stop_be.sh
```
-#### 2.2 既存の `/bin` と `/lib` ディレクトリをバックアップする
+#### 2.2 既存の `/bin` ディレクトリと `/lib` ディレクトリをバックアップする {#22-back-up-the-existing-bin-and-lib-directories}
```shell
mv ${DORIS_OLD_HOME}/be/bin ${DORIS_OLD_HOME}/be/bin_back
mv ${DORIS_OLD_HOME}/be/lib ${DORIS_OLD_HOME}/be/lib_back
```
-#### 2.3 新バージョンの `/bin` と `/lib` ディレクトリをコピーする
+#### 2.3 新バージョンの `/bin` ディレクトリと `/lib` ディレクトリをコピーする {#23-copy-the-new-versions-bin-and-lib-directories}
```shell
cp -r ${DORIS_NEW_HOME}/be/bin ${DORIS_OLD_HOME}/be/bin
cp -r ${DORIS_NEW_HOME}/be/lib ${DORIS_OLD_HOME}/be/lib
```
-#### 2.4 BE ノードを起動する
+#### 2.4 BE ノードを起動する {#24-start-the-be-node}
```shell
sh ${DORIS_OLD_HOME}/be/bin/start_be.sh --daemon
```
-#### 2.5 アップグレードを確認する
+#### 2.5 アップグレードを確認する {#25-verify-the-upgrade}
クラスターに接続し、ノード情報を確認します。
@@ -266,24 +266,24 @@ sh ${DORIS_OLD_HOME}/be/bin/start_be.sh --daemon
show backends\G
```
-BE ノードの `Alive` が `true` で、`Version` が新バージョンであれば、そのノードのアップグレードは成功です。確認後、残りの BE ノードも同じ方法で一台ずつアップグレードします。
+BE ノードの `Alive` が `true` で、`Version` の値が新バージョンであれば、そのノードのアップグレードは成功です。確認後、残りの BE ノードも同じ方法で 1 台ずつアップグレードします。
-### ステップ 3: FE ノードをアップグレードする
+### ステップ 3:FE ノードをアップグレードする {#step-3-upgrade-fe-nodes}
<!-- Knowledge type: Procedure -->
<!-- Applicable scenarios: FE rolling upgrade -->
-FE ノードが複数ある場合は、Master 以外のノード(Observer または Follower)を先にアップグレードし、ほかのノードがすべて完了してから Master ノードを最後にアップグレードします。
+FE ノードが複数ある場合は、Master 以外のノード(Observer または Follower)を先にアップグレードします。ほかのノードがすべて完了してから、Master ノードを最後にアップグレードします。
-#### 3.1 アップグレード対象の FE ノードを停止する
+#### 3.1 アップグレード対象の FE ノードを停止する {#31-stop-the-fe-node-to-be-upgraded}
```shell
sh ${DORIS_OLD_HOME}/fe/bin/stop_fe.sh
```
-#### 3.2 既存のディレクトリをバックアップする
+#### 3.2 既存のディレクトリをバックアップする {#32-back-up-the-existing-directories}
-`/bin`、`/lib`、`/mysql_ssl_default_certificate` の三つのディレクトリをバックアップします。
+`/bin`、`/lib`、`/mysql_ssl_default_certificate` の 3 つのディレクトリをバックアップします。
```shell
mv ${DORIS_OLD_HOME}/fe/bin ${DORIS_OLD_HOME}/fe/bin_back
@@ -291,7 +291,7 @@ mv ${DORIS_OLD_HOME}/fe/lib ${DORIS_OLD_HOME}/fe/lib_back
mv ${DORIS_OLD_HOME}/fe/mysql_ssl_default_certificate ${DORIS_OLD_HOME}/fe/mysql_ssl_default_certificate_back
```
-#### 3.3 新バージョンのディレクトリをコピーする
+#### 3.3 新バージョンのディレクトリをコピーする {#33-copy-the-new-versions-directories}
```shell
cp -r ${DORIS_NEW_HOME}/fe/bin ${DORIS_OLD_HOME}/fe/bin
@@ -299,13 +299,13 @@ cp -r ${DORIS_NEW_HOME}/fe/lib ${DORIS_OLD_HOME}/fe/lib
cp -r ${DORIS_NEW_HOME}/fe/mysql_ssl_default_certificate ${DORIS_OLD_HOME}/fe/mysql_ssl_default_certificate
```
-#### 3.4 FE ノードを起動する
+#### 3.4 FE ノードを起動する {#34-start-the-fe-node}
```shell
sh ${DORIS_OLD_HOME}/fe/bin/start_fe.sh --daemon
```
-#### 3.5 アップグレードを確認する
+#### 3.5 アップグレードを確認する {#35-verify-the-upgrade}
クラスターに接続し、ノード情報を確認します。
@@ -313,18 +313,18 @@ sh ${DORIS_OLD_HOME}/fe/bin/start_fe.sh --daemon
show frontends\G
```
-FE ノードの `Alive` が `true` で、`Version` が新バージョンであれば、そのノードのアップグレードは成功です。
+FE ノードの `Alive` が `true` で、`Version` の値が新バージョンであれば、そのノードのアップグレードは成功です。
-#### 3.6 残りの FE ノードを一台ずつアップグレードする
+#### 3.6 残りの FE ノードを 1 台ずつアップグレードする {#36-upgrade-the-remaining-fe-nodes-one-by-one}
-Master 以外の FE ノードを同じ方法で一台ずつアップグレードし、**Master FE ノードを最後にアップグレードします**。
+Master 以外の残りの FE ノードを同じ方法で 1 台ずつアップグレードし、**Master FE ノードを最後にアップグレードします**。
-### ステップ 4: レプリカの修復とバランス調整を再び有効にする
+### ステップ 4:レプリカの修復とバランシングを再び有効にする {#step-4-re-enable-replica-repair-and-balance}
<!-- Knowledge type: Procedure -->
<!-- Applicable scenarios: Post-upgrade cleanup -->
-アップグレードが完了し、すべての BE ノードの `Alive` が true に戻ったら、クラスターのレプリカ修復とバランス調整を再び有効にします。
+アップグレードが完了し、すべての BE ノードの `Alive` が true に戻ったら、クラスターのレプリカの修復とバランシングを再び有効にします。
```sql
admin set frontend config("disable_balance" = "false");
@@ -332,140 +332,205 @@ admin set frontend config("disable_colocate_balance" = "false");
admin set frontend config("disable_tablet_scheduler" = "false");
```
-## バージョン別のアップグレード時の注意点
+## バージョン別のアップグレード時の注意点 {#per-version-upgrade-notes}
<!-- Knowledge type: Behavior description -->
<!-- Applicable scenarios: Cross-version upgrade / Confirming post-upgrade behavior changes -->
-このセクションでは、特定のバージョンへのアップグレード時に特に注意が必要な動作変更を記載します。変更点の全体については、このセクションに加えて、必ず対象バージョンのリリースノートを読んでください。
+このセクションでは、特定のバージョンにアップグレードする際に特に注意が必要な動作変更を記載します。変更点の完全な一覧については、このセクションに加えて、必ず対象バージョンのリリースノートを読んでください。
-### 3.x から 4.0 へのアップグレード時のセッション変数移行
+### 3.x から 4.0 へのアップグレード時のセッション変数の移行 {#session-variable-migration-when-upgrading-from-3x-to-40}
-FE は、内部変数 `variable_version` でセッション変数のデフォルト値の移行状況を追跡します。3.x から 4.0 にアップグレードするとき(`variable_version` が 400 未満の場合)、FE は次の変数の**グローバルデフォルト値**を自動的に調整します。
+FE は、内部変数 `variable_version` を使用して、セッション変数のデフォルト値の移行状況を管理します。3.x から 4.0 へのアップグレード時(`variable_version` が 400 未満の場合)、FE は以下の変数の**グローバルデフォルト値**を自動的に調整します。
| 変数 | 移行後のデフォルト値 | 説明 |
| --- | --- | --- |
-| `enable_ansi_query_organization_behavior` | `false` | 3.x のクエリ構成の動作を維持し、アップグレード後に意味が変わらないようにします |
-| `enable_new_type_coercion_behavior` | `false` | 3.x の型変換の動作を維持します |
+| `enable_ansi_query_organization_behavior` | `false` | 3.x のクエリ編成動作を維持し、アップグレード後に意味論が変わらないようにします |
+| `enable_new_type_coercion_behavior` | `false` | 3.x の型強制変換の動作を維持します |
| `enable_sql_cache` | `true` | SQL Cache を有効にします |
-| `enable_nereids_distribute_planner` | `true` | **バージョン 4.0.8 で追加された移行項目**です。以下を参照してください |
+| `enable_nereids_distribute_planner` | `true` | **バージョン 4.0.8 で追加された移行項目です**。以下を参照してください |
-移行は `variable_version` が 400 未満から 400 に引き上げられるときに一度だけ実行されます。それ以降にユーザーが明示的に設定した値が上書きされることはありません。
+この移行は、`variable_version` が 400 未満から 400 に引き上げられるときに 1 回だけ実行されます。その後、ユーザーが明示的に設定した値を上書きすることはありません。
-### 4.0.8 へのアップグレード
+### 4.0.8 へのアップグレード {#upgrading-to-408}
-:::caution Nereids 分散プランナーが有効になります
+:::caution Nereids distribute planner が有効になります
-バージョン 4.0.8 以降、3.x から 4.0 にアップグレードすると Nereids 分散プランナー(`enable_nereids_distribute_planner`)が有効になります。
+バージョン 4.0.8 以降では、3.x から 4.0 にアップグレードすると、Nereids distribute planner(`enable_nereids_distribute_planner`)が有効になります。
-4.0.8 より前は、クラスターのメタデータイメージに `enable_nereids_distribute_planner=false` が保存されていると、アップグレード後にその値がそのまま復元され、従来の分散プランナーが使われ続けました。バージョン 4.0.8 では、この変数が `variable_version=400` の移行に追加され、アップグレード後に新しい分散プランナーが一貫して有効になります。
+4.0.8 より前は、クラスターのメタデータイメージに `enable_nereids_distribute_planner=false` が保存されていた場合、アップグレード後もその値がそのまま復元され、従来の distribute planner が引き続き使用されていました。バージョン 4.0.8 では、この変数が `variable_version=400` の移行対象に追加され、アップグレード後に新しい distribute planner が一貫して有効になります。
-クエリプランの分散方法がアップグレード前と異なる場合は、`SET GLOBAL enable_nereids_distribute_planner = false;` で元に戻し、影響を受けたクエリを報告してください。
+アップグレード前後でクエリプランの分散方法が異なる場合は、`SET GLOBAL enable_nereids_distribute_planner = false;` で元に戻し、影響を受けたクエリを報告してください。
:::
-4.0.8 へのアップグレードでは、次の変更点にも注意が必要です。
+4.0.8 へのアップグレード時には、以下の変更点にも注意が必要です。
| 変更点 | 影響範囲 | 対応方法 |
| --- | --- | --- |
-| メモリ使用量が多いときに Compaction を一時停止しなくなります(BE 設定 `enable_compaction_pause_on_high_memory` のデフォルト値が `true` → `false` に変更) | すべてのデプロイモード | 以前の動作を維持するには `true` に戻します。[BE の設定](../config/be-config)を参照してください |
-| 自動バケット数の最小値が 1 から 3 に引き上げられます(FE 設定 `autobucket_min_buckets`) | `BUCKETS AUTO` で作成されたテーブル | 新しく作成されるパーティションのみが影響を受けます。[データのバケット分割](../../table-design/data-partitioning/data-bucketing)を参照してください |
-| BE の `_stream_load_forward` エンドポイントでは、設定の有効化とリクエストの認証が必要になります | 分離モードで Group Commit の BE 転送を利用するデプロイ | `enable_group_commit_streamload_be_forward=true` をすべての `be.conf` に設定し、ロードに使用するアカウントにグローバルな `LOAD` 権限があることを確認します。[Group Commit](../../data-operate/import/load-best-practices/group-commit-manual)を参照してください |
-| ノード管理 API にはグローバルな `ADMIN` 権限が必要になります | `/rest/v2/manager/node/{action}/{be\|fe\|broker}` を呼び出す自動化処理 | 呼び出し元に `ADMIN` アカウントによる認証を追加します。[Node Action](../open-api/fe-http/node-action)を参照してください |
-| Stream Load が、実際にリクエストを処理するコンピュートグループへのアカウントのアクセス権を検証します | 分離モードの Stream Load | ロードに使用するアカウントに該当するコンピュートグループへのアクセス権を付与します。[Stream Load](../../data-operate/import/import-way/stream-load-manual)を参照してください |
-| 分離モードでは、データサイズが一貫してリモートのサイズとして報告されます | `SHOW TABLETS` または `information_schema.partitions` から容量を計算するスクリプト | 代わりに `REMOTE_DATA_SIZE` を使用します。[partitions](../system-tables/information_schema/partitions)を参照してください |
-| Routine Load ジョブの機密性の高い Kafka プロパティは、クエリ結果で `******` にマスクされます | `SHOW ROUTINE LOAD` から認証情報を読み取るスクリプト | 元の値は設定管理システムから取得してください。[SHOW ROUTINE LOAD](../../sql-manual/sql-statements/data-modification/load-and-export/SHOW-ROUTINE-LOAD)を参照してください |
-| ウォームアップのタイムスタンプが `HH:mm:ss` から `yyyy-MM-dd HH:mm:ss` に変わります | ウォームアップジョブのステータスを解析するスクリプト | 時刻の解析形式を調整します。[読み書き分離](../../compute-storage-decoupled/rw/read-write-separation)を参照してください |
-| スキャンエラーに `failed to initialize storage reader` というプレフィックスが付かなくなります | このプレフィックスに一致する監視ルール | 代わりにエラーコードと `tablet=` / `backend=` の情報を使用します |
+| メモリ使用量が多い場合でも Compaction が一時停止しなくなります(BE 設定 `enable_compaction_pause_on_high_memory` のデフォルト値が `true` → `false` に変更) | すべてのデプロイモード | 従来の動作を維持するには、`true` に戻します。[BE 設定](../config/be-config)を参照してください |
+| 自動バケット数の最小値が 1 から 3 に引き上げられます(FE 設定 `autobucket_min_buckets`) | `BUCKETS AUTO` で作成したテーブル | 新しく作成するパーティションだけが影響を受けます。[データのバケット化](../../table-design/data-partitioning/data-bucketing)を参照してください |
+| BE の `_stream_load_forward` エンドポイントでは、設定の有効化とリクエストの認証が必要になります | 分離モードで Group Commit の BE 転送を使用するデプロイ | すべての `be.conf` で `enable_group_commit_streamload_be_forward=true` を設定し、データロード用アカウントにグローバル `LOAD` 権限があることを確認します。[Group Commit](../../data-operate/import/load-best-practices/group-commit-manual)を参照してください |
+| ノード管理 API でグローバル `ADMIN` 権限が必要になります | `/rest/v2/manager/node/{action}/{be\|fe\|broker}` を呼び出す自動化処理 | 呼び出し元に `ADMIN` アカウントによる認証を追加します。[Node Action](../open-api/fe-http/node-action)を参照してください |
+| Stream Load で、リクエストを実際に処理するコンピュートグループへのアカウントのアクセス権が検証されます | 分離モードでの Stream Load | データロード用アカウントに、該当するコンピュートグループへのアクセス権を付与します。[Stream Load](../../data-operate/import/import-way/stream-load-manual)を参照してください |
+| 分離モードでは、データサイズが一貫してリモートサイズとして報告されます | `SHOW TABLETS` または `information_schema.partitions` から容量を計算するスクリプト | 代わりに `REMOTE_DATA_SIZE` を使用します。[partitions](../system-tables/information_schema/partitions)を参照してください |
+| Routine Load ジョブの機密性の高い Kafka プロパティーが、クエリ結果では `******` と表示されます | `SHOW ROUTINE LOAD` から認証情報を読み取るスクリプト | 元の値は設定管理システムから取得してください。[SHOW ROUTINE LOAD](../../sql-manual/sql-statements/data-modification/load-and-export/SHOW-ROUTINE-LOAD)を参照してください |
+| ウォームアップのタイムスタンプ形式が `HH:mm:ss` から `yyyy-MM-dd HH:mm:ss` に変わります | ウォームアップジョブのステータスを解析するスクリプト | 時刻の解析形式を調整します。[読み書き分離](../../compute-storage-decoupled/rw/read-write-separation)を参照してください |
+| スキャンエラーに `failed to initialize storage reader` という接頭辞が付かなくなります | その接頭辞に一致する監視ルール | 代わりにエラーコードと `tablet=` / `backend=` の情報を使用します |
-### 4.1.4 へのアップグレード
+### 4.1.4 へのアップグレード {#upgrading-to-414}
-:::caution Nereids 分散プランナーが有効になります
+:::caution Nereids distribute planner が有効になります
-バージョン 4.1.4 以降、**3.x から 4.1.4 への**アップグレードでは、セッション変数 `enable_nereids_distribute_planner` のグローバルデフォルト値が `true` に更新されます。4.0 系列では 4.0.8 以降、同じ動作になっています。
+バージョン 4.1.4 以降では、**3.x から 4.1.4 への**アップグレード時に、セッション変数 `enable_nereids_distribute_planner` のグローバルデフォルト値が `true` に更新されます。4.0 系列では、4.0.8 以降この動作になっています。
-この更新は、クラスターの `variable_version` が `400` 未満の場合にのみ発生します。そのため、すでに 4.0.x または 4.1.x を実行しているクラスターでは、この変数に保存されている値が維持されます。
+この更新は、クラスターの `variable_version` が `400` 未満の場合にのみ行われます。そのため、すでに 4.0.x または 4.1.x を実行しているクラスターでは、この変数に保存済みの値が維持されます。
-クエリプランの分散方法がアップグレード前と異なる場合は、`SET GLOBAL enable_nereids_distribute_planner = false;` で元に戻し、影響を受けたクエリを報告してください。
+アップグレード前後でクエリプランの分散方法が異なる場合は、`SET GLOBAL enable_nereids_distribute_planner = false;` で元に戻し、影響を受けたクエリを報告してください。
:::
:::caution 浮動小数点値の文字列表現が変わります
-バージョン 4.1.4 以降、FLOAT / DOUBLE 値を文字列に変換すると、固定桁数の有効数字ではなく、**同じ値に再変換できる最短の文字列**が生成されます。保存されている値は変わりませんが、文字列表現は 4.1.3 と異なる場合があります(例えば、`246.9120025634766` は `246.91200256347656` に、`0.0000123456` は `1.23456e-05` になります)。
+バージョン 4.1.4 以降では、FLOAT / DOUBLE 値を文字列に変換すると、固定の有効桁数ではなく、**再変換すると同じ値に戻る最短の文字列**が生成されます。保存されている値は変わりませんが、テキスト形式は 4.1.3 と異なる場合があります(例:`246.9120025634766` が `246.91200256347656` に、`0.0000123456` が `1.23456e-05` に変わります)。
-この変更は、MySQL プロトコルのクエリ結果、`CAST(... AS STRING)`、複合型 / JSON / VARIANT の表示、`SELECT INTO OUTFILE`、EXPORT、外部テーブルの浮動小数点列に影響します。下流システムが浮動小数点値の文字列表現を厳密に比較する場合は、アップグレード後に調整してください。[浮動小数点型](../../sql-manual/basic-element/sql-data-types/numeric/FLOATING-POINT)を参照してください。
+これは、MySQL プロトコルのクエリ結果、`CAST(... AS STRING)`、複合型 / JSON / VARIANT の表示、`SELECT INTO OUTFILE`、EXPORT、外部テーブルの浮動小数点列に影響します。後続システムが浮動小数点値の文字列表現を厳密に比較する場合は、アップグレード後に調整してください。[浮動小数点型](../../sql-manual/basic-element/sql-data-types/numeric/FLOATING-POINT)を参照してください。
:::
-4.1.4 へのアップグレードでは、次の変更点にも注意が必要です。
+4.1.4 へのアップグレード時には、以下の変更点にも注意が必要です。
**削除されたインターフェースと構文**
| 変更点 | 影響範囲 | 対応方法 |
| --- | --- | --- |
-| `iceberg_meta()` テーブル関数が削除されます | このテーブル関数で Iceberg メタデータを読み取る SQL | 代わりに Iceberg システムテーブル `<table>$<system_table_name>` を使用します。[ICEBERG_META](../../sql-manual/sql-functions/table-valued-functions/iceberg-meta)を参照してください |
-| FE の `/api/<ns>/<db>/<tbl>/upload` エンドポイントと FE 設定 `http_load_submitter_max_worker_threads` が削除されます | これらのエンドポイントを使用してロード用の小さなファイルをアップロードするスクリプト | 代わりに Stream Load または S3 / HDFS / LOCAL TVF を使用します。[Upload Action](../open-api/fe-http/upload-action)を参照してください |
-| `PLAN REPLAYER PLAY '<file>'` ステートメントが削除されます | minidump を再生するデバッグ手順 | `PLAN REPLAYER DUMP` のみが残ります |
+| `iceberg_meta()` テーブル関数が削除されます | このテーブル関数を通じて Iceberg メタデータを読み取る SQL | 代わりに Iceberg のシステムテーブル `<table>$<system_table_name>` を使用します。[ICEBERG_META](../../sql-manual/sql-functions/table-valued-functions/iceberg-meta)を参照してください |
+| FE の `/api/<ns>/<db>/<tbl>/upload` エンドポイントと FE 設定 `http_load_submitter_max_worker_threads` が削除されます | これらのエンドポイントを通じて小さなファイルをアップロードし、データロードするスクリプト | 代わりに Stream Load または S3 / HDFS / LOCAL TVF を使用します。[Upload Action](../open-api/fe-http/upload-action)を参照してください |
+| `PLAN REPLAYER PLAY '<file>'` 文が削除されます | minidump を再生するデバッグ手順 | `PLAN REPLAYER DUMP` のみが残ります |
| ワークロードポリシーの `set_session_variable` アクションが削除されます | このアクションを使用するワークロードポリシー | 代わりに `cancel_query` / `move_query_to_group` を使用します |
-| BE 設定 `get_stack_trace_tool` が削除され、BE のスレッドスタック HTTP 出力のフィールドが変更されます | BE のスレッドスタックを収集するスクリプト | 新しい出力フィールドを解析するよう変更します |
-| 分離モードの BE 設定 `s3_client_retry_slow_down` が削除されます | この設定で S3 のスロットリング時の再試行を制御するデプロイ | 設定は不要です。BE は S3 の 429 / 503 に対して常に再試行し、Recycler は再試行しません |
-| クエリプロファイルから `HdfsIO` タイマーとその七つのカウンターが削除されます | プロファイルを解析する自動化処理 | 代わりにほかの IO 関連カウンターを使用します |
+| BE 設定 `get_stack_trace_tool` が削除され、BE スレッドスタックの HTTP 出力フィールドが変わります | BE スレッドスタックを収集するスクリプト | 新しい出力フィールドを解析します |
+| 分離モードで BE 設定 `s3_client_retry_slow_down` が削除されます | この設定で S3 のスロットリング時のリトライを制御しているデプロイ | 設定は不要です。BE は S3 の 429 / 503 に対して常にリトライし、Recycler はリトライしません |
+| クエリプロファイルから `HdfsIO` タイマーとその 7 つのカウンターが削除されます | プロファイルを解析する自動化処理 | 代わりにほかの IO 関連カウンターを使用します |
**デフォルト値と動作の変更**
| 変更点 | 影響範囲 | 対応方法 |
| --- | --- | --- |
-| 自動バケット数の最小値が 1 から 3 に引き上げられます(FE 設定 `autobucket_min_buckets`) | `BUCKETS AUTO` で作成されたテーブル | 新しく作成されるパーティションのみが影響を受けます。[データのバケット分割](../../table-design/data-partitioning/data-bucketing)を参照してください |
-| FE 設定 `default_get_version_from_ms_timeout_second` のデフォルト値が 3 から 30 に変わります | 分離モード | 対応は不要です。Meta Service の揺らぎによるクエリ失敗が減ります |
-| BE 設定 `enable_cache_read_from_peer` のデフォルト値が `true` から `false` に変わり、`cache_read_from_peer_expired_seconds` が削除されます | コンピュートグループ間のピアキャッシュ読み取りに依存するデプロイ | 以前の動作を維持するには、`enable_cache_read_from_peer=true` を `be.conf` に明示的に設定します |
-| セッション変数 `eager_aggregation_on_join` が削除され、`eager_aggregation_on_broadcast_join`(デフォルト `true`)と `eager_agg_broadcast_row_count`(デフォルト 250000)が追加されます | `eager_aggregation_on_join` を設定するセッション / スクリプト | この変数への代入を削除します |
-| `jobs()` テーブル関数では、ストリーミングジョブの列 `Lag` が `LagBytes` に改名され、単位が秒からバイトに変わります。また、`LastSourceEventTimestamp` 列が追加されます | `jobs()` の出力を解析するスクリプト、`streaming_job_per_job_lag` メトリクスに基づく監視 | `LagBytes` 列と `streaming_job_per_job_lag_bytes` メトリクスを使用します。[継続的なロード](../../data-operate/import/import-way/streaming-job/continuous-load-overview)を参照してください |
-| Arrow Flight SQL は `DATETIME` / `DATETIMEV2` を**タイムゾーンなし**の Arrow Timestamp として返します(`TIMESTAMPTZ` はタイムゾーン付きのままです) | Arrow Flight SQL で時刻の列を読み取るクライアント | タイムゾーンなしの値として解釈します |
-| 引数のいずれかに別の集約関数を含む集約関数は、`aggregate function cannot contain aggregate parameters` を報告するようになります | `group_concat(x ORDER BY sum(k))` などの既存の SQL | 先に集約し、その結果を参照するよう SQL を書き換えます |
-| `default.replication_num` または `default.replication_allocation` を変更すると、競合する旧プロパティが削除されるようになります | メタデータに両方のプロパティが残っている古いテーブル | 対応は不要です。`SHOW CREATE TABLE` と実際のレプリカ配置が一致するようになります。**ローリングアップグレード中は**、すべての FE のアップグレードが完了してからこの二つのプロパティを変更してください。そうしないと、新旧の FE で異なるレプリカ設定が適用される可能性があります |
-| Paimon の `paimon.table-option.*` カタログプロパティは、七つのキーの許可リストに制限されます | それ以外の `paimon.table-option.*` キーを使用するカタログ | 許可リストにないキーを削除します。[Paimon Catalog](../../lakehouse/catalogs/paimon-catalog)を参照してください |
-| ストレージプロパティに予約キー `doris.fs.cache.key` が追加され、暗黙のデフォルト `fs.<schema>.impl.disable.cache=true` は適用されなくなります | 外部ストレージを使用するカタログ / TVF | **FE ノードより先に BE ノードをアップグレードします** |
-| 分離モードでは、`ADMIN SET FRONTEND CONFIG` を実行できるユーザーが `root` に制限されます | root 以外のアカウントで実行時に FE 設定を変更するスクリプト | root アカウントを使用するか、代わりに `fe.conf` に設定して FE を再起動します |
-| FE 設定 `s3_load_endpoint_white_list`、`jdbc_driver_url_white_list`、`force_sqlserver_jdbc_encrypt_false` は実行時に変更できなくなります | `ADMIN SET FRONTEND CONFIG` でこれらの設定を変更するスクリプト | `fe.conf` に設定して FE を再起動します |
-| Routine Load の機密性の高い Kafka プロパティと、暗号化キーの `IV` / `CIPHER` 列(`information_schema`)は、クエリ結果で `******` にマスクされます | これらの結果から認証情報を読み取るスクリプト | 元の値は設定管理システムから取得してください |
+| 自動バケット数の最小値が 1 から 3 に引き上げられます(FE 設定 `autobucket_min_buckets`) | `BUCKETS AUTO` で作成したテーブル | 新しく作成するパーティションだけが影響を受けます。[データのバケット化](../../table-design/data-partitioning/data-bucketing)を参照してください |
+| FE 設定 `default_get_version_from_ms_timeout_second` のデフォルト値が 3 から 30 に変わります | 分離モード | 対応は不要です。Meta Service の一時的な変動によるクエリ失敗を減らします |
+| BE 設定 `enable_cache_read_from_peer` のデフォルト値が `true` から `false` に変わり、`cache_read_from_peer_expired_seconds` が削除されます | コンピュートグループ間のピアキャッシュ読み取りを使用するデプロイ | 従来の動作を維持するには、`be.conf` で `enable_cache_read_from_peer=true` を明示的に設定します |
+| セッション変数 `eager_aggregation_on_join` が削除され、`eager_aggregation_on_broadcast_join`(デフォルト `true`)と `eager_agg_broadcast_row_count`(デフォルト 250000)が追加されます | `eager_aggregation_on_join` を設定するセッションやスクリプト | この変数への代入を削除します |
+| `jobs()` テーブル関数では、ストリーミングジョブの列 `Lag` が `LagBytes` に改名され、単位が秒からバイトに変わります。また、`LastSourceEventTimestamp` 列が追加されます | `jobs()` の出力を解析するスクリプト、`streaming_job_per_job_lag` メトリクスに基づく監視 | `LagBytes` 列と `streaming_job_per_job_lag_bytes` メトリクスを使用します。[継続的なデータロード](../../data-operate/import/import-way/streaming-job/continuous-load-overview)を参照してください |
+| Arrow Flight SQL は `DATETIME` / `DATETIMEV2` を、**タイムゾーンなし**の Arrow Timestamp として返します(`TIMESTAMPTZ` は引き続きタイムゾーンを保持します) | Arrow Flight SQL で時刻列を読み取るクライアント | 値をタイムゾーンなしとして解釈します |
+| 引数のいずれかに別の集約関数を含む集約関数は、`aggregate function cannot contain aggregate parameters` を報告するようになります | `group_concat(x ORDER BY sum(k))` のような既存の SQL | 先に集約し、その結果を参照するよう SQL を書き換えます |
+| `default.replication_num` または `default.replication_allocation` を変更すると、競合する従来のプロパティーが削除されるようになります | メタデータに両方のプロパティーが残っている古いテーブル | 対応は不要です。`SHOW CREATE TABLE` と実際のレプリカ割り当てが一致するようになります。**ローリングアップグレード中は**、すべての FE のアップグレードが完了してから、この 2 つのプロパティーを変更してください。そうしないと、旧 FE と新 FE で異なるレプリカ設定が適用される可能性があります |
+| Paimon の `paimon.table-option.*` カタログプロパティーは、7 つのキーからなる許可リストに制限されます | 許可リスト外の `paimon.table-option.*` キーを使用するカタログ | 許可リスト外のキーを削除します。[Paimon Catalog](../../lakehouse/catalogs/paimon-catalog)を参照してください |
+| ストレージプロパティーに予約済みキー `doris.fs.cache.key` が追加され、暗黙のデフォルト値 `fs.<schema>.impl.disable.cache=true` が適用されなくなります | 外部ストレージを使用するカタログ / TVF | **FE ノードより先に BE ノードをアップグレードしてください** |
+| 分離モードでは、`ADMIN SET FRONTEND CONFIG` の実行が `root` ユーザーに制限されます | root 以外のアカウントで実行時に FE 設定を変更するスクリプト | root アカウントを使用するか、代わりに `fe.conf` で設定します |
+| FE 設定 `s3_load_endpoint_white_list`、`jdbc_driver_url_white_list`、`force_sqlserver_jdbc_encrypt_false` を実行時に変更できなくなります | `ADMIN SET FRONTEND CONFIG` でこれらの設定を変更するスクリプト | `fe.conf` で設定し、FE を再起動します |
+| Routine Load の機密性の高い Kafka プロパティーと、`information_schema` の暗号化キーの `IV` / `CIPHER` 列が、クエリ結果では `******` と表示されます | これらの結果から認証情報を読み取るスクリプト | 元の値は設定管理システムから取得してください |
**デプロイと設定ファイルの変更**
| 変更点 | 影響範囲 | 対応方法 |
| --- | --- | --- |
-| JDK 17 の `JAVA_OPTS` で、`--add-opens=java.base/java.nio=ALL-UNNAMED` を `--add-opens=java.base/java.nio=org.apache.arrow.memory.core,ALL-UNNAMED` に変更する必要があります | `JAVA_OPTS_FOR_JDK_17` を `fe.conf` / `be.conf` でカスタマイズしているデプロイ | 新しいリリースパッケージに含まれる `fe.conf` / `be.conf` からこのオプションを反映します。反映しない場合、Arrow Flight SQL などの Arrow ベースの機能が起動または実行に失敗する可能性があります |
-| BE の `_stream_load_forward` エンドポイントでは、設定の有効化とリクエストの認証が必要になります | 分離モードで Group Commit の BE 転送を利用するデプロイ | `enable_group_commit_streamload_be_forward=true` をすべての `be.conf` に設定し、ロードに使用するアカウントにグローバルな `LOAD` 権限があることを確認します。[Group Commit](../../data-operate/import/load-best-practices/group-commit-manual)を参照してください |
+| JDK 17 の `JAVA_OPTS` では、`--add-opens=java.base/java.nio=ALL-UNNAMED` を `--add-opens=java.base/java.nio=org.apache.arrow.memory.core,ALL-UNNAMED` に変更する必要があります | `fe.conf` / `be.conf` の `JAVA_OPTS_FOR_JDK_17` をカスタマイズしているデプロイ | 新リリースのパッケージに含まれる `fe.conf` / `be.conf` から、このオプションを反映してください。反映しないと、Arrow Flight SQL などの Arrow ベースの機能が起動または動作しない可能性があります |
+| BE の `_stream_load_forward` エンドポイントでは、設定の有効化とリクエストの認証が必要になります | 分離モードで Group Commit の BE 転送を使用するデプロイ | すべての `be.conf` で `enable_group_commit_streamload_be_forward=true` を設定し、データロード用アカウントにグローバル `LOAD` 権限があることを確認します。[Group Commit](../../data-operate/import/load-best-practices/group-commit-manual)を参照してください |
-## よくある質問
+### 4.1.5 へのアップグレード {#upgrading-to-415}
+
+以下の変更点は 4.1.4.1 との比較です。アップグレード前に、V1 転置インデックスの設定、外部テーブルの型マッピング、過去の日付を含むファイルを確認してください。
+
+**削除されたインターフェースと構文**
+
+| 変更点 | 影響範囲 | 対応方法 |
+| --- | --- | --- |
+| V1 転置インデックスの作成が禁止され、既存の V1 テーブルにも転置インデックスを追加できなくなります | `CREATE TABLE`、`CREATE INDEX`、`ALTER TABLE ADD INDEX` | 新しいテーブルには V2 または V3 を使用します。既存のテーブルは引き続き読み取れます。新しいインデックスが必要な場合はテーブルを再作成してください。`ALTER TABLE` ではストレージ形式を変換できません |
+| カスタム関数で可変長引数の `...` シグネチャーを使用できなくなります | Java / Python の UDF、UDAF、UDTF、ALIAS FUNCTION | 固定個数のパラメーターを使用するか、複数の値を受け取る単一の `ARRAY` パラメーターを使用します。[CREATE FUNCTION](../../sql-manual/sql-statements/function/CREATE-FUNCTION.md)を参照してください |
+| `native` ファイル形式が削除されます | この形式を使用するファイルの読み取りまたはエクスポート | Parquet や ORC などのサポート対象形式を使用します。アップグレード前に、旧バージョンの Doris で古いファイルを変換してください |
+
+**デフォルト値と動作の変更**
+
+| 変更点 | 影響範囲 | 対応方法 |
+| --- | --- | --- |
+| カタログのバイナリ型は常に `VARBINARY` に、タイムゾーン付きタイムスタンプ型は常に `TIMESTAMPTZ` にマッピングされます | Hive、Iceberg、Paimon、および関連する JDBC の型マッピング | `enable.mapping.varbinary` と `enable.mapping.timestamp_tz` は互換性マーカーとして残りますが、`false` に設定しても以前のマッピングには戻せません。Master FE は古いカタログについて、これらのマーカーを `true` として保存します。クライアント側のフィールド型、タイムゾーン、明示的なキャストを確認してください |
+| S3 / HDFS / LOCAL TVF は、タイムスタンプのタイムゾーンの意味を常に保持します | TVF を通じた Parquet UTC Timestamp または ORC `TIMESTAMP_INSTANT` の読み取り | 4.1.5 では、`enable_mapping_timestamp_tz` は互換性のために受け付けられますが、`false` でも無視されます。`enable_mapping_varbinary` は引き続き設定可能で、デフォルト値は `false` です。現在の開発ブランチでは、従来の両フラグを無視し、バイナリ型を常に `VARBINARY`、タイムゾーン付きタイムスタンプを常に `TIMESTAMPTZ` にマッピングします。[S3 TVF](../../sql-manual/sql-functions/table-valued-functions/s3.md)、[HDFS TVF](../../sql-manual/sql-functions/table-valued-functions/hdfs.md)、[LOCAL T [...]
+| BE 設定とセッション変数 `enable_file_cache` のデフォルト値が `false` から `true` に変わります | 統合モードでのリモートファイルの読み取り。コンピュートとストレージの分離モードの BE では、すでに強制的に有効になっています | キャッシュのパス、ディスク容量、既存の明示的な BE 設定、保存済みのグローバル変数を確認してください。[File Cache](../../compute-storage-decoupled/file-cache/file-cache.md)を参照してください |
+| FE の `meta_service_rpc_rate_limit_enabled` がデフォルトで有効になり、新しいドライランモードもデフォルトで有効になります | コンピュートとストレージの分離モードでの FE から Meta Service への RPC | デフォルトではレート制限の評価と記録のみが行われます。実際に制限を適用するには `meta_service_rpc_rate_limit_dry_run=false` を設定します。新しい BE のドライランスイッチ 2 つも、実際の待機を発生させるには無効にする必要があります。[FE 設定](../config/fe-config.md#meta_service_rpc_rate_limit_dry_run)と[BE 設定](../config/be-config.md#enable_ms_rpc_host_level_rate_limit_dry_run)を参照してください |
+| `cloud_version_syncer_interval_second` のデフォルト値が `20` 秒から `60` 秒に、`cloud_get_version_task_batch_size` が `2000` から `200` に変わり、新しい最大試行回数は `3` になります | バックグラウンドのバージョン同期を使用するコンピュートとストレージの分離クラスター | 従来の頻度またはバッチサイズが必要な場合は、値を明示的に設定します。間隔の変更には FE の再起動が必要です |
+| FE の `streaming_cdc_fetch_splits_batch_size` のデフォルト値が `100` から `16` に、BE の `request_cdc_client_timeout_ms` が `60000` から `120000` に変わります | ストリーミング CDC の取り込み | 移行作業は不要です。スループットやタイムアウトを調整している場合は、明示的な設定を確認してください |
+| 従来の LDAP 認証経路では、空のパスワードがデフォルトで拒否されます | LDAP の匿名 Bind に依存するログイン | 有効なパスワードを使用してください。互換性スイッチ `ldap_allow_empty_pass` のデフォルト値は `false` で、変更には FE の再起動が必要です。LDAP 認証プラグインは常に空のパスワードを拒否します。[LDAP](../auth/authentication/ldap.md#empty-password-login)を参照してください |
+| コミット済みの Iceberg スナップショットでデータファイルまたは削除ファイルが見つからない場合、常にエラーになります | `ignore_not_found_file_in_external_table=true` を使用する Iceberg クエリ | 欠落ファイルを復元するか、有効なスナップショットを使用してください。このスイッチでは、コミット済みの Iceberg ファイルをスキップできなくなります |
+| 無効な Iceberg の `schema.name-mapping.default` 値は、寛容に読み取られる代わりにエラーになります | 無効な名前マッピングプロパティーを持つテーブル | 書き込み側でプロパティーを修正または削除し、その後 Doris のメタデータを更新します。[Iceberg Catalog](../../lakehouse/catalogs/iceberg-catalog.mdx)を参照してください |
+| Dictionary、ウォームアップ、制約などのコマンドに権限チェックが追加され、列レベルの GRANT / REVOKE では実行者自身の権限が確認されます | 関連する操作用アカウントと自動化スクリプト | 対象オブジェクトと関連オブジェクトに必要な権限を付与します。該当するコマンドのドキュメントを参照してください |
+| root が新しく作成した AI Resources は、root だけが変更または削除できます | 4.1.5 以降に root マーカー付きで作成された AI Resources | これらの操作には root を使用してください。アップグレード前に作成され、マーカーがないリソースは影響を受けません。[AI Resources](../../sql-manual/sql-functions/ai-functions/overview.md)を参照してください |
+
+**デプロイと設定ファイルの変更**
+
+| 変更点 | 影響範囲 | 対応方法 |
+| --- | --- | --- |
+| 有効な FE 設定が `inverted_index_storage_format=V1` の場合、起動できません | `fe.conf` または `fe_custom.conf` で V1 を設定したクラスター | **アップグレード前に** `V2` または `V3` に変更し、`fe_custom.conf` が `fe.conf` の設定を上書きしていないか確認してください |
+| Parquet エクスポートの `enable_int96_timestamps` のデフォルト値が `false` になり、論理型付きの INT64 タイムスタンプが使用されます | 従来の INT96 形式に依存する Outfile / Export の利用側 | 論理型付き INT64 タイムスタンプに対応していることを確認します。従来の形式が必要な場合は、`enable_int96_timestamps=true` を明示的に設定します。指定できる値は `true` と `false` のみです |
+| 古い Doris の DATE エンコーディングを使用したファイルでは、西暦 0 年の日付にずれが生じる場合があります | Doris がエクスポートした、`0000-01-01` から `0000-02-28` を含む ORC / Parquet ファイル | ファイルの作成元を確認し、以下の手順で移行します。リーダーをアップグレードするだけでは元の日付を復元できません |
+| 4.1.5 では、同梱の Thrift が 0.16.0 から 0.24.0 に、Iceberg SDK が 1.10.1 から 1.11.0 にアップグレードされます(現在の開発ブランチでは Iceberg SDK 1.12.0 を使用します) | Doris をビルドする、またはサードパーティーの依存アーティファクトを再利用するデプロイ | ビルドするバージョンのソースから依存関係を用意してください。古い Thrift ジェネレーターの再利用や、異なるバージョンの JAR の混在を避けてください |
+
+#### コマンドの権限チェック {#command-privilege-checks}
+
+バージョン 4.1.5 では、以下の操作経路に権限チェックが追加されます。運用スクリプトや権限を委任されたアカウントについては、対象オブジェクトと、連鎖的な操作で変更されるオブジェクトの両方に対する権限を確認してください。
+
+| 操作 | 必要な権限 |
+| --- | --- |
+| `ADD CONSTRAINT` / `DROP CONSTRAINT` | 対象テーブルに対する `ALTER`。外部キーを追加する場合は参照先テーブルに対する `ALTER` も必要です。主キーを削除し、外部キーにも変更が波及する場合は、連鎖的に変更されるすべてのテーブルに対する `ALTER` も必要です |
+| `CREATE DICTIONARY` / `DROP DICTIONARY` | 作成には Dictionary に対する `CREATE` と、そのソーステーブルに対する `SELECT` が必要です。削除には Dictionary に対する `DROP` が必要です |
+| `WARM UP COMPUTE GROUP` | 対象グループと、指定されたソースグループに対する `USAGE`、および明示的に指定したテーブルに対する `SELECT` が必要です。`ON TABLES` ルールにはグローバル `ADMIN` も必要です |
+| ウォームアップのキャンセル、カタログのごみ箱のクリーンアップ、ステージの削除、TDE ルートキーの管理 | グローバル `ADMIN` |
+| 管理権限が必要な `/rest/v1` エンドポイント | Basic 認証と Cookie 認証のどちらでも、グローバル `ADMIN` または `NODE` が必要です。`/login` に成功するとユーザーは認証されますが、管理用エンドポイントへのアクセス権は付与されません |
+
+メタデータのクエリも、より寛容になります。`information_schema.view_dependency` は、定義を解析できないビューや無効なオブジェクトを参照するビューがあっても、クエリ全体を失敗させず、それらのビューをスキップします。結果にビューが表示されない場合は、その定義と FE の警告ログを確認してください。行がないことは、そのビューに依存関係がないことを意味しません。
+
+#### 西暦 0 年の DATE ファイルの移行 {#year-zero-date-file-migration}
+
+バージョン 4.1.5 では、Arrow、Parquet、ORC V2 における DATE 値から先発グレゴリオ暦のエポック日への変換が修正されます。従来の Doris のエンコーディングでは、`0000-01-01` から `0000-02-28` について、想定より 1 大きいエポック日が書き込まれていました。`0000-03-01` 以降の日付には影響せず、`0000-02-29` は引き続き Doris のサポートする DATE の範囲外です。
+
+古い値と有効な新しいエンコーディングを自動的に区別することはできません。ファイルの書き込み元を確認してください。**すべての DATE フィールド**で古い Doris のエンコーディングが使用されていると確認できたファイルには、このリリースのソースに含まれる[オフライン移行ツール](https://github.com/apache/doris/tree/4.1.5-release/tools/legacy_date_migration)を使用します。
+
+```bash
+python tools/legacy_date_migration/migrate_legacy_dates.py \
+ --input legacy.parquet --output migrated.parquet --format parquet \
+ --confirm-legacy-doris-date-encoding
+```
+
+ORC ファイルの場合は、`--format` を `orc` に変更します。このツールには Python 3.8+ と、選択した形式をサポートする PyArrow が必要です。新しいファイルを書き込み、元のファイルは上書きしません。ほかの書き込み元によるファイル、異なる作成元のデータが混在するファイル、移行済みのファイルには実行しないでください。移行後は `enable_file_scanner_v2=true` を使用し、利用側を切り替える前に、境界となる日付、行数、NULL 値を信頼できるデータと照合してください。Iceberg などのテーブル形式では、データファイルをその場で置き換えないでください。パーティション、統計情報、スナップショットのメタデータが整合性を保って再計算されるよう、テーブル形式の書き込み機能を使ってテーブルを再作成するか、サポートされるトランザ
クション型の書き換えを実行してください。
+
+## FAQ {#faq}
<!-- Knowledge type: Troubleshooting -->
<!-- Applicable scenarios: Upgrade failure / Exception handling -->
-### Q: アップグレード後、BE / FE ノードの `Alive` が `false` で、`Version` が旧バージョンのままです。どうすればよいですか?
+### Q:アップグレード後、BE / FE ノードの `Alive` が `false` で、`Version` も旧バージョンのままです。どうすればよいですか? {#q-after-the-upgrade-a-be--fe-node-shows-alive-as-false-and-version-is-still-the-old-version-what-should-i-do}
-プロセスが起動していないか、新バージョンの起動に失敗しています。`be.log` / `fe.log` のエラーログを確認し、`/bin` と `/lib` が正しく置き換えられたか確かめてください。
+プロセスが起動していないか、新バージョンの起動に失敗しています。`be.log` / `fe.log` のエラーログを確認し、`/bin` と `/lib` が正しく置き換えられていることを確認してください。
-### Q: アップグレード後、メタデータの非互換性エラーによって FE が起動しません。どうすればよいですか?
+### Q:アップグレード後、メタデータの非互換性エラーで FE が起動しません。どうすればよいですか? {#q-after-the-upgrade-the-fe-fails-to-start-with-a-metadata-incompatibility-error-what-should-i-do}
-バージョンを大きく飛び越えてアップグレードしたか、メタデータ互換性テストを実施していません。旧バージョンに戻し、このドキュメントの「メタデータ互換性テスト」の手順でテストを実施してください。必要に応じて段階的にアップグレードします。
+バージョン間の隔たりが大きすぎたか、メタデータ互換性テストを実施していません。旧バージョンにロールバックし、このドキュメントの「メタデータ互換性テスト」の手順に従ってテストを実施してください。必要に応じて段階的にアップグレードします。
-### Q: アップグレード後、`custom_lib/` 内の jar ファイルが見つかりません。何が起きたのでしょうか?
+### Q:アップグレード後、`custom_lib/` 内の jar ファイルが見つかりません。何が起きたのですか? {#q-after-the-upgrade-jar-files-in-custom_lib-are-missing-what-happened}
-誤って `custom_lib/` を上書きした可能性があります。置き換えるのは `/bin` と `/lib` のみで、`custom_lib/` は置き換えないでください。
+誤って `custom_lib/` を上書きした可能性があります。置き換えるのは `/bin` と `/lib` のみで、`custom_lib/` は置き換えてはいけません。
-### Q: アップグレード中に Stream Load タスクが失敗します。なぜですか?
+### Q:アップグレード中に Stream Load タスクが失敗します。なぜですか? {#q-stream-load-tasks-fail-during-the-upgrade-why}
-ノードの再起動によってクライアントの接続が中断されるためです。クライアント側に再試行の仕組みを追加してください。Routine Load と Flink/Spark Doris Connector には再試行機能が組み込まれています。
+ノードの再起動によってクライアント接続が中断されるためです。クライアント側にリトライ処理を追加してください。Routine Load と Flink/Spark Doris Connector にはリトライ処理が組み込まれています。
-### Q: アップグレード後、レプリカ数が異常になったり、レプリカが頻繁に移動したりします。原因は何ですか?
+### Q:アップグレード後、レプリカ数が異常になったり、レプリカの移行が頻繁に発生したりします。原因は何ですか? {#q-after-the-upgrade-the-replica-count-is-abnormal-or-replica-migration-happens-frequently-what-is-wrong}
-`disable_balance` / `disable_tablet_scheduler` をアップグレード前に設定しなかったか、アップグレード後に元に戻していない可能性があります。これらの設定をアップグレード前に無効化し、完了後に再び有効化する手順を確認してください。
+`disable_balance` / `disable_tablet_scheduler` をアップグレード前に無効にしていなかったか、アップグレード後に再び有効にしていなかった可能性があります。これらの設定の有効化と無効化の流れを確認してください。アップグレード前に無効にし、完了後に再び有効にします。
-### Q: マイナーバージョンをまたぐアップグレードに失敗しました。なぜですか?
+### Q:マイナーバージョンをまたぐアップグレードに失敗しました。なぜですか? {#q-a-cross-minor-version-upgrade-failed-why}
-バージョンを順番にアップグレードしていなかったためです。旧バージョンに戻し、`3.0 to 3.1 to 3.2 to 3.3` のように段階的な経路に従ってください。
+バージョンを順番にアップグレードしていなかったためです。ロールバックし、`3.0 to 3.1 to 3.2 to 3.3` のように段階的にアップグレードしてください。
-### Q: FE が単一ノードのクラスターでアップグレードに失敗し、メタデータが失われました。どうすればよいですか?
+### Q:FE が 1 台のクラスターでアップグレードに失敗し、メタデータが失われました。どうすればよいですか? {#q-a-single-fe-cluster-upgrade-failed-and-metadata-was-lost-what-should-i-do}
-メタデータ互換性テストを実施していませんでした。アップグレード前に 3 FE の高可用性構成に拡張するか、開発マシンまたは BE ノードでメタデータ互換性テストを実施してください。
+メタデータ互換性テストを実施していませんでした。アップグレード前に FE 3 台の高可用性構成に拡張するか、開発用マシンまたは BE ノードでメタデータ互換性テストを実施してください。
diff --git a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/config/be-config.md b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/config/be-config.md
index ef1a7b84d7d..4c767a494c3 100644
--- a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/config/be-config.md
+++ b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/config/be-config.md
@@ -1,26 +1,26 @@
---
{
- "title": "BE 設定",
+ "title": "BE の設定",
"language": "ja",
"toc_min_heading_level": 2,
"toc_max_heading_level": 4,
- "description": "BE に関する設定項目について説明します。"
+ "description": "このドキュメントでは、主に BE の設定項目について説明します。"
}
---
-# BE 設定
+# BE の設定 {#be-configuration}
-このドキュメントでは、BE に関する設定項目について説明します。
+このドキュメントでは、主に BE の設定項目について説明します。
-BE の設定ファイル `be.conf` は通常、BE のデプロイ先にある `conf/` ディレクトリに配置されます。バージョン 0.14 では、別の設定ファイル `be_custom.conf` が導入されます。このファイルには、稼働中にユーザーが動的に設定し、永続化した設定項目が記録されます。
+BE の設定ファイル `be.conf` は通常、BE のデプロイ先にある `conf/` ディレクトリに格納されます。バージョン 0.14 では、別の設定ファイル `be_custom.conf` が導入されます。この設定ファイルには、運用中にユーザーが動的に設定し、永続化した設定項目が記録されます。
-BE プロセスは起動後、まず `be.conf` の設定項目を読み込み、次に `be_custom.conf` の設定項目を読み込みます。`be_custom.conf` の設定項目は、`be.conf` 内の同じ項目を上書きします。
+BE プロセスは起動後、まず `be.conf` の設定項目を読み込み、次に `be_custom.conf` の設定項目を読み込みます。`be_custom.conf` の設定項目は、`be.conf` にある同じ設定項目を上書きします。
-`be_custom.conf` の配置先は、`be.conf` の設定項目 `custom_config_dir` で指定できます。
+`be_custom.conf` ファイルの場所は、`be.conf` の設定項目 `custom_config_dir` で指定できます。
-## 設定項目の確認
+## 設定項目の確認 {#view-configuration-items}
-BE の設定項目は、次の二つの方法で確認できます。
+BE の設定項目を確認する方法は 2 つあります。
1. BE の Web ページ
@@ -28,30 +28,30 @@ BE の設定項目は、次の二つの方法で確認できます。
`http://be_host:be_webserver_port/varz`
-2. コマンドでの確認
+2. コマンドによる確認
- MySQL クライアントで次のコマンドを実行すると、BE の設定項目を確認できます。SQL 構文については [SHOW-CONFIG](../../sql-manual/sql-statements/cluster-management/instance-management/SHOW-FRONTEND-CONFIG) を参照してください。
+ MySQL クライアントで次のコマンドを実行すると、BE の設定項目を確認できます。具体的な構文については [SHOW-CONFIG](../../sql-manual/sql-statements/cluster-management/instance-management/SHOW-FRONTEND-CONFIG) を参照してください。
`SHOW BACKEND CONFIG;`
結果の各列の意味は次のとおりです。
- 1. BackendId: Backend の ID。
- 2. Host: Backend の IP アドレス。
+ 1. BackendId: backend の ID。
+ 2. Host: backend の IP アドレス。
3. Key: 設定項目の名前。
4. Value: 現在の設定値。
- 5. Type: 設定値の型。整数や文字列など。
- 6. IsMutable: 動的に設定できるかどうか。true の場合は実行中に設定できます。false の場合は be.conf でのみ設定でき、BE の再起動後に反映されます。
+ 5. Type: 整数や文字列など、設定値の型。
+ 6. IsMutable: 動的に設定できるかどうか。true の場合は実行時に動的に設定できます。false の場合は `be.conf` でのみ設定でき、BE の再起動後に反映されます。
-## 設定項目の変更
+## 設定項目の変更 {#set-configuration-items}
-BE の設定項目は、次の二つの方法で変更できます。
+BE の設定項目を変更する方法は 2 つあります。
-1. 静的設定
+1. 静的な設定
- `conf/be.conf` ファイルに設定項目を追加して値を指定します。`be.conf` の設定項目は BE の起動時に読み込まれます。`be.conf` にない項目にはデフォルト値が使用されます。
+ `conf/be.conf` ファイルに設定項目を追加し、値を指定します。`be.conf` の設定項目は BE の起動時に読み込まれます。`be.conf` にない設定項目にはデフォルト値が使用されます。
-2. 動的設定
+2. 動的な設定
BE の起動後、次のコマンドで設定項目を動的に変更できます。
@@ -59,13 +59,13 @@ BE の設定項目は、次の二つの方法で変更できます。
curl -X POST http://{be_ip}:{be_http_port}/api/update_config?{key}={value}
```
- バージョン 0.13 以前では、この方法で変更した設定は BE プロセスの再起動後に失われます。バージョン 0.14 以降では、次のコマンドで変更した設定を永続化できます。変更した設定項目は `be_custom.conf` ファイルに保存されます。
+ バージョン 0.13 以前では、この方法で変更した設定項目は BE プロセスを再起動すると無効になります。バージョン 0.14 以降では、次のコマンドで変更した設定を永続化できます。変更した設定項目は `be_custom.conf` ファイルに保存されます。
```
curl -X POST http://{be_ip}:{be_http_port}/api/update_config?{key}={value}\&persist=true
```
-## 例
+## 例 {#examples}
1. `max_base_compaction_threads` を静的に変更する
@@ -73,7 +73,7 @@ BE の設定項目は、次の二つの方法で変更できます。
```max_base_compaction_threads=5```
- BE プロセスを再起動すると、設定が反映されます。
+ その後、BE プロセスを再起動すると設定が反映されます。
2. `streaming_load_max_mb` を動的に変更する
@@ -83,7 +83,7 @@ BE の設定項目は、次の二つの方法で変更できます。
curl -X POST http://{be_ip}:{be_http_port}/api/update_config?streaming_load_max_mb=1024
```
- 設定が成功すると、次の値が返されます。
+ 次の戻り値は、設定が成功したことを示します。
```
{
@@ -92,68 +92,74 @@ BE の設定項目は、次の二つの方法で変更できます。
}
```
- BE を再起動すると、この設定は失われます。変更を永続化するには、次のコマンドを使用します。
+ この設定は BE を再起動すると無効になります。変更結果を永続化するには、次のコマンドを使用します。
```
curl -X POST http://{be_ip}:{be_http_port}/api/update_config?streaming_load_max_mb=1024\&persist=true
```
-## 設定項目
+## 設定項目 {#configurations}
-### サービス
+### サービス {#services}
-#### `deploy_mode`
+#### `deploy_mode` {#deploy_mode}
* 型: string
-* 説明: BE の動作モード。`cloud` はコンピューティングとストレージを分離したモードを示します。
+* 説明: BE の実行モード。`cloud` はストレージとコンピュートを分離したモードを示します。
* デフォルト値: ""
-#### `be_port`
+#### `bvar_max_dump_multi_dimension_metric_num` {#bvar_max_dump_multi_dimension_metric_num}
+
+* 型: string
+* 説明: バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。`/brpc_metrics` からエクスポートする多次元 bvar メトリクスのサンプル数の上限です。`0` に設定すると、これらのサンプルは無効になります。変更を反映するには BE の再起動が必要です。
+* デフォルト値: 5000
+
+#### `be_port` {#be_port}
* 型: int32
-* 説明: FE からのリクエストを受け付ける BE の Thrift サーバーのポート。
+* 説明: FE からのリクエストを受信する、BE 上の thrift サーバーのポートです。
* デフォルト値: 9060
-#### `heartbeat_service_port`
+#### `heartbeat_service_port` {#heartbeat_service_port}
* 型: int32
-* 説明: FE からのハートビートを受け付ける BE のハートビートサービス(Thrift)のポート。
+* 説明: FE からのハートビートを受信する、BE 上のハートビートサービスのポート(thrift)です。
* デフォルト値: 9050
-#### `webserver_port`
+#### `webserver_port` {#webserver_port}
* 型: int32
-* 説明: BE の HTTP サーバーのサービスポート。
+* 説明: BE 上の HTTP サーバーのサービスポートです。
* デフォルト値: 8040
-#### `brpc_port`
+#### `brpc_port` {#brpc_port}
* 型: int32
-* 説明: BE 間の通信に使用する BRPC のポート。
+* 説明: BE 間の通信に使用する、BE 上の BRPC のポートです。
* デフォルト値: 8060
-#### `arrow_flight_sql_port`
+#### `arrow_flight_sql_port` {#arrow_flight_sql_port}
* 型: int32
-* 説明: Arrow Flight Client と BE の通信に使用する、BE 上の Arrow Flight SQL サーバーのポート。
+* 説明: Arrow Flight Client と BE の通信に使用する、BE 上の Arrow Flight SQL サーバーのポートです。
* デフォルト値: -1
-#### `enable_https`
+#### `enable_https` {#enable_https}
* 型: bool
-* 説明: HTTPS を有効にするかどうか。有効にする場合は、be.conf で `ssl_certificate_path` と `ssl_private_key_path` を設定します。
+* 説明: HTTPS をサポートするかどうかを指定します。有効にする場合は、be.conf で `ssl_certificate_path` と `ssl_private_key_path` を設定します。
* デフォルト値: false
-#### `priority_networks`
+#### `priority_networks` {#priority_networks}
-* 説明: 複数の IP アドレスを持つサーバーで使用するアドレスの選択規則。該当する IP は最大一つにしてください。10.10.10.0/24 のような CIDR 表記をセミコロンで区切って指定します。一致する IP がなければ、ランダムに一つ選択されます。
+* 説明: 複数の IP アドレスを持つサーバーの選択方法を指定します。このリストに一致する IP アドレスは最大 1 つである必要があります。リストは、10.10.10.0/24 のような CIDR 表記をセミコロンで区切ったものです。このルールに一致する IP アドレスがない場合は、いずれかがランダムに選択されます。
* デフォルト値: 空欄
-#### `storage_root_path`
+#### `storage_root_path` {#storage_root_path}
* 型: string
-* 説明: データのルートパス。複数のパスは「;」で区切ります。各パスに HDD または SSD のストレージメディアを指定でき、末尾に「,」区切りで容量上限も追加できます。SSD と HDD を混在させない場合、以下の例 1、例 2 の形式は不要で、ストレージディレクトリだけを指定します。FE のデフォルトのストレージメディア設定も変更する必要はありません。
+* 説明: データのルートパスを `;` で区切って指定します。各ルートパスには、HDD または SSD のストレージメディアを指定できます。また、各ルートパスの末尾に `,` で区切って容量制限を追加できます。SSD と HDD のディスクを混在させない場合は、以下の例 1 および例 2 の方法で設定する必要はなく、ストレージディレクトリだけを指定すれば十分です。FE のデフォルトのストレージメディア設定を変更する必要もありません。
例 1: `storage_root_path=/home/disk1/doris.HDD;/home/disk2/doris.SSD;/home/disk2/doris`
@@ -168,353 +174,365 @@ BE の設定項目は、次の二つの方法で変更できます。
* デフォルト値: ${DORIS_HOME}/storage
-#### `heartbeat_service_thread_count`
+#### `heartbeat_service_thread_count` {#heartbeat_service_thread_count}
* 型: int32
-* 説明: BE のハートビートサービスを実行するスレッド数。デフォルトは 1 で、変更は推奨されません。
+* 説明: BE 上でハートビートサービスを実行するスレッド数です。デフォルトは 1 で、変更は推奨されません。
* デフォルト値: 1
-#### `ignore_broken_disk`
+#### `ignore_broken_disk` {#ignore_broken_disk}
* 型: bool
-* 説明: BE の起動時に、``storage_root_path`` に設定されたすべてのパスを確認します。
+* 説明: BE の起動時に、``storage_root_path`` で設定されたすべてのパスを確認します。
- `ignore_broken_disk=true`
- パスが存在しない場合、またはパス上のファイル(障害のあるディスク)を読み書きできない場合は、そのパスを無視します。ほかに利用可能なパスがあれば、起動は中断されません。
+ パスが存在しないか、そのパスのファイル(障害のあるディスク)を読み書きできない場合、そのパスを無視します。ほかに利用可能なパスがあれば、起動は中断されません。
- `ignore_broken_disk=false`
- パスが存在しない場合、またはパス上のファイル(障害のあるディスク)を読み書きできない場合は、起動を中止して終了します。
+ パスが存在しないか、そのパスのファイル(障害のあるディスク)を読み書きできない場合、起動に失敗してプロセスが終了します。
* デフォルト値: false
-#### `mem_limit`
+#### `mem_limit` {#mem_limit}
* 型: string
-* 説明: BE プロセスが使用するサーバーの最大メモリの割合を制限します。BE がマシンのメモリを過度に使用するのを防ぎます。値は 0 より大きくする必要があります。100% を超える割合は 100% として扱われます。
+* 説明: BE プロセスが使用できるサーバーの最大メモリの割合を制限します。BE がマシンのメモリを過剰に占有するのを防ぐために使用します。このパラメータは 0 より大きくする必要があります。割合が 100% を超える場合、値は 100% になります。
* デフォルト値: 90%
-#### `cluster_id`
+#### `cluster_id` {#cluster_id}
* 型: int32
-* 説明: BE が属するクラスターの ID を設定します。
- - 通常、この値は FE からのハートビートで BE に渡されるため、設定する必要はありません。BE が特定の Doris クラスターに属することが確認できた場合に設定できます。データディレクトリ内の cluster_id ファイルも、この値と一致するように変更する必要があります。
+* 説明: BE が所属するクラスターの ID を設定します。
+ - 通常、この値はハートビートを通じて FE から BE に渡されるため、設定する必要はありません。BE が特定の Doris クラスターに所属することが確定している場合は設定できます。その際は、データディレクトリ内の cluster_id ファイルも変更し、このパラメータと同じ値にする必要があります。
* デフォルト値: -1
-#### `custom_config_dir`
+#### `custom_config_dir` {#custom_config_dir}
-* 説明: `be_custom.conf` ファイルの配置先。デフォルトでは `conf/` ディレクトリです。
- - デプロイ環境によっては、システムのアップグレードで `conf/` ディレクトリが上書きされ、ユーザーが変更した設定項目が失われることがあります。`be_custom.conf` を別のディレクトリに保存すると、設定ファイルの上書きを防げます。
+* 説明: `be_custom.conf` ファイルの場所を指定します。デフォルトでは `conf/` ディレクトリにあります。
+ - デプロイ環境によっては、システムのアップグレード時に `conf/` ディレクトリが上書きされ、ユーザーが変更した設定項目が失われることがあります。この場合、`be_custom.conf` を別の指定ディレクトリに保存すると、設定ファイルの上書きを防げます。
* デフォルト値: 空欄
-#### `trash_file_expire_time_sec`
+#### `trash_file_expire_time_sec` {#trash_file_expire_time_sec}
-* 説明: ごみ箱のクリーンアップ間隔は 24 時間です。ディスク容量が不足している場合、trash 内のファイルの保持期間はこの設定値どおりにならないことがあります。
+* 説明: ごみ箱のクリーンアップ間隔は 24 時間です。ディスク容量が不足している場合、trash 内のファイルの保持期間はこのパラメータに従わないことがあります。
* デフォルト値: 86400
-#### `es_http_timeout_ms`
+#### `es_http_timeout_ms` {#es_http_timeout_ms}
-* 説明: HTTP 経由で ES に接続する際のタイムアウト。
+* 説明: HTTP 経由で ES に接続する際のタイムアウト時間です。
* デフォルト値: 5000 (ms)
-#### `es_scroll_keepalive`
+#### `es_scroll_keepalive` {#es_scroll_keepalive}
-* 説明: ES scroll の keep-alive 保持時間。
+* 説明: ES scroll の keep-alive 保持時間です。
* デフォルト値: 5 (m)
-#### `external_table_connect_timeout_sec`
+#### `external_table_connect_timeout_sec` {#external_table_connect_timeout_sec}
* 型: int32
-* 説明: ODBC テーブルなどの外部テーブルへの接続を確立する際のタイムアウト。
+* 説明: ODBC テーブルなどの外部テーブルへの接続を確立する際のタイムアウトです。
* デフォルト値: 5 秒
-#### `pipeline_status_report_interval`
+#### `pipeline_status_report_interval` {#pipeline_status_report_interval}
-* 説明: プロファイルの報告間隔。
+* 説明: profile の報告間隔です。
* デフォルト値: 5 秒
-#### `brpc_max_body_size`
+#### `brpc_max_body_size` {#brpc_max_body_size}
-* 説明: BRPC の `max_body_size` パラメーターを変更します。
+* 説明: 主に brpc のパラメータ `max_body_size` を変更するための設定です。
- - クエリが失敗し、BE ログに `body_size is too large` と表示されることがあります。SQL が「multi distinct + no group by + 1T を超えるデータ」の場合に発生することがあります。このエラーは、BRPC のパケットサイズが設定値を超えたことを示します。設定値を増やすと、このエラーを回避できます。
+ - クエリが失敗し、BE ログに `body_size is too large` というエラーメッセージが表示されることがあります。これは SQL のモードが「multi distinct + no group by + 1T を超えるデータ」の場合に発生する可能性があります。このエラーは、brpc のパケットサイズが設定値を超えたことを示します。設定値を引き上げると、このエラーを回避できます。
-#### `brpc_socket_max_unwritten_bytes`
+#### `brpc_socket_max_unwritten_bytes` {#brpc_socket_max_unwritten_bytes}
-* 説明: BRPC の `socket_max_unwritten_bytes` パラメーターを変更します。
- - クエリが失敗し、BE ログに `The server is overcrowded` と表示されることがあります。これは送信側でバッファリングするメッセージが多すぎることを意味し、SQL で大きな bitmap 値を送る場合に発生することがあります。設定値を増やすと、このエラーを回避できます。
+* 説明: 主に brpc のパラメータ `socket_max_unwritten_bytes` を変更するための設定です。
+ - クエリが失敗し、BE ログに `The server is overcrowded` というエラーメッセージが表示されることがあります。これは送信側でバッファリングすべきメッセージが多すぎることを意味し、SQL が大きな bitmap 値を送信する必要がある場合に発生する可能性があります。設定値を引き上げると、このエラーを回避できます。
-#### `transfer_large_data_by_brpc`
+#### `transfer_large_data_by_brpc` {#transfer_large_data_by_brpc}
* 型: bool
-* 説明: Tuple/Block データが 1.8G を超える場合に、protoBuf リクエストをシリアライズし、Tuple/Block データを controller attachment に入れて HTTP BRPC で送信するかを制御します。protoBuf リクエストが 2G を超えたときの Bad request, error_text=[E1003]Fail to compress request エラーを防ぎます。以前のバージョンでは、attachment に入れたデータをデフォルトの baidu_std BRPC で送信していましたが、attachment が 2G を超えると切り捨てられました。HTTP BRPC での送信には 2G の制限がありません。
+* 説明: Tuple/Block データの長さが 1.8G を超えた場合に、protoBuf リクエストをシリアライズし、Tuple/Block データを controller attachment に格納して HTTP brpc 経由で送信するかどうかを制御します。これは protoBuf リクエストの長さが 2G を超えた場合に発生する `Bad request, error_text=[E1003]Fail to compress request` というエラーを避けるためのものです。以前のバージョンでは、Tuple/Block データを attachment に格納した後、デフォルトの baidu_std brpc 経由で送信していましたが、attachment が 2G を超えると切り捨てられていました。HTTP brpc 経由の送信には 2G の制限はありません。
* デフォルト値: true
-#### `brpc_num_threads`
+#### `brpc_num_threads` {#brpc_num_threads}
-* 説明: BRPC の bthread 数を変更します。デフォルトは 256 です。
- - QPS を向上させるには、この設定値を増やせます。詳細は `https://github.com/apache/incubator-brpc/blob/master/docs/cn/benchmark.md` を参照してください。
+* 説明: 主に brpc の bthread 数を変更するための設定です。デフォルト値は 256 です。
+ - この設定値を大きくすると、QPS 性能が向上する場合があります。詳しくは `https://github.com/apache/incubator-brpc/blob/master/docs/cn/benchmark.md` を参照してください。
* デフォルト値: 256
-#### `thrift_rpc_timeout_ms`
+#### `thrift_rpc_timeout_ms` {#thrift_rpc_timeout_ms}
-* 説明: Thrift のデフォルトタイムアウト。
+* 説明: thrift のデフォルトのタイムアウト時間です。
* デフォルト値: 60000
-#### `thrift_client_retry_interval_ms`
+#### `thrift_client_retry_interval_ms` {#thrift_client_retry_interval_ms}
* 型: int64
-* 説明: FE の Thrift サーバーでリトライ集中が発生するのを防ぐため、BE の Thrift クライアントの再試行間隔を設定します。単位は ms です。
+* 説明: FE の thrift サーバーでリクエストが集中するのを防ぐため、BE の thrift クライアントの再試行間隔を設定します。単位は ms です。
* デフォルト値: 1000
-#### `thrift_connect_timeout_seconds`
+#### `thrift_connect_timeout_seconds` {#thrift_connect_timeout_seconds}
-* 説明: Thrift クライアントのデフォルトの接続タイムアウト。
+* 説明: thrift クライアントのデフォルトの接続タイムアウトです。
* デフォルト値: 3 (s)
-#### `thrift_server_type_of_fe`
+#### `thrift_server_type_of_fe` {#thrift_server_type_of_fe}
* 型: string
-* 説明: FE の Thrift サービスが使用するサービスモデル。文字列型で、大文字と小文字を区別しません。FE の thrift_server_type パラメーターと一致させる必要があります。指定できる値は `THREADED` と `THREAD_POOL` です。
+* 説明: FE の Thrift サービスが使用するサービスモデルを指定します。型は string で、大文字と小文字は区別されません。このパラメータは、FE の thrift_server_type パラメータの設定と一致させる必要があります。現在指定できる値は `THREADED` と `THREAD_POOL` です。
- - `THREADED` の場合は、ノンブロッキング I/O モデルです。
+ - `THREADED` の場合、ノンブロッキング I/O モデルです。
- - `THREAD_POOL` の場合は、ブロッキング I/O モデルです。
+ - `THREAD_POOL` の場合、ブロッキング I/O モデルです。
-#### `thrift_max_message_size`
+#### `thrift_max_message_size` {#thrift_max_message_size}
-デフォルト値: 100MB
+デフォルト: 100MB
-Thrift サーバーが受信するメッセージの最大サイズ(バイト)。クライアントから送られたメッセージがこの上限を超えると、Thrift サーバーはリクエストを拒否して接続を閉じます。その結果、クライアントには connection has been closed by peer. エラーが発生します。この場合は、このパラメーターを増やしてみてください。
+thrift サーバーが受信するメッセージの最大サイズです。単位はバイトです。クライアントが送信したメッセージのサイズがこの制限を超えると、Thrift サーバーはリクエストを拒否して接続を閉じます。その結果、クライアントでは「connection has been closed by peer.」というエラーが発生します。この場合は、このパラメータを引き上げてみてください。
-#### `txn_commit_rpc_timeout_ms`
+#### `txn_commit_rpc_timeout_ms` {#txn_commit_rpc_timeout_ms}
-* 説明: トランザクション送信 RPC のタイムアウト。
+* 説明: txn の送信 RPC のタイムアウトです。
* デフォルト値: 60,000 (ms)
-#### `txn_map_shard_size`
+#### `txn_map_shard_size` {#txn_map_shard_size}
-* 説明: txn_map_lock のシャードサイズ。値は 2^n(n=0,1,2,3,4)です。トランザクション管理の性能を改善します。
+* 説明: txn_map_lock の分割サイズです。値は 2^n(n=0,1,2,3,4)です。txn の管理性能を向上させるための設定です。
* デフォルト値: 128
-#### `txn_shard_size`
+#### `txn_shard_size` {#txn_shard_size}
-* 説明: txn_lock のシャードサイズ。値は 2^n(n=0,1,2,3,4)です。トランザクションの送信と公開の性能を改善します。
+* 説明: txn_lock のシャードサイズです。値は 2^n(n=0,1,2,3,4)です。txn の送信と公開の性能を向上させるための設定です。
* デフォルト値: 1024
-#### `unused_rowset_monitor_interval`
+#### `unused_rowset_monitor_interval` {#unused_rowset_monitor_interval}
-* 説明: 期限切れの Rowset を削除する間隔。
+* 説明: 期限切れの Rowset を削除する間隔です。
* デフォルト値: 30 (s)
-#### `max_client_cache_size_per_host`
+#### `max_client_cache_size_per_host` {#max_client_cache_size_per_host}
-* 説明: ホストごとのクライアントキャッシュの最大数。BE には複数のクライアントキャッシュがありますが、現在は同じキャッシュサイズ設定を使用します。必要に応じて、それぞれに異なる設定を使用します。
+* 説明: ホストごとのクライアントキャッシュの最大数です。BE には複数のクライアントキャッシュがありますが、現在は同じキャッシュサイズの設定を使用します。必要に応じて、別々の設定で各クライアントキャッシュを指定してください。
* デフォルト値: 10
-#### `string_type_length_soft_limit_bytes`
+#### `string_type_length_soft_limit_bytes` {#string_type_length_soft_limit_bytes}
* 型: int32
-* 説明: String 型の最大長に対するソフトリミット。
+* 説明: String 型の最大長に対するソフトリミットです。
* デフォルト値: 1,048,576
-#### `big_column_size_buffer`
+#### `big_column_size_buffer` {#big_column_size_buffer}
* 型: int64
-* 説明: ODBC 外部テーブルを使用し、元テーブルの列型が HLL、CHAR、VARCHAR のいずれかで、列値の長さがこの値を超えると、クエリは column value length longer than buffer length エラーを返します。この値を増やせます。
+* 説明: ODBC 外部テーブルを使用するとき、ODBC ソーステーブルの列型が HLL、CHAR、VARCHAR のいずれかで、その列の値の長さがこの値を超えると、クエリで 'column value length longer than buffer length' というエラーが報告されます。この値を引き上げることができます。
* デフォルト値: 65535
-#### `small_column_size_buffer`
+#### `small_column_size_buffer` {#small_column_size_buffer}
* 型: int64
-* 説明: ODBC 外部テーブルを使用し、元テーブルの列型が HLL、CHAR、VARCHAR 以外で、列値の長さがこの値を超えると、クエリは column value length longer than buffer length エラーを返します。この値を増やせます。
+* 説明: ODBC 外部テーブルを使用するとき、ODBC ソーステーブルの列型が HLL、CHAR、VARCHAR のいずれでもなく、その列の値の長さがこの値を超えると、クエリで 'column value length longer than buffer length' というエラーが報告されます。この値を引き上げることができます。
* デフォルト値: 100
-### クエリ
+### クエリ {#query}
+
+#### `ignore_not_found_file_in_external_table` {#ignore_not_found_file_in_external_table}
+
+* 型: bool
+* 説明: 外部テーブルのリーダーが、見つからないファイルをスキップできるかどうかを指定します。動的な設定に対応しています。バージョン 4.1.5 以降、コミット済みの Iceberg スナップショットでデータファイルまたは delete ファイルが欠けている場合は、この設定が `true` でもクエリが失敗します。不完全なスナップショットを黙って返すことを防ぐためです。
+* デフォルト値: true
+
+#### `parquet_metadata_size_limit` {#parquet_metadata_size_limit}
+
+* 型: int64
+* 説明: バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。ネイティブ Parquet V2 リーダーのファイルフッターについて、シリアライズされたメタデータの最大サイズをバイト単位で指定します。`0` より大きい値にする必要があります。上限を超えると `Parquet v2 footer size ... exceeds metadata limit ...` が返されます。動的な設定に対応しています。大きなフッターを持つ有効なファイルを扱う場合は、メモリの許容範囲内で値を引き上げてください。
+* デフォルト値: 268435456 (256 MiB)
-#### `fragment_mgr_asynic_work_pool_queue_size`
+#### `fragment_mgr_asynic_work_pool_queue_size` {#fragment_mgr_asynic_work_pool_queue_size}
-* 説明: 単一ノードで処理できる非同期処理の上限。
+* 説明: 単一ノードで処理できる非同期作業の上限です。
* デフォルト値: 4096
-#### `fragment_mgr_asynic_work_pool_thread_num_min`
+#### `fragment_mgr_asynic_work_pool_thread_num_min` {#fragment_mgr_asynic_work_pool_thread_num_min}
-* 説明: 非同期処理を実行するスレッド数。デフォルトの最小値は 16 です。
+* 説明: 非同期作業を実行するスレッド数です。デフォルトの最小スレッド数は 16 です。
* デフォルト値: 16
-#### `fragment_mgr_asynic_work_pool_thread_num_max`
+#### `fragment_mgr_asynic_work_pool_thread_num_max` {#fragment_mgr_asynic_work_pool_thread_num_max}
-* 説明: 非同期処理に応じてスレッドを動的に作成します。最大 512 スレッドです。
+* 説明: 非同期作業の状況に応じてスレッドを動的に作成します。作成するスレッドの上限は 512 です。
* デフォルト値: 512
-#### `doris_scanner_row_num`
+#### `doris_scanner_row_num` {#doris_scanner_row_num}
-* 説明: 各スキャンスレッドが一回の実行で返すデータ行の最大数。
+* 説明: 各スキャンスレッドが 1 回の実行で返すデータ行数の上限です。
* デフォルト値: 16384
-#### `doris_scanner_row_bytes`
+#### `doris_scanner_row_bytes` {#doris_scanner_row_bytes}
-* 説明: 一回の読み取りで実行するフラグメントの行バイト数。
- - 注: テーブルの列が多く、`select *` が進まない場合は、この設定を調整できます。
+* 説明: 1 回の読み取りで処理する fragment の行データのバイト数です。
+ - 注意: テーブルの列数が多く、`select *` が停止したように見える場合は、この設定を調整できます。
* デフォルト値: 10485760
-#### `doris_scanner_thread_pool_queue_size`
+#### `doris_scanner_thread_pool_queue_size` {#doris_scanner_thread_pool_queue_size}
* 型: int32
-* 説明: Scanner スレッドプールのキュー長。Doris のスキャンタスクでは、各 Scanner がスレッドタスクとしてプールに投入され、スケジュールを待ちます。投入したタスク数がキュー長を超えると、後続のタスクはキューに空きができるまでブロックされます。
+* 説明: Scanner スレッドプールのキュー長です。Doris のスキャンタスクでは、各 Scanner がスレッドタスクとしてプールに送られ、実行を待ちます。送信されたタスクの数がスレッドプールのキュー長を超えると、その後のタスクはキューに空きができるまでブロックされます。
* デフォルト値: 102400
-#### `doris_scanner_thread_pool_thread_num`
+#### `doris_scanner_thread_pool_thread_num` {#doris_scanner_thread_pool_thread_num}
* 型: int32
-* 説明: Scanner スレッドプールのスレッド数。Doris のスキャンタスクでは、各 Scanner がスレッドタスクとしてプールに投入され、スケジュールされます。この設定でプールのサイズを決めます。
-* デフォルト値: CPU コア数に依存。`max(48, 2 * num_of_cpu_cores)` に等しい値
+* 説明: Scanner スレッドプールのスレッド数です。Doris のスキャンタスクでは、各 Scanner がスレッドタスクとしてプールに送られ、実行されます。このパラメータで Scanner スレッドプールのサイズを決めます。
+* デフォルト値: CPU コア数に応じて決まり、`max(48, 2 * num_of_cpu_cores)` に等しくなります。
-#### `doris_max_remote_scanner_thread_pool_thread_num`
+#### `doris_max_remote_scanner_thread_pool_thread_num` {#doris_max_remote_scanner_thread_pool_thread_num}
* 型: int32
-* 説明: Remote scanner スレッドプールの最大スレッド数。このプールはすべての外部データソースのスキャンタスクに使用されます。
-* デフォルト値: 512
+* 説明: Remote scanner スレッドプールの最大スレッド数です。このプールは、すべての外部データソースのスキャンタスクに使用されます。
+* デフォルト: 512
-#### `exchg_node_buffer_size_bytes`
+#### `exchg_node_buffer_size_bytes` {#exchg_node_buffer_size_bytes}
* 型: int32
-* 説明: ExchangeNode のバッファキューのサイズ(バイト)。Sender 側から送信したデータ量が ExchangeNode のバッファサイズを超えると、書き込み用の空きができるまで後続の送信はブロックされます。
+* 説明: ExchangeNode ノードの Buffer キューのサイズです。単位はバイトです。Sender 側から送信されたデータ量が ExchangeNode の Buffer サイズを超えると、Buffer に書き込み可能な空きができるまで、その後のデータ送信はブロックされます。
* デフォルト値: 10485760
-#### `doris_scan_range_max_mb`
+#### `doris_scan_range_max_mb` {#doris_scan_range_max_mb}
* 型: int32
-* 説明: 各 OlapScanner が読み取るデータ量の最大値。
+* 説明: 各 OlapScanner が読み取るデータ量の上限です。
* デフォルト値: 1024
-### コンパクション
+### compaction {#compaction}
-#### `disable_auto_compaction`
+#### `disable_auto_compaction` {#disable_auto_compaction}
* 型: bool
-* 説明: 自動 compaction タスクを無効にするかどうか。
- - 通常は無効にしておく必要があります。デバッグ環境やテスト環境で compaction タスクを手動で操作する場合に有効にできます。
+* 説明: 自動 compaction タスクを無効にするかどうかを指定します。
+ - 通常は false のままにします。デバッグ環境やテスト環境で compaction タスクを手動操作する場合は、この設定を有効にできます。
* デフォルト値: false
-#### `enable_vertical_compaction`
+#### `enable_vertical_compaction` {#enable_vertical_compaction}
* 型: bool
-* 説明: vertical compaction を有効にするかどうか。
+* 説明: vertical compaction を有効にするかどうかを指定します。
* デフォルト値: true
-#### `vertical_compaction_num_columns_per_group`
+#### `vertical_compaction_num_columns_per_group` {#vertical_compaction_num_columns_per_group}
* 型: int32
-* 説明: vertical compaction における各グループの列数。
+* 説明: vertical compaction での各グループの列数です。
* デフォルト値: 5
-#### `vertical_compaction_max_row_source_memory_mb`
+#### `vertical_compaction_max_row_source_memory_mb` {#vertical_compaction_max_row_source_memory_mb}
* 型: int32
-* 説明: vertical compaction における row_source_buffer の最大メモリ使用量。単位は MB です。
+* 説明: vertical compaction での row_source_buffer の最大メモリ使用量です。単位は MB です。
* デフォルト値: 200
-#### `vertical_compaction_max_segment_size`
+#### `vertical_compaction_max_segment_size` {#vertical_compaction_max_segment_size}
* 型: int32
-* 説明: vertical compaction における出力先 segment ファイルの最大サイズ。単位は m バイトです。
+* 説明: vertical compaction で生成する segment ファイルの最大サイズです。単位は m バイトです。
* デフォルト値: 268435456
-#### `enable_ordered_data_compaction`
+#### `enable_ordered_data_compaction` {#enable_ordered_data_compaction}
* 型: bool
-* 説明: ordered data compaction を有効にするかどうか。
+* 説明: ordered data compaction を有効にするかどうかを指定します。
* デフォルト値: true
-#### `ordered_data_compaction_min_segment_size`
+#### `ordered_data_compaction_min_segment_size` {#ordered_data_compaction_min_segment_size}
* 型: int32
-* 説明: ordered data compaction における入力 rowset の最小 segment サイズ。単位は m バイトです。
+* 説明: ordered data compaction での入力 rowset の最小 segment サイズです。単位は m バイトです。
* デフォルト値: 10485760
-#### `max_base_compaction_threads`
+#### `max_base_compaction_threads` {#max_base_compaction_threads}
* 型: int32
-* 説明: base compaction スレッドプールの最大スレッド数。-1 はディスクごとにスレッドを一本割り当てることを意味します。
+* 説明: base compaction スレッドプールの最大スレッド数です。-1 はディスクごとに 1 スレッドを意味します。
* デフォルト値: 4
-#### `generate_compaction_tasks_interval_ms`
+#### `generate_compaction_tasks_interval_ms` {#generate_compaction_tasks_interval_ms}
-* 説明: compaction タスクを生成する最小間隔(ms)。
+* 説明: compaction タスクを生成する最小間隔(ms)です。
* デフォルト値: 10 (ms)
-#### `base_compaction_min_rowset_num`
+#### `base_compaction_min_rowset_num` {#base_compaction_min_rowset_num}
-* 説明: BaseCompaction のトリガー条件の一つ。Cumulative ファイルの数がこの上限に達すると、BaseCompaction が実行されます。
+* 説明: BaseCompaction の実行条件の 1 つで、Cumulative ファイル数のしきい値です。この値に達すると BaseCompaction が実行されます。
* デフォルト値: 5
-#### `base_compaction_min_data_ratio`
+#### `base_compaction_min_data_ratio` {#base_compaction_min_data_ratio}
-* 説明: BaseCompaction のトリガー条件の一つ。Cumulative ファイルのサイズが Base ファイルに対してこの比率に達することを示します。
+* 説明: BaseCompaction の実行条件の 1 つで、Cumulative ファイルのサイズが Base ファイルに対して占める割合です。
* デフォルト値: 0.3 (30%)
-#### `total_permits_for_compaction_score`
+#### `total_permits_for_compaction_score` {#total_permits_for_compaction_score}
* 型: int64
-* 説明: すべての compaction タスクが保持する「permit」の上限。この設定で compaction のメモリ消費を制限できます。
+* 説明: すべての compaction タスクが保持する「permits」の上限です。この設定で compaction のメモリ消費量を制限できます。
* デフォルト値: 10000
-* 動的変更可能: はい
+* 動的な変更: 可能
-#### `compaction_promotion_size_mbytes`
+#### `compaction_promotion_size_mbytes` {#compaction_promotion_size_mbytes}
* 型: int64
-* 説明: cumulative compaction が出力した rowset の合計ディスクサイズがこの値を超えると、その rowset は base compaction に使用されます。単位は m バイトです。
- - 通常、cumulative compaction の処理時間が長くなりすぎてバージョンが滞留するのを防ぐため、この値は 2G 未満にします。
+* 説明: cumulative compaction の出力 rowset の合計ディスクサイズがこの設定値を超えると、その rowset は base compaction の対象になります。単位は m バイトです。
+ - 一般に、この設定が 2G 未満の場合は、cumulative compaction に時間がかかりすぎてバージョンが滞留するのを防げます。
* デフォルト値: 1024
-#### `compaction_promotion_ratio`
+#### `compaction_promotion_ratio` {#compaction_promotion_ratio}
* 型: double
-* 説明: cumulative compaction が出力した rowset の合計ディスクサイズが、base バージョンの rowset に対してこの比率を超えると、その rowset は base compaction に使用されます。
- - 通常は 0.02 以上 0.1 以下の値が推奨されます。
+* 説明: cumulative compaction の出力 rowset の合計ディスクサイズが、base バージョンの rowset に対する設定割合を超えると、その rowset は base compaction の対象になります。
+ - 一般に、設定値は 0.1 以下、0.02 以上が推奨されます。
* デフォルト値: 0.05
-#### `compaction_promotion_min_size_mbytes`
+#### `compaction_promotion_min_size_mbytes` {#compaction_promotion_min_size_mbytes}
* 型: int64
-* 説明: cumulative compaction が出力した rowset の合計ディスクサイズがこの値未満の場合、rowset は base compaction の対象とならず、cumulative compaction の対象に残ります。単位は m バイトです。
- - 通常は 512m 以内に設定します。値が大きすぎると、初期の base バージョンのサイズが小さすぎて base compaction が実行されません。
+* 説明: cumulative compaction の出力 rowset の合計ディスクサイズがこの設定値より小さい場合、その rowset は base compaction の対象にならず、引き続き cumulative compaction の対象になります。単位は m バイトです。
+ - 一般に、設定値は 512m 以内にします。大きすぎると初期の base バージョンが小さいままとなり、base compaction が実行されません。
* デフォルト値: 128
-#### `compaction_min_size_mbytes`
+#### `compaction_min_size_mbytes` {#compaction_min_size_mbytes}
* 型: int64
-* 説明: cumulative compaction で選択した rowset のディスクサイズがこの値を超える場合は、level ポリシーに従って分割・マージします。小さい場合は直接マージします。単位は m バイトです。
- - 通常は 128m 以内に設定します。値が大きすぎると cumulative compaction の書き込み増幅が増えます。
+* 説明: cumulative compaction でマージ対象として選ばれた rowset のディスクサイズがこの設定値より大きい場合は、level policy に従って分割してマージします。小さい場合は直接マージします。単位は m バイトです。
+ - 一般に、設定値は 128m 以内にします。大きくしすぎると、cumulative compaction の書き込み増幅が増えます。
* デフォルト値: 64
-#### `default_rowset_type`
+#### `default_rowset_type` {#default_rowset_type}
* 型: string
-* 説明: BE がデフォルトで選択するストレージ形式。設定できる値は「**ALPHA**」と「**BETA**」で、主に次の二つの用途があります。
- - テーブルの storage_format を Default に設定した場合、この設定に従って BE のストレージ形式を選択します。
- - BE が Compaction を実行する際のストレージ形式を選択します。
+* 説明: BE がデフォルトで選択するストレージ形式を指定します。設定可能な値は "**ALPHA**" と "**BETA**" です。主に次の 2 つの役割があります。
+ - テーブルの storage_format が Default に設定されている場合、この設定に基づいて BE のストレージ形式を選択します。
+ - BE が Compaction を実行するときのストレージ形式を選択します。
* デフォルト値: BETA
-#### `cumulative_compaction_min_deltas`
+#### `cumulative_compaction_min_deltas` {#cumulative_compaction_min_deltas}
-* 説明: cumulative compaction ポリシーにおける増分ファイルの最小数。
+* 説明: cumulative compaction の戦略で使用する差分ファイルの最小数です。
* デフォルト値: 5
-#### `cumulative_compaction_max_deltas`
+#### `cumulative_compaction_max_deltas` {#cumulative_compaction_max_deltas}
-* 説明: cumulative compaction ポリシーにおける増分ファイルの最大数。
+* 説明: cumulative compaction の戦略で使用する差分ファイルの最大数です。
* デフォルト値: 1000
-#### `base_compaction_trace_threshold`
+#### `base_compaction_trace_threshold` {#base_compaction_trace_threshold}
* 型: int32
-* 説明: base compaction のトレース情報をログに記録するしきい値(秒)。
+* 説明: base compaction のトレース情報をログに記録するしきい値です。単位は秒です。
* デフォルト値: 10
-Base compaction は時間のかかるバックグラウンドタスクです。この設定は、トレース情報をログに記録するしきい値です。ログ内のトレース情報は次のようになります。
+Base compaction は長時間かかるバックグラウンドタスクです。この設定は、トレース情報をログに記録するしきい値です。ログファイルのトレース情報は次のようになります。
```
W0610 11:26:33.804431 56452 storage_engine.cpp:552] execute base compaction cost 0.00319222
@@ -543,730 +561,742 @@ BaseCompaction:546859:
0610 11:26:33.513441 (+ 141us) base_compaction.cpp:56] unused rowsets have been moved to GC queue
```
-#### `cumulative_compaction_trace_threshold`
+#### `cumulative_compaction_trace_threshold` {#cumulative_compaction_trace_threshold}
* 型: int32
-* 説明: cumulative compaction のトレース情報をログに記録するしきい値(秒)。
+* 説明: cumulative compaction のトレース情報をログに記録するしきい値です。単位は秒です。
- `base_compaction_trace_threshold` と同様です。
* デフォルト値: 2
-#### `compaction_task_num_per_disk`
+#### `compaction_task_num_per_disk` {#compaction_task_num_per_disk}
* 型: int32
-* 説明: ディスク(HDD)ごとに並列実行する compaction タスク数。
+* 説明: ディスク(HDD)ごとに並列実行する compaction タスクの数です。
* デフォルト値: 4
-#### `compaction_task_num_per_fast_disk`
+#### `compaction_task_num_per_fast_disk` {#compaction_task_num_per_fast_disk}
* 型: int32
-* 説明: 高速ディスク(SSD)ごとに並列実行する compaction タスク数。
+* 説明: 高速ディスク(SSD)ごとに並列実行する compaction タスクの数です。
* デフォルト値: 8
-#### `cumulative_compaction_rounds_for_each_base_compaction_round`
+#### `cumulative_compaction_rounds_for_each_base_compaction_round` {#cumulative_compaction_rounds_for_each_base_compaction_round}
* 型: int32
-* 説明: compaction タスクの生成時、base compaction を一回実行するごとに実行する cumulative compaction の回数。
+* 説明: compaction タスクの生成時、base compaction の各ラウンドに対して実行する cumulative compaction のラウンド数です。
* デフォルト値: 9
-#### `max_cumu_compaction_threads`
+#### `max_cumu_compaction_threads` {#max_cumu_compaction_threads}
* 型: int32
-* 説明: cumulative compaction スレッドプールの最大スレッド数。-1 はディスクごとにスレッドを一本割り当てることを意味します。
+* 説明: cumulative compaction スレッドプールの最大スレッド数です。-1 はディスクごとに 1 スレッドを意味します。
* デフォルト値: -1
-#### `enable_segcompaction`
+#### `enable_segcompaction` {#enable_segcompaction}
* 型: bool
-* 説明: ロード中に segment compaction を使用して -238 エラーを防ぐかどうか。
+* 説明: データロード中に segment compaction を使用し、-238 エラーを回避します。
* デフォルト値: true
-#### `segcompaction_batch_size`
+#### `segcompaction_batch_size` {#segcompaction_batch_size}
* 型: int32
-* 説明: segment 数がこのしきい値を超えると segment compaction が実行されます。一つの segment compaction タスクに含められる元の segment 数の上限も指定します。
+* 説明: segment 数がこのしきい値を超えると、segment compaction が実行されます。また、単一の segment compaction タスクに含める元の segment の最大数も制限します。
* デフォルト値: 10
-#### `segcompaction_candidate_max_rows`
+#### `segcompaction_candidate_max_rows` {#segcompaction_candidate_max_rows}
* 型: int32
-* 説明: 元の segment 一つに許容する最大行数。これを超える segment はスキップされます。
+* 説明: 1 つの入力 segment に許容される最大行数です。これより大きい segment はスキップされます。
* デフォルト値: 1048576
-#### `segcompaction_candidate_max_bytes`
+#### `segcompaction_candidate_max_bytes` {#segcompaction_candidate_max_bytes}
* 型: int64
-* 説明: 元の segment 一つに許容する最大ファイルサイズ。これを超える segment はスキップされます。
+* 説明: 1 つの入力 segment に許容される最大ファイルサイズです。これより大きい segment はスキップされます。
* デフォルト値: 104857600
-#### `segcompaction_task_max_rows`
+#### `segcompaction_task_max_rows` {#segcompaction_task_max_rows}
* 型: int32
-* 説明: 単一の segment compaction タスクに許容する最大合計行数。
+* 説明: 単一の segcompaction タスクに許容される合計行数の上限です。
* デフォルト値: 1572864
-#### `segcompaction_task_max_bytes`
+#### `segcompaction_task_max_bytes` {#segcompaction_task_max_bytes}
* 型: int64
-* 説明: 単一の segment compaction タスクに許容する最大合計ファイルサイズ。
+* 説明: 単一の segcompaction タスクに許容される合計ファイルサイズの上限です。
* デフォルト値: 157286400
-#### `segcompaction_num_threads`
+#### `segcompaction_num_threads` {#segcompaction_num_threads}
* 型: int32
-* 説明: segment compaction のグローバルスレッドプールサイズ。
+* 説明: グローバルの segcompaction スレッドプールのサイズです。
* デフォルト値: 5
-#### `disable_compaction_trace_log`
+#### `disable_compaction_trace_log` {#disable_compaction_trace_log}
* 型: bool
-* 説明: compaction のトレースログを無効にするかどうか。
- - true にすると `cumulative_compaction_trace_threshold` と `base_compaction_trace_threshold` が機能せず、トレースログが無効になります。
+* 説明: compaction のトレースログを無効にします。
+ - true に設定すると、`cumulative_compaction_trace_threshold` と `base_compaction_trace_threshold` は機能せず、ログが無効になります。
* デフォルト値: true
-#### `pick_rowset_to_compact_interval_sec`
+#### `pick_rowset_to_compact_interval_sec` {#pick_rowset_to_compact_interval_sec}
* 型: int64
-* 説明: compaction の対象 rowset を選択する間隔(秒)。
+* 説明: compaction 対象の rowset を選択する時間間隔です。単位は秒です。
* デフォルト値: 86400
-#### `update_replica_infos_interval_seconds`
+#### `update_replica_infos_interval_seconds` {#update_replica_infos_interval_seconds}
-* 説明: ピアレプリカの情報を更新する最小間隔(秒)。
+* 説明: ピアレプリカ情報を更新する最小間隔(s)です。
* デフォルト値: 60 (s)
-#### `cold_data_compaction_score_threshold`
+#### `cold_data_compaction_score_threshold` {#cold_data_compaction_score_threshold}
* 型: int32
-* 説明: コールドデータの compaction を実行するための最小スコアしきい値。スコアがこの値を超えると compaction が検討されます。値を調整すると、リモートストレージのコールドデータに対する compaction の頻度と強度を制御できます。3.1.3 以降でサポートされます。
+* 説明: コールドデータの compaction を実行する前に必要な compaction score の最小しきい値です。コールドデータの compaction score がこのしきい値を超えると、compaction が検討されます。この値を調整すると、リモートストレージにあるコールドデータの compaction の頻度と積極度を制御できます。バージョン 3.1.3 以降でサポートされます。
* デフォルト値: 100
-#### `cold_data_compaction_thread_num`
+#### `cold_data_compaction_thread_num` {#cold_data_compaction_thread_num}
* 型: int32
-* 説明: コールドデータの compaction に使用するスレッド数。並列度を制御します。値を増やすと同時に実行できるタスクが増え、スループットが向上する可能性がありますが、リソース使用量も増えます。
+* 説明: コールドデータの compaction に使用するスレッド数です。この設定でタスクの並列度を制御します。値を大きくすると同時に実行できるタスクが増え、スループットが向上する可能性がありますが、リソース使用量も増えます。
* デフォルト値: 2
-#### `cold_data_compaction_interval_sec`
+#### `cold_data_compaction_interval_sec` {#cold_data_compaction_interval_sec}
* 型: int32
-* 説明: コールドデータの compaction を起動する間隔(秒)。短くすると compaction の検討頻度が増え、クリーンアップが速くなる可能性がありますが、リソース消費も増えます。
-* デフォルト値: 1800(秒)
+* 説明: コールドデータの compaction を検討する間隔です。単位は秒です。間隔を短くすると、クリーンアップが早まる可能性がありますが、リソース消費量が増えます。
+* デフォルト値: 1800 (秒)
-#### `enable_compaction_pause_on_high_memory`
+#### `enable_compaction_pause_on_high_memory` {#enable_compaction_pause_on_high_memory}
* 型: bool
-* 説明: プロセスのメモリ使用量が多いときに compaction タスクを一時停止するかどうか。動的に変更できます。
- - 有効にすると、BE はメモリ使用量が逼迫したときに compaction を一時停止し、クエリとロードを優先します。
- - ただし、compaction を一時停止すると、スコアが高い tablet のマージがさらに難しくなり、解消しようとしていたメタデータとメモリの滞留が悪化します。**バージョン 4.0.8 からデフォルト値は `true` から `false` に変更されました。** そのため、デフォルトではメモリ使用量が多くても compaction は一時停止しません。
- - 以前の動作を維持するには、`true` に戻します。
+* 説明: プロセスのメモリ使用量が多いときに compaction タスクを一時停止するかどうかを指定します。動的に変更できます。
+ - 有効にすると、メモリが逼迫した際に BE は compaction を一時停止し、クエリとデータロードを優先します。
+ - ただし、一時停止すると compaction score が高い tablet のマージがさらに難しくなり、解消したかったメタデータとメモリの滞留を悪化させます。**バージョン 4.0.8 から、デフォルト値は `true` から `false` に変更されました**。そのため、デフォルトではメモリ使用量が多くても compaction は一時停止しません。
+ - 従来の動作を維持するには、`true` に戻してください。
* デフォルト値: false(4.0.8 より前は true)
-### ロード
+### データロード {#load}
+
+#### `request_cdc_client_timeout_ms` {#request_cdc_client_timeout_ms}
+
+* 型: int32
+* 説明: CDC クライアントのリクエストタイムアウトです。単位はミリ秒です。動的な設定に対応しています。バージョン 4.1.5 では、時間のかかる CDC リクエストに対応するため、デフォルト値が `60000` から `120000` に引き上げられました。
+* デフォルト値: 120000(4.1.5 より前は 60000)
-#### `enable_table_memtable_flush_backpressure`
+#### `enable_table_memtable_flush_backpressure` {#enable_table_memtable_flush_backpressure}
* 型: bool
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。この BE 上でフラッシュ待ちの MemTable が多すぎる場合に、テーブルへの新しい書き込みをブロックするかどうか。FE の設定 `enable_adaptive_random_bucket_load` と併用し、adaptive random bucket load 中に MemTable が蓄積してメモリ使用量が増えるのを防ぎます。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。この BE 上で、あるテーブルのフラッシュ待ち MemTable が多すぎる場合、そのテーブルへの新しい書き込みをブロックするかどうかを指定します。FE の設定 `enable_adaptive_random_bucket_load` と併用し、adaptive random bucket load 中に MemTable が蓄積してメモリ使用量が増えるのを防ぎます。
* デフォルト値: true
-#### `table_memtable_flush_pending_count_limit`
+#### `table_memtable_flush_pending_count_limit` {#table_memtable_flush_pending_count_limit}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。この BE 上で、単一のテーブルあたりフラッシュ待ちにできる MemTable の最大数。上限を超えると、件数が上限未満に戻るまで新しい書き込みがブロックされます。`enable_table_memtable_flush_backpressure = true` の場合のみ有効です。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。この BE 上で、単一テーブルについてフラッシュ待ちとなる MemTable の最大数です。上限を超えると、上限を下回るまで新しい書き込みがブロックされます。`enable_table_memtable_flush_backpressure = true` の場合にのみ有効です。
* デフォルト値: 10
-#### `group_commit_max_wal_num_per_table`
+#### `group_commit_max_wal_num_per_table` {#group_commit_max_wal_num_per_table}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。単一のテーブルに存在できる Group Commit WAL ファイルの最大数。`0` は無制限を意味します。WAL の再生が失敗し続けてファイル数が上限を超えると、そのテーブルの `async_mode` Group Commit ロードは `EXCEEDED_LIMIT` エラーで拒否されます。メッセージは `Too many group commit async WALs for table ...` のようになります。この上限は、WAL が無制限に増えてディスクを埋めることを防ぎます。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。単一テーブルに存在できる Group Commit WAL ファイルの最大数です。`0` は制限なしを意味します。WAL のリプレイが繰り返し失敗して WAL がこの上限を超えて蓄積すると、そのテーブルに対する `async_mode` の Group Commit データロードは、`Too many group commit async WALs for table ...` のようなメッセージを含む `EXCEEDED_LIMIT` エラーで拒否されます。この制限により、WAL が無制限に増えてディスクを使い切ることを防ぎます。
* デフォルト値: 10
-#### `enable_stream_load_record`
+#### `enable_stream_load_record` {#enable_stream_load_record}
* 型: bool
-* 説明: Stream Load の記録機能を有効にするかどうか。デフォルトは false です。
+* 説明: Stream Load の記録機能を有効にするかどうかを指定します。デフォルトは false です。
* デフォルト値: false
-#### `load_data_reserve_hours`
+#### `load_data_reserve_hours` {#load_data_reserve_hours}
-* 説明: mini load に使用します。この期間が経過すると mini load のデータファイルが削除されます。
+* 説明: mini load で使用します。この時間が経過すると、mini load のデータファイルが削除されます。
* デフォルト値: 4 (h)
-#### `push_worker_count_high_priority`
+#### `push_worker_count_high_priority` {#push_worker_count_high_priority}
-* 説明: HIGH 優先度のインポートタスクを処理するスレッド数。
+* 説明: HIGH 優先度のタスクを処理するデータロード用スレッド数です。
* デフォルト値: 3
-#### `push_worker_count_normal_priority`
+#### `push_worker_count_normal_priority` {#push_worker_count_normal_priority}
-* 説明: NORMAL 優先度のインポートタスクを処理するスレッド数。
+* 説明: NORMAL 優先度のタスクを処理するデータロード用スレッド数です。
* デフォルト値: 3
-#### `enable_single_replica_load`
+#### `enable_single_replica_load` {#enable_single_replica_load}
-* 説明: 単一レプリカでのデータロード機能を有効にするかどうか。
+* 説明: 単一レプリカのデータロード機能を有効にするかどうかを指定します。
* デフォルト値: true
-#### `load_error_log_reserve_hours`
+#### `load_error_log_reserve_hours` {#load_error_log_reserve_hours}
-* 説明: この期間が経過すると、ロードエラーログが削除されます。
+* 説明: この時間が経過すると、データロードのエラーログが削除されます。
* デフォルト値: 48 (h)
-#### `load_error_log_limit_bytes`
+#### `load_error_log_limit_bytes` {#load_error_log_limit_bytes}
-* 説明: この値を超えるロードエラーログは切り詰められます。
-* デフォルト値: 209715200(バイト)
+* 説明: データロードのエラーログがこの値を超えると、切り詰められます。
+* デフォルト値: 209715200 (byte)
-#### `load_process_max_memory_limit_percent`
+#### `load_process_max_memory_limit_percent` {#load_process_max_memory_limit_percent}
-* 説明: 単一ノードのすべてのロードスレッドが使用できるメモリ上限の割合。デフォルトは 50% です。
- - Doris のアップグレード時にロード性能に影響しないよう、これらのデフォルト値は大きく設定されています。必要に応じて、適切な値に変更してください。
+* 説明: 単一ノード上のすべてのデータロードスレッドが占めるメモリ上限の割合です。デフォルトは 50% です。
+ - ユーザーが Doris をアップグレードした際にデータロード性能に影響しないよう、これらのデフォルト値は大きめに設定されています。必要に応じて、適切な値を設定してください。
* デフォルト値: 50 (%)
-#### `load_process_soft_mem_limit_percent`
+#### `load_process_soft_mem_limit_percent` {#load_process_soft_mem_limit_percent}
-* 説明: 単一ノードのロード用メモリ上限に対するソフトリミットの割合。たとえば全ロードタスクのメモリ上限が 20GB の場合、デフォルトのソフトリミットはその 50% の 10GB です。使用量がソフトリミットを超えると、最もメモリを消費するジョブが選択され、フラッシュしてメモリを解放します。デフォルトは 50% です。
+* 説明: ソフトリミットは、単一ノードのデータロード用メモリ上限に対する割合です。たとえば、すべてのデータロードタスクのメモリ上限が 20GB の場合、ソフトリミットはデフォルトでその 50%、つまり 10GB です。メモリ使用量がソフトリミットを超えると、最も多くメモリを消費しているジョブが選ばれ、フラッシュによってメモリが解放されます。デフォルトは 50% です。
* デフォルト値: 50 (%)
-#### `slave_replica_writer_rpc_timeout_sec`
+#### `slave_replica_writer_rpc_timeout_sec` {#slave_replica_writer_rpc_timeout_sec}
* 型: int32
-* 説明: 単一レプリカロードにおける、Master レプリカと Slave レプリカ間の BRPC タイムアウトを変更します。
+* 説明: 単一レプリカのデータロードで使用する、master replica と slave replica 間の brpc タイムアウトを変更する設定です。
* デフォルト値: 60
-#### `max_segment_num_per_rowset`
+#### `max_segment_num_per_rowset` {#max_segment_num_per_rowset}
* 型: int32
-* 説明: ロード時に新しく生成される rowset の segment 数を制限します。しきい値を超えると、ロードは -238 エラーで失敗します。segment が多すぎると compaction のメモリ使用量が増え、OOM エラーの原因になります。
+* 説明: データロード時に新しく生成される rowset の segment 数を制限します。しきい値を超えると、データロードはエラー -238 で失敗します。segment が多すぎると compaction が大量のメモリを消費し、OOM エラーを引き起こす可能性があります。
* デフォルト値: 200
-#### `high_priority_flush_thread_num_per_store`
+#### `high_priority_flush_thread_num_per_store` {#high_priority_flush_thread_num_per_store}
* 型: int32
-* 説明: 高優先度のロードタスクに割り当てる、ストアパスごとのフラッシュスレッド数。
+* 説明: 優先度の高いデータロードタスクに割り当てる、ストアパスごとのフラッシュスレッド数です。
* デフォルト値: 1
-#### `routine_load_consumer_pool_size`
+#### `routine_load_consumer_pool_size` {#routine_load_consumer_pool_size}
* 型: int32
-* 説明: Routine Load で使用するデータコンシューマーのキャッシュ数。
+* 説明: Routine Load が使用するデータコンシューマーのキャッシュ数です。
* デフォルト値: 10
-#### `multi_table_batch_plan_threshold`
+#### `multi_table_batch_plan_threshold` {#multi_table_batch_plan_threshold}
* 型: int32
-* 説明: 単一ストリーム・複数テーブルのロードで使用します。Kafka から受信したメッセージのバッチサイズがこのしきい値を超えると、関連するすべてのテーブルのプランを要求します。
+* 説明: 単一ストリームから複数テーブルへのデータロードに使用します。Kafka から受信したメッセージのバッチサイズがこのしきい値を超えると、関連するすべてのテーブルのプランを要求します。
* デフォルト値: 200
-#### `multi_table_max_wait_tables`
+#### `multi_table_max_wait_tables` {#multi_table_max_wait_tables}
* 型: int32
-* 説明: 単一ストリーム・複数テーブルのロードで使用します。Kafka からメッセージのバッチを受信し、プラン待ちのテーブル数がこのしきい値を超えると、関連するすべてのテーブルのプランを要求します。この設定は、一度に大量のプランを要求・実行するのを防ぎます。ロード中に複数テーブルを小さなバッチで処理すると、単一の RPC の負荷が減り、データ処理のリアルタイム性が向上します。
+* 説明: 単一ストリームから複数テーブルへのデータロードに使用します。Kafka からメッセージのバッチを受信した際、プランを待っているテーブルの数がこのしきい値を超えると、関連するすべてのテーブルのプランを要求します。このパラメータは、多数のプランを一度に要求して実行することを避けるためのものです。データロード中に複数テーブルを小さなバッチで処理すると、単一 RPC の負荷を軽減し、データ処理のリアルタイム性を高められます。
* デフォルト値: 5
-#### `single_replica_load_download_num_workers`
+#### `single_replica_load_download_num_workers` {#single_replica_load_download_num_workers}
* 型: int32
-* 説明: 単一レプリカロードで segment をダウンロードする HTTP ワーカースレッド数を変更します。ロードの並列度が上がった場合、この値を調整すると Slave レプリカが Master レプリカから適時にデータファイルを同期できます。必要に応じて、I/O 性能を高めるために `webserver_num_workers` も増やします。
+* 説明: 単一レプリカのデータロードで使用する、segment ダウンロード用 HTTP ワーカースレッド数を変更します。データロードの同時実行数が増えた場合、このパラメータを調整して Slave replica が Master replica からデータファイルを適時に同期できるようにします。必要に応じて `webserver_num_workers` も増やすと、IO 性能が向上します。
* デフォルト値: 64
-#### `load_task_high_priority_threshold_second`
+#### `load_task_high_priority_threshold_second` {#load_task_high_priority_threshold_second}
* 型: int32
-* 説明: ロードタスクのタイムアウトがこのしきい値未満の場合、Doris は高優先度タスクと見なします。高優先度タスクは専用のフラッシュスレッドプールを使用します。
-* デフォルト値: 120
+* 説明: データロードタスクのタイムアウトがこのしきい値より短い場合、Doris はそのタスクを優先度の高いタスクと見なします。優先度の高いタスクには専用のフラッシュスレッドプールが使用されます。
+* デフォルト: 120
-#### `min_load_rpc_timeout_ms`
+#### `min_load_rpc_timeout_ms` {#min_load_rpc_timeout_ms}
* 型: int32
-* 説明: ロードジョブ内の各 RPC の最小タイムアウト。
-* デフォルト値: 20
+* 説明: データロードジョブ内の各 RPC の最小タイムアウトです。
+* デフォルト: 20
-#### `kafka_api_version_request`
+#### `kafka_api_version_request` {#kafka_api_version_request}
* 型: bool
-* 説明: 依存する Kafka のバージョンが 0.10.0.0 未満の場合は false に設定します。
-* デフォルト値: true
+* 説明: 使用する Kafka のバージョンが 0.10.0.0 より古い場合は、この値を false に設定します。
+* デフォルト: true
-#### `kafka_broker_version_fallback`
+#### `kafka_broker_version_fallback` {#kafka_broker_version_fallback}
-* 説明: 依存する Kafka のバージョンが 0.10.0.0 未満で、kafka_api_version_request を false に設定した場合、フォールバックバージョンとして kafka_broker_version_fallback の値が使用されます。有効な値は 0.9.0.x と 0.8.x.y です。
-* デフォルト値: 0.10.0
+* 説明: 使用する Kafka のバージョンが 0.10.0.0 より古く、kafka_api_version_request が false に設定されている場合、フォールバックバージョンである kafka_broker_version_fallback の値が使用されます。有効な値は 0.9.0.x と 0.8.x.y です。
+* デフォルト: 0.10.0
-#### `max_consumer_num_per_group`
+#### `max_consumer_num_per_group` {#max_consumer_num_per_group}
-* 説明: Routine Load で使用する、データコンシューマーグループごとの最大コンシューマー数。
-* デフォルト値: 3
+* 説明: Routine Load で使用する、データコンシューマーグループ内のコンシューマーの最大数です。
+* デフォルト: 3
-#### `streaming_load_max_mb`
+#### `streaming_load_max_mb` {#streaming_load_max_mb}
* 型: int64
-* 説明: 一度の Stream Load で許可する CSV データ量の上限。
- - Stream Load は通常、数 GB 未満のデータのロードに適しています。大きすぎるデータのロードには適していません。
+* 説明: 1 回の Stream Load で許可される CSV データ量の上限を指定します。
+ - Stream Load は一般に数 GB 未満のデータのデータロードに適しており、非常に大きなデータには適していません。
* デフォルト値: 10240 (MB)
-* 動的変更可能: はい
+* 動的な変更: 可能
-#### `streaming_load_json_max_mb`
+#### `streaming_load_json_max_mb` {#streaming_load_json_max_mb}
* 型: int64
-* 説明: 一度の Stream Load で許可する JSON データ量の上限。単位は MB です。
- - JSON などの形式は分割できません。Doris は解析を始める前にデータ全体をメモリに読み込む必要があります。そのため、この値で一度の Stream Load でロードできるデータ量の上限を定めます。
+* 説明: 1 回の Stream Load で許可される JSON データ量の上限を指定します。単位は MB です。
+ - JSON など、分割できないデータ形式があります。Doris は解析を開始する前にすべてのデータをメモリに読み込む必要があります。そのため、この値で 1 回の Stream Load によって読み込めるデータ量の上限を指定します。
* デフォルト値: 100
-* 動的変更可能: はい
+* 動的な変更: 可能
-#### `olap_table_sink_send_interval_microseconds`
+#### `olap_table_sink_send_interval_microseconds` {#olap_table_sink_send_interval_microseconds}
-* 説明: ロード中、ポーリングスレッドが Coordinator の sink ノードから対応する BE にデータを送信し続けます。このスレッドは `olap_table_sink_send_interval_microseconds` マイクロ秒ごとに送信するデータがあるか確認します。
+* 説明: データロード中、ポーリングスレッドが Coordinator の sink ノードから対応する BE にデータを送信し続けます。このスレッドは `olap_table_sink_send_interval_microseconds` マイクロ秒ごとに、送信するデータがあるか確認します。
* デフォルト値: 1000
-#### `olap_table_sink_send_interval_auto_partition_factor`
+#### `olap_table_sink_send_interval_auto_partition_factor` {#olap_table_sink_send_interval_auto_partition_factor}
-* 説明: 自動パーティションを有効にしたテーブルへのロードでは、`olap_table_sink_send_interval_microseconds` の間隔は長すぎます。その場合、実際の間隔にはこの係数が掛けられます。
+* 説明: 自動パーティション分割が有効なテーブルにデータをロードする場合、`olap_table_sink_send_interval_microseconds` の間隔では遅すぎます。この場合、実際の間隔はこの係数を掛けた値になります。
* デフォルト値: 0.001
-#### `enable_group_commit_streamload_be_forward`
+#### `enable_group_commit_streamload_be_forward` {#enable_group_commit_streamload_be_forward}
* 型: bool
-* 説明: コンピューティングとストレージを分離したモードで、Group Commit の Stream Load を BE 間で転送するかどうか。Doris 4.0 系では 4.0.8、4.1 系では 4.1.4 で追加されました。動的に変更できます。
- - ロードバランサーが同じテーブルの Group Commit リクエストを別々の BE にランダムに振り分けると、効率的なバッチ処理ができなくなります。有効にすると、BE はリクエストを単一の対象 BE に転送します。
- - **バージョン 4.0.8 以降、BE エンドポイント `/api/{db}/{table}/_stream_load_forward` はこの設定で制御されます。`false` の場合、このエンドポイントへのリクエストは `403 Forbidden` を返し、`Stream load forward is disabled` というメッセージが表示されます。`true` の場合も、リクエストは認証を通過し、グローバルな `LOAD` 権限が必要です。**
- - この転送を使用するデプロイでは、FE と BE の両方でこの設定を `true` にしてください(同名の FE 設定については [FE 設定](./fe-config) を参照)。
+* 説明: コンピュートとストレージを分離したモードで、Group Commit のための Stream Load の BE 転送を有効にするかどうかを指定します。Doris 4.0 系ではバージョン 4.0.8、4.1 系ではバージョン 4.1.4 で追加されました。動的に変更できます。
+ - ロードバランサーが同じテーブルへの Group Commit リクエストを異なる BE にランダムに分散させると、効率的なバッチ処理ができません。有効にすると、BE はリクエストを単一の対象 BE に転送します。
+ - **バージョン 4.0.8 以降、BE のエンドポイント `/api/{db}/{table}/_stream_load_forward` はこの設定によって制御されます。`false` の場合、そのエンドポイントへのリクエストは `Stream load forward is disabled` というメッセージを伴う `403 Forbidden` を返します。`true` の場合でも、そのエンドポイントへのリクエストには認証が必要で、グローバルな `LOAD` 権限が求められます。**
+ - この転送を使用するデプロイでは、FE と BE の両方で設定を `true` にしてください([FE の設定](./fe-config) にある同名の FE 設定を参照)。
* デフォルト値: false
-### スレッド
+### スレッド {#thread}
-#### `delete_worker_count`
+#### `delete_worker_count` {#delete_worker_count}
-* 説明: データ削除タスクを実行するスレッド数。
+* 説明: データ削除タスクを実行するスレッド数です。
* デフォルト値: 3
-#### `clear_transaction_task_worker_count`
+#### `clear_transaction_task_worker_count` {#clear_transaction_task_worker_count}
-* 説明: トランザクションのクリーンアップに使用するスレッド数。
+* 説明: トランザクションのクリーンアップに使用するスレッド数です。
* デフォルト値: 1
-#### `clone_worker_count`
+#### `clone_worker_count` {#clone_worker_count}
-* 説明: クローンタスクを実行するスレッド数。
+* 説明: 複製タスクを実行するスレッド数です。
* デフォルト値: 3
-#### `be_service_threads`
+#### `be_service_threads` {#be_service_threads}
* 型: int32
-* 説明: BE の Thrift サーバーサービスの実行スレッド数。FE のリクエスト処理に使用できるスレッド数を表します。
+* 説明: BE 上の thrift サーバーサービスの実行スレッド数です。FE からのリクエストの処理に使用できるスレッド数を表します。
* デフォルト値: 64
-#### `download_worker_count`
+#### `download_worker_count` {#download_worker_count}
-* 説明: ダウンロードスレッド数。
+* 説明: ダウンロード用スレッド数です。
* デフォルト値: 1
-#### `drop_tablet_worker_count`
+#### `drop_tablet_worker_count` {#drop_tablet_worker_count}
-* 説明: tablet を削除するスレッド数。
+* 説明: tablet を削除するスレッド数です。
* デフォルト値: 3
-#### `flush_thread_num_per_store`
+#### `flush_thread_num_per_store` {#flush_thread_num_per_store}
-* 説明: ストアごとのメモリテーブルのフラッシュに使用するスレッド数。
+* 説明: ストアごとにメモリテーブルをフラッシュするスレッド数です。
* デフォルト値: 2
-#### `publish_version_worker_count`
+#### `publish_version_worker_count` {#publish_version_worker_count}
-* 説明: バージョンを公開するスレッド数。
+* 説明: バージョンの公開に使用するスレッド数です。
* デフォルト値: 8
-#### `upload_worker_count`
+#### `upload_worker_count` {#upload_worker_count}
-* 説明: ファイルをアップロードする最大スレッド数。
+* 説明: ファイルのアップロードに使用する最大スレッド数です。
* デフォルト値: 1
-#### `webserver_num_workers`
+#### `webserver_num_workers` {#webserver_num_workers}
-* 説明: Web サーバーのデフォルトのワーカースレッド数。
+* 説明: Web サーバーのデフォルトのワーカースレッド数です。
* デフォルト値: 48
-#### `send_batch_thread_pool_thread_num`
+#### `send_batch_thread_pool_thread_num` {#send_batch_thread_pool_thread_num}
* 型: int32
-* 説明: SendBatch スレッドプールのスレッド数。NodeChannel のデータ送信タスクでは、各 NodeChannel の SendBatch 操作がスレッドタスクとしてプールに投入され、スケジュールされます。この設定でプールのサイズを決めます。
+* 説明: SendBatch スレッドプールのスレッド数です。NodeChannel がデータを送信する際、各 NodeChannel の SendBatch 操作はスレッドタスクとしてプールに送られ、実行されます。このパラメータで SendBatch スレッドプールのサイズを決めます。
* デフォルト値: 64
-#### `send_batch_thread_pool_queue_size`
+#### `send_batch_thread_pool_queue_size` {#send_batch_thread_pool_queue_size}
* 型: int32
-* 説明: SendBatch スレッドプールのキュー長。NodeChannel のデータ送信タスクでは、各 NodeChannel の SendBatch 操作がスレッドタスクとしてプールに投入され、スケジュールを待ちます。投入したタスク数がキュー長を超えると、後続のタスクはキューに空きができるまでブロックされます。
+* 説明: SendBatch スレッドプールのキュー長です。NodeChannel がデータを送信する際、各 NodeChannel の SendBatch 操作はスレッドタスクとしてプールに送られ、実行を待ちます。送信されたタスクの数がキュー長を超えると、その後のタスクはキューに空きができるまでブロックされます。
* デフォルト値: 102400
-#### `make_snapshot_worker_count`
+#### `make_snapshot_worker_count` {#make_snapshot_worker_count}
-* 説明: スナップショットを作成するスレッド数。
+* 説明: スナップショットを作成するスレッド数です。
* デフォルト値: 5
-#### `release_snapshot_worker_count`
+#### `release_snapshot_worker_count` {#release_snapshot_worker_count}
-* 説明: スナップショットを解放するスレッド数。
+* 説明: スナップショットを解放するスレッド数です。
* デフォルト値: 5
-### メモリ
+### メモリ {#memory}
-#### `madvise_huge_pages`
+#### `madvise_huge_pages` {#madvise_huge_pages}
* 型: bool
-* 説明: Linux の huge page を使用するかどうか。
+* 説明: Linux の huge page を使用するかどうかを指定します。
* デフォルト値: false
-#### `max_memory_sink_batch_count`
+#### `max_memory_sink_batch_count` {#max_memory_sink_batch_count}
-* 説明: 外部スキャンキャッシュの最大バッチ数。キャッシュされる行数は max_memory_cache_batch_count * batch_size です。デフォルトは 20 で、batch_size のデフォルトは 1024 なので、20 * 1024 行がキャッシュされます。
+* 説明: 外部スキャンキャッシュの最大バッチ数です。キャッシュされる行数は max_memory_cache_batch_count * batch_size です。デフォルトは 20 で、batch_size のデフォルト値は 1024 なので、20 * 1024 行がキャッシュされます。
* デフォルト値: 20
-#### `memory_max_alignment`
+#### `memory_max_alignment` {#memory_max_alignment}
-* 説明: メモリの最大アラインメント。
+* 説明: メモリの最大アラインメントです。
* デフォルト値: 16
-#### `mmap_buffers`
+#### `mmap_buffers` {#mmap_buffers}
-* 説明: メモリの割り当てに mmap を使用するかどうか。
+* 説明: メモリの割り当てに mmap を使用するかどうかを指定します。
* デフォルト値: false
-#### `memtable_mem_tracker_refresh_interval_ms`
+#### `memtable_mem_tracker_refresh_interval_ms` {#memtable_mem_tracker_refresh_interval_ms}
-* 説明: MemTable flush manager の更新間隔(ミリ秒)。
+* 説明: memtable flush mgr の更新処理間の間隔です。単位はミリ秒です。
* デフォルト値: 100
-#### `zone_map_row_num_threshold`
+#### `zone_map_row_num_threshold` {#zone_map_row_num_threshold}
* 型: int32
-* 説明: ページ内の行数がこの値未満の場合、データ量の増加を抑えるため ZoneMap を作成しません。
+* 説明: ページ内の行数がこの値未満の場合、データサイズの増加を抑えるため、zonemap を作成しません。
* デフォルト値: 20
-#### `memory_mode`
+#### `memory_mode` {#memory_mode}
* 型: string
-* 説明: TCMalloc の GC を制御します。performance モードでは使用量が 90% * mem_limit 以上になると TCMalloc のキャッシュメモリを解放し、それ以外では 50% * mem_limit 以上になると解放します。
+* 説明: tcmalloc の GC を制御します。performance モードでは、メモリ使用量が 90% * mem_limit 以上になると Doris が tcmalloc キャッシュのメモリを解放します。それ以外では、50% * mem_limit 以上になると解放します。
* デフォルト値: performance
-#### `max_sys_mem_available_low_water_mark_bytes`
+#### `max_sys_mem_available_low_water_mark_bytes` {#max_sys_mem_available_low_water_mark_bytes}
* 型: int64
-* 説明: システムの `/proc/meminfo/MemAvailable` に対する low water mark の上限。単位はバイトで、デフォルトは 1.6G です。実際の low water mark は min(1.6G, MemTotal * 10%) で、16G を超える大容量メモリのマシンでメモリを無駄に確保しないようにします。上限を上げると、16G 超のマシンで Full GC 用のメモリバッファが多く確保されます。下げると、使用可能なメモリをより多く活用します。
+* 説明: システムの `/proc/meminfo/MemAvailable` に対する下限の最大値です。単位はバイトで、デフォルトは 1.6G です。実際の下限は min(1.6G, MemTotal * 10%) となり、16G を超える大容量メモリのマシンでメモリを過剰に確保するのを防ぎます。最大値を引き上げると、メモリが 16G を超えるマシンで Full GC 用のメモリバッファを多く確保します。引き下げると、利用可能なメモリをより多く使用します。
* デフォルト値: 1717986918
-#### `memory_limitation_per_thread_for_schema_change_bytes`
+#### `memory_limitation_per_thread_for_schema_change_bytes` {#memory_limitation_per_thread_for_schema_change_bytes}
-* 説明: 単一のスキーマ変更タスクに許可する最大メモリ量。
+* 説明: 単一のスキーマ変更タスクに許可する最大メモリ量です。
* デフォルト値: 2147483648 (2GB)
-#### `mem_tracker_consume_min_size_bytes`
+#### `mem_tracker_consume_min_size_bytes` {#mem_tracker_consume_min_size_bytes}
* 型: int32
-* 説明: MemTracker の consume/release における TCMalloc Hook の最小サイズ。この値未満の消費量は蓄積され、MemTracker の consume/release の頻繁な呼び出しを防ぎます。値を下げると呼び出し頻度が増え、上げると統計の精度が低下します。理論上、MemTracker の統計値と実際の値の差は mem_tracker_consume_min_size_bytes × その MemTracker が存在する BE スレッド数 です。
+* 説明: MemTracker の consume/release 時に TCMalloc Hook が扱う最小サイズです。この値より小さい消費量は蓄積し、MemTracker の consume/release の頻繁な呼び出しを避けます。値を小さくすると呼び出し頻度が増えます。値を大きくすると MemTracker の統計が不正確になります。理論上、MemTracker の統計値と実際の値の差は(mem_tracker_consume_min_size_bytes * その MemTracker が存在する BE スレッド数)です。
* デフォルト値: 1,048,576
-#### `min_buffer_size`
+#### `min_buffer_size` {#min_buffer_size}
-* 説明: 読み取りバッファの最小サイズ。
-* デフォルト値: 1024(バイト)
+* 説明: 読み取りバッファの最小サイズです。
+* デフォルト値: 1024 (byte)
-#### `write_buffer_size`
+#### `write_buffer_size` {#write_buffer_size}
-* 説明: フラッシュ前のバッファサイズ。
- - ロードしたデータはまず BE のメモリブロックに書き込まれ、ブロックがしきい値に達するとディスクにフラッシュされます。デフォルトは 200MB です。しきい値が小さすぎると、BE に小さなファイルが大量に作成されることがあります。値を上げるとファイル数を減らせますが、大きすぎると RPC がタイムアウトすることがあります。
+* 説明: フラッシュ前のバッファサイズです。
+ - データロードされたデータは、まず BE 上のメモリブロックに書き込まれ、このブロックがしきい値に達するとディスクに書き戻されます。デフォルトサイズは 200MB です。しきい値が小さすぎると、BE 上に多数の小さなファイルが生成されることがあります。しきい値を大きくするとファイル数を減らせますが、大きすぎると RPC がタイムアウトする可能性があります。
* デフォルト値: 209,715,200
-#### `remote_storage_read_buffer_mb`
+#### `remote_storage_read_buffer_mb` {#remote_storage_read_buffer_mb}
* 型: int32
-* 説明: HDFS またはオブジェクトストレージからファイルを読み取る際のキャッシュサイズ。
- - 値を上げるとリモートデータの読み取り呼び出し回数を減らせますが、メモリ使用量は増えます。
+* 説明: HDFS またはオブジェクトストレージ上のファイルを読み取る際に使用するキャッシュサイズです。
+ - 値を大きくするとリモートデータの読み取り呼び出し回数を減らせますが、メモリのオーバーヘッドが増えます。
* デフォルト値: 16 (MB)
-#### `file_cache_type`
+#### `file_cache_type` {#file_cache_type}
* 型: string
-* 説明: キャッシュファイルの種類。`whole_file_cache` は segment ファイル全体をダウンロードし、`sub_file_cache` はサイズに応じて segment ファイルを複数のファイルに分割します。空文字列 "" にするとキャッシュしません。キャッシュが必要な場合はこの設定を指定してください。
+* 説明: キャッシュファイルの種類です。`whole_file_cache` は segment ファイル全体をダウンロードし、`sub_file_cache` は segment ファイルをサイズに応じて複数のファイルに分割します。"" に設定するとキャッシュしません。キャッシュが必要な場合は、このパラメータを設定してください。
* デフォルト値: ""
-#### `path_gc_check`
+#### `path_gc_check` {#path_gc_check}
+
+* 型: bool
+* 説明: リサイクル対象のデータをスキャンするスレッドによるチェックを有効にするかどうかを指定します。
+* デフォルト値: true
+
+#### `path_gc_check_interval_second` {#path_gc_check_interval_second}
-* 型:bool
-* 説明: リサイクルデータをスキャンするスレッドのチェックを有効にするかどうか。
-* デフォルト値:true
+* 説明: リサイクル対象のデータをスキャンするスレッドのチェック間隔です。
+* デフォルト値: 86400 (s)
-#### `path_gc_check_interval_second`
+#### `path_gc_check_step` {#path_gc_check_step}
-* 説明: リサイクルデータをスキャンするスレッドのチェック間隔。
-* デフォルト値:86400 (s)
+* デフォルト値: 1000
-#### `path_gc_check_step`
+#### `path_gc_check_step_interval_ms` {#path_gc_check_step_interval_ms}
-* デフォルト値:1000
+* デフォルト値: 10 (ms)
-#### `path_gc_check_step_interval_ms`
+#### `scan_context_gc_interval_min` {#scan_context_gc_interval_min}
-* デフォルト値:10 (ms)
+* 説明: context GC スレッドのスケジュール間隔です。単位は分で、デフォルトは 5 分です。
+* デフォルト値: 5
-#### `scan_context_gc_interval_min`
+### ストレージ {#storage}
-* 説明: コンテキスト GC スレッドのスケジュール間隔。単位は分で、デフォルトは 5 分です。
-* デフォルト値:5
+#### `enable_kuromoji_analyzer` {#enable_kuromoji_analyzer}
-### ストレージ
+* 型: bool
+* 説明: kuromoji(日本語)転置インデックスアナライザーを有効にするかどうかを指定します。Doris 5.0.0 以降でサポートされます。
+* デフォルト値: false
-#### `enable_kuromoji_analyzer`
+#### `inverted_index_skip_norms_for_variant` {#inverted_index_skip_norms_for_variant}
* 型: bool
-* 説明: 日本語の転置インデックス用 kuromoji アナライザーを有効にするかどうか。Doris 5.0.0 以降でサポートされます。
+* 説明: バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。動的な設定に対応しています。`true` の場合、VARIANT のサブパスに対する転置インデックスでは、インデックスの `norms` プロパティに関係なく Norms を省略します。これにより複数のサブパスのインデックスが占めるストレージを削減できますが、それらのインデックスでは Norms を必要とする BM25 の `score()` 計算ができなくなります。デフォルトでは Norms を保持します。[関連度スコアリング](../../table-design/index/inverted-index/scoring.md) を参照してください。
* デフォルト値: false
-#### `default_num_rows_per_column_file_block`
+#### `default_num_rows_per_column_file_block` {#default_num_rows_per_column_file_block}
* 型: int32
-* 説明: 単一の RowBlock に含まれるデータ行数。
+* 説明: 単一の RowBlock に含めるデータ行数を設定します。
* デフォルト値: 1024
-#### `disable_storage_page_cache`
+#### `disable_storage_page_cache` {#disable_storage_page_cache}
* 型: bool
-* 説明: インデックスのキャッシュにページキャッシュを使用しないかどうか。BETA ストレージ形式でのみ有効です。通常は false が推奨されます。
+* 説明: インデックスのキャッシュに page cache を使用しないようにします。この設定は BETA ストレージ形式でのみ有効です。通常は false が推奨されます。
* デフォルト値: false
-#### `disk_stat_monitor_interval`
+#### `disk_stat_monitor_interval` {#disk_stat_monitor_interval}
-* 説明: ディスク状態の確認間隔。
+* 説明: ディスク状態の確認間隔です。
* デフォルト値: 5 (s)
-#### `max_free_io_buffers`
+#### `max_free_io_buffers` {#max_free_io_buffers}
-* 説明: I/O バッファの各サイズについて IoMgr が保持するバッファの最大数。バッファサイズは 1024B から 8MB までで、合計で約 2GB まで保持します。
+* 説明: IO バッファの各サイズについて、IoMgr が保持するバッファの最大数です。バッファサイズは 1024B から 8MB までで、バッファの合計は最大で約 2GB になります。
* デフォルト値: 128
-#### `max_garbage_sweep_interval`
+#### `max_garbage_sweep_interval` {#max_garbage_sweep_interval}
-* 説明: ディスク上の不要データをクリーンアップする最大間隔。
+* 説明: ディスク上の不要データをクリーンアップする最大間隔です。
* デフォルト値: 3600 (s)
-#### `max_percentage_of_error_disk`
+#### `max_percentage_of_error_disk` {#max_percentage_of_error_disk}
* 型: int32
-* 説明: ストレージエンジンが許容する破損ディスクの割合。破損ディスクの割合がこの値を超えると、BE は自動的に終了します。
+* 説明: ストレージエンジンが許容する障害ディスクの割合です。障害ディスクの割合がこの値を超えると、BE は自動的に終了します。
* デフォルト値: 0
-#### `min_garbage_sweep_interval`
+#### `min_garbage_sweep_interval` {#min_garbage_sweep_interval}
-* 説明: ディスク上の不要データをクリーンアップする最小間隔。
+* 説明: ディスク上の不要データをクリーンアップする最小間隔です。
* デフォルト値: 180 (s)
-#### `pprof_profile_dir`
+#### `pprof_profile_dir` {#pprof_profile_dir}
-* 説明: pprof プロファイルの保存ディレクトリ。
+* 説明: pprof profile の保存ディレクトリです。
* デフォルト値: ${DORIS_HOME}/log
-#### `small_file_dir`
+#### `small_file_dir` {#small_file_dir}
-* 説明: SmallFileMgr がダウンロードしたファイルの保存先。
+* 説明: SmallFileMgr がダウンロードしたファイルの保存先です。
* デフォルト値: ${DORIS_HOME}/lib/small_file/
-#### `user_function_dir`
+#### `user_function_dir` {#user_function_dir}
-* 説明: UDF 関数のディレクトリ。
+* 説明: UDF 関数のディレクトリです。
* デフォルト値: `${DORIS_HOME}/lib/udf`
-#### `storage_flood_stage_left_capacity_bytes`
+#### `storage_flood_stage_left_capacity_bytes` {#storage_flood_stage_left_capacity_bytes}
-* 説明: データディレクトリに残しておく必要がある最小バイト数。
+* 説明: データディレクトリに残すべき最小空き容量です。単位はバイトです。
* デフォルト値: 1073741824
-#### `storage_flood_stage_usage_percent`
+#### `storage_flood_stage_usage_percent` {#storage_flood_stage_usage_percent}
-* 説明: storage_flood_stage_usage_percent と storage_flood_stage_left_capacity_bytes は、データディレクトリの容量の最大使用量を制限します。
+* 説明: storage_flood_stage_usage_percent と storage_flood_stage_left_capacity_bytes で、データディレクトリの容量の最大使用量を制限します。
* デフォルト値: 90 (90%)
-#### `storage_medium_migrate_count`
+#### `storage_medium_migrate_count` {#storage_medium_migrate_count}
-* 説明: クローン処理に使用するスレッド数。
+* 説明: 複製に使用するスレッド数です。
* デフォルト値: 1
-#### `storage_page_cache_limit`
+#### `storage_page_cache_limit` {#storage_page_cache_limit}
-* 説明: ストレージページキャッシュのサイズ。
+* 説明: ストレージページ用キャッシュのサイズです。
* デフォルト値: 20%
-#### `storage_page_cache_shard_size`
+#### `storage_page_cache_shard_size` {#storage_page_cache_shard_size}
-* 説明: StoragePageCache のシャードサイズ。値は二のべき乗である必要があります。ロック競合を減らすため、BE のコア数に近い値が推奨されます。
+* 説明: StoragePageCache のシャード数です。値は 2 のべき乗でなければなりません。ロック競合を減らすため、BE のコア数に近い値が推奨されます。
* デフォルト値: 16
-#### `index_page_cache_percentage`
+#### `index_page_cache_percentage` {#index_page_cache_percentage}
* 型: int32
-* 説明: ストレージページキャッシュ全体に占めるインデックスページキャッシュの割合。範囲は [0, 100] です。
+* 説明: ストレージページキャッシュ全体に対するインデックスページキャッシュの割合です。値の範囲は [0, 100] です。
* デフォルト値: 10
-#### `segment_cache_capacity`
+#### `segment_cache_capacity` {#segment_cache_capacity}
* 型: int32
-* 説明: segment キャッシュのエントリーの最大数。キーは rowset ID です。-1 は旧バージョンとの互換性のため fd_number * 2/5 を意味します。
+* 説明: segment キャッシュのエントリ数の上限です。キーは rowset ID です。-1 は下位互換性のための値で、fd_number * 2/5 を意味します。
* デフォルト値: -1
-#### `storage_strict_check_incompatible_old_format`
+#### `storage_strict_check_incompatible_old_format` {#storage_strict_check_incompatible_old_format}
* 型: bool
-* 説明: 互換性のない旧形式を厳密にチェックします。
+* 説明: 互換性のない古い形式を厳密に確認するために使用します。
* デフォルト値: true
-* 動的変更可能: false
+* 動的な変更: false
-#### `sync_tablet_meta`
+#### `sync_tablet_meta` {#sync_tablet_meta}
-* 説明: ストレージエンジンが sync を有効にし、ディスクに保持するかどうか。
+* 説明: ストレージエンジンが sync を有効にし、ディスクへの同期を維持するかどうかを指定します。
* デフォルト値: true
-#### `pending_data_expire_time_sec`
+#### `pending_data_expire_time_sec` {#pending_data_expire_time_sec}
-* 説明: ストレージエンジンが未検証データを保持する最長時間。
+* 説明: ストレージエンジンが未検証のデータを保持する最大時間です。
* デフォルト値: 1800 (s)
-#### `ignore_rowset_stale_unconsistent_delete`
+#### `ignore_rowset_stale_unconsistent_delete` {#ignore_rowset_stale_unconsistent_delete}
* 型: boolean
-* 説明: 期限切れのマージ済み rowset が一貫したバージョンパスを形成できない場合に、その rowset を削除するかどうかを決めます。
- - マージ済みの期限切れ rowset のバージョンパスは 半時間後に削除されます。異常時にこれらのバージョンを削除すると、クエリに必要な一貫したパスを構築できなくなることがあります。false の場合、プログラムは厳密にチェックし、エラーを報告して終了します。true の場合はこのエラーを無視して実行を続けます。通常、エラーを無視してもクエリには影響しませんが、FE がマージ済みバージョンを指定した場合には -230 エラーが発生します。
+* 説明: 古くなったマージ済み rowset が一貫したバージョンパスを形成できない場合、その rowset を削除するかどうかを決めます。
+ - マージ済みで期限切れの rowset のバージョンパスは 30 分後に削除されます。異常な状況では、これらのバージョンを削除すると、クエリ用の一貫したパスを構築できなくなることがあります。設定が false の場合、プログラムは厳密に検査し、エラーを報告して終了します。true の場合は、このエラーを無視して通常どおり実行します。一般に、このエラーを無視してもクエリには影響しませんが、FE がマージ済みバージョンを割り当てた場合にのみ -230 エラーが発生します。
* デフォルト値: false
-#### `create_tablet_worker_count`
+#### `create_tablet_worker_count` {#create_tablet_worker_count}
-* 説明: BE が tablet を作成するワーカースレッド数。
+* 説明: BE が tablet を作成するワーカースレッド数です。
* デフォルト値: 3
-#### `check_consistency_worker_count`
+#### `check_consistency_worker_count` {#check_consistency_worker_count}
-* 説明: tablet のチェックサムを計算するワーカースレッド数。
+* 説明: tablet のチェックサムを計算するワーカースレッド数です。
* デフォルト値: 1
-#### `max_tablet_version_num`
+#### `max_tablet_version_num` {#max_tablet_version_num}
* 型: int
-* 説明: 単一の tablet のバージョン数を制限します。ロードの頻度が高すぎる場合や compaction が間に合わない場合のバージョン蓄積を防ぎます。上限を超えるとロードタスクは拒否されます。
+* 説明: 単一の tablet のバージョン数を制限します。頻繁すぎるデータロードや、適時に実行されない compaction によって大量のバージョンが蓄積するのを防ぐために使用します。上限を超えると、データロードタスクは拒否されます。
* デフォルト値: 2000
-#### `tablet_map_shard_size`
+#### `tablet_map_shard_size` {#tablet_map_shard_size}
-* 説明: tablet_map_lock のシャードサイズ。値は 2^n(n=0,1,2,3,4)で、tablet 管理の性能を改善します。
+* 説明: tablet_map_lock の分割サイズです。値は 2^n(n=0,1,2,3,4)で、tablet の管理性能を向上させるための設定です。
* デフォルト値: 4
-#### `tablet_meta_checkpoint_min_interval_secs`
+#### `tablet_meta_checkpoint_min_interval_secs` {#tablet_meta_checkpoint_min_interval_secs}
-* 説明: TabletMeta Checkpoint スレッドのポーリング間隔。
+* 説明: TabletMeta Checkpoint スレッドのポーリング間隔です。
* デフォルト値: 600 (s)
-#### `tablet_meta_checkpoint_min_new_rowsets_num`
+#### `tablet_meta_checkpoint_min_new_rowsets_num` {#tablet_meta_checkpoint_min_new_rowsets_num}
-* 説明: TabletMeta Checkpoint を保存するための Rowset の最小数。
+* 説明: TabletMeta Checkpoint を保存するために必要な Rowset の最小数です。
* デフォルト値: 10
-#### `tablet_rowset_stale_sweep_time_sec`
+#### `tablet_rowset_stale_sweep_time_sec` {#tablet_rowset_stale_sweep_time_sec}
* 型: int64
-* 説明: マージ済み rowset バージョンの削除までの有効期間を制御します。現在時刻 now() から、バージョンパス内で最も新しく作成された rowset の作成時刻を引いた値が tablet_rowset_stale_sweep_time_sec を超えると、そのパスとマージ済み rowset が削除されます。単位は秒です。
- - 書き込みが頻繁すぎると、FE がマージ済みバージョンを参照できず、クエリで -230 エラーが発生することがあります。このパラメーターを増やすと回避できます。
+* 説明: マージ済み rowset のバージョンをクリーンアップするまでの時間を制御します。現在時刻 now() から、バージョンパス内で最後に作成された rowset の作成時刻を引いた値が tablet_rowset_stale_sweep_time_sec を超えると、そのパスがクリーンアップされ、マージ済み rowset が削除されます。単位は秒です。
+ - 書き込みが頻繁すぎると、FE がマージ済みバージョンを参照できず、クエリで -230 エラーが発生することがあります。このパラメータを引き上げると、その問題を回避できます。
* デフォルト値: 300
-#### `tablet_writer_open_rpc_timeout_sec`
+#### `tablet_writer_open_rpc_timeout_sec` {#tablet_writer_open_rpc_timeout_sec}
-* 説明: tablet 状態キャッシュの更新間隔。
- - ロード中に Batch(1024 行)を送信する RPC のタイムアウト。デフォルトは 60 秒です。この RPC はメモリへの複数バッチの書き込みを含む場合があるため、書き込みが原因でタイムアウトすることがあります。この値を調整すると、send batch fail などのタイムアウトエラーを減らせます。write_buffer_size を増やした場合も、このパラメーターを増やす必要があります。
+* 説明: tablet 状態キャッシュの更新間隔です。
+ - データロード中に Batch(1024 行)を送信する RPC のタイムアウトです。デフォルトは 60 秒です。この RPC では複数のメモリバッチへの書き込みが発生する場合があり、それによってタイムアウトすることがあります。この値を調整すると、send batch fail などのタイムアウトエラーを減らせます。`write_buffer_size` を引き上げる場合は、このパラメータも引き上げる必要があります。
* デフォルト値: 60
-#### `tablet_writer_ignore_eovercrowded`
+#### `tablet_writer_ignore_eovercrowded` {#tablet_writer_ignore_eovercrowded}
* 型: bool
-* 説明: データ書き込み時の BRPC エラー [E1011]The server is overcrowded を無視するかどうか。
+* 説明: データの書き込み時に brpc エラー '[E1011]The server is overcrowded' を無視するために使用します。
* デフォルト値: false
-#### `streaming_load_rpc_max_alive_time_sec`
+#### `streaming_load_rpc_max_alive_time_sec` {#streaming_load_rpc_max_alive_time_sec}
-* 説明: TabletsChannel の存続時間。この間にデータを受信しなければ、チャネルは削除されます。
+* 説明: TabletsChannel の存続時間です。この時間内にチャネルがデータを受信しなければ、削除されます。
* デフォルト値: 1200
-#### `alter_tablet_worker_count`
+#### `alter_tablet_worker_count` {#alter_tablet_worker_count}
-* 説明: スキーマ変更を行うスレッド数。
+* 説明: スキーマ変更を行うスレッド数です。
* デフォルト値: 3
-#### `alter_index_worker_count`
+#### `alter_index_worker_count` {#alter_index_worker_count}
-* 説明: インデックス変更を行うスレッド数。
+* 説明: インデックス変更を行うスレッド数です。
* デフォルト値: 3
-#### `ignore_load_tablet_failure`
+#### `ignore_load_tablet_failure` {#ignore_load_tablet_failure}
* 型: bool
-* 説明: tablet のロードに失敗した場合、エラーを無視して BE の起動を続行するかどうか。
+* 説明: tablet の読み込みに失敗した場合、エラーを無視して BE の起動を続行するかどうかを指定します。
* デフォルト値: false
-BE の起動時、データディレクトリごとに専用のスレッドが起動し、tablet ヘッダーのメタ情報を読み込みます。デフォルトの設定では、いずれかのデータディレクトリで tablet の読み込みに失敗すると、起動処理は終了します。同時に、BE の INFO ログに次のエラーメッセージが記録されます(原文の表記: `be The following error message is seen in the INFO`)。
+BE の起動時には、各データディレクトリに対して個別のスレッドが起動し、tablet ヘッダーのメタ情報を読み込みます。デフォルト設定では、いずれかのデータディレクトリで tablet の読み込みに失敗すると、起動処理は終了します。同時に、` be The following error message is seen in the INFO ` ログに次のエラーメッセージが表示されます。
```
load tablets from header failed, failed tablets size: xxx, path=xxx
```
-これは、データディレクトリ内で読み込みに失敗した tablet の数を示します。ログには、失敗した tablet の詳細情報も記録されます。原因を調査するには手動での対応が必要です。調査後は通常、次の二つの方法で復旧します。
- - tablet の情報を修復できない場合、ほかのレプリカが正常なら `meta_tool` で問題のある tablet を削除できます。
+このメッセージは、そのデータディレクトリで読み込みに失敗した tablet の数を示します。ログには、読み込みに失敗した tablet の詳細情報も記録されます。この場合は、手動で原因を調査する必要があります。原因を解決した後は、通常、次の 2 つの方法で復旧できます。
+ - tablet 情報を修復できない場合、ほかのレプリカが正常であれば、`meta_tool` ツールで問題のある tablet を削除できます。
- `ignore_load_tablet_failure` を true に設定すると、BE は問題のある tablet を無視して正常に起動します。
-#### `report_disk_state_interval_seconds`
+#### `report_disk_state_interval_seconds` {#report_disk_state_interval_seconds}
-* 説明: agent が FE にディスク状態を報告する間隔。
+* 説明: agent がディスクの状態を FE に報告する間隔です。
* デフォルト値: 60 (s)
-#### `result_buffer_cancelled_interval_time`
+#### `result_buffer_cancelled_interval_time` {#result_buffer_cancelled_interval_time}
-* 説明: 結果バッファをキャンセルするまでの時間。
+* 説明: 結果バッファがキャンセルされるまでの時間です。
* デフォルト値: 300 (s)
-#### `snapshot_expire_time_sec`
+#### `snapshot_expire_time_sec` {#snapshot_expire_time_sec}
-* 説明: スナップショットファイルのクリーンアップ間隔。
-* デフォルト値:172800(48 時間)
+* 説明: スナップショットファイルのクリーンアップ間隔です。
+* デフォルト値:172800 (48 時間)
-### ログ
+### ログ {#log}
-#### `sys_log_dir`
+#### `sys_log_dir` {#sys_log_dir}
* 型: string
-* 説明: BE のログデータの保存ディレクトリ。
+* 説明: BE のログデータを保存するディレクトリです。
* デフォルト値: `${DORIS_HOME}/log`
-#### `sys_log_level`
+#### `sys_log_level` {#sys_log_level}
-* 説明: ログレベル: INFO < WARNING < ERROR < FATAL。
+* 説明: ログレベル: INFO < WARNING < ERROR < FATAL
* デフォルト値: INFO
-#### `sys_log_roll_mode`
+#### `sys_log_roll_mode` {#sys_log_roll_mode}
-* 説明: ログの分割サイズ。ログファイルは 1G ごとに分割されます。
+* 説明: ログを分割するサイズです。ログファイルは 1G ごとに分割されます。
* デフォルト値: SIZE-MB-1024
-#### `sys_log_roll_num`
+#### `sys_log_roll_num` {#sys_log_roll_num}
-* 説明: 保持するログファイル数。
+* 説明: 保持するログファイル数です。
* デフォルト値: 10
-#### `sys_log_verbose_level`
+#### `sys_log_verbose_level` {#sys_log_verbose_level}
-* 説明: ログの詳細表示レベル。コード内の VLOG で始まるログの出力を制御します。
+* 説明: コード内の VLOG で始まるログの出力を制御するログ表示レベルです。
* デフォルト値: 10
-#### `sys_log_verbose_modules`
+#### `sys_log_verbose_modules` {#sys_log_verbose_modules}
-* 説明: ログを出力するモジュール。olap を指定すると、olap モジュールのログのみが出力されます。
+* 説明: ログを出力するモジュールです。olap を指定すると、olap モジュールのログだけが出力されます。
* デフォルト値: 空
-#### `aws_log_level`
+#### `aws_log_level` {#aws_log_level}
* 型: int32
-* 説明: AWS SDK のログレベル。
+* 説明: AWS SDK のログレベルです。
```
Off = 0,
Fatal = 1,
@@ -1278,319 +1308,362 @@ load tablets from header failed, failed tablets size: xxx, path=xxx
```
* デフォルト値: 3
-#### `log_buffer_level`
+#### `log_buffer_level` {#log_buffer_level}
-* 説明: ログのフラッシュ方法。デフォルトではメモリ内に保持されます。
+* 説明: ログのフラッシュ戦略です。デフォルトではメモリに保持されます。
* デフォルト値: 空
-### その他
+### その他 {#others}
-#### `enable_arrow_input_validation`
+#### `enable_arrow_input_validation` {#enable_arrow_input_validation}
* 型: bool
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。Arrow データを Doris の内部列に変換する前に、入力バッファを検証するかどうか。有効にすると、少量の追加検証コストはかかりますが、不正な Arrow データによる BE のクラッシュを防げます。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。Arrow データを Doris の内部列に変換する前に、Arrow の入力バッファを検証するかどうかを指定します。有効にすると、少量の検証処理が追加される代わりに、不正な Arrow データによって BE がクラッシュするのを防げます。
* デフォルト値: true
-#### `report_tablet_interval_seconds`
+#### `report_tablet_interval_seconds` {#report_tablet_interval_seconds}
-* 説明: agent が FE に OLAP テーブルを報告する間隔。
+* 説明: agent が OLAP テーブルを FE に報告する間隔です。
* デフォルト値: 60 (s)
-#### `report_task_interval_seconds`
+#### `report_task_interval_seconds` {#report_task_interval_seconds}
-* 説明: agent が FE にタスクシグネチャを報告する間隔。
+* 説明: agent がタスクの署名を FE に報告する間隔です。
* デフォルト値: 10 (s)
-#### `periodic_counter_update_period_ms`
+#### `periodic_counter_update_period_ms` {#periodic_counter_update_period_ms}
-* 説明: レートカウンターとサンプリングカウンターの更新周期。
+* 説明: rate counter と sampling counter の更新周期です。
* デフォルト値: 500 (ms)
-#### `enable_metric_calculator`
+#### `enable_metric_calculator` {#enable_metric_calculator}
-* 説明: true の場合はメトリクス計算処理を実行し、BE 関連の指標を収集します。false の場合は実行しません。
+* 説明: true に設定すると、metric calculator が実行され、BE 関連の指標情報を収集します。false に設定すると実行されません。
* デフォルト値: true
-#### `enable_system_metrics`
+#### `enable_system_metrics` {#enable_system_metrics}
-* 説明: システム指標を有効または無効にするかどうか。
+* 説明: システム指標の有効化と無効化を制御します。
* デフォルト値: true
-#### `enable_token_check`
+#### `enable_token_check` {#enable_token_check}
-* 説明: 将来の互換性のために使用され、後で削除される予定です。
+* 説明: 将来の互換性のために使用されます。後のバージョンで削除される予定です。
* デフォルト値: true
-#### `max_runnings_transactions_per_txn_map`
+#### `max_runnings_transactions_per_txn_map` {#max_runnings_transactions_per_txn_map}
-* 説明: トランザクションマネージャー内の各 txn_partition_map が保持するトランザクションの最大数。過剰なトランザクションを保持しないための保護機能です。
+* 説明: txn manager 内の各 txn_partition_map に保持できる txn の最大数です。manager に多数の txn が保存されるのを避けるための保護機能です。
* デフォルト値: 2000
-#### `max_download_speed_kbps`
+#### `max_download_speed_kbps` {#max_download_speed_kbps}
-* 説明: ダウンロード速度の上限。
+* 説明: ダウンロード速度の上限です。
* デフォルト値: 50000 (kb/s)
-#### `download_low_speed_time`
+#### `download_low_speed_time` {#download_low_speed_time}
-* 説明: ダウンロードの時間制限。
+* 説明: ダウンロード時間の制限です。
* デフォルト値: 300 (s)
-#### `download_low_speed_limit_kbps`
+#### `download_low_speed_limit_kbps` {#download_low_speed_limit_kbps}
-* 説明: ダウンロード速度の下限。
+* 説明: 最小ダウンロード速度です。
* デフォルト値: 50 (KB/s)
-#### `enable_batch_download`
+#### `enable_batch_download` {#enable_batch_download}
-* 説明: ファイルを一括ダウンロードするかどうか。binlog を有効にしている場合は、有効にすることを推奨します。
+* 説明: ファイルをバッチでダウンロードするかどうかを指定します。binlog を有効にしている場合は、有効化が推奨されます。
* デフォルト値: false
-#### `priority_queue_remaining_tasks_increased_frequency`
+#### `priority_queue_remaining_tasks_increased_frequency` {#priority_queue_remaining_tasks_increased_frequency}
-* 説明: BlockingPriorityQueue に残っているタスクの優先度を上げる頻度。
+* 説明: BlockingPriorityQueue に残っているタスクの優先度を引き上げる頻度です。
* デフォルト値: 512
-#### `jdbc_drivers_dir`
+#### `jdbc_drivers_dir` {#jdbc_drivers_dir}
-* 説明: JDBC ドライバーを配置するデフォルトのディレクトリ。
+* 説明: JDBC ドライバーを配置するデフォルトのディレクトリです。
* デフォルト値: `${DORIS_HOME}/jdbc_drivers`
-#### `enable_simdjson_reader`
+#### `enable_simdjson_reader` {#enable_simdjson_reader}
-* 説明: Stream Load 時に JSON の解析に simdjson を使用するかどうか。
+* 説明: Stream Load 時の JSON 解析に simdjson を使用するかどうかを指定します。
* デフォルト値: true
-#### `user_files_secure_path`
+#### `user_files_secure_path` {#user_files_secure_path}
-* 説明: `local` テーブル値関数で参照するファイルの保存ディレクトリ。
+* 説明: `local` テーブル値関数でクエリされるファイルの保存ディレクトリです。
* デフォルト値: `${DORIS_HOME}`
-#### `brpc_streaming_client_batch_bytes`
+#### `brpc_streaming_client_batch_bytes` {#brpc_streaming_client_batch_bytes}
-* 説明: BRPC streaming クライアントが送信するデータのバッチサイズ。
+* 説明: brpc streaming client がデータを送信するときのバッチサイズです。
* デフォルト値: 262144
-#### `grace_shutdown_wait_seconds`
+#### `grace_shutdown_wait_seconds` {#grace_shutdown_wait_seconds}
-* 説明: クラウドネイティブのデプロイでは、BE がクラスターに頻繁に追加・削除されます。停止する BE でクエリの fragment が実行中だと、クエリが失敗します。stop_be.sh --grace を使用すると、BE は実行中のクエリが停止するまで待機し、失敗を防げます。ただし、待機時間がこの上限を超えると BE は終了します。待機中、FE はその BE に新しいクエリを送らず、実行中のクエリの終了を待ちます。
+* 説明: クラウドネイティブのデプロイでは、BE がクラスターに追加されたり、クラスターから削除されたりすることが頻繁にあります。停止中の BE で fragment が実行されていると、ユーザーのクエリは失敗します。`stop_be.sh --grace` を使用すると、BE は実行中のすべてのクエリが終了するまで待ち、クエリの失敗を避けます。ただし、待機時間が上限を超えると BE は直ちに終了します。この間、FE は BE に新しいクエリを送信せず、実行中のクエリがすべて終了するのを待ちます。
* デフォルト値: 120
-#### `enable_java_support`
+#### `enable_java_support` {#enable_java_support}
-* 説明: BE で java-jni の使用を有効にするかどうか。有効にすると C++ と Java 間の相互呼び出しが可能になります。現在、hudi、java-udf、jdbc、max-compute、paimon、preload、avro をサポートします。
+* 説明: BE で java-jni の使用を有効にするかどうかを指定します。有効にすると、C++ と Java の相互呼び出しが可能になります。現在は hudi、java-udf、jdbc、max-compute、paimon、preload、avro をサポートしています。
* デフォルト値: true
-#### `group_commit_wal_path`
+#### `group_commit_wal_path` {#group_commit_wal_path}
-* Group Commit の `WAL` ディレクトリ。
-* デフォルト値: `wal` という名前のディレクトリが、`storage_root_path` の各ディレクトリ内に作成されます。設定例:
+* Group Commit の `WAL` ディレクトリです。
+* デフォルト: `storage_root_path` の各ディレクトリ内に `wal` という名前のディレクトリが作成されます。設定例:
```
group_commit_wal_path=/data1/storage/wal;/data2/storage/wal;/data3/storage/wal
```
-### コンピューティングとストレージを分離したモード
+### コンピュートとストレージを分離したモード {#compute-and-storage-disaggregated-mode}
-#### `deploy_mode`
+#### `deploy_mode` {#deploy_mode-1}
-* デフォルト値: ""
+* デフォルト: ""
-* 説明: BE の動作モード。`cloud` はコンピューティングとストレージを分離したモードを示します。
+* 説明: BE の実行モードです。`cloud` はストレージとコンピュートを分離したモードを示します。
-#### `meta_service_endpoint`
+#### `meta_service_endpoint` {#meta_service_endpoint}
-デフォルト値: ""
+デフォルト: ""
-* 説明: meta service のエンドポイントを host1:port,host2:port の形式で指定します。通常、この値は FE からハートビートで BE に渡されるため、設定は不要です。
+* 説明: Meta Service のエンドポイントを 'host1:port,host2:port' の形式で指定します。通常、この値はハートビートを通じて FE から BE に渡されるため、設定する必要はありません。
-#### `enable_file_cache`
+#### `enable_file_cache` {#enable_file_cache}
-デフォルト値: true(Doris 4.2 以降はデフォルトで有効。cloud モードでは常に有効)。
-* 説明: ファイルキャッシュを使用するかどうか。
+デフォルト: true(バージョン 4.1.5 以降はデフォルトで有効。それ以前は false。コンピュートとストレージを分離したモードでは常に有効)。
-#### `file_cache_path`
+* 説明: file cache を使用するかどうかを指定します。変更を反映するには BE の再起動が必要です。セッション変数 `enable_file_cache` も有効にする必要があります。バージョン 4.1.5 では BE の設定とセッション変数のデフォルト値がどちらも `true` に変更されました。既存の明示的な設定と、永続化されたグローバル変数は個別に確認してください。
-デフォルト値: [{"path":"${DORIS_HOME}/file_cache"}]
-* 説明: ファイルキャッシュに使用するディスクパスとその他のパラメーター。ディスクごとに一件の配列として指定します。`path` はディスクパス、`total_size` はキャッシュサイズの上限です。-1 または 0 を指定すると、ディスク容量全体を使用します。
+#### `enable_ms_rpc_host_level_rate_limit_dry_run` {#enable_ms_rpc_host_level_rate_limit_dry_run}
+
+* 型: bool
+* 説明: バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。動的な設定に対応しています。BE から Meta Service への RPC について、ホスト単位のレート制限を待機なしで評価します。`enable_ms_rpc_host_level_rate_limit` とは独立しており、その設定が `false` でも評価を実行します。両方が `true` の場合は dry-run が優先されます。レート制限を適用するには、`enable_ms_rpc_host_level_rate_limit` を有効にし、この設定を無効にしてください。
+* デフォルト値: true
+
+#### `enable_ms_backpressure_handling_dry_run` {#enable_ms_backpressure_handling_dry_run}
+
+* 型: bool
+* 説明: バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。動的な設定に対応しています。Meta Service の `MS_BUSY` 応答をきっかけとする、テーブル単位の適応的なレート制限を待機なしで評価します。`enable_ms_backpressure_handling` とは独立しており、両方が `true` の場合は dry-run が優先されます。テーブル単位のレート制限を適用するには、`enable_ms_backpressure_handling` を有効にし、この設定を無効にしてください。
+* デフォルト値: true
+
+#### `cache_peer_read_failure_threshold` {#cache_peer_read_failure_threshold}
+
+* 型: int32
+* 説明: バージョン 4.2.0 以降でサポートされます。動的な設定に対応しています。ピアアドレスへの接続または RPC が連続して失敗し、サーキットブレーカーが開くまでの回数です。実効的な最小値は `1` です。このアドレス単位の状態は異なる tablet のピア読み取りでも共有され、到達できないノードへの接続を繰り返すのを防ぎます。
+* デフォルト値: 3
+
+#### `cache_peer_read_circuit_open_seconds` {#cache_peer_read_circuit_open_seconds}
+
+* 型: int32
+* 説明: バージョン 4.2.0 以降でサポートされます。動的な設定に対応しています。開いたピアのサーキットブレーカーが、そのアドレスへの読み取りを拒否する時間です。単位は秒です。負の値は `0` として扱われます。この期間が経過すると、復旧確認の試行が 1 回許可されます。
+* デフォルト値: 30
+
+#### `delete_bitmap_store_v2_max_bytes_in_fdb` {#delete_bitmap_store_v2_max_bytes_in_fdb}
+
+* 型: int64
+* 説明: コンピュートとストレージを分離したモードで、FDB に直接保存する Delete Bitmap V2 のシリアライズ後の最大サイズです。単位はバイトです。動的な設定に対応しています。負でないしきい値を超える値は、代わりにオブジェクトストレージのファイルに保存されます。負の値を指定すると、サイズに基づく退避が無効になります。バージョン 4.1.5 ではデフォルト値が `1024` から `89000` に引き上げられ、90000 バイトの chunk 内で追加のメッセージフィールド用の余地が確保されました。
+* デフォルト値: 89000(4.1.5 より前は 1024)
+
+#### `enable_remove_agg_pre_rowsets_delete_bitmap_by_keys` {#enable_remove_agg_pre_rowsets_delete_bitmap_by_keys}
+
+* 型: bool
+* 説明: バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。動的な設定に対応しています。コンピュートとストレージを分離したモードで、集約済みの過去の Delete Bitmap を置き換える際に、終了バージョンのレコードをキー単位で削除します。範囲削除を使用するには `false` に設定します。この設定は既存のクリーンアップでのレコード削除方法だけを変更し、追加のクリーンアップタスクは有効にしません。
+* デフォルト値: true
+
+#### `enable_remove_pre_rowsets_delete_bitmap_by_keys` {#enable_remove_pre_rowsets_delete_bitmap_by_keys}
+
+* 型: bool
+* 説明: バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。動的な設定に対応しています。コンピュートとストレージを分離したモードで、集約範囲内の過去の Delete Bitmap をクリーンアップする際に、開始バージョンを含み終了バージョンを含まない範囲のレコードをキー単位で削除します。範囲削除を使用するには `false` に設定します。既存のクリーンアップ用スイッチと前提条件は引き続き適用されます。
+* デフォルト値: true
+
+#### `file_cache_path` {#file_cache_path}
+
+デフォルト: [{"path":"${DORIS_HOME}/file_cache"}]
+* 説明: file cache に使用するディスクパスとその他のパラメータを配列で表します。各ディスクに 1 つのエントリを指定します。`path` はディスクパスを示し、`total_size` はキャッシュサイズを制限します。-1 または 0 を指定すると、ディスク容量全体を使用します。
* 形式: [{"path":"/path/to/file_cache","total_size":21474836480,{"path":"/path/to/file_cache2","total_size":21474836480}]
-#### `enable_async_file_cache_write`
+#### `enable_async_file_cache_write` {#enable_async_file_cache_write}
* 型: bool
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。ファイルキャッシュへ非同期で書き込むかどうか。有効にすると、リモートデータをファイルキャッシュに書き戻す処理が、読み取り経路をブロックせずにバックグラウンドのスレッドプールへ渡され、コールドリードのレイテンシーが下がります。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。file cache に非同期で書き込むかどうかを指定します。有効にすると、リモートデータを file cache に書き戻す処理がバックグラウンドスレッドプールに渡され、読み取り処理をブロックしないため、コールドリードのレイテンシーが低下します。
* デフォルト値: false
-#### `async_file_cache_write_workers_per_disk`
+#### `async_file_cache_write_workers_per_disk` {#async_file_cache_write_workers_per_disk}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。ファイルキャッシュを非同期で書き込む際、キャッシュディスクごとに使用する書き込みスレッド数。`enable_async_file_cache_write = true` の場合のみ有効です。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。file cache への非同期書き込み時に、キャッシュ用ディスクごとに使用する書き込みスレッド数です。`enable_async_file_cache_write = true` の場合にのみ有効です。
* デフォルト値: 16
-#### `async_file_cache_write_max_pending_bytes`
+#### `async_file_cache_write_max_pending_bytes` {#async_file_cache_write_max_pending_bytes}
* 型: int64
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。非同期のファイルキャッシュ書き込み待ちデータの合計サイズの上限(バイト)。上限を超えた書き戻しリクエストは破棄されます。クエリの正しさには影響しませんが、そのデータはキャッシュされません。`-1` は無制限を意味します。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。file cache への非同期書き込みを待っているデータの合計サイズの上限です。単位はバイトです。この上限を超える書き戻しリクエストは破棄されます。クエリ結果の正しさには影響しませんが、データはキャッシュされません。`-1` は制限なしを意味します。
* デフォルト値: -1
-#### `enable_file_cache_write_from_s3_file_writer`
+#### `enable_file_cache_write_from_s3_file_writer` {#enable_file_cache_write_from_s3_file_writer}
* 型: bool
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。オブジェクトストレージへの書き込み時に、ローカルのファイルキャッシュにもデータを書き込むかどうか。書き込んだばかりのデータをキャッシュから直接読み取れるようになります。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。オブジェクトストレージへの書き込み時にローカルの file cache にもデータを書き込み、新しく書き込んだデータをキャッシュから直接読み取れるようにするかどうかを指定します。
* デフォルト値: true
-#### `enable_file_cache_write_index_file_only`
+#### `enable_file_cache_write_index_file_only` {#enable_file_cache_write_index_file_only}
* 型: bool
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。ファイルキャッシュにインデックスファイルだけを書き込むかどうか。有効にすると、キャッシュ容量が限られている場合にインデックスを優先してキャッシュに保持できます。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。file cache にインデックスファイルのみを書き込むかどうかを指定します。有効にすると、キャッシュ容量が限られている場合にインデックスを優先してキャッシュに保持します。
* デフォルト値: false
-#### `enable_cache_read_from_peer`
+#### `enable_cache_read_from_peer` {#enable_cache_read_from_peer}
* 型: bool
-* 説明: ピアキャッシュ読み取りの主スイッチ。有効にすると、ローカルの File Cache にブロックがない場合、まず同じコンピュートグループまたは別のグループの BE の File Cache から読み取り、どの BE にもない場合のみオブジェクトストレージにフォールバックします。同一グループ内とグループ間のピア読み取りはこのスイッチでまとめて制御され、グループ間の読み取りだけを無効にはできません。グループ間のピア読み取りはバージョン 4.2.0 以降でサポートされ、同バージョンで `cache_read_from_peer_expired_seconds` 設定項目が削除されました。[ピアキャッシュ読み取り](../../compute-storage-decoupled/file-cache/file-cache-peer-read) を参照してください。
-* デフォルト値: true
+* 説明: ピアキャッシュ読み取りのマスタースイッチです。有効にすると、ローカルの File Cache にデータがない場合、まず別の BE(同じコンピュートグループまたは別のグループ)の File Cache からブロックを読み取ろうとし、どの BE にも存在しない場合にのみオブジェクトストレージにフォールバックします。同一グループ内とグループ間のピア読み取りは、このスイッチでまとめて制御されます。グループ間の読み取りだけを無効にすることはできません。グループ間のピア読み取りはバージョン 4.2.0 以降でサポートされ、このバージョンで設定項目 `cache_read_from_peer_expired_seconds` も削除されました。[ピアキャッシュ読み取り](../../compute-storage-decoupled/file-cache/file-cache-peer-read) を参照してください。
+* デフォルト値: false(必要な場合に明示的に有効化)
-#### `enable_peer_s3_race`
+#### `enable_peer_s3_race` {#enable_peer_s3_race}
* 型: bool
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。ピアからの読み取りとオブジェクトストレージからの読み取りを競合させ、先に返った結果を採用するかどうか。無効にすると、ピア候補を順に試し、すべて失敗した場合のみオブジェクトストレージから読み取ります。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。ピア読み取りとオブジェクトストレージの読み取りを競わせ、先に得られた結果を使用するかどうかを指定します。無効の場合は順次読み取ります。ピア候補を 1 つずつ試し、すべて失敗した場合にのみオブジェクトストレージを読み取ります。
* デフォルト値: true
-#### `peer_race_hedge_delay_ms`
+#### `peer_race_hedge_delay_ms` {#peer_race_hedge_delay_ms}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。競合時にピア読み取りを先行させる時間(ミリ秒)。その間にピアが応答した場合は、オブジェクトストレージへの読み取りを送信しません。`0` は両方の読み取りを同時に開始します。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。読み取りを競わせる際に、ピア読み取りを先行させる時間です。単位はミリ秒です。この時間内にピアから応答があれば、オブジェクトストレージへの読み取りは送信されません。`0` は両方の読み取りを同時に開始します。
* デフォルト値: 20
-#### `max_concurrent_peer_races`
+#### `max_concurrent_peer_races` {#max_concurrent_peer_races}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。単一の BE で同時に実行できる、ピアとオブジェクトストレージ間の読み取り競合の最大数。上限を超えたキャッシュミスは順次読み取ります。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。単一 BE 上で同時実行できる、ピアとオブジェクトストレージの読み取り競合の最大数です。この上限を超えたキャッシュミスは順次読み取られます。
* デフォルト値: 64
-#### `peer_cache_fill_compute_group_id`
+#### `peer_cache_fill_compute_group_id` {#peer_cache_fill_compute_group_id}
* 型: string
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。読み取りを要求する BE に設定します。グループ間のキャッシュ補充を担当するコンピュートグループの ID です。グループ名ではなく、`compute_group_id` を指定します。この値は `Tag` 列に含まれ、`SHOW BACKENDS` で確認できます。選択したピア候補がこのグループに属する場合、要求側は、ブロックがピアにないときにオブジェクトストレージから取得してピア自身の File Cache に書き込むよう要求します。空文字列の場合、補充は使用しません。
+* 説明: 読み取りを発行する BE に設定します。グループ間のキャッシュへの取り込みを担当するコンピュートグループの ID です。コンピュートグループ名ではなく、`SHOW BACKENDS` の `Tag` 列にある `compute_group_id` を指定します。選択したピア候補がこのコンピュートグループに属する場合、ブロックを保持していなければオブジェクトストレージから取得して自身の File Cache に書き込むよう要求します。空の場合は、キャッシュへの取り込みを使用しません。
* デフォルト値: ""
-#### `enable_peer_server_cache_fill`
+#### `enable_peer_server_cache_fill` {#enable_peer_server_cache_fill}
* 型: bool
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。キャッシュを提供する BE に設定します。補充フラグ付きのピア読み取りリクエストを受け付けるかどうか。無効な場合、ローカルにキャッシュされていないブロックは見つからないと報告され、要求側の BE はオブジェクトストレージにフォールバックします。
+* 説明: キャッシュを提供する BE に設定します。取り込みフラグを含むピア読み取りリクエストを受け付けるかどうかを指定します。無効の場合、ローカルにキャッシュされていないブロックは見つからないものとして報告され、要求元の BE はオブジェクトストレージにフォールバックします。
* デフォルト値: true
-#### `peer_server_cache_fill_timeout_ms`
+#### `peer_server_cache_fill_timeout_ms` {#peer_server_cache_fill_timeout_ms}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。提供側で 一回の補充を待つ最大時間(ミリ秒)。タイムアウトすると、要求側の BE はオブジェクトストレージにフォールバックします。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。キャッシュを提供する側で、1 回の取り込みを待つ最大時間です。単位はミリ秒です。タイムアウトすると、要求元の BE はオブジェクトストレージにフォールバックします。
* デフォルト値: 6000
-#### `max_concurrent_peer_server_fills`
+#### `max_concurrent_peer_server_fills` {#max_concurrent_peer_server_fills}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。提供側で同時に実行できる補充の最大数。上限を超えた補充リクエストは拒否され、要求側の BE はオブジェクトストレージにフォールバックします。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。キャッシュを提供する側で同時に実行できる取り込みの最大数です。上限を超える取り込みリクエストは拒否され、要求元の BE はオブジェクトストレージにフォールバックします。
* デフォルト値: 32
-#### `peer_rpc_failure_eviction_threshold`
+#### `peer_rpc_failure_eviction_threshold` {#peer_rpc_failure_eviction_threshold}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。ピア候補が連続してこの回数の RPC 失敗を起こすと、候補リストから削除されます。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。ピア候補で RPC がこの回数連続して失敗すると、その候補は候補リストから削除されます。
* デフォルト値: 3
-#### `peer_all_miss_cooldown_threshold`
+#### `peer_all_miss_cooldown_threshold` {#peer_all_miss_cooldown_threshold}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。すべてのピア候補でキャッシュミスになった読み取りの連続回数。この回数に達すると tablet はクールダウンに入り、その間はオブジェクトストレージから直接読み取ります。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。すべてのピア候補でキャッシュミスとなる読み取りが連続して発生し、tablet がクールダウンに入るまでの回数です。クールダウン中はオブジェクトストレージから直接読み取ります。
* デフォルト値: 5
-#### `peer_all_miss_cooldown_duration_s`
+#### `peer_all_miss_cooldown_duration_s` {#peer_all_miss_cooldown_duration_s}
* 型: int64
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。ピア読み取りのクールダウン期間(秒)。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。ピア読み取りのクールダウン期間です。単位は秒です。
* デフォルト値: 300
-#### `peer_candidate_expiry_s`
+#### `peer_candidate_expiry_s` {#peer_candidate_expiry_s}
* 型: int64
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。ピア候補エントリーの有効期間(秒)。最後に使用した時点から計測します。期限切れのエントリーはメモリから削除され、次のキャッシュミス時に FE から再取得されます。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。ピア候補エントリの有効期限です。最後の使用時からの秒数で指定します。期限切れのエントリはメモリから削除され、次にキャッシュミスが発生したときに FE から再取得されます。
* デフォルト値: 3600
-#### `peer_candidate_cleanup_interval_s`
+#### `peer_candidate_cleanup_interval_s` {#peer_candidate_cleanup_interval_s}
* 型: int64
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。期限切れのピア候補を削除するバックグラウンドジョブの実行間隔(秒)。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。期限切れのピア候補を削除するバックグラウンドジョブの実行間隔です。単位は秒です。
* デフォルト値: 3600
-#### `peer_fetch_queue_timeout_ms`
+#### `peer_fetch_queue_timeout_ms` {#peer_fetch_queue_timeout_ms}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。提供側の処理キューでピア読み取りリクエストが待てる最大時間(ミリ秒)。これを超えるリクエストは拒否され、要求側の BE は速やかにオブジェクトストレージにフォールバックします。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。ピア読み取りリクエストが、キャッシュを提供する側の処理キューで待機できる最大時間です。単位はミリ秒です。これを超えて待機したリクエストは拒否され、要求元の BE がすぐにオブジェクトストレージにフォールバックできるようにします。
* デフォルト値: 100
-#### `brpc_peer_fetch_pool_threads`
+#### `brpc_peer_fetch_pool_threads` {#brpc_peer_fetch_pool_threads}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。提供側でピア読み取りリクエストを処理するスレッドプールのサイズ。ロードなど負荷の高い RPC のスレッドプールとは分離されています。`-1` は `max(64, 2 × CPU cores)` を意味します。動的に変更できません。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。キャッシュを提供する側でピア読み取りリクエストを処理するスレッドプールのサイズです。データロードなど、負荷の高い RPC を処理するスレッドプールとは分離されています。`-1` は `max(64, 2 × CPU cores)` を意味します。動的には変更できません。
* デフォルト値: -1
-#### `brpc_peer_fetch_pool_max_queue_size`
+#### `brpc_peer_fetch_pool_max_queue_size` {#brpc_peer_fetch_pool_max_queue_size}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。提供側のピア読み取りスレッドプールのキュー長。`-1` は `max(4096, 128 × CPU cores)` を意味します。動的に変更できません。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。キャッシュを提供する側のピア読み取りスレッドプールのキュー長です。`-1` は `max(4096, 128 × CPU cores)` を意味します。動的には変更できません。
* デフォルト値: -1
-#### `min_peer_race_s3_thread_num` / `max_peer_race_s3_thread_num`
+#### `min_peer_race_s3_thread_num` / `max_peer_race_s3_thread_num` {#min_peer_race_s3_thread_num--max_peer_race_s3_thread_num}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.2.0 で追加。ピアとオブジェクトストレージの読み取り競合中に、要求側でオブジェクトストレージから読み取るスレッドプールの最小/最大スレッド数。動的に変更できません。
+* 説明: バージョン 4.2.0 で追加されました。ピアとオブジェクトストレージの読み取りを競わせる際に、要求元側でオブジェクトストレージの読み取りを実行するプールの最小 / 最大スレッド数です。動的には変更できません。
* デフォルト値: 0 / 32
-#### `s3_get_requests_per_second_per_core` / `s3_put_requests_per_second_per_core`
+#### `s3_get_requests_per_second_per_core` / `s3_put_requests_per_second_per_core` {#s3_get_requests_per_second_per_core--s3_put_requests_per_second_per_core}
* 型: int64
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。CPU コアごとに算出するオブジェクトストレージへの GET/PUT リクエストの QPS 上限。負の値にするとこのモードが無効になり、従来の絶対トークン設定にフォールバックします。`0` は QPS を制限しません。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。CPU コアごとに計算される、オブジェクトストレージへの GET / PUT リクエストの QPS 上限です。負の値はこの方式を無効にし、従来の絶対トークン設定にフォールバックします。`0` は QPS の制限なしを意味します。
* デフォルト値: -1
-#### `s3_get_requests_per_second_max` / `s3_put_requests_per_second_max`
+#### `s3_get_requests_per_second_max` / `s3_put_requests_per_second_max` {#s3_get_requests_per_second_max--s3_put_requests_per_second_max}
* 型: int64
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。CPU コア数から算出した GET/PUT の QPS の絶対上限。`0` 以下は上限なしを意味します。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。CPU コア数から算出される GET / PUT の QPS に対する厳格な上限です。`0` 以下の値は上限なしを意味します。
* デフォルト値: 0
-#### `s3_get_bytes_per_second_per_core` / `s3_put_bytes_per_second_per_core`
+#### `s3_get_bytes_per_second_per_core` / `s3_put_bytes_per_second_per_core` {#s3_get_bytes_per_second_per_core--s3_put_bytes_per_second_per_core}
* 型: int64
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。CPU コアごとに算出する、オブジェクトストレージへの GET/PUT の帯域幅上限(コアごとの毎秒バイト数)。`0` 以下は帯域幅を制限しません。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。CPU コアごとに計算される、オブジェクトストレージへの GET / PUT の帯域幅制限です。単位はコアごとのバイト数/秒です。`0` 以下の値は帯域幅の制限なしを意味します。
* デフォルト値: -1
-#### `s3_get_bytes_per_second_max` / `s3_put_bytes_per_second_max`
+#### `s3_get_bytes_per_second_max` / `s3_put_bytes_per_second_max` {#s3_get_bytes_per_second_max--s3_put_bytes_per_second_max}
* 型: int64
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。CPU コア数から算出した GET/PUT 帯域幅の絶対上限(毎秒バイト数)。`0` 以下は上限なしを意味します。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。CPU コア数から算出される GET / PUT の帯域幅に対する、バイト数/秒単位の厳格な上限です。`0` 以下の値は上限なしを意味します。
* デフォルト値: 0
-#### `s3_rate_limiter_cpu_cores_override`
+#### `s3_rate_limiter_cpu_cores_override` {#s3_rate_limiter_cpu_cores_override}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。上記のレート制限の算出に使用する CPU コア数。`0` 以下の場合、マシンのコア数を自動検出します。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。上記のレート制限の算出に使用する CPU コア数です。`0` 以下の値を指定すると、マシンのコア数が自動的に検出されます。
* デフォルト値: 0
-#### `s3_rate_limiter_log_interval`
+#### `s3_rate_limiter_log_interval` {#s3_rate_limiter_log_interval}
* 型: int64
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。オブジェクトストレージのレート制限が発生したときに出力するログエントリーの最小間隔(ミリ秒)。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。オブジェクトストレージのレート制限が発動した際に出力されるログエントリ間の最小間隔です。単位はミリ秒です。
* デフォルト値: 1000
-#### `file_cache_mem_storage_shard_num`
+#### `file_cache_mem_storage_shard_num` {#file_cache_mem_storage_shard_num}
* 型: int32
-* 説明: バージョン 4.1.4 で追加。ファイルキャッシュのメモリストレージのシャード数。同時アクセス時のロック競合を減らすために使用します。
+* 説明: バージョン 4.1.4 で追加されました。file cache のメモリストレージのシャード数です。同時アクセス時のロック競合を減らすために使用します。
* デフォルト値: 1024
-#### `time_series_max_tablet_version_num`
+#### `time_series_max_tablet_version_num` {#time_series_max_tablet_version_num}
* 型: int
-* 説明: time-series compaction ポリシーにおける、単一の tablet のバージョン数を制限します。ロードの頻度が高すぎる場合や compaction が間に合わない場合のバージョン蓄積を防ぎます。上限を超えるとロードタスクは拒否されます。
+* 説明: time-series compaction ポリシーにおける、単一の tablet のバージョン数を制限します。頻繁すぎるデータロードや、適時に実行されない compaction によって大量のバージョンが蓄積するのを防ぐために使用します。上限を超えると、データロードタスクは拒否されます。
* デフォルト値: 20000
diff --git a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/config/fe-config.md b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/config/fe-config.md
index 8930d83f2a8..a89f301c7c9 100644
--- a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/config/fe-config.md
+++ b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/config/fe-config.md
@@ -4,1846 +4,1905 @@
"language": "ja",
"toc_min_heading_level": 2,
"toc_max_heading_level": 4,
- "description": "メタデータ管理、クエリエンジン、ロードとエクスポート、ストレージの設定を含む、Doris の Frontend(FE)設定項目のリファレンス。",
+ "description": "メタデータ管理、クエリエンジン、データロードとエクスポート、ストレージ設定を含む、Doris の Frontend(FE)設定パラメータの完全なリファレンスガイド。",
"sidebar_label": "FE 設定"
}
---
# FE 設定 {#fe-configuration}
-このドキュメントでは、FE の設定項目について説明します。
+このドキュメントでは、主に FE の設定項目を紹介します。
-FE の設定ファイル `fe.conf` は通常、FE のデプロイ先にある `conf/` ディレクトリに保存されます。バージョン 0.14 では、別の設定ファイル `fe_custom.conf` が導入されます。このファイルには、運用中にユーザーが動的に変更して永続化した設定項目が記録されます。
+FE の設定ファイル `fe.conf` は、通常、FE のデプロイ先にある `conf/` ディレクトリに保存されます。バージョン 0.14 では、別の設定ファイル `fe_custom.conf` が導入されます。この設定ファイルには、運用中にユーザーが動的に設定して永続化した設定項目が記録されます。
-FE プロセスの起動後、まず `fe.conf`、次に `fe_custom.conf` の設定項目が読み込まれます。同じ設定項目が両方にある場合は、`fe_custom.conf` の値が `fe.conf` の値を上書きします。
+FE プロセスは起動後、まず `fe.conf` の設定項目を読み込み、次に `fe_custom.conf` の設定項目を読み込みます。`fe_custom.conf` の設定項目は、`fe.conf` にある同じ設定項目を上書きします。
-`fe_custom.conf` の保存場所は、`fe.conf` の `custom_config_dir` 設定項目で指定できます。
+`fe_custom.conf` ファイルの場所は、`fe.conf` の設定項目 `custom_config_dir` で指定できます。
-## 設定項目の確認 {#view-configuration-items}
+## 設定項目の表示 {#view-configuration-items}
-FE の設定項目は次の二つの方法で確認できます。
+FE の設定項目を表示する方法は 2 つあります。
1. FE の Web ページ
- ブラウザーで FE の Web ページ `http://fe_host:fe_http_port/variable` を開きます。現在有効な FE の設定項目が `Configure Info` に表示されます。
+ ブラウザーで FE の Web ページ `http://fe_host:fe_http_port/variable` を開きます。現在有効な FE の設定項目は `Configure Info` で確認できます。
-2. コマンドで確認する
+2. コマンドで表示
- FE の起動後、MySQL クライアントで次のコマンドを実行すると FE の設定項目を確認できます。コマンドの詳細は [SHOW-CONFIG](../../sql-manual/sql-statements/cluster-management/instance-management/SHOW-FRONTEND-CONFIG) を参照してください。
+ FE の起動後、MySQL クライアントで次のコマンドを実行すると、FE の設定項目を表示できます。具体的な構文については [SHOW-CONFIG](../../sql-manual/sql-statements/cluster-management/instance-management/SHOW-FRONTEND-CONFIG) を参照してください。
`SHOW FRONTEND CONFIG;`
- 結果の列の意味は次のとおりです。
+ 結果の各列の意味は次のとおりです。
* Key: 設定項目の名前。
- * Value: 設定項目の現在の値。
- * Type: 設定値の型(整数や文字列など)。
- * IsMutable: 動的に変更できるかどうか。true の場合は実行中に変更できます。false の場合は `fe.conf` でのみ設定でき、FE の再起動後に有効になります。
- * MasterOnly: Master FE ノード固有の設定項目かどうか。true の場合は Master FE ノードでのみ意味を持ち、他の種類の FE ノードには適用されません。false の場合はすべての種類の FE ノードで意味を持ちます。
+ * Value: 現在の設定項目の値。
+ * Type: 整数や文字列など、設定項目の値の型。
+ * IsMutable: 動的に設定できるかどうか。true の場合、実行時に動的に設定できます。false の場合、`fe.conf` でのみ設定でき、FE の再起動後に有効になります。
+ * MasterOnly: Master FE ノード固有の設定項目かどうか。true の場合、Master FE ノードでのみ意味を持ち、他の種類の FE ノードでは意味を持ちません。false の場合、すべての種類の FE ノードで意味を持ちます。
* Comment: 設定項目の説明。
-## 設定項目の変更 {#set-configuration-items}
+## 設定項目の設定 {#set-configuration-items}
-FE の設定項目は次の二つの方法で変更できます。
+バージョン 4.1.5 以降、`SHOW FRONTEND CONFIG` と設定エクスポート用エンドポイントでは、`initial_root_password`、TLS 秘密鍵のパスワード、HTTPS Key Store のパスワード、MySQL SSL 証明書のパスワードなど、空でない機密値が `********` でマスクされます。未設定であることを示すため、空の値は空のまま表示されます。マスクによって有効な設定は変わりません。
+
+FE の設定項目を設定する方法は次のとおりです。
1. 静的設定
- `conf/fe.conf` ファイルに設定項目を追加して値を指定します。`fe.conf` の設定項目は FE プロセスの起動時に読み込まれます。`fe.conf` に記載のない項目にはデフォルト値が使用されます。
+ `conf/fe.conf` ファイルに設定項目を追加して値を設定します。`fe.conf` の設定項目は FE プロセスの起動時に読み込まれます。`fe.conf` にない設定項目にはデフォルト値が使用されます。
2. MySQL プロトコルによる動的設定
- FE の起動後、次のコマンドで設定項目を動的に変更できます。このコマンドには管理者権限が必要です。
+ FE の起動後、次のコマンドで設定項目を動的に設定できます。このコマンドには管理者権限が必要です。
`ADMIN SET FRONTEND CONFIG (" fe_config_name "=" fe_config_value ");`
- すべての設定項目が動的変更に対応しているわけではありません。対応状況は `IsMutable` 列で確認できます。この列は `SHOW FRONTEND CONFIG;` の結果に含まれます。
+ すべての設定項目が動的設定に対応しているわけではありません。動的設定に対応しているかどうかは、` SHOW FRONTEND CONFIG; ` コマンドの結果にある `IsMutable` 列で確認できます。
- `MasterOnly` の設定項目を変更すると、コマンドは Master FE に転送され、Master FE 上の該当項目だけが変更されます。
+ `MasterOnly` の設定項目を変更すると、コマンドは Master FE に直接転送され、Master FE の該当する設定項目だけが変更されます。
- **この方法で変更した設定項目は、FE プロセスの再起動後に失効します。**
+ **この方法で変更した設定項目は、FE プロセスを再起動すると無効になります。**
- このコマンドの詳細は、`HELP ADMIN SET CONFIG;` を実行して確認できます。
+ このコマンドの詳細は、`HELP ADMIN SET CONFIG;` コマンドで確認できます。
3. HTTP プロトコルによる動的設定
- 詳細は [設定変更アクション](../open-api/fe-http/set-config-action) を参照してください。
+ 詳細は [Set Config Action](../open-api/fe-http/set-config-action) を参照してください。
- この方法では変更した設定項目を永続化することもできます。設定項目は `fe_custom.conf` に保存され、FE の再起動後も有効です。
+ この方法では、変更した設定項目を永続化することもできます。設定項目は `fe_custom.conf` ファイルに保存され、FE の再起動後も有効です。
## 例 {#examples}
1. `async_pending_load_task_pool_size` の変更
- `SHOW FRONTEND CONFIG;` で、この設定項目は動的に変更できないこと(`IsMutable` が false)を確認できます。`fe.conf` に次の行を追加します。
+ `SHOW FRONTEND CONFIG;` で、この設定項目は動的に設定できないことを確認できます(`IsMutable` は false)。`fe.conf` に次の行を追加します。
`async_pending_load_task_pool_size = 20`
- その後、設定を有効にするために FE プロセスを再起動します。
+ その後、設定を有効にするため FE プロセスを再起動します。
2. `dynamic_partition_enable` の変更
- `SHOW FRONTEND CONFIG;` で、この設定項目は動的に変更でき(`IsMutable` が true)、Master FE 固有の項目であることを確認できます。任意の FE に接続し、次のコマンドを実行して変更します。
+ `SHOW FRONTEND CONFIG;` で、この設定項目は動的に設定できることを確認できます(`IsMutable` は true)。また、Master FE 固有の設定です。まず任意の FE に接続し、次のコマンドを実行して設定を変更します。
```
ADMIN SET FRONTEND CONFIG ("dynamic_partition_enable" = "true"); `
```
- 変更後の値は、次のコマンドで確認できます。
+ 変更後は、次のコマンドで値を確認できます。
```
set forward_to_master = true;
SHOW FRONTEND CONFIG;
```
- 上記の方法で変更した設定は、Master FE の再起動または Master の再選出後に失効します。永続的に設定するには、`fe.conf` に設定項目を直接追加して FE を再起動します。
+ この方法で変更した設定は、Master FE の再起動または Master の選出が行われると無効になります。設定を永続化するには、設定項目を `fe.conf` に直接追加して FE を再起動します。
3. `max_distribution_pruner_recursion_depth` の変更
- `SHOW FRONTEND CONFIG;` で、この設定項目は動的に変更でき(`IsMutable` が true)、Master FE 固有ではないことを確認できます。
+ `SHOW FRONTEND CONFIG;` で、この設定項目は動的に設定できることを確認できます(`IsMutable` は true)。Master FE 固有の設定ではありません。
- 同様に、設定コマンドで動的に変更できます。この設定は Master FE 固有ではないため、すべての FE に変更を反映するには、各 FE に個別に接続して設定を変更します。
+ 同様に、動的設定コマンドで変更できます。この設定は Master FE 固有ではないため、すべての FE で変更後の値を使用するには、各 FE に個別に接続して動的に変更する必要があります。
-## 設定項目 {#configurations}
+## 設定一覧 {#configurations}
### メタデータとクラスター {#metadata-and-cluster}
-#### `meta_dir`
+#### `meta_dir` {#meta_dir}
-デフォルト値:DORIS_HOME_DIR + "/doris-meta"
+デフォルト:DORIS_HOME_DIR + "/doris-meta"
-型: string 説明: Doris のメタデータはここに保存されます。このディレクトリには、次の条件を満たすストレージを強く推奨します。
+型:string。説明:Doris のメタデータをここに保存します。このディレクトリのストレージには、次の特性を強く推奨します。
* 高い書き込み性能(SSD)
* 安全性(RAID)
-#### `catalog_try_lock_timeout_ms`
+#### `catalog_try_lock_timeout_ms` {#catalog_try_lock_timeout_ms}
-デフォルト値:5000 (ms)
+デフォルト:5000 (ms)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-カタログロックの tryLock タイムアウトです。通常、テスト時を除いて変更する必要はありません。
+catalog ロックの tryLock タイムアウト設定です。通常、テストが必要な場合を除いて変更する必要はありません。
-#### `enable_bdbje_debug_mode`
+#### `enable_bdbje_debug_mode` {#enable_bdbje_debug_mode}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
true に設定すると、FE は BDBJE デバッグモードで起動します。
-#### `max_bdbje_clock_delta_ms`
+#### `max_bdbje_clock_delta_ms` {#max_bdbje_clock_delta_ms}
-デフォルト値:5000 (5s)
+デフォルト:5000 (5s)
-Master FE ホストと非 Master FE の間で許容する最大時刻差を設定します。非 Master FE が BDBJE 経由で Master FE に接続するたびに確認され、時刻差がこの値を超えると接続は中止されます。
+非 Master FE のホストと Master FE のホスト間で許容する最大の時計のずれを設定します。非 Master FE が BDBJE を介して Master FE に接続するたびに確認されます。時計のずれがこの値を超える場合、接続は破棄されます。
-#### `metadata_failure_recovery`
+#### `metadata_failure_recovery` {#metadata_failure_recovery}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-true の場合、FE は BDBJE レプリケーショングループをリセットし(選出可能なすべてのノードの情報を削除し)、Master として起動しようとします。選出可能なノードをすべて起動できない場合は、メタデータを別のノードにコピーし、この設定を true にして FE の再起動を試せます。
+true の場合、FE は bdbje のレプリケーショングループをリセットし(選出可能なノードの情報をすべて削除し)、Master として起動しようとします。選出可能なノードがすべて起動できない場合は、メタデータを別のノードにコピーし、この設定を true にして FE の再起動を試みることができます。
-#### `txn_rollback_limit`
+#### `txn_rollback_limit` {#txn_rollback_limit}
-デフォルト値:100
+デフォルト:100
-グループへの再参加時に BDBJE がロールバックできるトランザクションの最大数です。
+bdbje がグループへの再参加を試みる際にロールバックできるトランザクションの最大数です。
-#### `grpc_threadmgr_threads_nums`
+#### `grpc_threadmgr_threads_nums` {#grpc_threadmgr_threads_nums}
-デフォルト値: 4096
+デフォルト:4096
-grpc_threadmgr で gRPC イベントを処理するスレッド数です。
+grpc_threadmgr で grpc イベントを処理するスレッド数です。
-#### `bdbje_replica_ack_timeout_second`
+#### `bdbje_replica_ack_timeout_second` {#bdbje_replica_ack_timeout_second}
-デフォルト値:10 (s)
+デフォルト:10 (s)
-BDBJE への書き込み時のレプリカ応答タイムアウトです。大きめのログを書き込む際に応答がタイムアウトし、ログの書き込みに失敗する場合は、この値を適宜増やしてください。
+bdbje への書き込み時にレプリカの応答を待つタイムアウトです。比較的大きなログを書き込むと応答がタイムアウトし、ログの書き込みに失敗する場合があります。その場合は、この値を適宜増やしてください。
-#### `bdbje_lock_timeout_second`
+#### `bdbje_lock_timeout_second` {#bdbje_lock_timeout_second}
-デフォルト値:5
+デフォルト:5
-BDBJE 操作のロックタイムアウトです。FE の WARN ログに LockTimeoutException が多発する場合は、この値を増やしてみてください。
+bdbje 操作のロックタイムアウトです。FE の WARN ログに LockTimeoutException が多数記録される場合は、この値を増やしてみてください。
-#### `bdbje_heartbeat_timeout_second`
+#### `bdbje_heartbeat_timeout_second` {#bdbje_heartbeat_timeout_second}
-デフォルト値:30
+デフォルト:30
-Master と Follower 間の BDBJE ハートビートのタイムアウトです。デフォルトは BDBJE と同じ 30 秒です。一時的なネットワーク障害や予期しない長時間の Java GC による誤検知を減らしたい場合は、この値を増やせます。
+Master と Follower 間の bdbje ハートビートのタイムアウトです。デフォルトは 30 秒で、bdbje のデフォルト値と同じです。一時的なネットワーク障害や予期しない長時間の Java GC が発生する場合は、この値を増やすと誤検知によるタイムアウトを減らせます。
-#### `replica_ack_policy`
+#### `replica_ack_policy` {#replica_ack_policy}
-デフォルト値:SIMPLE_MAJORITY
+デフォルト:SIMPLE_MAJORITY
-選択肢: ALL, NONE, SIMPLE_MAJORITY
+選択肢:ALL、NONE、SIMPLE_MAJORITY
-BDBJE のレプリカ応答ポリシーです。詳細は <http://docs.oracle.com/cd/E17277_02/html/java/com/sleepycat/je/Durability.ReplicaAckPolicy.html> を参照してください。
+bdbje のレプリカ応答ポリシーです。詳細は <http://docs.oracle.com/cd/E17277_02/html/java/com/sleepycat/je/Durability.ReplicaAckPolicy.html> を参照してください。
-#### `replica_sync_policy`
+#### `replica_sync_policy` {#replica_sync_policy}
-デフォルト値:SYNC
+デフォルト:SYNC
選択肢:SYNC, NO_SYNC, WRITE_NO_SYNC
-BDBJE の Follower FE 同期ポリシーです。
+bdbje における Follower FE の同期ポリシーです。
-#### `master_sync_policy`
+#### `master_sync_policy` {#master_sync_policy}
-デフォルト値:SYNC
+デフォルト:SYNC
選択肢:SYNC, NO_SYNC, WRITE_NO_SYNC
-BDBJE の Master FE 同期ポリシーです。Follower FE を一台だけ配置する場合は 'SYNC' に設定します。Follower FE を 3 台より多く配置する場合は、この項目と次の 'replica_sync_policy' を WRITE_NO_SYNC に設定できます。詳細は <http://docs.oracle.com/cd/E17277_02/html/java/com/sleepycat/je/Durability.SyncPolicy.html> を参照してください。
+bdbje における Master FE の同期ポリシーです。Follower FE を 1 台だけデプロイする場合は、'SYNC' に設定してください。Follower FE を 3 台以上デプロイする場合は、この設定と後述の 'replica_sync_policy' を WRITE_NO_SYNC に設定できます。詳細は <http://docs.oracle.com/cd/E17277_02/html/java/com/sleepycat/je/Durability.SyncPolicy.html> を参照してください。
-#### `bdbje_reserved_disk_bytes`
+#### `bdbje_reserved_disk_bytes` {#bdbje_reserved_disk_bytes}
-レプリケートされた JE 環境で保持する予約領域のバイト数の上限目標値です。
+レプリケートされた JE Environment に保持する予約領域のバイト数の望ましい上限です。
-デフォルト値: 1073741824
+デフォルト:1073741824
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-Master FE 専用: false
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-#### `ignore_meta_check`
+#### `ignore_meta_check` {#ignore_meta_check}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-true の場合、Master FE と非 Master FE 間のメタデータ遅延が *meta_delay_toleration_second* を超えても、非 Master FE はその遅延を無視して読み取りサービスを提供します。
-Master FE を比較的長く停止する必要がある一方で、非 Master FE に読み取りサービスを継続させたい場合に役立ちます。
+true の場合、非 Master FE は、Master FE とのメタデータの遅延が *meta_delay_toleration_second* を超えていても無視し、読み取りサービスを提供し続けます。
+何らかの理由で Master FE を比較的長時間停止する一方、非 Master FE からは読み取りサービスを提供し続けたい場合に役立ちます。
-#### `meta_delay_toleration_second`
+#### `meta_delay_toleration_second` {#meta_delay_toleration_second}
-デフォルト値: 300(5 分)
+デフォルト:300 (5 分)
-メタデータの遅延が *meta_delay_toleration_second* を超えると、非 Master FE はサービスの提供を停止します。
+Master FE とのメタデータの遅延が *meta_delay_toleration_second* を超えると、非 Master FE はサービスの提供を停止します。
-#### `edit_log_port`
+#### `edit_log_port` {#edit_log_port}
-デフォルト値:9010
+デフォルト:9010
-BDBJE のポートです。
+bdbje のポートです。
-#### `edit_log_type`
+#### `edit_log_type` {#edit_log_type}
-デフォルト値:BDB
+デフォルト:BDB
-編集ログの種類です。
-BDB: BDBJE にログを書き込みます。
-LOCAL: 非推奨です。
+Edit Log の種類です。
+BDB:ログを bdbje に書き込みます。
+LOCAL:非推奨です。
-#### `edit_log_roll_num`
+#### `edit_log_roll_num` {#edit_log_roll_num}
-デフォルト値:50000
+デフォルト:50000
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Master FE は *edit_log_roll_num* 件のメタジャーナルごとにイメージを保存します。
+Master FE は *edit_log_roll_num* 件のメタデータジャーナルごとに image を保存します。
-#### `force_do_metadata_checkpoint`
+#### `force_do_metadata_checkpoint` {#force_do_metadata_checkpoint}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
true に設定すると、チェックポイントスレッドは JVM のメモリ使用率に関係なくチェックポイントを作成します。
-#### `metadata_checkpoint_memory_threshold`
+#### `metadata_checkpoint_memory_threshold` {#metadata_checkpoint_memory_threshold}
-デフォルト値:60 (60%)
+デフォルト:60 (60%)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-JVM のメモリ使用率(ヒープまたは Old 世代のメモリプール)がこのしきい値を超えると、OOM を防ぐためにチェックポイントスレッドは動作しません。
+JVM のメモリ使用率(ヒープまたは Old 世代のメモリプール)がこのしきい値を超えると、OOM を避けるため、チェックポイントスレッドは動作しません。
-#### `max_same_name_catalog_trash_num`
+#### `max_same_name_catalog_trash_num` {#max_same_name_catalog_trash_num}
-カタログのごみ箱に保持する、同名のメタデータの最大数を設定します。上限を超えると、最も早く削除されたメタデータは完全に削除され、復元できなくなります。0 は同名オブジェクトを保持しないこと、0 未満は制限なしを意味します。
+catalog のごみ箱に保持する、同じ名前のメタデータの最大数を設定します。上限を超えると、最も古く削除されたメタデータは完全に削除され、復元できなくなります。0 は同名のオブジェクトを保持しないこと、< 0 は無制限を意味します。
-注意: 同名かどうかの判定範囲には制限があります。データベースは同じクラスター内、テーブルは同じデータベース(同じデータベース ID)内、パーティションは同じデータベース(同じデータベース ID)かつ同じテーブル(同じテーブル ID)内で判定されます。
+注:同名かどうかの判定は一定の範囲に限定されます。たとえば、同名のデータベースは同じクラスター内で、同名のテーブルは同じデータベース内(同じデータベース ID)で、同名のパーティションは同じデータベース内(同じデータベース ID)かつ同じテーブル内(同じテーブル ID)で判定されます。
-デフォルト値: 3
+デフォルト:3
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `cluster_id`
+#### `cluster_id` {#cluster_id}
-デフォルト値:-1
+デフォルト:-1
-FE または BE ノードは、クラスター ID が同じ場合、同じ Doris クラスターに属すると見なされます。クラスター ID は通常、Master FE の初回起動時に生成されるランダムな整数ですが、指定することもできます。
+同じクラスター ID を持つノード(FE または BE)は、同じ Doris クラスターに属すると見なされます。クラスター ID は通常、Master FE の初回起動時に生成されるランダムな整数ですが、指定することもできます。
-#### `heartbeat_mgr_blocking_queue_size`
+#### `heartbeat_mgr_blocking_queue_size` {#heartbeat_mgr_blocking_queue_size}
-デフォルト値:1024
+デフォルト:1024
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-heartbeat_mgr でハートビートタスクを保持するブロッキングキューのサイズです。
+heartbeat_mgr でハートビートタスクを格納するブロッキングキューのサイズです。
-#### `heartbeat_mgr_threads_num`
+#### `heartbeat_mgr_threads_num` {#heartbeat_mgr_threads_num}
-デフォルト値:8
+デフォルト:8
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
heartbeat_mgr でハートビートイベントを処理するスレッド数です。
-#### `disable_cluster_feature`
+#### `disable_cluster_feature` {#disable_cluster_feature}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-マルチクラスター機能はバージョン 0.12 で非推奨になります。この項目を true にすると、次のクラスター関連操作がすべて無効になります。
+マルチクラスター機能はバージョン 0.12 で非推奨になります。この設定を true にすると、次のようなクラスター機能に関連する操作がすべて無効になります。
1. クラスターの作成と削除
-2. 空き Backend の追加、クラスターへの Backend の追加、クラスターのバランス調整を伴う廃止
+2. 空き Backend の追加、クラスターへの Backend の追加、クラスターのバランス調整を伴うデコミッション
3. クラスター内の Backend 数の変更
4. データベースのリンクと移行
-#### `enable_fqdn_mode`
+#### `enable_fqdn_mode` {#enable_fqdn_mode}
-この設定は主に k8s クラスター環境で使用します。enable_fqdn_mode が true の場合、BE を配置した Pod を再作成しても Pod 名は変わりませんが、IP アドレスは変わる場合があります。
+この設定は主に k8s クラスター環境で使用します。enable_fqdn_mode が true の場合、BE が配置されている Pod の名前は再作成後も変わらず、IP は変わることがあります。
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `enable_token_check`
+#### `enable_token_check` {#enable_token_check}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-前方互換性のための設定で、将来削除されます。イメージファイルのダウンロード時にトークンを確認します。
+前方互換性のための設定で、後で削除されます。image ファイルのダウンロード時にトークンを確認します。
-#### `fe_meta_auth_token`
+#### `fe_meta_auth_token` {#fe_meta_auth_token}
-デフォルト値: ""(空文字列)
+デフォルト:""(空文字列)
-動的変更可能: false
+IsMutable: false
-FE ノード間の FE メタサービス HTTP エンドポイント(`image`、`role`、`check`、`put`、`journal_id` など)を認証するためのクラスタートークンです。Doris 4.0 系列では 4.0.8、4.1 系列では 4.1.4 で追加されました。
+FE ノード間で FE メタサービスの HTTP エンドポイント(`image`、`role`、`check`、`put`、`journal_id` など)を認証するためのクラスタートークンです。Doris 4.0 系ではバージョン 4.0.8、4.1 系ではバージョン 4.1.4 で追加されました。
-空でない値を設定すると、これらのエンドポイントでは既存のノードホスト確認に加えて、一致するトークンヘッダーの提示が必要になります。これにより、クラスター外のノードによる FE メタデータエンドポイントへのアクセスを防ぎます。空のままにすると従来のノードホスト確認のみが適用されるため、既存クラスターとローリングアップグレードには影響しません。
+空でない値を設定すると、これらのエンドポイントでは既存のノードホスト確認に加え、呼び出し元が一致するトークンヘッダーを提示する必要があります。これにより、クラスターに属さないホストが FE のメタデータエンドポイントにアクセスすることを防ぎます。空のままにすると従来のノードホストのみを確認する動作が維持され、既存クラスターやローリングアップグレードには影響しません。
:::caution 注意
-この設定は **すべての FE** で同じ値にし、有効化する前に `fe.conf` に記述してください。値が異なると、FE 間のメタデータ要求が拒否され、メタデータの同期に失敗します。
+この設定は **すべての FE** で同一にし、有効化する前に `fe.conf` に記載する必要があります。そうしないと、FE 間で互いのメタデータリクエストが拒否され、メタデータの同期に失敗します。
:::
-#### `enable_multi_tags`
+#### `enable_multi_tags` {#enable_multi_tags}
+
+デフォルト:false
+
+動的設定が可能か:false
+
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
+
+単一の BE で複数のタグを使用する機能を有効にするかどうかを指定します。
-デフォルト値: false
+#### `initial_root_password` {#initial_root_password}
-動的変更可能: false
+root ユーザーの初期パスワードを、2 段階の SHA-1 で暗号化された形式で設定します。デフォルトの '' は root パスワードがないことを意味します。その後、root ユーザーに対して `set password` を実行すると、初期パスワードは上書きされます。
-Master FE 専用: true
+例:平文パスワード `root@123` を設定する場合は、Doris SQL の `select password('root@123')` を実行して、暗号化されたパスワード `*A00C34073A26B40AB4307650BFB9309D6BFA6999` を生成できます。
-単一 BE の複数タグ機能を有効にするかどうかです。
+デフォルト:空文字列
-#### `initial_root_password`
+動的設定が可能か:false
-root ユーザーの初期パスワードを、2 段階の SHA-1 で暗号化した形式で設定します。デフォルトの '' は root パスワードなしを意味します。その後の root ユーザーに対する `set password` 操作は、初期パスワードを上書きします。
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-例: 平文のパスワード `root@123` を設定する場合は、Doris SQL の `select password('root@123')` を実行すると、暗号化されたパスワード `*A00C34073A26B40AB4307650BFB9309D6BFA6999` を生成できます。
+#### `enable_cooldown_replica_affinity` {#enable_cooldown_replica_affinity}
-デフォルト値: 空文字列
+クエリのスキャンでクールダウン済みのレプリカを優先するかどうかを選択します。デフォルトは true です。
-動的変更可能: false
+デフォルト:true
-Master FE 専用: true
+動的設定が可能か:true
-#### `enable_cooldown_replica_affinity`
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-スキャン時にクールダウン済みレプリカを優先するかどうかを選択します。デフォルトは true です。
+### TSO(Timestamp Oracle) {#tso-timestamp-oracle}
-デフォルト値: true
+<version since="dev">
-動的変更可能: true
+</version>
-Master FE 専用: false
+TSO は `enable_feature_binlog` で有効になります。この設定のデフォルトは false で、動的には変更できません。現在サポートされる TSO パラメータを次に示します。使い方と注意事項については [TSO](../cluster-management/tso.md) を参照してください。
+
+| パラメータ | 型 | デフォルト | 動的変更 | Master のみ | 説明 |
+| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
+| `tso_service_update_interval_ms` | int | `50 ms` | false | true | 割り当てウィンドウの更新を確認する間隔。 |
+| `tso_max_update_retry_count` | int | `3` | true | true | TSO 状態を更新する最大試行回数。 |
+| `tso_max_get_retry_count` | int | `10` | true | true | 失敗を報告するまでに TSO の割り当てを試みる最大回数。 |
+| `tso_service_window_duration_ms` | int | `1000 ms` | true | true | 予約する割り当てウィンドウの長さ。定期的な永続化の間隔の上限にもなります。 |
+| `tso_clock_backward_startup_threshold_ms` | long | `1800000 ms` | true | true | 起動時の補正で、再生されたウィンドウの終了時刻とシステム時刻の間に許容する最大の差。 |
+| `tso_time_offset_debug_mode` | int | `0 ms` | true | false | テスト専用の時計のオフセット。通常の運用には使用しないでください。 |
+| `enable_tso_forward_when_counter_full` | boolean | `true` | true | true | 論理カウンターが容量の半分を超え、実時刻の進行が不十分な場合、物理成分を 1 ms 進めます。 |
### サービス {#service}
-#### `query_port`
+#### `arrow_flight_deferred_query_idle_timeout_second` {#arrow_flight_deferred_query_idle_timeout_second}
+
+デフォルト:3600(秒)
+
+動的設定が可能か:true
+
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
+
+バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。外部テーブルをバッチ単位でスキャンする Arrow Flight SQL クエリでは、`GetFlightInfo` を返した後も FE Coordinator を保持し、クライアントが `DoGet` で結果を読み取る間、BE が split の取得を続けられるようにする必要があります。この設定は、アイドル状態のセッションにあるそのようなクエリがリソースを保持する時間を制限します。期間はクエリの開始時から数え、クエリの実行タイムアウトより短くなることはありません。期限が切れると Coordinator、Workload Group のキュースロット、`active_queries` のエントリが解放されますが、セッションは開いたままで、引き続き `wait_timeout` の対象です。`0` に設定すると、この期限を無効にできます。
+
+#### `query_port` {#query_port}
-デフォルト値:9030
+デフォルト:9030
FE の MySQL サーバーポートです。
-#### `arrow_flight_sql_port`
+#### `arrow_flight_sql_port` {#arrow_flight_sql_port}
-デフォルト値:-1
+デフォルト:-1
-Arrow Flight SQL サーバーポートです。
+Arrow Flight SQL サーバーのポートです。
-#### `frontend_address`
+#### `frontend_address` {#frontend_address}
-状態: 非推奨です。使用は推奨されず、将来削除される可能性があります。
+状態:非推奨であり、使用は推奨しません。このパラメータは将来削除される可能性があります。
-型: string
+型:string
-説明: *InetAddress.getByName* で取得せずに FE の IP アドレスを明示的に設定します。通常は、*InetAddress.getByName* で期待する結果が得られない場合に使用します。ホスト名はサポートされず、IP アドレスのみ指定できます。
+説明:*InetAddress.getByName* で IP アドレスを取得する代わりに、FE の IP アドレスを明示的に設定します。通常、*InetAddress.getByName* で期待する結果が得られない場合に使用します。サポートされるのは IP アドレスのみで、ホスト名は使用できません。
-デフォルト値: 0.0.0.0
+デフォルト値:0.0.0.0
-#### `priority_networks`
+#### `priority_networks` {#priority_networks}
-デフォルト値:なし
+デフォルト:none
-複数の IP アドレスを持つサーバーの選択ルールを指定します。一致する IP アドレスは最大一つである必要があります。CIDR 表記の値をセミコロンで区切って指定します(例: 10.10.10.0/24)。一致する IP アドレスがない場合は、ランダムに一つ選択します。
+複数の IP を持つサーバーに対する選択方法を指定します。このリストに一致する IP は最大 1 つである必要があります。CIDR 表記の値をセミコロンで区切ったリストです(例:10.10.10.0/24)。一致する IP がない場合はランダムに 1 つ選択されます。
-#### `http_port`
+#### `http_port` {#http_port}
-デフォルト値:8030
+デフォルト:8030
-HTTP のバインドポートです。現時点では、すべての FE で同じ HTTP ポートを使用する必要があります。
+HTTP のバインドポートです。現在、すべての FE で同じ HTTP ポートを使用する必要があります。
-#### `https_port`
+#### `https_port` {#https_port}
-デフォルト値:8050
+デフォルト:8050
-HTTPS のバインドポートです。現時点では、すべての FE で同じ HTTPS ポートを使用する必要があります。
+HTTPS のバインドポートです。現在、すべての FE で同じ HTTPS ポートを使用する必要があります。
-#### `enable_https`
+#### `enable_https` {#enable_https}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-HTTPS を有効にするフラグです。false の場合は HTTP をサポートします。true の場合は HTTP と HTTPS の両方をサポートし、HTTP リクエストは自動的に HTTPS へリダイレクトされます。
+HTTPS の有効化フラグです。false の場合は HTTP がサポートされます。true の場合は HTTP と HTTPS の両方がサポートされ、HTTP リクエストは自動的に HTTPS にリダイレクトされます。
enable_https が true の場合は、fe.conf に SSL 証明書の情報を設定する必要があります。
-#### `enable_ssl`
+#### `enable_ssl` {#enable_ssl}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-true に設定すると、Doris は MySQL との間に SSL プロトコルによる暗号化チャネルを確立します。
+true に設定すると、Doris は MySQL との間に SSL プロトコルに基づく暗号化チャネルを確立します。
-#### `qe_max_connection`
+#### `qe_max_connection` {#qe_max_connection}
-デフォルト値:1024
+デフォルト:1024
-FE あたりの最大接続数です。
+FE ごとの最大接続数です。
-#### `check_java_version`
+#### `check_java_version` {#check_java_version}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-Doris はコンパイル時と実行時の Java バージョンの互換性を確認します。互換性がない場合はバージョン不一致の例外を出し、起動を中止します。
+Doris はビルド時と実行時の Java バージョンに互換性があるか確認します。互換性がない場合は Java のバージョン不一致を示す例外メッセージを出し、起動を終了します。
-#### `rpc_port`
+#### `rpc_port` {#rpc_port}
-デフォルト値:9020
+デフォルト:9020
-FE の Thrift サーバーポートです。
+FE Thrift Server のポートです。
-#### `thrift_server_type`
+#### `thrift_server_type` {#thrift_server_type}
-FE の Thrift サービスで使用するサービスモデルを表します。型は String で、大文字と小文字は区別されません。
+FE の Thrift Service が使用するサービスモデルを指定します。型は String で、大文字と小文字は区別されません。
-この値が 'SIMPLE' の場合は 'TSimpleServer' モデルを使用します。通常、本番環境には適さず、テスト用途に限定されます。
+値が 'SIMPLE' の場合は 'TSimpleServer' モデルが使用されます。一般に本番環境には適さず、テスト用途に限られます。
-この値が 'THREADED' の場合は 'TThreadedSelectorServer' モデルを使用します。これは非ブロッキング I/O の master-slave Reactor モデルで、多数の同時接続要求に迅速に応答でき、ほとんどの状況で良好な性能を発揮します。
+値が 'THREADED' の場合は 'TThreadedSelectorServer' モデルが使用されます。これはマスター・スレーブ Reactor モデルによるノンブロッキング I/O モデルで、多数の同時接続リクエストにすばやく応答でき、ほとんどの状況で良好に動作します。
-この値が `THREAD_POOL` の場合は `TThreadPoolServer` モデルを使用します。これはブロッキング I/O モデルで、スレッドプールでユーザー接続を処理します。同時接続数はプールのスレッド数に制限されます。同時要求数を事前に見積もることができ、十分なスレッド資源を確保できる場合に良好な性能を発揮します。デフォルトのサービスモデルです。
+値が `THREAD_POOL` の場合は `TThreadPoolServer` モデルが使用されます。これはスレッドプールでユーザー接続を処理するブロッキング I/O モデルです。同時接続数はスレッドプールのサイズに制限されます。同時リクエスト数を事前に見積もることができ、十分なスレッドリソースを確保できる場合は、より高い性能が期待できます。このサービスモデルがデフォルトで使用されます。
-#### `thrift_server_max_worker_threads`
+#### `thrift_server_max_worker_threads` {#thrift_server_max_worker_threads}
-デフォルト値:4096
+デフォルト:4096
Thrift サーバーのワーカースレッドの最大数です。
-#### `thrift_backlog_num`
+#### `thrift_backlog_num` {#thrift_backlog_num}
-デフォルト値:1024
+デフォルト:1024
-Thrift サーバーの backlog_num です。この値を増やす場合は、Linux の /proc/sys/net/core/somaxconn の設定値より大きいことを確認してください。
+Thrift サーバーの backlog_num です。この値を増やす場合は、Linux の /proc/sys/net/core/somaxconn の設定値より大きい値を指定してください。
-#### `thrift_client_timeout_ms`
+#### `thrift_client_timeout_ms` {#thrift_client_timeout_ms}
-デフォルト値:0
+デフォルト:0
-Thrift サーバーの接続タイムアウトおよびソケットタイムアウトの設定です。
+Thrift サーバーの接続タイムアウトとソケットタイムアウトの設定です。
-読み取りタイムアウトを防ぐため、thrift_client_timeout_ms の値はゼロに設定されています。
+読み取りタイムアウトを防ぐため、thrift_client_timeout_ms の値は 0 に設定されています。
-#### `thrift_max_message_size`
+#### `thrift_max_message_size` {#thrift_max_message_size}
-デフォルト値: 100MB
+デフォルト:100MB
-Thrift サーバーが受信するメッセージの最大サイズ(バイト単位)です。クライアントが送信したメッセージがこの制限を超えると、Thrift サーバーは要求を拒否して接続を閉じます。その結果、クライアントには "connection has been closed by peer." というエラーが表示されます。この場合は、値を増やしてみてください。
+Thrift サーバーが受信するメッセージの最大サイズをバイト単位で指定します。クライアントが送信したメッセージのサイズがこの上限を超えると、Thrift サーバーはリクエストを拒否して接続を閉じます。その結果、クライアントには「connection has been closed by peer」というエラーが発生します。その場合は、このパラメータを増やしてみてください。
-#### `use_compact_thrift_rpc`
+#### `use_compact_thrift_rpc` {#use_compact_thrift_rpc}
-デフォルト値: true
+デフォルト:true
-クエリプランの構造を圧縮形式で送信するかどうかです。有効にすると構造のサイズを約 50% 削減でき、一部の "send fragment timeout" エラーを回避できます。
-ただし、小規模なクエリが高い同時実行数で処理される場合、同時実行性能が約 10% 低下することがあります。
+クエリプランの構造を圧縮形式で送信するかどうかを指定します。有効にするとクエリプランの構造のサイズを約 50% 削減でき、一部の「send fragment timeout」エラーを回避できます。
+ただし、小規模なクエリが高い同時実行数で発生する場合、同時実行性能が約 10% 低下する可能性があります。
-#### `grpc_max_message_size_bytes`
+#### `grpc_max_message_size_bytes` {#grpc_max_message_size_bytes}
-デフォルト値:1G
+デフォルト:1G
-gRPC クライアントチャネルの初期フローウィンドウサイズと最大メッセージサイズを設定します。結果セットが大きい場合は、この値を増やす必要があることがあります。
+GRPC クライアントチャネルの初期フローウィンドウサイズと、メッセージの最大サイズを設定します。結果セットが大きい場合は、この値を増やす必要があるかもしれません。
-#### `max_mysql_service_task_threads_num`
+#### `max_mysql_service_task_threads_num` {#max_mysql_service_task_threads_num}
-デフォルト値:4096
+デフォルト:4096
Task イベントを処理するスレッド数です。
-#### `mysql_service_io_threads_num`
+#### `mysql_service_io_threads_num` {#mysql_service_io_threads_num}
-デフォルト値:4
+デフォルト:4
-FE が NIO モデルの MySQL サーバーを起動する場合に、I/O イベントを処理するスレッド数です。
+FE が NIO モデルに基づく MySQL サーバーを起動するときに、IO イベントを処理するスレッド数です。
-#### `mysql_nio_backlog_num`
+#### `mysql_nio_backlog_num` {#mysql_nio_backlog_num}
-デフォルト値:1024
+デフォルト:1024
-MySQL NIO サーバーの backlog_num です。この値を増やす場合は、Linux の /proc/sys/net/core/somaxconn の値も同時に増やしてください。
+MySQL NIO サーバーの backlog_num です。この値を増やす場合は、Linux の /proc/sys/net/core/somaxconn ファイルにある値も同時に増やしてください。
-#### `broker_timeout_ms`
+#### `broker_timeout_ms` {#broker_timeout_ms}
-デフォルト値:10000 (10s)
+デフォルト:10000 (10s)
Broker RPC のデフォルトタイムアウトです。
-#### `backend_rpc_timeout_ms`
+#### `backend_rpc_timeout_ms` {#backend_rpc_timeout_ms}
-FE から BE に RPC 要求を送信する際のタイムアウト(ミリ秒)です。
+FE から BE に RPC リクエストを送信する際のタイムアウト(ミリ秒)です。
-デフォルト値: 60000
+デフォルト:60000
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `drop_backend_after_decommission`
+#### `drop_backend_after_decommission` {#drop_backend_after_decommission}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-1. この設定は、BE の廃止が成功した後に、その BE を削除するかどうかを制御します。true の場合はオフライン化が成功した後に BE ノードを削除します。false の場合は BE が DECOMMISSION 状態のまま残り、削除されません。
+1. この設定は、BE のデコミッションが正常に完了した後、システムがその BE を削除するかどうかを制御します。true の場合、BE ノードはオフライン化に成功した後に削除されます。false の場合、BE はオフライン化後も DECOMMISSION 状態で残り、削除されません。
- この設定は特定の状況で役立ちます。たとえば、各 BE ノードにディスクが一つある Doris クラスターに、後から各 BE ごとに新しいディスクを 2 台追加したとします。Doris は現時点で BE 内のディスク間データバランシングに対応していないため、元のディスクのデータ量が新しいディスクよりも大幅に多い状態が続くことがあります。その場合は次の操作でディスク間のバランスを手動で調整できます。
+ この設定は特定の場面で役立ちます。Doris クラスターの初期状態では各 BE ノードにディスクが 1 台あり、一定期間の運用後、各 BE ノードに新たにディスクを 2 台追加して垂直方向に拡張したとします。Doris は現在、同一 BE 内のディスク間でデータを均衡化する機能をサポートしていないため、初期ディスクのデータ量が新しいディスクより常に多くなる可能性があります。この場合、次の操作でディスク間のバランスを手動で調整できます。
1. この設定項目を false にします。
- 2. 対象 BE ノードを廃止します。これにより、その BE 上の全データが他のノードに移行されます。
- 3. 廃止操作が完了しても BE は削除されません。この時点で BE の廃止状態を解除します。すると、他の BE ノードからデータが戻り始め、この BE のすべてのディスクに均等に分散されます。
- 4. すべての BE ノードに対して手順 2 と 3 を順番に実行し、全ノードでディスク間のバランスを調整します。
+ 2. ある BE ノードをデコミッションします。これにより、その BE のすべてのデータが他のノードに移行されます。
+ 3. デコミッションの完了後も BE は削除されません。この時点で BE のデコミッション状態を解除します。すると、他の BE ノードからこのノードへデータが再び分散され、その BE のすべてのディスクにデータが均等に配置されます。
+ 4. すべての BE ノードに対して手順 2 と 3 を順に実行し、全ノードのディスクのバランスを調整します。
-#### `max_backend_down_time_second`
+#### `max_backend_down_time_second` {#max_backend_down_time_second}
-デフォルト値: 3600(1 時間)
+デフォルト:3600 (1 時間)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
Backend が *max_backend_down_time_second* の間停止すると、BACKEND_DOWN イベントが発生します。
-#### `disable_backend_black_list`
+#### `disable_backend_black_list` {#disable_backend_black_list}
-BE のブラックリスト機能を無効にします。無効化後は、BE へのクエリ要求が失敗してもその BE はブラックリストに追加されません。
-この項目は、一時的な不具合によって多数の回帰テストが失敗することを減らすため、回帰テスト環境に適しています。
+BE のブラックリスト機能を無効にします。無効にすると、BE へのクエリリクエストに失敗しても、その BE はブラックリストに追加されません。
+このパラメータは、一時的な不具合によって多数の回帰テストが失敗することを減らすため、回帰テスト環境に適しています。
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: false
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-#### `max_backend_heartbeat_failure_tolerance_count`
+#### `max_backend_heartbeat_failure_tolerance_count` {#max_backend_heartbeat_failure_tolerance_count}
-許容する BE ノードのハートビート失敗回数の上限です。連続失敗回数がこの値を超えると、BE の状態は dead に設定されます。
-この項目は、一時的なハートビート失敗によって多数の回帰テストが失敗することを減らすため、回帰テスト環境に適しています。
+BE ノードのハートビート失敗を許容する最大回数です。連続した失敗回数がこの値を超えると、BE の状態は dead に設定されます。
+このパラメータは、一時的なハートビート失敗によって多数の回帰テストが失敗することを減らすため、回帰テスト環境に適しています。
-デフォルト値: 1
+デフォルト:1
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-### `abort_txn_after_lost_heartbeat_time_second`
+### `abort_txn_after_lost_heartbeat_time_second` {#abort_txn_after_lost_heartbeat_time_second}
-ハートビート喪失後にトランザクションを中止するまでの時間です。デフォルト値 300 は、BE のハートビート喪失から 300 秒後にトランザクションを中止することを意味します。
+ハートビートを失ってからトランザクションを中止するまでの時間です。デフォルト値は 300 で、ハートビートを失ってから 300s 後に BE のトランザクションが中止されます。
-デフォルト値: 300(s)
+デフォルト:300(s)
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `enable_access_file_without_broker`
+#### `enable_access_file_without_broker` {#enable_access_file_without_broker}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Broker 経由で BOS またはその他のクラウドストレージにアクセスする際に、Broker の使用を省略するかどうかを指定します。
+Broker を介して BOS やその他のクラウドストレージにアクセスする際に、Broker を経由せずにアクセスすることを試みる設定です。
-#### `agent_task_resend_wait_time_ms`
+#### `agent_task_resend_wait_time_ms` {#agent_task_resend_wait_time_ms}
-デフォルト値:5000
+デフォルト:5000
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-この設定は、agent_task の create_time が設定されている場合に、エージェントタスクを再送するかどうかを決定します。ReportHandler が再送できるのは、current_time - create_time > agent_task_resend_wait_time_ms の場合だけです。
+この設定は、agent_task に create_time が設定されている場合に、そのタスクを再送するかどうかを決めます。ReportHandler が agent task を再送できるのは、current_time - create_time > agent_task_resend_wait_time_ms の場合だけです。
-現時点では主に `PUBLISH_VERSION` エージェントタスクが繰り返し送信される問題への対処に使用します。現在のデフォルト値 5000 は実験的な値です。
+この設定は現在、主に `PUBLISH_VERSION` agent task の重複送信を解決するために使用されます。現在のデフォルト値 5000 は実験的な値です。
-エージェントタスクを AgentTaskQueue に投入してから BE に送信するまでには遅延があるため、この値を増やすと重複送信の問題を効果的に抑えられます。
+agent task を AgentTaskQueue に投入してから BE に送信するまでには一定の遅延があるため、この設定値を増やすと重複送信を効果的に減らせます。
-一方で、送信または実行に失敗したエージェントタスクが再実行されるまでの時間も長くなります。
+一方で、送信または実行に失敗した agent task の再実行までの時間も長くなります。
-#### `max_agent_task_threads_num`
+#### `max_agent_task_threads_num` {#max_agent_task_threads_num}
-デフォルト値:4096
+デフォルト:4096
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-エージェントタスク用スレッドプールでタスクを処理するスレッドの最大数です。
+agent task のスレッドプールでタスクを処理するスレッドの最大数です。
-#### `remote_fragment_exec_timeout_ms`
+#### `remote_fragment_exec_timeout_ms` {#remote_fragment_exec_timeout_ms}
-デフォルト値:30000 (ms)
+デフォルト:30000 (ms)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-非同期リモートフラグメントの実行タイムアウトです。通常は短時間で実行されますが、システムの負荷が高い場合はタイムアウトを長くしてみてください。
+非同期リモート fragment の実行タイムアウトです。通常は短時間で実行されます。システムの負荷が高い場合は、タイムアウトを長くしてみてください。
-#### `auth_token`
+#### `auth_token` {#auth_token}
-デフォルト値:空
+デフォルト:empty
内部認証に使用するクラスタートークンです。
-#### `enable_http_server_v2`
+#### `enable_http_server_v2` {#enable_http_server_v2}
-デフォルト値: 正式版 0.14.0 以降は true、それ以前は false です。
+デフォルト:正式なバージョン 0.14.0 のリリース後は true、それ以前は false
-HTTP Server V2 は SpringBoot で実装され、フロントエンドとバックエンドを分離する構成です。新しいフロントエンド UI は、HTTPv2 が有効な場合にのみ使用できます。
+HTTP Server V2 は SpringBoot で実装されています。フロントエンドとバックエンドを分離したアーキテクチャを使用します。新しいフロントエンド UI を使用できるのは、HTTPv2 が有効な場合だけです。
-#### `http_api_extra_base_path`
+#### `http_api_extra_base_path` {#http_api_extra_base_path}
-一部のデプロイ環境では、HTTP API に共通の接頭辞となる追加のベースパスが必要です。この項目でその接頭辞を指定します。
-設定後、`GET /api/basepath` インターフェースで値を取得できます。新しい UI もまずこのベースパスを取得して URL を組み立てます。`enable_http_server_v2` が true の場合にのみ有効です。
+デプロイ環境によっては、HTTP API に共通のプレフィックスとして追加のベースパスを指定する必要があります。このパラメータでそのプレフィックスを指定します。
+設定後は、`GET /api/basepath` インターフェースで値を取得できます。新しい UI も、URL を組み立てるためにこのベースパスを先に取得しようとします。`enable_http_server_v2` が true の場合にのみ有効です。
デフォルトは空で、未設定を意味します。
-#### `jetty_server_acceptors`
+#### `jetty_server_acceptors` {#jetty_server_acceptors}
-デフォルト値:2
+デフォルト:2
-#### `jetty_server_selectors`
+#### `jetty_server_selectors` {#jetty_server_selectors}
-デフォルト値:4
+デフォルト:4
-#### `jetty_server_workers`
+#### `jetty_server_workers` {#jetty_server_workers}
-デフォルト値:0
+デフォルト:0
-上記三つの項目で構成される Jetty のスレッドモデルは、acceptors、selectors、workers の三種類のスレッドプールに分かれます。acceptors が新しい接続を受け付け、selectors に渡して HTTP メッセージプロトコルを解析し、最後に workers が要求を処理します。最初の二つは非ブロッキングモデルを使用し、一つのスレッドで多数のソケットの読み書きを処理できるため、少数のスレッドで済みます。
+上記 3 つのパラメータで設定する Jetty のスレッド構成は単純で、acceptors、selectors、workers の 3 つのスレッドプールに分かれます。acceptors が新しい接続を受け付け、selectors に渡して HTTP メッセージプロトコルを解析し、最後に workers がリクエストを処理します。最初の 2 つのスレッドプールはノンブロッキングモデルを採用し、1 スレッドで多数のソケットの読み書きを扱えるため、少数のスレッドで済みます。
-ほとんどの場合、acceptors は 1~2 スレッド、selectors は 2~4 スレッドで十分です。workers はブロッキング処理やデータベース操作を担うことが多く、多数のスレッドを必要とします。必要数はアプリケーションの QPS と I/O イベントの割合によって変わります。QPS が高いほど、また I/O の割合が高く待機スレッドが多いほど、必要な総スレッド数も増えます。
+ほとんどのプロジェクトでは acceptors は 1~2 スレッド、selectors は 2~4 スレッドで十分です。workers はブロッキングな業務ロジックを扱い、データベース操作が多いこともあるため、多数のスレッドが必要です。具体的な数はアプリケーションの QPS と IO イベントの割合によって異なります。QPS が高いほど多くのスレッドが必要で、IO の割合が高いほど待機するスレッドが増え、必要な総スレッド数も増えます。
-workers のスレッドプールはデフォルトでは設定されないため、必要に応じて指定してください。
+worker スレッドプールはデフォルトでは設定されないため、必要に応じて設定してください。
-#### `jetty_server_max_http_post_size`
+#### `jetty_server_max_http_post_size` {#jetty_server_max_http_post_size}
-デフォルト値:`100 * 1024 * 1024` (100MB)
+デフォルト:`100 * 1024 * 1024` (100MB)
-PUT または POST メソッドでアップロードできるファイルの最大バイト数です。デフォルトは 100MB です。
+PUT または POST メソッドでアップロードするファイルの最大バイト数です。デフォルト値は 100MB です。
-#### `jetty_server_max_http_header_size`
+#### `jetty_server_max_http_header_size` {#jetty_server_max_http_header_size}
-デフォルト値:1048576 (1M)
+デフォルト:1048576 (1M)
-HTTP ヘッダーサイズの設定です。デフォルトは 1M です。
+HTTP ヘッダーのサイズを設定します。デフォルト値は 1M です。
-#### `http_sql_submitter_max_worker_threads`
+#### `http_sql_submitter_max_worker_threads` {#http_sql_submitter_max_worker_threads}
-デフォルト値:2
+デフォルト:2
HTTP SQL submitter のワーカースレッドの最大数です。
-#### `http_load_submitter_max_worker_threads`
+#### `http_load_submitter_max_worker_threads` {#http_load_submitter_max_worker_threads}
-デフォルト値:2
+デフォルト:2
-HTTP upload submitter のワーカースレッドの最大数です。
+HTTP アップロード submitter のワーカースレッドの最大数です。
:::caution 動作の変更(4.1.4)
-`/api/upload` エンドポイントはバージョン 4.1.4 で削除され、この設定項目も同時に削除されました。詳細は [アップロードアクション](../open-api/fe-http/upload-action) を参照してください。
+バージョン 4.1.4 で `/api/upload` エンドポイントが削除され、この設定項目も同時に削除されました。[Upload Action](../open-api/fe-http/upload-action) を参照してください。
:::
### クエリエンジン {#query-engine}
-#### `default_max_query_instances`
+#### `default_max_query_instances` {#default_max_query_instances}
-ユーザープロパティ max_query_instances が 0 以下の場合に使用されるデフォルト値です。ユーザーあたりのインスタンス数の上限を設定します。この項目が 0 以下の場合、制限はありません。
+ユーザープロパティ max_query_instances が 0 以下の場合に使用するデフォルト値です。ユーザーごとのインスタンスの最大数を制限します。このパラメータが 0 以下の場合は無制限です。
デフォルト値は -1 です。
-#### `max_query_retry_time`
+#### `max_query_retry_time` {#max_query_retry_time}
-デフォルト値:3
+デフォルト:3
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-クエリの再試行回数です。RPC 例外が発生し、まだユーザーに結果を送信していない場合、クエリが再試行されることがあります。障害の連鎖を避けるため、この値を減らすこともできます。
+クエリの再試行回数です。RPC 例外が発生し、結果をまだユーザーに送信していない場合、クエリが再試行されることがあります。連鎖的な障害を避けるため、この回数を減らすことができます。
-#### `max_dynamic_partition_num`
+#### `max_dynamic_partition_num` {#max_dynamic_partition_num}
-デフォルト値:500
+デフォルト:500
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-動的パーティションテーブルの作成時に、一度に作成されるパーティション数の上限を指定します。パーティション数は動的パーティションの "start" と "end" で決まります。
+動的パーティションテーブルの作成時に、一度に作成されるパーティションが多すぎないよう、最大数を制限します。パーティション数は、動的パーティションのパラメータ「start」と「end」によって決まります。
-#### `dynamic_partition_enable`
+#### `dynamic_partition_enable` {#dynamic_partition_enable}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-動的パーティションスケジューラーを有効にするかどうかです。デフォルトで有効です。
+動的パーティションスケジューラーを有効にするかどうかを指定します。デフォルトで有効です。
-#### `dynamic_partition_check_interval_seconds`
+#### `dynamic_partition_check_interval_seconds` {#dynamic_partition_check_interval_seconds}
-デフォルト値:600 (s)
+デフォルト:600 (s)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
動的パーティションを確認する間隔を指定します。
-#### `max_multi_partition_num`
+#### `max_multi_partition_num` {#max_multi_partition_num}
-デフォルト値:4096
+デフォルト:4096
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-複数パーティションのパーティション名の接頭辞を設定します。複数パーティションにのみ適用され、動的パーティションには適用されません。デフォルトの接頭辞は "p_" です。
+このパラメータはマルチパーティションのパーティション名のプレフィックスを設定するために使用します。動的パーティションには適用されません。デフォルトのプレフィックスは「p_」です。
-#### `multi_partition_name_prefix`
+#### `multi_partition_name_prefix` {#multi_partition_name_prefix}
-デフォルト値:p_
+デフォルト:p_
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-複数パーティションのパーティション名の接頭辞を設定します。複数パーティションにのみ適用され、動的パーティションには適用されません。デフォルトの接頭辞は "p_" です。
+マルチパーティションのパーティション名のプレフィックスを設定します。動的パーティションには適用されません。デフォルトのプレフィックスは「p_」です。
-#### `partition_in_memory_update_interval_secs`
+#### `partition_in_memory_update_interval_secs` {#partition_in_memory_update_interval_secs}
-デフォルト値:300 (s)
+デフォルト:300 (s)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-メモリ内のグローバルパーティション情報を更新する間隔です。
+メモリ内のグローバルなパーティション情報を更新する間隔です。
-#### `enable_concurrent_update`
+#### `enable_concurrent_update` {#enable_concurrent_update}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:false
+IsMutable:false
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-同時更新を有効にするかどうかです。
+同時更新を有効にするかどうかを指定します。
-#### `lower_case_table_names`
+#### `lower_case_table_names` {#lower_case_table_names}
-デフォルト値:0
+デフォルト:0
-動的変更可能:false
+IsMutable:false
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-この設定はクラスターの初期化時にのみ指定でき、初期化後のクラスターの
-再起動やアップグレード時には変更できません。
+この設定はクラスターの初期化時にのみ指定できます。初期化の完了後は、クラスターの再起動やアップグレードの際にも変更できません。
-0: テーブル名を指定どおりに保存し、大文字と小文字を区別して比較します。
-1: テーブル名を小文字で保存し、大文字と小文字を区別せずに比較します。
-2: テーブル名を指定どおりに保存しますが、小文字として比較します。
+0:テーブル名は指定どおりに保存され、大文字と小文字を区別して比較されます。
+1:テーブル名は小文字で保存され、大文字と小文字を区別せずに比較されます。
+2:テーブル名は指定どおりに保存されますが、小文字として比較されます。
-#### `table_name_length_limit`
+#### `table_name_length_limit` {#table_name_length_limit}
-デフォルト値:64
+デフォルト:64
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-テーブル名の最大長を指定します。
+テーブル名の最大長を制御します。
-#### `cache_enable_sql_mode`
+#### `cache_enable_sql_mode` {#cache_enable_sql_mode}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
-このスイッチを有効にすると、SQL クエリの結果セットがキャッシュされます。クエリ対象の全テーブルの全パーティションについて、最終アクセス時のバージョンからの経過時間が cache_last_version_interval_second を超え、結果の行数が cache_result_max_row_count 未満で、データサイズが cache_result_max_data_size 未満の場合、結果セットがキャッシュされます。次に同じ SQL を実行するとキャッシュが使用されます。
+このスイッチを有効にすると、SQL クエリの結果セットがキャッシュされます。クエリ内の全テーブルの全パーティションについて、最後のバージョン更新からの時間が cache_last_version_interval_second を超え、結果セットの行数が cache_result_max_row_count 未満で、データサイズが cache_result_max_data_size 未満の場合、結果セットがキャッシュされます。次に同じ SQL を実行するとキャッシュが使用されます。
-true に設定すると、FE の SQL 結果キャッシュが有効になります。オフラインでデータを更新する場合に適しています。
+true に設定すると、FE は SQL 結果のキャッシュを有効にします。この設定はオフラインでデータを更新する場合に適しています。
-| | ケース 1 | ケース 2 | ケース 3 | ケース 4 |
+| | case1 | case2 | case3 | case4 |
| ---------------------- | ----- | ----- | ----- | ----- |
| enable_sql_cache | false | true | true | false |
| enable_partition_cache | false | false | true | true |
-#### `cache_enable_partition_mode`
+#### `cache_enable_partition_mode` {#cache_enable_partition_mode}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
-true に設定すると、FE は BE のキャッシュからデータを取得します。一部のパーティションをリアルタイムで更新する場合に適しています。
+true に設定すると、FE は BE のキャッシュからデータを取得します。一部のパーティションをリアルタイムに更新する場合に適しています。
-#### `cache_result_max_row_count`
+#### `cache_result_max_row_count` {#cache_result_max_row_count}
-デフォルト値:3000
+デフォルト:3000
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
-メモリの過剰使用を避けるため、キャッシュできる行数はデフォルトで最大 3000 行です。このしきい値を超えるとキャッシュされません。
+メモリを使いすぎないよう、キャッシュ可能な最大行数はデフォルトで 3000 です。このしきい値を超えるとキャッシュされません。
-#### `cache_result_max_data_size`
+#### `cache_result_max_data_size` {#cache_result_max_data_size}
-デフォルト値: 31457280
+デフォルト:31457280
-動的変更可能: true
+IsMutable:true
-Master FE 専用: false
+MasterOnly:false
-メモリの過剰使用を避けるため、キャッシュできる行のデータサイズはデフォルトで最大 10MB です。このしきい値を超えるとキャッシュされません。
+メモリを使いすぎないよう、キャッシュ可能な行のデータサイズはデフォルトで最大 10MB です。このしきい値を超えるとキャッシュされません。
-#### `cache_last_version_interval_second`
+#### `cache_last_version_interval_second` {#cache_last_version_interval_second}
-デフォルト値:30
+デフォルト:30
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
-テーブルの最新パーティションバージョンの時間間隔とは、データ更新から現在のバージョンまでの時間を指します。通常は 900 秒に設定し、オフラインとリアルタイムのインポートを区別します。
+テーブルの最新パーティションバージョンに関する時間間隔で、データ更新から現在のバージョンまでの時間を表します。通常は 900 秒に設定し、オフラインのインポートとリアルタイムのインポートを区別します。
-#### `max_allowed_in_element_num_of_delete`
+#### `max_allowed_in_element_num_of_delete` {#max_allowed_in_element_num_of_delete}
-デフォルト値:1024
+デフォルト:1024
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
DELETE 文の InPredicate に含められる要素数を制限します。
-#### `max_running_rollup_job_num_per_table`
+#### `max_running_rollup_job_num_per_table` {#max_running_rollup_job_num_per_table}
-デフォルト値:1
+デフォルト:1
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Rollup ジョブの同時実行数の上限を設定します。
+Rollup ジョブの同時実行数の上限を制御します。
-#### `max_distribution_pruner_recursion_depth`
+#### `max_distribution_pruner_recursion_depth` {#max_distribution_pruner_recursion_depth}
-デフォルト値:100
+デフォルト:100
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
-ハッシュ分散プルーナーの再帰深度の上限を設定します。
-例: where a in(5 要素)and b in(4 要素)and c in(3 要素)and d in(2 要素)。
-a/b/c/d が分散列の場合、再帰深度は 5 *4* 3 * 2 = 120 となり、100 を超えます。
-そのため、分散プルーナーは動作せず、すべてのバケットを返します。
-深度を増やすと、より多くの要素に対して分散プルーニングを適用できますが、CPU 使用量が増える可能性があります。
+ハッシュ分散 pruner の再帰の最大深度を制限します。
+例:where a in (5 elements) and b in (4 elements) and c in (3 elements) and d in (2 elements)。
+a/b/c/d が分散列の場合、再帰の深度は 5 *4* 3 * 2 = 120 となり、100 を超えます。
+そのため分散 pruner は動作せず、すべてのバケットを返します。
+深度を増やすと、より多くの要素について分散の枝刈りが可能になりますが、CPU の使用量が増える可能性があります。
-#### `enable_local_replica_selection`
+#### `enable_local_replica_selection` {#enable_local_replica_selection}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-true に設定すると、Planner はこの Frontend と同じホストにある Tablet のレプリカを優先して選択します。
-次の条件ではネットワーク転送量を減らせる可能性があります。
+true に設定すると、Planner はこの Frontend と同じホストにある Tablet のレプリカを選択しようとします。
+次の場合はネットワーク転送を減らせる可能性があります。
-* N 台のホストに N 台の Backend と N 台の Frontend が配置されている。
+* N 台のホストに、N 台の Backend と N 台の Frontend が配置されている。
-* データのレプリカが N 個ある。
+* データに N 個のレプリカがある。
-* 同時実行数の多いクエリがすべての Frontend に均等に送られる。
+* 同時実行数の多いクエリが、すべての Frontend に均等に送信される。
-この場合、各 Frontend はローカルのレプリカだけでクエリを実行できます。ローカルのレプリカが利用できないときに非ローカルのレプリカへ切り替えるには、enable_local_replica_selection_fallback を true に設定します。
+この場合、各 Frontend はローカルレプリカだけを使ってクエリを実行できます。ローカルレプリカを使用できないときに非ローカルレプリカへ切り替えるには、enable_local_replica_selection_fallback を true に設定します。
-#### `enable_local_replica_selection_fallback`
+#### `enable_local_replica_selection_fallback` {#enable_local_replica_selection_fallback}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-enable_local_replica_selection と併用します。ローカルのレプリカが利用できない場合に、非ローカルのレプリカへ切り替えます。
+enable_local_replica_selection と組み合わせて使用します。ローカルレプリカを使用できない場合、非ローカルレプリカに切り替えます。
-#### `expr_depth_limit`
+#### `expr_depth_limit` {#expr_depth_limit}
-デフォルト値:3000
+デフォルト:3000
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-式ツリーの深度の上限です。上限を超えると、データベースの読み取りロックを保持したまま解析に長時間を要する可能性があります。十分に理解している場合を除き、この値を変更しないでください。
+式ツリーの深度の上限です。超過すると、データベースの読み取りロックを保持したまま解析に長時間かかる可能性があります。十分に理解していない場合は変更しないでください。
-#### `expr_children_limit`
+#### `expr_children_limit` {#expr_children_limit}
-デフォルト値:10000
+デフォルト:10000
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-式ツリーの子要素数の上限です。上限を超えると、データベースの読み取りロックを保持したまま解析に長時間を要する可能性があります。
+式ツリーの子式の数の上限です。超過すると、データベースの読み取りロックを保持したまま解析に長時間かかる可能性があります。
-#### `be_exec_version`
+#### `be_exec_version` {#be_exec_version}
-フラグメント間でブロックを受け渡す際のシリアライズ形式を定義します。
+fragment 間でブロックを渡すときのシリアライズ形式を定義します。
-コードの変更によってブロックのデータ形式が変わることがあります。ローリングアップグレード中に BE 間の互換性を保つため、FE からデータバージョンを通知し、送信形式を決めます。
+コードの変更によってブロックのデータ形式が変わる場合があります。ローリングアップグレード中も BE 間の互換性を維持するため、FE からデータバージョンを通知し、送信形式を決める必要があります。
-たとえば、クラスターに 2 台の BE があり、アップグレード済みの一方は最新の $v_1$ に対応し、もう一方は $v_0$ にしか対応していないとします。この時点では FE がまだアップグレードされていないため、$v_0$ が一律に通知され、BE は旧データ形式で通信します。すべての BE をアップグレードした後で FE をアップグレードすると、新しい FE が $v_1$ を通知し、クラスター全体が新しいデータ形式に切り替わります。
+たとえば、クラスター内に 2 台の BE があり、一方はアップグレード後に最新の $v_1$ に対応し、もう一方は $v_0$ にしか対応しないとします。この時点では FE がまだアップグレードされていないため、$v_0 が一律に通知されます。$, BE は古いデータ形式でやり取りします。すべての BE のアップグレード後に FE をアップグレードすると、新しい FE が $v_1$ を通知し、クラスター全体が新しいデータ形式に切り替わります。
-デフォルト値は `max_be_exec_version` です。特別な事情がある場合は形式のバージョンを手動で下げられますが、`min_be_exec_version` より低くしてはいけません。
+デフォルト値は `max_be_exec_version` です。特別な事情があれば形式のバージョンを手動で下げられますが、`min_be_exec_version` より低くしてはいけません。
-この変数の値は常に、すべての BE の `BeExecVersionManager::min_be_exec_version` と `BeExecVersionManager::max_be_exec_version` の範囲内に保ってください。つまり、アップグレード済みクラスターをダウングレードする場合は FE、BE の順にダウングレードするか、設定でこの変数を手動で下げてから BE をダウングレードします。
+すべての BE で、この変数の値を常に `BeExecVersionManager::min_be_exec_version` と `BeExecVersionManager::max_be_exec_version` の間に保つ必要があります。(更新済みクラスターをダウングレードする場合は、先に FE、次に BE をダウングレードする順序を守るか、設定でこの変数の値を手動で下げてから BE をダウングレードしてください。)
-#### `max_be_exec_version`
+#### `max_be_exec_version` {#max_be_exec_version}
-現在サポートされる最新のデータバージョンです。変更できません。対応するバージョンの BE にある `BeExecVersionManager::max_be_exec_version` と一致させる必要があります。
+現在サポートされる最新のデータバージョンです。変更できず、対応するバージョンの BE にある `BeExecVersionManager::max_be_exec_version` と一致する必要があります。
-#### `min_be_exec_version`
+#### `min_be_exec_version` {#min_be_exec_version}
-現在サポートされる最も古いデータバージョンです。変更できません。対応するバージョンの BE にある `BeExecVersionManager::min_be_exec_version` と一致させる必要があります。
+現在サポートされる最も古いデータバージョンです。変更できず、対応するバージョンの BE にある `BeExecVersionManager::min_be_exec_version` と一致する必要があります。
-#### `max_query_profile_num`
+#### `max_query_profile_num` {#max_query_profile_num}
-クエリ Profile の最大数です。
+クエリプロファイルの最大数です。
-デフォルト値: 100
+デフォルト:100
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: false
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-#### `publish_version_interval_ms`
+#### `publish_version_interval_ms` {#publish_version_interval_ms}
-デフォルト値:10 (ms)
+デフォルト:10 (ms)
-二度の publish version 操作の最小間隔です。
+2 回の publish version 操作の最小間隔です。
-#### `publish_version_timeout_second`
+#### `publish_version_timeout_second` {#publish_version_timeout_second}
-デフォルト値:30 (s)
+デフォルト:30 (s)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-一つのトランザクションに属するすべての publish version タスクの完了を待つ最大時間です。
+1 つのトランザクションに属するすべての publish version タスクの完了を待つ最大時間です。
-#### `query_colocate_join_memory_limit_penalty_factor`
+#### `query_colocate_join_memory_limit_penalty_factor` {#query_colocate_join_memory_limit_penalty_factor}
-デフォルト値:1
+デフォルト:1
+
+IsMutable:true
+
+Colocote join PlanFragment インスタンスの memory_limit = exec_mem_limit / min (query_colocate_join_memory_limit_penalty_factor, instance_num)
-動的変更可能:true
+#### `rewrite_count_distinct_to_bitmap_hll` {#rewrite_count_distinct_to_bitmap_hll}
-Colocate Join の PlanFragment インスタンスの memory_limit = exec_mem_limit / min (query_colocate_join_memory_limit_penalty_factor, instance_num) です。
+デフォルト:true
-#### `rewrite_count_distinct_to_bitmap_hll`
+この変数はセッション変数であり、セッション単位で有効になります。
-デフォルト値: true
+* 型:boolean
+* 説明:**AGG モデルのテーブルのみが対象です。** この変数が true の場合、ユーザーのクエリに count(distinct c1) などの集約関数が含まれ、c1 列の型が bitmap なら、count distinct は bitmap_union_count(c1) に書き換えられます。c1 列の型が hll なら、hll_union_agg(c1) に書き換えられます。false の場合は書き換えられません。
-この変数はセッション変数であり、セッション単位で有効です。
+### データロードとエクスポート {#load-and-export}
-* 型: boolean
-* 説明: **AGG モデルのテーブルのみ**が対象です。true の場合、クエリに count(distinct c1) などの集約関数があり、c1 列の型が bitmap なら count distinct は bitmap_union_count(c1) に、c1 列の型が hll なら hll_union_agg(c1) に書き換えられます。false の場合は書き換えません。
+#### `streaming_cdc_fetch_splits_batch_size` {#streaming_cdc_fetch_splits_batch_size}
-### ロードとエクスポート {#load-and-export}
+デフォルト:16(4.1.5 より前は 100)
-#### `enable_pipeline_load`
+動的設定が可能か:true
-デフォルト値: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-動的変更可能: true
+Streaming CDC のリクエストごとに取得する split の数です。バージョン 4.1.5 では、各リクエストのサイズを減らすため、デフォルト値が 100 から 16 に引き下げられました。
-Streamload などのインポートタスクの実行に Pipeline エンジンを使用するかどうかです。
+#### `max_export_history_job_num` {#max_export_history_job_num}
-#### `enable_vectorized_load`
+デフォルト:1000
-デフォルト値: true
+動的設定が可能か:true
-ベクトル化ロードを有効にするかどうかです。
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `enable_new_load_scan_node`
+EXPORT ジョブの履歴を削除する際のしきい値です。バージョン 4.1.5 以降、削除対象は `FINISHED` / `CANCELLED` のジョブだけで、実行中のジョブは保持されます。そのため、稼働中のジョブによって記録の総数がこの値を超えることがあります。
+
+#### `enable_pipeline_load` {#enable_pipeline_load}
+
+デフォルト値:true
-デフォルト値: true
+IsMutable:true
-ファイルスキャンノードを有効にするかどうかです。
+Streamload などのインポートタスクに Pipeline エンジンを使用するかどうかを指定します。
-#### `default_max_filter_ratio`
+#### `enable_vectorized_load` {#enable_vectorized_load}
-デフォルト値:0
+デフォルト:true
-動的変更可能:true
+ベクトル化されたデータロードを有効にするかどうかを指定します。
-Master FE 専用:true
+#### `enable_new_load_scan_node` {#enable_new_load_scan_node}
-不規則なデータなどの理由でフィルタリングできるデータの最大割合です。デフォルト値は 0 です。
+デフォルト:true
-#### `max_running_txn_num_per_db`
+ファイルスキャンノードを有効にするかどうかを指定します。
-デフォルト値:1000
+#### `default_max_filter_ratio` {#default_max_filter_ratio}
-動的変更可能:true
+デフォルト:0
-Master FE 専用:true
+IsMutable:true
-主に、同一データベースで同時に実行できるロードジョブの数を制御します。
+MasterOnly:true
-クラスターで実行中のロードジョブが多すぎると、新しく送信したロードジョブで次のエラーが発生する場合があります。
+形式が不正なデータなど、フィルターで除外できるデータの最大割合です。デフォルト値は 0 です。
+
+#### `max_running_txn_num_per_db` {#max_running_txn_num_per_db}
+
+デフォルト:1000
+
+IsMutable:true
+
+MasterOnly:true
+
+主に、同じデータベースで同時実行されるデータロードジョブの数を制御します。
+
+クラスターで実行中のデータロードジョブが多すぎる場合、新たに投入したジョブで次のエラーが報告されることがあります。
```text
current running txns on db xxx is xx, larger than limit xx
```
-このエラーは、クラスターで実行中のロードジョブ数が設定値を超えたことを示します。アプリケーション側で待機してからロードジョブを再試行することを推奨します。
+このエラーは、現在実行中のデータロードジョブ数が設定値を超えたことを示します。その場合は、アプリケーション側で待機してからデータロードジョブを再試行することを推奨します。
-Connector を使用する場合は、この値を適宜調整でき、数千に設定しても問題ありません。
+Connector を使用している場合は、このパラメータを適宜調整でき、数千に設定しても問題ありません。
-#### `using_old_load_usage_pattern`
+#### `using_old_load_usage_pattern` {#using_old_load_usage_pattern}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-true に設定すると、INSERT 文の処理でエラーが発生してもラベルが返され、ユーザーはそのラベルでロードジョブの状態を確認できます。デフォルトの false では、INSERT 操作でエラーが発生すると、ラベルを返さずにクライアントへ直接例外が送られます。
+true に設定すると、処理エラーが発生した INSERT 文でもユーザーにラベルが返され、そのラベルでデータロードジョブの状態を確認できます。デフォルトの false では、INSERT 操作でエラーが発生すると、データロードラベルを返さずに例外がユーザークライアントへ直接送られます。
-#### `disable_load_job`
+#### `disable_load_job` {#disable_load_job}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-true に設定した場合:
+true に設定した場合:
-* すべての保留中ロードジョブは、begin txn API の呼び出し時に失敗します。
-* すべての準備済みロードジョブは、commit txn API の呼び出し時に失敗します。
-* コミット済みのすべてのロードジョブは、公開待ちになります。
+* 保留中のデータロードジョブはすべて、begin txn API の呼び出し時に失敗します。
+* prepare 状態のデータロードジョブはすべて、commit txn API の呼び出し時に失敗します。
+* commit 済みのデータロードジョブはすべて、公開待ちになります。
-#### `commit_timeout_second`
+#### `commit_timeout_second` {#commit_timeout_second}
-デフォルト値:30
+デフォルト:30
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-一つのトランザクションで挿入したすべてのデータのコミットを待つ最大時間です。
-これは "commit" コマンドのタイムアウト秒数です。
+1 つのトランザクションより前に挿入されたすべてのデータが commit されるまでの最大待機時間です。
+コマンド「commit」のタイムアウト秒数です。
-#### `max_unfinished_load_job`
+#### `max_unfinished_load_job` {#max_unfinished_load_job}
-デフォルト値:1000
+デフォルト:1000
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-PENDING、ETL、LOADING、QUORUM_FINISHED を含むロードジョブ数の上限です。上限を超えると、新しいロードジョブを送信できません。
+PENDING、ETL、LOADING、QUORUM_FINISHED を含むデータロードジョブの最大数です。この数を超えると新しいジョブを投入できません。
-#### `db_used_data_quota_update_interval_secs`
+#### `db_used_data_quota_update_interval_secs` {#db_used_data_quota_update_interval_secs}
-デフォルト値:300 (s)
+デフォルト:300 (s)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
Master のデーモンスレッドが、`db_used_data_quota_update_interval_secs` ごとに db txn manager のデータベース使用量クォータを更新します。
-ロード性能を高めるため、ロード前にデータベースの使用量がクォータを超えているかを確認する際、使用量をリアルタイムで計算せず、デーモンスレッドが定期的に更新した値を使用します。
+データロードの性能を高めるため、データロード前にデータベースの使用済みデータ量がクォータを超えるか確認する際は、使用量をリアルタイムに計算せず、デーモンスレッドが定期的に更新した値を取得します。
-この設定は、データベースの使用量を更新する間隔を指定します。
+この設定は、データベースの使用済みデータ量を更新する時間間隔を指定します。
-#### `disable_show_stream_load`
+#### `disable_show_stream_load` {#disable_show_stream_load}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-SHOW STREAM LOAD を無効にし、メモリ内の Stream Load 記録を消去するかどうかです。
+show stream load を無効にし、メモリ内の stream load の記録を消去するかどうかを指定します。
-#### `max_stream_load_record_size`
+#### `max_stream_load_record_size` {#max_stream_load_record_size}
-デフォルト値:5000
+デフォルト:5000
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-メモリに保存できる最近の Stream Load 記録の最大数のデフォルト値です。
+メモリに保存できる最近の stream load の記録の最大数です。
-#### `fetch_stream_load_record_interval_second`
+#### `fetch_stream_load_record_interval_second` {#fetch_stream_load_record_interval_second}
-デフォルト値:120
+デフォルト:120
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Stream Load 記録を取得する間隔です。
+stream load の記録を取得する間隔です。
-#### `max_bytes_per_broker_scanner`
+#### `max_bytes_per_broker_scanner` {#max_bytes_per_broker_scanner}
-デフォルト値:`500 * 1024 * 1024 * 1024L` (500G)
+デフォルト:`500 * 1024 * 1024 * 1024L` (500G)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-一件の Broker Load ジョブで一つの Broker Scanner が処理できる最大バイト数です。通常、各 Backend に一つの Broker Scanner があります。
+1 つの broker load ジョブで 1 つの broker scanner が処理できる最大バイト数です。通常、各 Backend に broker scanner が 1 つあります。
-#### `default_load_parallelism`
+#### `default_load_parallelism` {#default_load_parallelism}
-デフォルト値: 8
+デフォルト:8
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-単一ノード上で実行する Broker Load プランのデフォルト並列度です。
-Broker Load の送信時にユーザーが並列度を設定した場合、この項目は無視されます。
-この項目は、`max broker concurrency` や `min bytes per broker scanner` などの設定とともに、インポートタスクの同時実行数を決めます。
+単一ノードにおける broker load 実行プランのデフォルトの並列度です。
+broker load の投入時にユーザーが並列度を指定した場合、このパラメータは無視されます。
+このパラメータは、`max broker concurrency` や `min bytes per broker scanner` などの設定とともに、インポートタスクの同時実行数を決めます。
-#### `max_broker_concurrency`
+#### `max_broker_concurrency` {#max_broker_concurrency}
-デフォルト値:10
+デフォルト:10
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Broker Scanner の最大同時実行数です。
+broker scanner の最大同時実行数です。
-#### `min_bytes_per_broker_scanner`
+#### `min_bytes_per_broker_scanner` {#min_bytes_per_broker_scanner}
-デフォルト値:67108864L (64M)
+デフォルト:67108864L (64M)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-一つの Broker Scanner が読み取る最小バイト数です。
+1 つの broker scanner が読み取る最小バイト数です。
-#### `period_of_auto_resume_min`
+#### `period_of_auto_resume_min` {#period_of_auto_resume_min}
-デフォルト値:5 (s)
+デフォルト:5 (s)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Routine Load を自動再開する間隔です。
+Routine Load を自動再開する周期です。
-#### `max_tolerable_backend_down_num`
+#### `max_tolerable_backend_down_num` {#max_tolerable_backend_down_num}
-デフォルト値:0
+デフォルト:0
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-BE が一台でも停止している間、Routine Load は自動再開できません。
+BE が 1 台でも停止していると、Routine Load は自動的に再開されません。
-#### `max_routine_load_task_num_per_be`
+#### `max_routine_load_task_num_per_be` {#max_routine_load_task_num_per_be}
-デフォルト値:5
+デフォルト:5
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-BE あたりの Routine Load タスクの最大同時実行数です。BE に送る Routine Load タスク数を制限します。BE 側のタスクスレッドプールサイズを示す設定 'routine_load_thread_pool_size'(デフォルト 10)より小さくする必要があります。
+BE ごとの Routine Load タスクの最大同時実行数です。BE に送信するタスク数を制限し、BE の設定 'routine_load_thread_pool_size'(デフォルト 10)で指定された Routine Load タスクのスレッドプールサイズより小さくする必要があります。
-#### `max_routine_load_task_concurrent_num`
+#### `max_routine_load_task_concurrent_num` {#max_routine_load_task_concurrent_num}
-デフォルト値:5
+デフォルト:5
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-一件の Routine Load ジョブにおけるタスクの最大同時実行数です。
+単一の Routine Load ジョブに属するタスクの最大同時実行数です。
-#### `max_routine_load_job_num`
+#### `max_routine_load_job_num` {#max_routine_load_job_num}
-デフォルト値:100
+デフォルト:100
NEED_SCHEDULED、RUNNING、PAUSE を含む Routine Load ジョブの最大数です。
-#### `desired_max_waiting_jobs`
+#### `desired_max_waiting_jobs` {#desired_max_waiting_jobs}
-デフォルト値:100
+デフォルト:100
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Routine Load とバージョン 2 の Load における待機ジョブ数のデフォルトの目標値です。Master の切り替えなどでは、実際の数が desired_max_waiting_jobs を超えることがあります。
+Routine Load とバージョン 2 のデータロードで待機するジョブの目標数です。Master の切り替え時など、実際の数が desired_max_waiting_jobs を超える場合があります。
-#### `disable_hadoop_load`
+#### `disable_hadoop_load` {#disable_hadoop_load}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Hadoop クラスターを使うロードは将来非推奨になります。true に設定すると、この種類のロードを無効にします。
+Hadoop クラスターを使用したデータロードは将来非推奨になります。true に設定すると、この方式を無効にします。
-#### `enable_spark_load`
+#### `enable_spark_load` {#enable_spark_load}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Spark Load を一時的に有効にするかどうかです。デフォルトでは無効です。
+Spark Load を一時的に有効にするかどうかを指定します。デフォルトでは有効になっていません。
-**注意:** この項目はバージョン 1.2 で削除されました。spark_load はデフォルトで有効です。
+**注:** このパラメータはバージョン 1.2 で削除され、spark_load はデフォルトで有効になりました。
-#### `spark_load_checker_interval_second`
+#### `spark_load_checker_interval_second` {#spark_load_checker_interval_second}
-デフォルト値:60
+デフォルト:60
Spark Load スケジューラーの実行間隔です。デフォルトは 60 秒です。
-#### `async_loading_load_task_pool_size`
+#### `async_loading_load_task_pool_size` {#async_loading_load_task_pool_size}
-デフォルト値:10
+デフォルト:10
-動的変更可能:false
+IsMutable:false
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-loading_load タスク実行プールのサイズです。同時に実行できる loading_load タスク数の上限を決めます。
+loading_load タスク実行用プールのサイズです。同時に実行できる loading_load タスクの最大数を制限します。
-現時点では Broker Load の loading_load タスクのみを制限します。
+現在は broker load の loading_load タスクのみを制限します。
-#### `async_pending_load_task_pool_size`
+#### `async_pending_load_task_pool_size` {#async_pending_load_task_pool_size}
-デフォルト値:10
+デフォルト:10
-動的変更可能:false
+IsMutable:false
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-pending_load タスク実行プールのサイズです。同時に実行できる pending_load タスク数の上限を決めます。
+pending_load タスク実行用プールのサイズです。同時に実行できる pending_load タスクの最大数を制限します。
-現時点では Broker Load と Spark Load の pending_load タスクのみを制限します。
+現在は broker load と spark load の pending_load タスクのみを制限します。
-値は 'max_running_txn_num_per_db' より小さくする必要があります。
+'max_running_txn_num_per_db' より小さくする必要があります。
-#### `async_load_task_pool_size`
+#### `async_load_task_pool_size` {#async_load_task_pool_size}
-デフォルト値:10
+デフォルト:10
-動的変更可能:false
+IsMutable:false
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-旧バージョンとの互換性のためだけに残されています。async_loading_load_task_pool_size に置き換えられており、将来削除されます。
+旧バージョンとの互換性のためだけに残されている設定です。async_loading_load_task_pool_size に置き換えられており、将来削除されます。
-#### `enable_single_replica_load`
+#### `enable_single_replica_load` {#enable_single_replica_load}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Stream Load と Broker Load で単一レプリカへの書き込みを有効にするかどうかです。
+stream load と broker load で、単一レプリカへの書き込みを有効にするかどうかを指定します。
-#### `min_load_timeout_second`
+#### `min_load_timeout_second` {#min_load_timeout_second}
-デフォルト値:1 (1s)
+デフォルト:1 (1s)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-すべての種類のロードに適用される最小 Stream Load タイムアウトです。
+すべての種類のデータロードに適用される stream load タイムアウトの最小値です。
-#### `max_stream_load_timeout_second`
+#### `max_stream_load_timeout_second` {#max_stream_load_timeout_second}
-デフォルト値: 259200(3 日)
+デフォルト:259200 (3 日)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Stream Load のタイムアウト設定を制限します。ユーザーが大きなタイムアウト値を指定したために、失敗した Stream Load トランザクションを短時間でキャンセルできなくなることを防ぎます。
+stream load のタイムアウト設定を制限するための設定です。ユーザーが大きなタイムアウトを指定したために、失敗した stream load トランザクションを短時間でキャンセルできなくなることを防ぎます。
-#### `max_load_timeout_second`
+#### `max_load_timeout_second` {#max_load_timeout_second}
-デフォルト値: 259200(3 日)
+デフォルト:259200 (3 日)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Stream Load を除くすべてのロードに適用される最大タイムアウトです。
+stream load を除く、すべての種類のデータロードに適用されるタイムアウトの最大値です。
-#### `stream_load_default_timeout_second`
+#### `stream_load_default_timeout_second` {#stream_load_default_timeout_second}
-デフォルト値: 86400 * 3(3 日)
+デフォルト:86400 * 3 (3 日)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Stream Load とストリーミング Mini Load のデフォルトタイムアウトです。
+stream load と streaming mini load のデフォルトタイムアウトです。
-#### `stream_load_default_precommit_timeout_second`
+#### `stream_load_default_precommit_timeout_second` {#stream_load_default_precommit_timeout_second}
-デフォルト値:3600(s)
+デフォルト:3600(s)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Stream Load の事前コミット時のデフォルトタイムアウトです。
+stream load の事前 commit のデフォルトタイムアウトです。
-#### `stream_load_default_memtable_on_sink_node`
+#### `stream_load_default_memtable_on_sink_node` {#stream_load_default_memtable_on_sink_node}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Stream Load でシンクノード上の memtable をデフォルトで有効にします。
-HTTP ヘッダー `memtable_on_sink_node` が設定されていない場合に適用されます。
+stream load で、sink node 上の memtable をデフォルトで有効にします。
+HTTP ヘッダー `memtable_on_sink_node` が設定されていない場合に使用されます。
-#### `insert_load_default_timeout_second`
+#### `insert_load_default_timeout_second` {#insert_load_default_timeout_second}
-デフォルト値: 3600(1 時間)
+デフォルト:3600 (1 時間)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-INSERT Load のデフォルトタイムアウトです。
+insert load のデフォルトタイムアウトです。
-#### `mini_load_default_timeout_second`
+#### `mini_load_default_timeout_second` {#mini_load_default_timeout_second}
-デフォルト値: 3600(1 時間)
+デフォルト:3600 (1 時間)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-非ストリーミング Mini Load のデフォルトタイムアウトです。
+非ストリーミングの mini load のデフォルトタイムアウトです。
-#### `broker_load_default_timeout_second`
+#### `broker_load_default_timeout_second` {#broker_load_default_timeout_second}
-デフォルト値: 14400(4 時間)
+デフォルト:14400 (4 時間)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Broker Load のデフォルトタイムアウトです。
+broker load のデフォルトタイムアウトです。
-#### `spark_load_default_timeout_second`
+#### `spark_load_default_timeout_second` {#spark_load_default_timeout_second}
-デフォルト値: 86400(1 日)
+デフォルト:86400 (1 日)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Spark Load のデフォルトタイムアウトです。
+spark load のデフォルトタイムアウトです。
-#### `hadoop_load_default_timeout_second`
+#### `hadoop_load_default_timeout_second` {#hadoop_load_default_timeout_second}
-デフォルト値: 86400 * 3(3 日)
+デフォルト:86400 * 3 (3 日)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Hadoop Load のデフォルトタイムアウトです。
+hadoop load のデフォルトタイムアウトです。
-#### `load_running_job_num_limit`
+#### `load_running_job_num_limit` {#load_running_job_num_limit}
-デフォルト値:0
+デフォルト:0
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-ロードタスク数を制限します。デフォルトの 0 は制限なしを意味します。
+実行中のデータロードタスクの数を制限します。デフォルトの 0 は無制限です。
-#### `load_input_size_limit_gb`
+#### `load_input_size_limit_gb` {#load_input_size_limit_gb}
-デフォルト値:0
+デフォルト:0
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Load ジョブが入力するデータサイズを制限します。デフォルトの 0 は制限なしを意味します。
+Load ジョブに入力するデータのサイズを制限します。デフォルトの 0 は無制限です。
-#### `load_etl_thread_num_normal_priority`
+#### `load_etl_thread_num_normal_priority` {#load_etl_thread_num_normal_priority}
-デフォルト値:10
+デフォルト:10
-NORMAL 優先度の ETL Load ジョブの同時実行数です。十分に理解している場合を除き、変更しないでください。
+優先度 NORMAL の ETL データロードジョブの同時実行数です。十分に理解していない場合は変更しないでください。
-#### `load_etl_thread_num_high_priority`
+#### `load_etl_thread_num_high_priority` {#load_etl_thread_num_high_priority}
-デフォルト値:3
+デフォルト:3
-HIGH 優先度の ETL Load ジョブの同時実行数です。十分に理解している場合を除き、変更しないでください。
+優先度 HIGH の ETL データロードジョブの同時実行数です。十分に理解していない場合は変更しないでください。
-#### `load_pending_thread_num_normal_priority`
+#### `load_pending_thread_num_normal_priority` {#load_pending_thread_num_normal_priority}
-デフォルト値:10
+デフォルト:10
-NORMAL 優先度の保留中ロードジョブの同時実行数です。十分に理解している場合を除き、変更しないでください。
+優先度 NORMAL の保留中のデータロードジョブの同時実行数です。十分に理解していない場合は変更しないでください。
-#### `load_pending_thread_num_high_priority`
+#### `load_pending_thread_num_high_priority` {#load_pending_thread_num_high_priority}
-デフォルト値:3
+デフォルト:3
-HIGH 優先度の保留中ロードジョブの同時実行数です。ロードジョブの優先度には HIGH と NORMAL があり、すべての Mini Batch Load ジョブは HIGH、その他の種類は NORMAL です。優先度は、遅いロードジョブがスレッドを長時間占有することを防ぐための内部スケジューリング方針です。現時点ではジョブの優先度を手動で指定できません。十分に理解している場合を除き、この値を変更しないでください。
+優先度 HIGH の保留中のデータロードジョブの同時実行数です。データロードジョブの優先度は HIGH または NORMAL です。mini batch load ジョブはすべて HIGH、それ以外の種類のジョブは NORMAL です。優先度は、処理の遅いジョブが長時間スレッドを占有することを避けるために設けられています。これは内部的なスケジューリングの最適化です。現在、ジョブの優先度を手動で指定することはできません。十分に理解していない場合は変更しないでください。
-#### `load_checker_interval_second`
+#### `load_checker_interval_second` {#load_checker_interval_second}
-デフォルト値:5 (s)
+デフォルト:5 (s)
-ロードスケジューラーの実行間隔です。ロードジョブは PENDING、LOADING、FINISHED の順に状態が変わります。スケジューラーが PENDING から LOADING へ、トランザクションのコールバックが LOADING から FINISHED へ移行させます。同時実行数が上限に達していなければ、ジョブの完了までに要する追加時間は最大でこの間隔分です。
+データロードスケジューラーの実行間隔です。データロードジョブの状態は PENDING から LOADING、さらに FINISHED へ遷移します。スケジューラーが PENDING から LOADING へ移し、トランザクションのコールバックが LOADING から FINISHED へ移します。同時実行数が上限に達していない場合、ジョブの完了までに追加でかかる時間は最大 1 間隔です。
-#### `s3_load_endpoint_white_list`
+#### `s3_load_endpoint_white_list` {#s3_load_endpoint_white_list}
-デフォルト値: 空
+デフォルト:empty
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-S3 Load で使用を許可するエンドポイントのホワイトリストです。複数の値はカンマで区切ります(例: `s3_load_endpoint_white_list=a,b,c`)。空の場合はホワイトリストが設定されません。
+S3 Load で使用を許可するエンドポイントのホワイトリストです。複数の値はコンマで区切ります。例:`s3_load_endpoint_white_list=a,b,c`。空の値はホワイトリストを設定しないことを意味します。
:::caution 動作の変更(4.1.4)
-セキュリティ上の理由から、バージョン 4.1.4 以降、この設定項目は **動的に変更できません**。`fe.conf` でのみ設定でき、FE の再起動後に有効になります。`ADMIN SET FRONTEND CONFIG` では変更できません。
+セキュリティ上の理由により、バージョン 4.1.4 以降、この設定項目は**動的に変更できません**。`fe.conf` でのみ設定でき、FE の再起動後に有効になります。`ADMIN SET FRONTEND CONFIG` では変更できなくなりました。
:::
-#### `resource_group_load_success_quorum`
+#### `resource_group_load_success_quorum` {#resource_group_load_success_quorum}
-デフォルト値: 空
+デフォルト:empty
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-バージョン 4.1.4 で追加されました。ロードトランザクションのコミット時に、リソースグループ(BE の Location Tag)ごとに、そのグループ内で **書き込みが成功していなければならないレプリカの最小数** を設定します。
+バージョン 4.1.4 で追加されました。リソースグループ(BE の Location Tag)ごとに、データロードのトランザクションを commit する際、**書き込みが成功している必要があるレプリカの最小数**を設定します。
-値はカンマ区切りのリストで、各項目の形式は `<resource_group>:<min_success_replicas>` です。`<min_success_replicas>` には負でない整数を指定します。例:
+値はコンマ区切りのリストで、各項目は `<resource_group>:<min_success_replicas>` の形式を使用します。`<min_success_replicas>` には負でない整数を指定します。例:
```properties
resource_group_load_success_quorum=group_a:2,group_b:1
```
-トランザクションのコミット時に、設定したリソースグループで書き込みに成功したレプリカ数が指定値を下回ると、コミットは失敗します。設定にないリソースグループは検査されません。形式が不正な項目は無視され、`fe.log` に警告が出力されます。
+トランザクションの commit 時に、設定されたリソースグループで書き込みに成功したレプリカ数が指定値より少ない場合、commit は失敗します。設定に含まれないリソースグループは確認されません。形式が不正な項目は無視され、`fe.log` に警告が出力されます。
-複数のデータセンターやアベイラビリティーゾーンにデプロイする場合に、指定したデータセンターで所定数のレプリカへの書き込みが完了してからロードを成功と判定するために使用します。
+複数のデータセンターまたはアベイラビリティーゾーンにデプロイする場合、指定されたデータセンターで一定数のレプリカへの書き込みが完了してからデータロードを成功と見なすために使用します。
-#### `enable_adaptive_random_bucket_load`
+#### `enable_adaptive_random_bucket_load` {#enable_adaptive_random_bucket_load}
-デフォルト値: true
+デフォルト:true
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-バージョン 4.1.4 で追加されました。適応型ランダムバケットロードを有効にするかどうかです。
+バージョン 4.1.4 で追加されました。適応的なランダムバケットデータロードを有効にするかどうかを指定します。
-有効にすると、FE は Tablet の配置情報を BE に送信します。各 BE は、自身がプライマリレプリカを保持するローカルバケットを特定します。単一 Tablet への書き込み量がしきい値(デフォルトで 200 MB)を超えると、書き込み先をローカルバケット間で切り替えます。これにより、ランダムバケット化された(`DISTRIBUTED BY RANDOM`)テーブルのロード時のメモリ負荷が下がり、スループットが向上します。すべてのロード方式に適用されます。
+有効にすると、FE は Tablet の配置情報を BE に送信し、各 BE はプライマリレプリカを保持するローカルバケットの集合を判定します。単一の Tablet に書き込んだデータ量がしきい値(デフォルト 200 MB)を超えると、ローカルバケット間で書き込み先を順に切り替えます。これにより、ランダムバケットで分散された(`DISTRIBUTED BY RANDOM`)テーブルのデータロード時のメモリ負荷を軽減し、スループットを改善します。すべてのデータロード方法に適用されます。
-この機能は BE の設定項目 `enable_table_memtable_flush_backpressure` と `table_memtable_flush_pending_count_limit` による制約も受けます。詳細は [BE 設定](./be-config) を参照してください。
+この機能には、BE の設定 `enable_table_memtable_flush_backpressure` と `table_memtable_flush_pending_count_limit` による制約もあります。[BE 設定](./be-config) を参照してください。
-#### `enable_forward_group_commit_stream_load_to_follower`
+#### `enable_forward_group_commit_stream_load_to_follower` {#enable_forward_group_commit_stream_load_to_follower}
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-バージョン 4.1.4 で追加されました。Group Commit を使用する Stream Load 要求を Follower FE に転送するかどうかです。
+バージョン 4.1.4 で追加されました。Group Commit を使用する Stream Load リクエストを Follower FE に転送するかどうかを指定します。
-有効にすると、Group Commit モードの Stream Load 要求をラウンドロビンで Follower FE に転送し、バッチ処理の負荷を複数の FE に分散します。
+有効にすると、Group Commit モードの Stream Load リクエストがラウンドロビン方式で Follower FE に転送され、バッチ処理の負荷が複数の FE に分散されます。
-対象テーブルの `light_schema_change` プロパティが `false` の場合は転送がサポートされず、要求はエラーで失敗します。
+対象テーブルの `light_schema_change` プロパティが `false` の場合、転送はサポートされず、リクエストはエラーで失敗します。
-#### `streaming_job_snapshot_offset_persist_interval_sec`
+#### `streaming_job_snapshot_offset_persist_interval_sec` {#streaming_job_snapshot_offset_persist_interval_sec}
-デフォルト値: 300 (s)
+デフォルト:300 (s)
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-バージョン 4.1.4 で追加されました。Streaming Job(継続ロードジョブ)のフルスナップショット段階で、オフセットを二度永続化する間の最小間隔(秒)です。値を小さくするとジョブ再起動後に再処理するデータ量が減りますが、メタデータの書き込み頻度が増えます。
+バージョン 4.1.4 で追加されました。Streaming Job(継続的なデータロードジョブ)のフルスナップショット段階で、オフセットを永続化する 2 回の処理の最小間隔を秒単位で指定します。値を小さくすると、ジョブの再起動後に再生が必要なデータ量は減りますが、メタデータの書き込み頻度が増えます。
-#### `label_keep_max_second`
+#### `label_keep_max_second` {#label_keep_max_second}
-デフォルト値:`3 * 24 * 3600`(3 日)
+デフォルト:`3 * 24 * 3600` (3 日)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-完了またはキャンセルされたロードジョブのラベルは、`label_keep_max_second` の経過後に削除されます。
+完了またはキャンセルされたデータロードジョブのラベルは、`label_keep_max_second` の経過後に削除されます。
-1. 削除したラベルは再利用できます。
-2. 時間を短くすると FE のメモリ使用量が減ります(削除まで、すべてのロードジョブの情報がメモリ内に保持されるため)。
+1. 削除されたラベルは再利用できます。
+2. 保持期間を短くすると FE のメモリ使用量が減ります。(削除されるまで、すべてのデータロードジョブの情報がメモリに保持されるためです。)
-書き込みが高頻度で、ジョブの滞留が多く、Frontend サービスの呼び出しが失敗する場合はログを確認してください。メタデータ書き込みでのロックに時間がかかりすぎる場合、この値を 12 時間または 6 時間以下に調整できます。
+書き込みの同時実行数が多く、ジョブが大量に滞留して Frontend サービスの呼び出しに失敗する場合は、ログを確認してください。メタデータの書き込みがロックを長時間保持する場合は、この値を 12 時間または 6 時間以下に調整できます。
-#### `streaming_label_keep_max_second`
+#### `streaming_label_keep_max_second` {#streaming_label_keep_max_second}
-デフォルト値: 43200(12 時間)
+デフォルト:43200 (12 時間)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-INSERT、STREAMING LOAD、ROUTINE_LOAD_TASK などの高頻度なロード処理で、保持期間が過ぎた完了済みのジョブまたはタスクを削除します。
+INSERT、STREAMING LOAD、ROUTINE_LOAD_TASK など、高頻度で実行されるデータロードに適用します。保持期間が過ぎると、完了したジョブまたはタスクが削除されます。
-#### `label_clean_interval_second`
+#### `label_clean_interval_second` {#label_clean_interval_second}
-デフォルト値:1 * 3600(1 時間)
+デフォルト:1 * 3600 (1 時間)
-ロードラベルクリーナーは *label_clean_interval_second* ごとに実行され、期限切れのジョブを削除します。
+データロードラベルのクリーナーは、*label_clean_interval_second* ごとに実行され、期限切れのジョブを削除します。
-#### `label_regex_length`
+#### `label_regex_length` {#label_regex_length}
-デフォルト値: 128(文字)
+デフォルト値:128(文字)
-ロードラベルの最大文字数です。デフォルトは 128 文字です。
+データロードラベルの最大文字数です。デフォルトは 128 文字です。
-#### `transaction_clean_interval_second`
+#### `transaction_clean_interval_second` {#transaction_clean_interval_second}
-デフォルト値:30
+デフォルト:30
-トランザクションが可視または中止済みの場合、transaction_clean_interval_second 秒後に削除されます。この間隔をできるだけ短くし、各削除処理も迅速に終える必要があります。
+トランザクションが可視化または中止された後、transaction_clean_interval_second 秒で削除されます。この間隔はできるだけ短くし、各削除処理もできるだけ早く完了させる必要があります。
-#### `sync_commit_interval_second`
+#### `sync_commit_interval_second` {#sync_commit_interval_second}
-トランザクションをコミットするまでの最大時間間隔です。この時間を過ぎてもチャネル内に未送信のデータが残っている場合、コンシューマーがチャネルにトランザクションの送信を通知します。
+トランザクションを commit するまでの最大時間間隔です。この時間が経過してもチャネルに未投入のデータが残っている場合、consumer がチャネルにトランザクションの commit を通知します。
-デフォルト値: 10(秒)
+デフォルト:10(秒)
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `sync_checker_interval_second`
+#### `sync_checker_interval_second` {#sync_checker_interval_second}
データ同期ジョブの実行状態を確認する間隔です。
-デフォルト値: 10 (s)
+デフォルト:10 (s)
-#### `max_sync_task_threads_num`
+#### `max_sync_task_threads_num` {#max_sync_task_threads_num}
-データ同期ジョブ用スレッドプールの最大スレッド数です。
+データ同期ジョブのスレッドプールにおける最大スレッド数です。
デフォルト値:10
-#### `min_sync_commit_size`
+#### `min_sync_commit_size` {#min_sync_commit_size}
-トランザクションをコミットするために必要なイベントの最小数です。FE が受信したイベント数がこれより少ない場合、`sync_commit_interval_second` を超えるまで次のデータバッチを待ちます。デフォルトは 10000 イベントです。変更する場合は、Canal 側の `canal.instance.memory.buffer.size`(デフォルト 16384)より小さくしてください。そうしないと、FE が ACK 前にストアのキュー長を超えるイベントを取得しようとし、タイムアウトまでキューがブロックされることがあります。
+トランザクションを commit するために必要なイベントの最小数です。FE が受信したイベント数がこの値より少ない場合、`sync_commit_interval_second` を超えるまで次のデータバッチを待ちます。デフォルト値は 10000 イベントです。この設定を変更する場合は、canal 側の `canal.instance.memory.buffer.size`(デフォルト 16384)より小さくしてください。そうしないと、ack の前に FE がストア内のキュー長より多くのイベントを取得しようとして、ストアのキューがタイムアウトまでブロックされます。
-デフォルト値: 10000
+デフォルト:10000
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `min_bytes_sync_commit`
+#### `min_bytes_sync_commit` {#min_bytes_sync_commit}
-トランザクションをコミットするために必要な最小データサイズです。FE が受信したデータがこれより少ない場合、`sync_commit_interval_second` を超えるまで次のデータバッチを待ちます。デフォルトは 15MB です。変更する場合は、Canal 側の `canal.instance.memory.buffer.size` と `canal.instance.memory.buffer.memunit` の積(デフォルト 16MB)より小さくしてください。そうしないと、FE が ACK 前にストアの容量を超えるデータを取得しようとし、タイムアウトまでキューがブロックされることがあります。
+トランザクションを commit するために必要な最小データサイズです。FE が受信したデータサイズがこの値より小さい場合、`sync_commit_interval_second` を超えるまで次のデータバッチを待ちます。デフォルト値は 15MB です。この設定を変更する場合は、canal 側の `canal.instance.memory.buffer.size` と `canal.instance.memory.buffer.memunit` の積(デフォルト 16MB)より小さくしてください。そうしないと、ack の前に FE がストアの容量より多くのデータを取得しようとして、ストアのキューがタイムアウトまでブロックされます。
-デフォルト値: `15*1024*1024` (15M)
+デフォルト:`15*1024*1024` (15M)
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `max_bytes_sync_commit`
+#### `max_bytes_sync_commit` {#max_bytes_sync_commit}
-データ同期ジョブ用スレッドプールの最大スレッド数です。FE 全体にスレッドプールは一つだけあり、BE にデータを送るすべての同期タスクを処理します。スレッドプールは `SyncTaskPool` クラスに実装されています。
+データ同期ジョブのスレッドプールの最大スレッド数です。FE 全体にスレッドプールは 1 つだけあり、FE から BE にデータを送信するすべてのデータ同期タスクを処理します。スレッドプールは `SyncTaskPool` クラスで実装されています。
-デフォルト値: 10
+デフォルト:10
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-Master FE 専用: false
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-#### `enable_outfile_to_local`
+#### `enable_outfile_to_local` {#enable_outfile_to_local}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-OUTFILE 関数によるローカルディスクへの結果のエクスポートを許可するかどうかです。
+outfile 機能で結果をローカルディスクにエクスポートできるようにするかどうかを指定します。
-#### `export_tablet_num_per_task`
+#### `export_tablet_num_per_task` {#export_tablet_num_per_task}
-デフォルト値:5
+デフォルト:5
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-エクスポートクエリプランあたりの Tablet 数です。
+エクスポート用クエリプランごとの Tablet 数です。
-#### `export_task_default_timeout_second`
+#### `export_task_default_timeout_second` {#export_task_default_timeout_second}
-デフォルト値: 2 * 3600(2 時間)
+デフォルト:2 * 3600 (2 時間)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
エクスポートジョブのデフォルトタイムアウトです。
-#### `export_running_job_num_limit`
+#### `export_running_job_num_limit` {#export_running_job_num_limit}
-デフォルト値:5
+デフォルト:5
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-実行中のエクスポートジョブの同時実行数の上限です。デフォルトは 5、0 は制限なしを意味します。
+実行中のエクスポートジョブの同時実行数の上限です。デフォルトは 5 で、0 は無制限です。
-#### `export_checker_interval_second`
+#### `export_checker_interval_second` {#export_checker_interval_second}
-デフォルト値:5
+デフォルト:5
エクスポートチェッカーの実行間隔です。
-#### `enable_stream_load_profile`
+#### `enable_stream_load_profile` {#enable_stream_load_profile}
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
-Master FE 専用: false
+MasterOnly:false
-Stream Load の Profile を有効にするかどうかです。
+stream load のプロファイルを有効にするかどうかを指定します。
### ログ {#log}
-#### `log_roll_size_mb`
+#### `log_roll_size_mb` {#log_roll_size_mb}
-デフォルト値:1024 (1G)
+デフォルト:1024 (1G)
-システムログと監査ログの各ファイルの最大サイズです。
+1 つのシステムログまたは監査ログの最大サイズです。
-#### `sys_log_dir`
+#### `sys_log_dir` {#sys_log_dir}
-デフォルト値: DorisFE.DORIS_HOME_DIR + "/log"
+デフォルト:DorisFE.DORIS_HOME_DIR + "/log"
-FE ログのディレクトリを指定します。FE は次の 2 種類のログファイルを生成します。
+FE ログのディレクトリを指定します。FE は 2 つのログファイルを生成します。
-fe.log: FE プロセスのすべてのログ。
-fe.warn.log: FE プロセスの WARNING と ERROR のログ。
+fe.log: FE プロセスのすべてのログ。
+fe.warn.log FE プロセスのすべての WARNING ログと ERROR ログ。
-#### `sys_log_level`
+#### `sys_log_level` {#sys_log_level}
-デフォルト値:INFO
+デフォルト:INFO
-ログレベル: INFO、WARN、ERROR、FATAL。
+ログレベル:INFO、WARN、ERROR、FATAL
-#### `sys_log_roll_num`
+#### `sys_log_roll_num` {#sys_log_roll_num}
-デフォルト値:10
+デフォルト:10
-一回の sys_log_roll_interval 内に保持する FE ログファイルの最大数です。デフォルトの 10 では、一日に最大 10 ファイルが保持されます。
+sys_log_roll_interval 内に保持する FE ログファイルの最大数です。デフォルトは 10 で、1 日に最大 10 個のログファイルが保持されることを意味します。
-#### `sys_log_verbose_modules`
+#### `sys_log_verbose_modules` {#sys_log_verbose_modules}
-デフォルト値:{}
+デフォルト:{}
-詳細ログを出力するモジュールです。VERBOSE レベルは log4j の DEBUG レベルで実装されます。
+詳細ログを出力するモジュールです。VERBOSE レベルは log4j の DEBUG レベルで実装されています。
-例:
+例:
sys_log_verbose_modules = org.apache.doris.catalog
- org.apache.doris.catalog パッケージとそのすべてのサブパッケージにあるファイルのデバッグログだけを出力します。
+ この場合、org.apache.doris.catalog パッケージとそのすべてのサブパッケージにあるファイルのデバッグログだけが出力されます。
-#### `sys_log_roll_interval`
+#### `sys_log_roll_interval` {#sys_log_roll_interval}
-デフォルト値:DAY
+デフォルト:DAY
-sys_log_roll_interval の値:
+sys_log_roll_interval:
-* DAY: ログの接尾辞は yyyyMMdd です。
-* HOUR: ログの接尾辞は yyyyMMddHH です。
+* DAY:ログの接尾辞は yyyyMMdd
+* HOUR:ログの接尾辞は yyyyMMddHH
-#### `sys_log_delete_age`
+#### `sys_log_delete_age` {#sys_log_delete_age}
-デフォルト値:7d
+デフォルト:7d
-デフォルトは 7 日です。最終更新から 7 日経過したログは削除されます。
+デフォルトは 7 日です。ログの最終更新から 7 日が経過すると削除されます。
-指定できる形式:
+サポートされる形式:
* 7d 7 日
* 10h 10 時間
* 60m 60 分
* 120s 120 秒
-#### `sys_log_roll_mode`
+#### `sys_log_roll_mode` {#sys_log_roll_mode}
-デフォルト値:SIZE-MB-1024
+デフォルト:SIZE-MB-1024
ログファイルを分割するサイズです。1 G ごとに分割します。
-#### `sys_log_enable_compress`
+#### `sys_log_enable_compress` {#sys_log_enable_compress}
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
true の場合、fe.log と fe.warn.log を gzip で圧縮します。
-#### `audit_log_dir`
+#### `audit_log_dir` {#audit_log_dir}
-デフォルト値:DORIS_HOME_DIR + "/log"
+デフォルト:DORIS_HOME_DIR + "/log"
-audit_log_dir の値:
-FE の監査ログディレクトリを指定します。
-監査ログ fe.audit.log には、ユーザー、ホスト、処理時間、状態などの関連情報とともに、すべての要求が記録されます。
+audit_log_dir:
+FE 監査ログのディレクトリを指定します。
+監査ログ fe.audit.log には、ユーザー、ホスト、所要時間、状態などの関連情報とともに、すべてのリクエストが記録されます。
-#### `audit_log_roll_num`
+#### `audit_log_roll_num` {#audit_log_roll_num}
-デフォルト値:90
+デフォルト:90
-一回の audit_log_roll_interval 内に保持する FE 監査ログファイルの最大数です。
+audit_log_roll_interval 内に保持する FE 監査ログファイルの最大数です。
-#### `audit_log_modules`
+#### `audit_log_modules` {#audit_log_modules}
-デフォルト値:{"slow_query", "query", "load", "stream_load"}
+デフォルト:{"slow_query", "query", "load", "stream_load"}
-Slow Query には、処理時間が *qe_slow_log_ms* を超えたすべてのクエリが含まれます。
+Slow query には、所要時間が *qe_slow_log_ms* を超えたすべてのクエリが含まれます。
-#### `qe_slow_log_ms`
+#### `qe_slow_log_ms` {#qe_slow_log_ms}
-デフォルト値: 5000(5 秒)
+デフォルト:5000(5 秒)
クエリの応答時間がこのしきい値を超えると、監査ログに slow_query として記録されます。
-#### `audit_log_roll_interval`
+#### `audit_log_roll_interval` {#audit_log_roll_interval}
-デフォルト値:DAY
+デフォルト:DAY
-DAY: ログの接尾辞は yyyyMMdd です。
-HOUR: ログの接尾辞は yyyyMMddHH です。
+DAY:ログの接尾辞は yyyyMMdd
+HOUR:ログの接尾辞は yyyyMMddHH
-#### `audit_log_delete_age`
+#### `audit_log_delete_age` {#audit_log_delete_age}
-デフォルト値:30d
+デフォルト:30d
-デフォルトは 30 日です。最終更新から 30 日経過したログは削除されます。
+デフォルトは 30 日です。ログの最終更新から 30 日が経過すると削除されます。
-指定できる形式:
+サポートされる形式:
* 7d 7 日
* 10h 10 時間
* 60m 60 分
* 120s 120 秒
-#### `audit_log_enable_compress`
+#### `audit_log_enable_compress` {#audit_log_enable_compress}
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
true の場合、fe.audit.log を gzip で圧縮します。
### ストレージ {#storage}
-#### `min_replication_num_per_tablet`
+#### `inverted_index_storage_format` {#inverted_index_storage_format}
+
+デフォルト:`V3`
+
+動的設定が可能か:true
+
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
+
+新しい転置インデックスのデフォルトのストレージ形式です。バージョン 4.1.5 以降、V1 形式の転置インデックスの作成と、この設定を動的に `V1` に変更することは禁止されています。`fe.conf` または `fe_custom.conf` で有効な値が `V1` の場合、FE は起動を拒否します。アップグレード前に `V2` または `V3` に変更してください。既存の V1 テーブルは引き続き読み取れますが、転置インデックスを追加することはできません。新しいインデックスが必要な場合は、V2 または V3 形式でテーブルを再作成してください。
+
+#### `min_replication_num_per_tablet` {#min_replication_num_per_tablet}
-デフォルト値: 1
+デフォルト:1
-Tablet あたりの最小レプリカ数を設定します。
+Tablet ごとのレプリカ数の最小値を設定します。
-#### `max_replication_num_per_tablet`
+#### `max_replication_num_per_tablet` {#max_replication_num_per_tablet}
-デフォルト値: 32767
+デフォルト:32767
-Tablet あたりの最大レプリカ数を設定します。
+Tablet ごとのレプリカ数の最大値を設定します。
-#### `default_db_data_quota_bytes`
+#### `default_db_data_quota_bytes` {#default_db_data_quota_bytes}
-デフォルト値:8192PB
+デフォルト:8192PB
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-データベースのデータクォータのデフォルトサイズを設定します。個別のデータベースのクォータサイズは、次のように設定できます。
+データベースのデータクォータのデフォルトサイズを設定します。個々のデータベースのクォータを設定するには、次を使用できます。
```
Set the database data quota, the unit is:B/K/KB/M/MB/G/GB/T/TB/P/PB
@@ -1852,15 +1911,15 @@ View configuration
show data (Detail:HELP SHOW DATA)
```
-#### `default_db_replica_quota_size`
+#### `default_db_replica_quota_size` {#default_db_replica_quota_size}
-デフォルト値: 1073741824
+デフォルト:1073741824
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-データベースのレプリカクォータのデフォルト値を設定します。個別のデータベースのクォータサイズは、次のように設定できます。
+データベースのレプリカクォータのデフォルト値を設定します。個々のデータベースのクォータを設定するには、次を使用できます。
```
Set the database replica quota
@@ -1869,934 +1928,944 @@ View configuration
show data (Detail:HELP SHOW DATA)
```
-#### `recover_with_empty_tablet`
+#### `recover_with_empty_tablet` {#recover_with_empty_tablet}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-コードの不具合や操作ミスなどにより、Tablet の全レプリカが失われることがあります。この場合、データは実質的に失われています。それでもデータ損失によるクエリエラーを避けたい場合は、空の Tablet で失われたレプリカを補い、クエリを実行可能にできます。
+コードの不具合や操作ミスなど、非常に特殊な状況では、ある Tablet のレプリカがすべて失われることがあります。この場合、データは実質的に失われています。それでも、データが欠損していてもクエリでエラーを出さず、ユーザーへの影響を抑えたい場合があります。その際、空の Tablet で欠損したレプリカを補い、クエリを正常に実行できるようにします。
-true に設定すると、すべてのレプリカが破損または消失した Tablet に、Doris が空のレプリカを自動的に補充します。
+true に設定すると、すべてのレプリカが破損または欠損した Tablet に、Doris が空のレプリカを自動的に補充します。
-#### `min_clone_task_timeout_sec` `And max_clone_task_timeout_sec`
+#### `min_clone_task_timeout_sec` `And max_clone_task_timeout_sec` {#min_clone_task_timeout_sec-and-max_clone_task_timeout_sec}
-デフォルト値: 最小 3 分、最大二時間
+デフォルト:最小 3 分、最大 2 時間
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-`mix_clone_task_timeout_sec` と組み合わせて、クローンタスクの最大および最小タイムアウトを制御できます。通常、タイムアウトはデータ量と最小転送速度(5MB/s)から見積もられます。特別な場合は、これら二つの設定でタイムアウトの上下限を指定し、タスクの完了を確実にできます。
+`mix_clone_task_timeout_sec` と組み合わせて、clone タスクのタイムアウトの上限と下限を制御できます。通常、clone タスクのタイムアウトはデータ量と最小転送速度(5MB/s)から推定されます。特別な場合には、この 2 つの設定でタイムアウトの上下限を指定し、clone タスクが正常に完了できるようにします。
-#### `disable_storage_medium_check`
+#### `disable_storage_medium_check` {#disable_storage_medium_check}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-disable_storage_medium_check が true の場合、ReportHandler は Tablet のストレージメディアを確認せず、ストレージのクールダウン機能も無効になります。デフォルトは false です。Tablet のストレージメディアを問わない場合は true に設定できます。
+disable_storage_medium_check が true の場合、ReportHandler は Tablet のストレージメディアを確認せず、ストレージのクールダウン機能を無効にします。デフォルト値は false です。Tablet のストレージメディアを問わない場合は true に設定できます。
-#### `decommission_tablet_check_threshold`
+#### `decommission_tablet_check_threshold` {#decommission_tablet_check_threshold}
-デフォルト値:5000
+デフォルト:5000
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-廃止中の BE 上にある Tablet の状態を Master FE が確認するかどうかを制御します。その BE 上の Tablet 数がしきい値未満になると、FE は定期的な確認を開始します。すべての Tablet が回収されると、その BE を直ちに削除します。
+デコミッションされた BE 上の Tablet の状態を Master FE が確認するかどうかを制御します。その BE にある Tablet の数がしきい値を下回ると、FE は定期的な確認を開始します。すべての Tablet が回収された場合、FE はその BE を直ちに削除します。
-性能上の理由から、この値を大きくしすぎないでください。
+性能に影響するため、この設定を非常に大きな値にしないでください。
-#### `partition_rebalance_max_moves_num_per_selection`
+#### `partition_rebalance_max_moves_num_per_selection` {#partition_rebalance_max_moves_num_per_selection}
-デフォルト値:10
+デフォルト:10
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
PartitionRebalancer を使用する場合にのみ有効です。
-#### `partition_rebalance_move_expire_after_access`
+#### `partition_rebalance_move_expire_after_access` {#partition_rebalance_move_expire_after_access}
-デフォルト値:600 (s)
+デフォルト:600 (s)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-PartitionRebalancer を使用する場合にのみ有効です。変更すると、キャッシュされた移動情報は消去されます。
+PartitionRebalancer を使用する場合にのみ有効です。値を変更すると、キャッシュされた移動情報は消去されます。
-#### `tablet_rebalancer_type`
+#### `tablet_rebalancer_type` {#tablet_rebalancer_type}
-デフォルト値:BeLoad
+デフォルト:BeLoad
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-リバランサーの種類です(大文字と小文字を区別しません)。BeLoad または Partition を指定します。解析に失敗した場合は、デフォルトの BeLoad を使用します。
+Rebalancer の種類です(大文字と小文字は区別されません):BeLoad、Partition。値を解析できない場合は、デフォルトの BeLoad が使用されます。
-#### `max_balancing_tablets`
+#### `max_balancing_tablets` {#max_balancing_tablets}
-デフォルト値:100
+デフォルト:100
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-TabletScheduler 内でバランシング中の Tablet 数が max_balancing_tablets を超えると、それ以上バランスを確認しません。
+TabletScheduler でバランス調整中の Tablet 数が max_balancing_tablets を超えると、新たなバランス確認は行われません。
-#### `max_scheduling_tablets`
+#### `max_scheduling_tablets` {#max_scheduling_tablets}
-デフォルト値:2000
+デフォルト:2000
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-TabletScheduler 内でスケジュール済みの Tablet 数が max_scheduling_tablets を超えると、確認をスキップします。
+TabletScheduler でスケジュールされた Tablet 数が max_scheduling_tablets を超えると、確認をスキップします。
-#### `disable_balance`
+#### `disable_balance` {#disable_balance}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-true に設定すると、TabletScheduler はバランシングを行いません。
+true に設定すると、TabletScheduler はバランス調整を行いません。
-#### `disable_disk_balance`
+#### `disable_disk_balance` {#disable_disk_balance}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-true に設定すると、TabletScheduler はディスクのバランシングを行いません。
+true に設定すると、TabletScheduler はディスクのバランス調整を行いません。
-#### `balance_load_score_threshold`
+#### `balance_load_score_threshold` {#balance_load_score_threshold}
-デフォルト値: 0.1 (10%)
+デフォルト:0.1 (10%)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-クラスターのバランススコアのしきい値です。Backend の負荷スコアが平均より 10% 低い場合は LOW、10% 高い場合は HIGH と判定されます。
+クラスターの負荷スコアのバランス判定に使うしきい値です。Backend の負荷スコアが平均より 10% 低い場合は LOW、10% 高い場合は HIGH と判定されます。
-#### `capacity_used_percent_high_water`
+#### `capacity_used_percent_high_water` {#capacity_used_percent_high_water}
-デフォルト値: 0.75 (75%)
+デフォルト:0.75 (75%)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-ディスク容量使用率の高水位です。Backend の負荷スコアの計算に使用します。
+ディスク容量の使用率に関する高水位です。Backend の負荷スコアの計算に使用します。
-#### `clone_distribution_balance_threshold`
+#### `clone_distribution_balance_threshold` {#clone_distribution_balance_threshold}
-デフォルト値: 0.2
+デフォルト:0.2
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Backend 内のレプリカ数のバランスしきい値です。
+Backend 間のレプリカ数のバランス判定に使うしきい値です。
-#### `clone_capacity_balance_threshold`
+#### `clone_capacity_balance_threshold` {#clone_capacity_balance_threshold}
-デフォルト値: 0.2
+デフォルト:0.2
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-* BE 内のデータサイズのバランスしきい値です。
+* BE 内のデータサイズのバランス判定に使うしきい値です。
- バランシングのアルゴリズムは次のとおりです。
+ バランス調整アルゴリズムは次のとおりです。
- 1. クラスター全体の平均使用容量(AUC)を計算します(総データサイズ / Backend の総数)。
+ 1. クラスター全体の平均使用容量(AUC)を計算します。(総データサイズ / Backend の総数)
- 2. 高水位を (AUC * (1 + clone_capacity_balance_threshold)) とします。
+ 2. 高水位は(AUC * (1 + clone_capacity_balance_threshold))です。
- 3. 低水位を (AUC * (1 - clone_capacity_balance_threshold)) とします。
+ 3. 低水位は(AUC * (1 - clone_capacity_balance_threshold))です。
- 4. Clone Checker は高水位の BE から低水位の BE へレプリカを移動しようとします。
+ 4. Clone checker は、高水位の BE から低水位の BE へレプリカを移動しようとします。
-#### `disable_colocate_balance`
+#### `disable_colocate_balance` {#disable_colocate_balance}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-true に設定すると、Colocate テーブルの自動再配置とバランシングが無効になります。'disable_colocate_balance' が true の場合、ColocateTableBalancer はこれらの操作を行いません。
+true に設定すると、colocate テーブルの自動再配置とバランス調整を無効にできます。'disable_colocate_balance' が true の場合、ColocateTableBalancer は colocate テーブルの再配置とバランス調整を行いません。
-**注意**:
+**注意:**
-1. 通常はバランシングを無効にする必要はありません。
-2. バランシングを無効にすると、不安定な Colocate テーブルが復旧しないことがあります。
-3. 結果として、クエリで Colocate プランを使用できなくなる可能性があります。
+1. 通常、バランス調整を無効にする必要はありません。
+2. 無効にすると、不安定な colocate テーブルが復旧しない可能性があります。
+3. 最終的に、クエリで colocate プランを使用できなくなる可能性があります。
-#### `balance_slot_num_per_path`
+#### `balance_slot_num_per_path` {#balance_slot_num_per_path}
-デフォルト値: 1
+デフォルト:1
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-バランシング時のパスあたりのデフォルトスロット数です。
+バランス調整時に使用するパスごとのデフォルトのスロット数です。
-#### `disable_tablet_scheduler`
+#### `disable_tablet_scheduler` {#disable_tablet_scheduler}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-true に設定すると Tablet Scheduler が動作せず、すべての Tablet 修復とバランシングのタスクも実行されません。
+true に設定すると Tablet スケジューラーは動作せず、Tablet の修復とバランス調整のタスクもすべて動作しません。
-#### `enable_force_drop_redundant_replica`
+#### `enable_force_drop_redundant_replica` {#enable_force_drop_redundant_replica}
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE のみ:true
-true に設定すると、Tablet のスケジューリング処理で冗長なレプリカを直ちに削除します。対象レプリカへの書き込み中のロードジョブが失敗することがありますが、Tablet のバランシングと修復は速くなります。
-クラスター内にバランシングまたは修復待ちのレプリカが大量にある場合、一部のロード成功率と引き換えに、レプリカの処理を速めるためにこの設定を有効にできます。
+true に設定すると、Tablet のスケジューリング処理で余分なレプリカが直ちに削除されます。該当するレプリカに書き込み中のデータロードジョブの一部が失敗する可能性がありますが、Tablet のバランス調整と修復は速くなります。
+クラスター内にバランス調整や修復を待つレプリカが大量にある場合は、データロードの成功率が一部下がることを許容して、この設定で処理を速めることができます。
-#### `colocate_group_relocate_delay_second`
+#### `colocate_group_relocate_delay_second` {#colocate_group_relocate_delay_second}
-デフォルト値: 1800
+デフォルト:1800
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE のみ:true
-Colocation グループの再配置では、クラスター内で多数の Tablet が移動することがあります。そのため、不要な再配置をできるだけ避ける慎重な方針を使用します。
-再配置は通常、BE ノードがオフラインになった後や停止した後に発生します。この項目は BE が利用不能と判断するまでの時間を延ばします。デフォルトは 30 分で、BE が 30 分以内に復旧すれば Colocation グループの再配置は実行されません。
+colocate グループの再配置では、クラスター内で大量の Tablet が移動する可能性があります。そのため、できる限り再配置を避ける慎重な方法を取る必要があります。
+通常、BE ノードがオフラインまたは停止した後に再配置が発生します。このパラメータは、BE ノードが使用不能と判定されるまでの時間を遅らせます。デフォルトは 30 分で、BE ノードが 30 分以内に復旧すれば、colocate グループの再配置は開始されません。
-#### `allow_replica_on_same_host`
+#### `allow_replica_on_same_host` {#allow_replica_on_same_host}
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-Master FE 専用: false
+Master FE のみ:false
-同一 Tablet の複数レプリカを同じホストに配置することを許可するかどうかです。主にローカルテストで、複数の BE を起動して複数レプリカの状況を検証するために使用します。テスト以外の環境では使用しないでください。
+同じ Tablet の複数のレプリカを同じホストに配置することを許可するかどうかを指定します。主にローカルテストで複数の BE を構築し、複数レプリカの状況をテストしやすくするためのパラメータです。テスト以外の環境では使用しないでください。
-#### `repair_slow_replica`
+#### `repair_slow_replica` {#repair_slow_replica}
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用: true
+MasterOnly:true
-true に設定すると、Compaction が遅いレプリカを自動検出して他のマシンに移します。検出条件は、最も速いレプリカのバージョン数が `min_version_count_indicate_replica_compaction_too_slow` を超え、そのレプリカとのバージョン数の差の比率が `valid_version_count_delta_ratio_between_replicas` を超えることです。
+true に設定すると、compaction の遅いレプリカが自動的に検出され、別のマシンへ移行されます。検出条件は、最も速いレプリカのバージョン数が `min_version_count_indicate_replica_compaction_too_slow` を超え、最も速いレプリカとのバージョン数の差の比率が `valid_version_count_delta_ratio_between_replicas` を超えることです。
-#### `min_version_count_indicate_replica_compaction_too_slow`
+#### `min_version_count_indicate_replica_compaction_too_slow` {#min_version_count_indicate_replica_compaction_too_slow}
-デフォルト値: 200
+デフォルト:200
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: false
+Master FE のみ:false
-レプリカの Compaction が遅すぎるかどうかを判定するためのバージョン数のしきい値です。
+レプリカの compaction が遅すぎるかどうかを判定するバージョン数のしきい値です。
-#### `skip_compaction_slower_replica`
+#### `skip_compaction_slower_replica` {#skip_compaction_slower_replica}
-デフォルト値: true
+デフォルト:true
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: false
+Master FE のみ:false
-true に設定すると、クエリ可能なレプリカを選択する際に Compaction が遅いレプリカを除外します。
+true に設定すると、クエリ可能なレプリカを選択する際に、compaction の遅いレプリカをスキップします。
-#### `valid_version_count_delta_ratio_between_replicas`
+#### `valid_version_count_delta_ratio_between_replicas` {#valid_version_count_delta_ratio_between_replicas}
-デフォルト値: 0.5
+デフォルト:0.5
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE のみ:true
-最も遅いレプリカと最も速いレプリカのバージョン数の差の比率に対するしきい値です。`repair_slow_replica` が true の場合、最も遅いレプリカを修復するかどうかの判定に使用します。
+最も遅いレプリカと最も速いレプリカのバージョン数の差について、有効な比率を判定するしきい値です。`repair_slow_replica` が true の場合、最も遅いレプリカを修復するかどうかの判定に使用します。
-#### `min_bytes_indicate_replica_too_large`
+#### `min_bytes_indicate_replica_too_large` {#min_bytes_indicate_replica_too_large}
-デフォルト値: `2 * 1024 * 1024 * 1024` (2G)
+デフォルト:`2 * 1024 * 1024 * 1024` (2G)
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE のみ:true
レプリカが大きすぎるかどうかを判定するデータサイズのしきい値です。
-#### `schedule_slot_num_per_hdd_path`
+#### `schedule_slot_num_per_hdd_path` {#schedule_slot_num_per_hdd_path}
-デフォルト値:4
+デフォルト:4
-Tablet Scheduler における HDD パスあたりのデフォルトスロット数です。この設定を削除し、クローンタスクの統計に基づいて動的に調整します。
+Tablet スケジューラーにおける HDD のパスごとのデフォルトのスロット数です。この設定を削除し、clone タスクの統計に基づいて動的に調整します。
-#### `schedule_slot_num_per_ssd_path`
+#### `schedule_slot_num_per_ssd_path` {#schedule_slot_num_per_ssd_path}
-デフォルト値:8
+デフォルト:8
-Tablet Scheduler における SSD パスあたりのデフォルトスロット数です。この設定を削除し、クローンタスクの統計に基づいて動的に調整します。
+Tablet スケジューラーにおける SSD のパスごとのデフォルトのスロット数です。この設定を削除し、clone タスクの統計に基づいて動的に調整します。
-#### `tablet_repair_delay_factor_second`
+#### `tablet_repair_delay_factor_second` {#tablet_repair_delay_factor_second}
-デフォルト値:60 (s)
+デフォルト:60 (s)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Tablet の修復を決定するまでの遅延時間に適用する係数です。
+Tablet を修復すると決定するまでの遅延時間に使う係数です。
* 優先度が VERY_HIGH の場合は直ちに修復します。
-* HIGH の場合は tablet_repair_delay_factor_second * 1 の時間だけ遅らせます。
-* NORMAL の場合は tablet_repair_delay_factor_second * 2 の時間だけ遅らせます。
-* LOW の場合は tablet_repair_delay_factor_second * 3 の時間だけ遅らせます。
+* HIGH の場合は tablet_repair_delay_factor_second * 1 だけ遅延します。
+* NORMAL の場合は tablet_repair_delay_factor_second * 2 だけ遅延します。
+* LOW の場合は tablet_repair_delay_factor_second * 3 だけ遅延します。
-#### `tablet_stat_update_interval_second`
+#### `tablet_stat_update_interval_second` {#tablet_stat_update_interval_second}
-デフォルト値:300(5min)
+デフォルト:300(5min)
-Tablet の統計情報の更新間隔です。
-各間隔で、すべての Frontend がすべての Backend から Tablet の統計情報を取得します。
+Tablet の統計情報を更新する間隔です。
+各 Frontend は、この間隔ごとにすべての Backend から Tablet の統計情報を取得します。
-#### `storage_flood_stage_usage_percent`
+#### `storage_flood_stage_usage_percent` {#storage_flood_stage_usage_percent}
-デフォルト値:95 (95%)
+デフォルト:95 (95%)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-##### `storage_flood_stage_left_capacity_bytes`
+##### `storage_flood_stage_left_capacity_bytes` {#storage_flood_stage_left_capacity_bytes}
-デフォルト値:`1 * 1024 * 1024 * 1024` (1GB)
+デフォルト:`1 * 1024 * 1024 * 1024` (1GB)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-ディスク容量が 'storage_flood_stage_usage_percent' と 'storage_flood_stage_left_capacity_bytes' の条件に達すると、次の操作が拒否されます。
+ディスク容量が 'storage_flood_stage_usage_percent' と 'storage_flood_stage_left_capacity_bytes' の両方のしきい値に達すると、次の操作が拒否されます。
-1. ロードジョブ
+1. データロードジョブ
2. リストアジョブ
-#### `storage_high_watermark_usage_percent`
+#### `storage_high_watermark_usage_percent` {#storage_high_watermark_usage_percent}
-デフォルト値:85 (85%)
+デフォルト:85 (85%)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-#### `storage_min_left_capacity_bytes`
+#### `storage_min_left_capacity_bytes` {#storage_min_left_capacity_bytes}
-デフォルト値: `2 * 1024 * 1024 * 1024` (2GB)
+デフォルト:`2 * 1024 * 1024 * 1024` (2GB)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-'storage_high_watermark_usage_percent' は Backend のストレージパスの最大容量使用率を、'storage_min_left_capacity_bytes' はそのパスに残す最小空き容量を制限します。両方の制限に達すると、そのパスを Tablet バランシングの移動先に選べません。ただし、Tablet の復旧では、データの整合性をできるだけ維持するために制限を超える場合があります。
+'storage_high_watermark_usage_percent' は Backend のストレージパスにおける最大使用率を制限し、'storage_min_left_capacity_bytes' はそのパスに必要な最小空き容量を制限します。両方の制限に達した場合、そのパスは Tablet のバランス調整先に選択できません。ただし、Tablet の復旧では、できる限りデータの整合性を保つために制限を超えることがあります。
-#### `catalog_trash_expire_second`
+#### `catalog_trash_expire_second` {#catalog_trash_expire_second}
-デフォルト値: 86400L(1 日)
+デフォルト:86400L (1 日)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-データベース(テーブルまたはパーティション)を削除した後は、RECOVER 文で復元できます。この項目はデータの最大保持期間を指定します。期間を過ぎると、データは完全に削除されます。
+データベース(テーブルまたはパーティション)を削除した後は、RECOVER 文で復元できます。この設定はデータの最大保持期間を指定します。期間が過ぎると、データは完全に削除されます。
-#### `default_storage_medium`
+#### `default_storage_medium` {#default_storage_medium}
-デフォルト値:HDD
+デフォルト:HDD
-テーブル(またはパーティション)の作成時にストレージメディア(HDD または SSD)を指定できます。指定しない場合、この項目の値が使用されます。
+テーブル(またはパーティション)の作成時には、ストレージメディア(HDD または SSD)を指定できます。指定しなかった場合、この設定がデフォルトのメディアになります。
-#### `default_compression_type`
+#### `default_compression_type` {#default_compression_type}
-デフォルト値: LZ4F(4.0.3 より前)、ZSTD(4.0.3 以降)
+デフォルト:LZ4F(4.0.3 より前)、ZSTD(4.0.3 以降)
-テーブル作成時には圧縮アルゴリズムを指定できます。指定しない場合、この項目がデフォルトの圧縮方式になります。有効な値は LZ4、LZ4F、LZ4HC、ZLIB、ZSTD、SNAPPY、NONE で、大文字と小文字は区別されません。
+テーブルの作成時には圧縮アルゴリズムを指定できます。指定しなかった場合は、この設定がデフォルトの圧縮形式になります。有効な値は LZ4、LZ4F、LZ4HC、ZLIB、ZSTD、SNAPPY、NONE で、大文字と小文字は区別されません。
-#### `enable_storage_policy`
+#### `enable_storage_policy` {#enable_storage_policy}
-* ストレージポリシー機能を有効にするかどうかです。ホットデータとコールドデータを分離できます。
-デフォルト値: false
+* Storage Policy 機能を有効にするかどうかを指定します。この設定により、ホットデータとコールドデータを分離できます。
+デフォルト:false
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `check_consistency_default_timeout_second`
+#### `check_consistency_default_timeout_second` {#check_consistency_default_timeout_second}
-デフォルト値: 600(10 分)
+デフォルト:600(10 分)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-単一の整合性確認タスクのデフォルトタイムアウトです。Tablet のサイズに応じて十分な長さを設定してください。
+単一の整合性確認タスクのデフォルトタイムアウトです。Tablet のサイズに合わせて十分に長く設定してください。
-#### `consistency_check_start_time`
+#### `consistency_check_start_time` {#consistency_check_start_time}
-デフォルト値:23
+デフォルト:23
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
整合性確認の開始時刻です。
-整合性チェッカーは *consistency_check_start_time* から *consistency_check_end_time* まで動作します。
+整合性チェッカーは *consistency_check_start_time* から *consistency_check_end_time* まで実行されます。
-二つの時刻が同じ場合、整合性確認は実行されません。
+2 つの時刻が同じ場合、整合性確認は開始されません。
-#### `consistency_check_end_time`
+#### `consistency_check_end_time` {#consistency_check_end_time}
-デフォルト値:23
+デフォルト:23
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
整合性確認の終了時刻です。
-整合性チェッカーは *consistency_check_start_time* から *consistency_check_end_time* まで動作します。
+整合性チェッカーは *consistency_check_start_time* から *consistency_check_end_time* まで実行されます。
-二つの時刻が同じ場合、整合性確認は実行されません。
+2 つの時刻が同じ場合、整合性確認は開始されません。
-#### `replica_delay_recovery_second`
+#### `replica_delay_recovery_second` {#replica_delay_recovery_second}
-デフォルト値:0
+デフォルト:0
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-レプリカの障害から FE がクローンを使って復旧を試みるまでの最小遅延時間(秒)です。
+レプリカの障害発生から、FE が clone による復旧を試みるまでの最小遅延時間(秒)です。
-#### `tablet_create_timeout_second`
+#### `tablet_create_timeout_second` {#tablet_create_timeout_second}
-デフォルト値:1(s)
+デフォルト:1(s)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
単一のレプリカの作成を待つ最大時間です。
-例:
- #m 個の Tablet を持ち、各 Tablet に #n 個のレプリカを持つテーブルを作成する場合、
- CREATE TABLE 要求は、タイムアウトまで最大 (m *n* tablet_create_timeout_second) 実行されます。
+例:
+ #m 個の Tablet を持ち、各 Tablet に #n 個のレプリカがあるテーブルを作成する場合、
+ テーブル作成リクエストは、タイムアウトまで最大 (m *n* tablet_create_timeout_second) 実行されます。
-#### `tablet_delete_timeout_second`
+#### `tablet_delete_timeout_second` {#tablet_delete_timeout_second}
-デフォルト値:2
+デフォルト:2
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
*tablet_create_timeout_second* と同じ意味ですが、Tablet の削除時に使用します。
-#### `delete_job_max_timeout_second`
+#### `delete_job_max_timeout_second` {#delete_job_max_timeout_second}
-デフォルト値: 300(s)
+デフォルト:300(s)
-動的変更可能: true
+Mutable:true
-Master FE 専用: true
+Master のみ:true
-Delete ジョブの最大タイムアウト(秒)です。
+削除ジョブの最大タイムアウトを秒単位で指定します。
-#### `alter_table_timeout_second`
+#### `alter_table_timeout_second` {#alter_table_timeout_second}
-デフォルト値: 86400 * 30(1 か月)
+デフォルト:86400 * 30 (1 か月)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-ALTER TABLE 要求の最大タイムアウトです。テーブルのデータサイズに応じて十分な長さに設定してください。
+ALTER TABLE リクエストの最大タイムアウトです。テーブルのデータサイズに合わせて十分に長く設定してください。
-#### `max_replica_count_when_schema_change`
+#### `max_replica_count_when_schema_change` {#max_replica_count_when_schema_change}
-OlapTable のスキーマ変更時に許可するレプリカの最大数です。レプリカが多すぎると FE で OOM が発生します。
+OlapTable がスキーマを変更する際に許可されるレプリカの最大数です。レプリカが多すぎると、FE で OOM が発生します。
-デフォルト値: 100000
+デフォルト:100000
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `history_job_keep_max_second`
+#### `history_job_keep_max_second` {#history_job_keep_max_second}
-デフォルト値:`7 * 24 * 3600`(7 日)
+デフォルト:`7 * 24 * 3600` (7 日)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-スキーマ変更ジョブや Rollup ジョブなど、一部のジョブの最大保持期間です。
+スキーマ変更ジョブや Rollup ジョブなど、特定の種類のジョブを保持する最大時間です。
-#### `max_create_table_timeout_second`
+#### `max_create_table_timeout_second` {#max_create_table_timeout_second}
-デフォルト値:60 (s)
+デフォルト:60 (s)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-テーブル(インデックス)の作成時に長時間待ちすぎないよう、最大タイムアウトを設定します。
+テーブル(インデックス)の作成で長時間待たないよう、最大タイムアウトを設定します。
-#### `autobucket_min_buckets`
+#### `autobucket_min_buckets` {#autobucket_min_buckets}
-デフォルト値: 3(4.0.8 / 4.1.4 より前は 1)
+デフォルト:3(4.0.8 / 4.1.4 より前は 1)
-動的変更可能: true
+IsMutable:true
-Master FE 専用: true
+MasterOnly:true
-自動バケット化(`DISTRIBUTED BY ... BUCKETS AUTO`)によって生成されるバケット数の下限です。
+自動バケット分割方式(`DISTRIBUTED BY ... BUCKETS AUTO`)で生成されるバケット数の最小値です。
-**Doris 4.0 系列の 4.0.8 および 4.1 系列の 4.1.4 から、デフォルト値が `1` から `3` に変更されました。** 従来は小さなパーティションが単一のバケットになり、並列度やデータ分散が不十分でした。変更後は自動バケット化で 3 個未満のバケットが生成されません。この変更は新規作成するパーティションにのみ影響し、既存のパーティションのバケット数は変わりません。
+**Doris 4.0 系のバージョン 4.0.8 および 4.1 系のバージョン 4.1.4 以降、デフォルト値は `1` から `3` に変更されました。** 従来のデフォルトでは、小さいパーティションが 1 つのバケットに収まり、並列度とデータ分散が不足していました。変更後、自動バケット分割では少なくとも 3 個のバケットが生成されます。この変更は新しく作成するパーティションにのみ影響し、既存のパーティションのバケット数は変わりません。
-#### `autobucket_max_buckets`
+#### `autobucket_max_buckets` {#autobucket_max_buckets}
-デフォルト値: 128
+デフォルト:128
-動的変更可能: true
+IsMutable:true
-Master FE 専用: true
+MasterOnly:true
-自動バケット化によって生成されるバケット数の上限です。計算結果がこの値を超える場合は、この値に制限されます。
+自動バケット分割方式で生成されるバケット数の最大値です。計算結果がこの値より大きい場合、この値に制限されます。
### 外部テーブル {#external-table}
-#### `jdbc_driver_url_white_list`
+#### `jdbc_driver_url_white_list` {#jdbc_driver_url_white_list}
-デフォルト値: 空
+デフォルト:empty
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-JDBC Catalog の作成時に許可する `driver_url` のホワイトリストです。複数の値はカンマで区切ります(例: `jdbc_driver_url_white_list=a,b,c`)。空の場合はホワイトリストが設定されません。
+JDBC catalog の作成時に許可する `driver_url` 値のホワイトリストです。複数の値はコンマで区切ります。例:`jdbc_driver_url_white_list=a,b,c`。空の値はホワイトリストを設定しないことを意味します。
:::caution 動作の変更(4.1.4)
-セキュリティ上の理由から、バージョン 4.1.4 以降、この設定項目は **動的に変更できません**。`fe.conf` でのみ設定でき、FE の再起動後に有効になります。`ADMIN SET FRONTEND CONFIG` では変更できません。
+セキュリティ上の理由により、バージョン 4.1.4 以降、この設定項目は**動的に変更できません**。`fe.conf` でのみ設定でき、FE の再起動後に有効になります。`ADMIN SET FRONTEND CONFIG` では変更できなくなりました。
:::
-#### `force_sqlserver_jdbc_encrypt_false`
+#### `force_sqlserver_jdbc_encrypt_false` {#force_sqlserver_jdbc_encrypt_false}
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-SQLServer JDBC Catalog の `encrypt` パラメーターを強制的に `false` にするかどうかです。
+SQLServer JDBC catalog の `encrypt` パラメータを強制的に `false` にするかどうかを指定します。
:::caution 動作の変更(4.1.4)
-この設定は SQLServer JDBC の転送時暗号化を無効にするため、セキュリティに関わるスイッチです。バージョン 4.1.4 以降は **動的に変更できず**、`fe.conf` でのみ設定でき、FE の再起動後に有効になります。
+この設定は SQLServer JDBC の通信暗号化を無効にするため、セキュリティに関わります。バージョン 4.1.4 以降は**動的に変更できません**。`fe.conf` でのみ設定でき、FE の再起動後に有効になります。
:::
-#### `file_scan_node_split_num`
+#### `file_scan_node_split_num` {#file_scan_node_split_num}
-デフォルト値:128
+デフォルト:128
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
-複数の Catalog で並行してファイルをスキャンするスレッド数です。
+複数の catalog にまたがるファイルスキャンで同時に使用するスレッド数です。
-#### `file_scan_node_split_size`
+#### `file_scan_node_split_size` {#file_scan_node_split_size}
-デフォルト値:`256 * 1024 * 1024`
+デフォルト:`256 * 1024 * 1024`
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
-複数の Catalog で並行して行うファイルスキャンのサイズです。
+複数の catalog にまたがる同時ファイルスキャンのサイズです。
-#### `enable_odbc_mysql_broker_table`
+#### `enable_odbc_mysql_broker_table` {#enable_odbc_mysql_broker_table}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
-バージョン 2.1 以降、ODBC、JDBC、Broker 外部テーブルの作成はサポートされません。ODBC または MySQL 外部テーブルの代わりに JDBC テーブルまたは JDBC Catalog を、Broker テーブルの代わりにテーブル値関数を使用してください。
+バージョン 2.1 以降、ODBC、JDBC、broker 外部テーブルの作成はサポートされません。ODBC と MySQL の外部テーブルには JDBC テーブルまたは JDBC catalog を、broker テーブルにはテーブル値関数を使用してください。
-#### `max_hive_partition_cache_num`
+#### `max_hive_partition_cache_num` {#max_hive_partition_cache_num}
-Hive パーティション用キャッシュの最大数です。
+Hive パーティションのキャッシュの最大数です。
-デフォルト値: 100000
+デフォルト:100000
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-Master FE 専用: false
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-#### `hive_metastore_client_timeout_second`
+#### `hive_metastore_client_timeout_second` {#hive_metastore_client_timeout_second}
-Hive Metastore のデフォルト接続タイムアウトです。
+Hive metastore への接続のデフォルトタイムアウトです。
-デフォルト値: 10
+デフォルト:10
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `max_external_cache_loader_thread_pool_size`
+#### `max_external_cache_loader_thread_pool_size` {#max_external_cache_loader_thread_pool_size}
-外部メタデータキャッシュをロードするスレッドプールの最大サイズです。
+外部メタデータのキャッシュをロードするスレッドプールの最大サイズです。
-デフォルト値: 10
+デフォルト:10
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-Master FE 専用: false
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-#### `max_external_file_cache_num`
+#### `max_external_file_cache_num` {#max_external_file_cache_num}
-外部テーブルで使用するファイルキャッシュの最大数です。
+外部テーブルに使用するファイルキャッシュの最大数です。
-デフォルト値: 100000
+デフォルト:100000
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-Master FE 専用: false
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-#### `max_external_schema_cache_num`
+#### `max_external_schema_cache_num` {#max_external_schema_cache_num}
-外部テーブルで使用するスキーマキャッシュの最大数です。
+外部テーブルに使用するスキーマキャッシュの最大数です。
-デフォルト値: 10000
+デフォルト:10000
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-Master FE 専用: false
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-#### `external_cache_expire_time_minutes_after_access`
+#### `external_cache_expire_time_minutes_after_access` {#external_cache_expire_time_minutes_after_access}
-最後のアクセスからキャッシュ内のデータが失効するまでの時間を分単位で指定します。
-External Schema Cache と Hive Partition Cache の両方に適用されます。
+最後のアクセスからキャッシュ内のデータが失効するまでの時間を分単位で設定します。
+External Schema Cache と Hive Partition Cache に適用されます。
-デフォルト値: 1440
+デフォルト:1440
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:false
-Master FE 専用: false
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-#### `es_state_sync_interval_second`
+#### `es_state_sync_interval_second` {#es_state_sync_interval_second}
-デフォルト値:10
+デフォルト:10
-FE は es_state_sync_interval_secs ごとに ES API を呼び出し、ES インデックスのシャード情報を取得します。
+FE は es_state_sync_interval_secs ごとに ES API を呼び出し、ES インデックスの shard 情報を取得します。
### 外部リソース {#external-resources}
-#### `dpp_hadoop_client_path`
+#### `ai_resource_allowed_user` {#ai_resource_allowed_user}
+
+デフォルト:`*`
+
+動的設定が可能か:false
-デフォルト値:/lib/hadoop-client/hadoop/bin/hadoop
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-#### `dpp_bytes_per_reduce`
+バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。AI Resources の作成を許可するユーザー ID を制限します。`*` は ID による制限を追加しませんが、既存の権限チェックは引き続き適用されます。それ以外の値は `'user'@'host'` 形式を使用し、現在のユーザー ID と一致する必要があります。変更には FE の再起動が必要です。
-デフォルト値:`100 * 1024 * 1024L` (100M)
+#### `dpp_hadoop_client_path` {#dpp_hadoop_client_path}
-#### `dpp_default_cluster`
+デフォルト:/lib/hadoop-client/hadoop/bin/hadoop
-デフォルト値:palo-dpp
+#### `dpp_bytes_per_reduce` {#dpp_bytes_per_reduce}
-#### `dpp_default_config_str`
+デフォルト:`100 * 1024 * 1024L` (100M)
-デフォルト値:{
+#### `dpp_default_cluster` {#dpp_default_cluster}
+
+デフォルト:palo-dpp
+
+#### `dpp_default_config_str` {#dpp_default_config_str}
+
+デフォルト:{
hadoop_configs : 'mapred.job.priority=NORMAL;mapred.job.map.capacity=50;mapred.job.reduce.capacity=50;mapred.hce.replace.streaming=false;abaci.long.stored.job=true;dce.shuffle.enable=false;dfs.client.authserver.force_stop=true;dfs.client.auth.method=0'
}
-#### `dpp_config_str`
+#### `dpp_config_str` {#dpp_config_str}
-デフォルト値:{
+デフォルト:{
palo-dpp : {
hadoop_palo_path : '/dir',
hadoop_configs : 'fs.default.name=hdfs://host:port;mapred.job.tracker=host:port;hadoop.job.ugi=user,password'
}
}
-#### `yarn_config_dir`
+#### `yarn_config_dir` {#yarn_config_dir}
-デフォルト値: DorisFE.DORIS_HOME_DIR + "/lib/yarn-config"
+デフォルト:DorisFE.DORIS_HOME_DIR + "/lib/yarn-config"
-Yarn 設定ファイルのデフォルトディレクトリです。Yarn コマンドを実行する前に、毎回このパスに設定ファイルがあるか確認し、なければ作成します。
+Yarn 設定ファイルのデフォルトディレクトリです。Yarn コマンドを実行する前には毎回、このパスに設定ファイルがあることを確認し、なければ作成する必要があります。
-#### `yarn_client_path`
+#### `yarn_client_path` {#yarn_client_path}
-デフォルト値:DORIS_HOME_DIR + "/lib/yarn-client/hadoop/bin/yarn"
+デフォルト:DORIS_HOME_DIR + "/lib/yarn-client/hadoop/bin/yarn"
Yarn クライアントのデフォルトパスです。
-#### `spark_launcher_log_dir`
+#### `spark_launcher_log_dir` {#spark_launcher_log_dir}
-デフォルト値: sys_log_dir + "/spark_launcher_log"
+デフォルト:sys_log_dir + "/spark_launcher_log"
-Spark Launcher のログディレクトリを指定します。
+指定された Spark launcher のログディレクトリです。
-#### `spark_resource_path`
+#### `spark_resource_path` {#spark_resource_path}
-デフォルト値:なし
+デフォルト:none
-Spark 依存ファイルのデフォルトパスです。
+Spark の依存ファイルのデフォルトパスです。
-#### `spark_home_default_dir`
+#### `spark_home_default_dir` {#spark_home_default_dir}
-デフォルト値:DORIS_HOME_DIR + "/lib/spark2x"
+デフォルト:DORIS_HOME_DIR + "/lib/spark2x"
-Spark Home のデフォルトディレクトリです。
+Spark ホームのデフォルトディレクトリです。
-#### `spark_dpp_version`
+#### `spark_dpp_version` {#spark_dpp_version}
-デフォルト値: 1.0.0
+デフォルト:1.0.0
Spark DPP のデフォルトバージョンです。
### その他 {#else}
-#### `tmp_dir`
+#### `tmp_dir` {#tmp_dir}
-デフォルト値: DorisFE.DORIS_HOME_DIR + "/temp_dir"
+デフォルト:DorisFE.DORIS_HOME_DIR + "/temp_dir"
-一時ディレクトリには、バックアップやリストアなどの処理の中間結果が保存されます。処理の完了後、ディレクトリ内のファイルは削除されます。
+一時ディレクトリは、バックアップやリストアなどの処理の中間結果を保存するために使用します。処理の完了後、ディレクトリ内のファイルは削除されます。
-#### `custom_config_dir`
+#### `custom_config_dir` {#custom_config_dir}
-デフォルト値: DorisFE.DORIS_HOME_DIR + "/conf"
+デフォルト:DorisFE.DORIS_HOME_DIR + "/conf"
カスタム設定ファイルのディレクトリです。
-`fe_custom.conf` ファイルの場所を指定します。デフォルトは `conf/` ディレクトリです。
+`fe_custom.conf` ファイルの場所を指定します。デフォルトでは `conf/` ディレクトリにあります。
-デプロイ環境によっては、システムのアップグレードで `conf/` ディレクトリが上書きされ、ユーザーが変更した設定項目も失われることがあります。その場合は、`fe_custom.conf` を別のディレクトリに保存することで、設定ファイルの上書きを防げます。
+デプロイ環境によっては、システムのアップグレードによって `conf/` ディレクトリが上書きされ、ユーザーが変更した設定項目も上書きされることがあります。その場合は、`fe_custom.conf` を別のディレクトリに保存して、設定ファイルの上書きを防げます。
-#### `plugin_dir`
+#### `plugin_dir` {#plugin_dir}
-デフォルト値:DORIS_HOME + "/plugins
+デフォルト:DORIS_HOME + "/plugins
プラグインのインストールディレクトリです。
-#### `plugin_enable`
+#### `plugin_enable` {#plugin_enable}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-プラグインを有効にするかどうかです。デフォルトで有効です。
+プラグインを有効にするかどうかを指定します。デフォルトで有効です。
-#### `small_file_dir`
+#### `small_file_dir` {#small_file_dir}
-デフォルト値:DORIS_HOME_DIR/small_files
+デフォルト:DORIS_HOME_DIR/small_files
小さなファイルを保存します。
-#### `max_small_file_size_bytes`
+#### `max_small_file_size_bytes` {#max_small_file_size_bytes}
-デフォルト値:1M
+デフォルト:1M
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-SmallFileMgr に保存するファイル一件あたりの最大サイズです。
+SmallFileMgr に保存する単一ファイルの最大サイズです。
-#### `max_small_file_number`
+#### `max_small_file_number` {#max_small_file_number}
-デフォルト値:100
+デフォルト:100
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
SmallFileMgr に保存するファイルの最大数です。
-#### `enable_metric_calculator`
+#### `enable_metric_calculator` {#enable_metric_calculator}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-true に設定すると、メトリクスコレクターがデーモンタイマーとして動作し、一定間隔でメトリクスを収集します。
+true に設定すると、メトリクスコレクターがデーモンのタイマーとして実行され、一定の間隔でメトリクスを収集します。
-#### `report_queue_size`
+#### `report_queue_size` {#report_queue_size}
-デフォルト値: 100
+デフォルト:100
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-このしきい値は、FE にレポートタスクが蓄積して OOM 例外が発生することを防ぎます。たとえば、100 台の Backend と千万個のレプリカを持つ大規模な Doris クラスターでは、パーティションの削除などメタデータの変更後、Tablet レポートの処理に数秒かかることがあります。各 Backend は 1 分ごとに Tablet 情報を報告するため、無制限には受け付けられません。現在はキューサイズが上限を超えるとレポートを破棄します。
- 実環境での所要時間の例:
- 1. ディスクレポート: 0-1 msta
- 2. sk レポート: 0-1 ms
- 3. Tablet レポート
- 4. 10000 レプリカ: 200ms
+このしきい値は、FE に report タスクが過度に蓄積し、OOM 例外が発生することを防ぎます。たとえば、100 台の Backend に 1,000 万個のレプリカがある大規模な Doris クラスターでは、メタデータの変更(パーティションの削除など)の後、Tablet の report に数秒かかる場合があります。各 Backend は 1 分ごとに Tablet 情報を報告するため、report を無制限に受け付けることはできません。将来は Tablet の report の処理速度を最適化する予定ですが、現時点ではキューサイズが上限を超えた report は破棄します。
+ 実環境での所要時間の例:
+ 1. ディスク report:0-1 msta
+ 2. sk report:0-1 ms
+ 3. Tablet report
+ 4. 10000 レプリカ:200ms
-#### `backup_job_default_timeout_ms`
+#### `backup_job_default_timeout_ms` {#backup_job_default_timeout_ms}
-デフォルト値: 86400 * 1000(1 日)
+デフォルト:86400 * 1000 (1 日)
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
バックアップジョブのデフォルトタイムアウトです。
-#### `backup_upload_snapshot_batch_size`
+#### `backup_upload_snapshot_batch_size` {#backup_upload_snapshot_batch_size}
-デフォルト値:10
+デフォルト:10
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-バックアップ中に一件のアップロードタスクへ割り当てるスナップショットの最大数です。デフォルトは 10 です。
+バックアップ処理中、1 つのアップロードタスクに割り当てるスナップショットの最大数です。デフォルト値は 10 です。
-#### `restore_download_snapshot_batch_size`
+#### `restore_download_snapshot_batch_size` {#restore_download_snapshot_batch_size}
-デフォルト値:10
+デフォルト:10
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-リストア中に一件のダウンロードタスクへ割り当てるスナップショットの最大数です。デフォルトは 10 です。
+リストア処理中、1 つのダウンロードタスクに割り当てるスナップショットの最大数です。デフォルト値は 10 です。
-#### `max_backup_restore_job_num_per_db`
+#### `max_backup_restore_job_num_per_db` {#max_backup_restore_job_num_per_db}
-デフォルト値: 10
+デフォルト:10
主に、各データベースに記録されるバックアップとリストアのタスク数を制御します。
-#### `max_backup_tablets_per_job`
+#### `max_backup_tablets_per_job` {#max_backup_tablets_per_job}
-デフォルト値: 300000
+デフォルト:300000
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-バックアップジョブあたりの Tablet 数の上限を設定し、大量のメタデータ保存による FE の OOM を防ぎます。
+バックアップジョブに含められる Tablet の最大数を制御し、メタデータを大量に保存することによる FE の OOM を防ぎます。
-#### `enable_quantile_state_type`
+#### `enable_quantile_state_type` {#enable_quantile_state_type}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-quantile_state データ型を有効にするかどうかです。
+quantile_state データ型を有効にするかどうかを指定します。
-#### `enable_date_conversion`
+#### `enable_date_conversion` {#enable_date_conversion}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-FE は date/datetime を datev2/datetimev2(0) に自動変換します。
+FE は date/datetime を datev2/datetimev2(0) に自動的に変換します。
-#### `enable_decimal_conversion`
+#### `enable_decimal_conversion` {#enable_decimal_conversion}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-FE は DecimalV2 を DecimalV3 に自動変換します。
+FE は DecimalV2 を DecimalV3 に自動的に変換します。
-#### `proxy_auth_magic_prefix`
+#### `proxy_auth_magic_prefix` {#proxy_auth_magic_prefix}
-デフォルト値:x@8
+デフォルト:x@8
-#### `proxy_auth_enable`
+#### `proxy_auth_enable` {#proxy_auth_enable}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-#### `enable_func_pushdown`
+#### `enable_func_pushdown` {#enable_func_pushdown}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
-ODBC または JDBC 外部テーブルのクエリ実行時に、関数を含むフィルター条件を MySQL にプッシュダウンするかどうかです。
+ODBC または JDBC 外部テーブルへのクエリを実行する際、関数を含むフィルター条件を MYSQL にプッシュダウンするかどうかを指定します。
-#### `jdbc_drivers_dir`
+#### `jdbc_drivers_dir` {#jdbc_drivers_dir}
-デフォルト値: `${DORIS_HOME}/jdbc_drivers`;
+デフォルト:`${DORIS_HOME}/jdbc_drivers`;
-動的変更可能:false
+IsMutable:false
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
JDBC ドライバーを配置するデフォルトのディレクトリです。
-#### `max_error_tablet_of_broker_load`
+#### `max_error_tablet_of_broker_load` {#max_error_tablet_of_broker_load}
-デフォルト値: 3;
+デフォルト:3;
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-Broker Load で表示するエラーのある Tablet の最大数です。
+broker load で表示するエラーが発生した Tablet の最大数です。
-#### `default_db_max_running_txn_num`
+#### `default_db_max_running_txn_num` {#default_db_max_running_txn_num}
-デフォルト値:-1
+デフォルト:-1
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:true
+MasterOnly:true
-データベースのトランザクションクォータのデフォルトサイズを設定します。
+データベースのトランザクションクォータのデフォルト値を設定します。
-デフォルト値を -1 に設定すると、`max_running_txn_num_per_db` が `default_db_max_running_txn_num` の代わりに使用されます。
+デフォルト値の -1 は、`default_db_max_running_txn_num` の代わりに `max_running_txn_num_per_db` を使用することを意味します。
-個別のデータベースのクォータサイズは、次のように設定できます。
+個々のデータベースのクォータを設定するには、次を使用できます。
```
Set the database transaction quota
@@ -2805,189 +2874,257 @@ View configuration
show data (Detail:HELP SHOW DATA)
```
-#### `prefer_compute_node_for_external_table`
+#### `prefer_compute_node_for_external_table` {#prefer_compute_node_for_external_table}
-デフォルト値:false
+デフォルト:false
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
-true の場合、外部テーブルのクエリはコンピュートノードに優先的に割り当てられます。コンピュートノードの最大数は `min_backend_num_for_external_table` で制御されます。
-false の場合、外部テーブルのクエリは任意のノードに割り当てられます。
+true に設定すると、外部テーブルへのクエリは優先的にコンピュートノードに割り当てられます。コンピュートノードの最大数は `min_backend_num_for_external_table` で制御されます。
+false に設定すると、外部テーブルへのクエリは任意のノードに割り当てられます。
-#### `min_backend_num_for_external_table`
+#### `min_backend_num_for_external_table` {#min_backend_num_for_external_table}
-デフォルト値:3
+デフォルト:3
-動的変更可能:true
+IsMutable:true
-Master FE 専用:false
+MasterOnly:false
-`prefer_compute_node_for_external_table` が true の場合にのみ有効です。コンピュートノード数がこの値を下回ると、外部テーブルのクエリは混合ノードにも割り当てられ、使用するノードの総数をこの値に近づけます。
-コンピュートノード数がこの値を超えると、外部テーブルのクエリはコンピュートノードにのみ割り当てられます。
+`prefer_compute_node_for_external_table` が true の場合にのみ有効です。コンピュートノードの数がこの値より少ない場合、外部テーブルへのクエリは一部の混合ノードにも割り当て、ノードの総数をこの値に近づけようとします。
+コンピュートノードの数がこの値より多い場合、外部テーブルへのクエリはコンピュートノードだけに割り当てられます。
-#### `infodb_support_ext_catalog`
+#### `infodb_support_ext_catalog` {#infodb_support_ext_catalog}
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
-動的変更可能: true
+IsMutable:true
-Master FE 専用: false
+MasterOnly:false
-false の場合、information_schema データベース内のテーブルを SELECT した結果には、
-外部 Catalog のテーブル情報が含まれません。
-外部 Catalog に接続できない場合にクエリが長時間かかることを避けるためです。
+false の場合、information_schema データベースのテーブルを SELECT した結果には、外部 catalog 内のテーブルの情報が含まれません。
+外部 catalog に到達できない場合にクエリが長引くことを避けるためです。
-#### `enable_query_hit_stats`
+#### `enable_query_hit_stats` {#enable_query_hit_stats}
-デフォルト値: false
+デフォルト:false
-動的変更可能: true
+IsMutable:true
-Master FE 専用: false
+MasterOnly:false
-クエリヒット統計を有効にするかどうかを制御します。デフォルトは false です。
+クエリのヒット統計を有効にするかどうかを制御します。デフォルトは false です。
-#### `div_precision_increment`
+#### `div_precision_increment` {#div_precision_increment}
-デフォルト値: 4
+デフォルト:4
-この変数は、`/` 演算子による除算結果の小数桁数を
-何桁増やすかを示します。
+`/` 演算子による除算結果の小数桁数を、何桁増やすかを示す変数です。
-#### `enable_convert_light_weight_schema_change`
+#### `enable_convert_light_weight_schema_change` {#enable_convert_light_weight_schema_change}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
-一時的な設定項目です。有効にすると、バックグラウンドスレッドがすべての OLAP テーブルを Light Schema Change に自動変換します。変換結果は `show convert_light_schema_change [from db]` コマンドで確認でき、Light Schema Change ではなかったすべてのテーブルの結果が表示されます。
+一時的な設定項目です。有効にすると、バックグラウンドスレッドが起動し、すべての OLAP テーブルを light schema change に自動的に変更します。変更結果は `show convert_light_schema_change [from db]` コマンドで確認でき、light schema change に対応していなかったすべてのテーブルの変換結果が表示されます。
-#### `disable_local_deploy_manager_drop_node`
+#### `disable_local_deploy_manager_drop_node` {#disable_local_deploy_manager_drop_node}
-デフォルト値:true
+デフォルト:true
+
+cluster.info ファイルのエラーによってノードが削除されないよう、LocalDeployManager によるノードの削除を禁止します。
+
+#### `mysqldb_replace_name` {#mysqldb_replace_name}
+
+デフォルト:mysql
+
+MySQL エコシステムとの互換性を保つため、Doris には mysql という名前の組み込みデータベースがあります。このデータベースがユーザー独自のデータベースと競合する場合は、この項目を変更して Doris の組み込み MySQL データベースの名前を別の名前にしてください。
+
+#### `max_auto_partition_num` {#max_auto_partition_num}
+
+デフォルト値:2000
+
+ユーザーが自動パーティションテーブルで誤って大量のパーティションを作成することを防ぐため、OLAP テーブルごとに許可するパーティション数を `max_auto_partition_num` で制限します。デフォルトは 2000 です。
+
+#### `profile_manager_gc_interval_seconds` {#profile_manager_gc_interval_seconds}
+
+デフォルト値:1
+
+ProfileManager がプロファイルのガベージコレクションを実行する間隔を制御します。ガベージコレクションでは、余分なプロファイルや期限切れのプロファイルをメモリとディスクから削除し、メモリを節約します。
+
+### コンピュートとストレージの分離モード {#compute-and-storage-disaggregated-mode}
-cluster.info ファイルの誤りによってノードが削除されないよう、LocalDeployManager によるノードの削除を禁止します。
+#### `cloud_edit_log_roll_interval_second` {#cloud_edit_log_roll_interval_second}
-#### `mysqldb_replace_name`
+デフォルト:3600(秒)
-デフォルト値: mysql
+動的設定が可能か:true
-MySQL エコシステムとの互換性のため、Doris には mysql という組み込みデータベースがあります。ユーザーのデータベースと名前が競合する場合は、この項目を変更して Doris の組み込み MySQL データベースに別の名前を指定してください。
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-#### `max_auto_partition_num`
+バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。コンピュートとストレージの分離モードにおける、時間に基づく Edit Log のロール間隔です。メタデータの書き込み頻度が低い場合でも、定期的なチェックポイントを進めるために使用します。間隔はログエントリの追加時に確認されるため、新しいエントリがないときに独立したタイマーがロールを強制することはありません。0 以下の値では時間に基づくロールが無効になります。ログエントリ数に基づくロールは引き続き有効です。
-デフォルト値: 2000
+#### `cloud_version_syncer_interval_second` {#cloud_version_syncer_interval_second}
-自動パーティションテーブルで意図せず大量のパーティションが作成されるのを防ぐため、OLAP テーブルあたりのパーティション数を `max_auto_partition_num` で制限します。デフォルトは 2000 です。
+デフォルト:60(秒、4.1.5 より前は 20)
-#### `profile_manager_gc_interval_seconds`
+動的設定が可能か:false
-デフォルト値: 1
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-ProfileManager が Profile のガベージコレクションを実行する間隔を制御します。処理時には、過剰または期限切れの Profile をメモリとディスクから削除してメモリを節約します。
+コンピュートとストレージの分離モードで、すべての FE がバックグラウンドでテーブルとパーティションのバージョンを同期する間隔です。バックグラウンド同期には `cloud_enable_version_syncer=true` と、グローバルまたはデフォルトのテーブルかパーティションのバージョンキャッシュの TTL の少なくとも 1 つが `Long.MAX_VALUE` に設定されていることが必要です。有限の TTL を持つキャッシュは、読み取り時に必要に応じて更新されます。バージョン 4.1.5 では Meta Service へのリクエストを減らすため、デフォルトの間隔が 20 秒から 60 秒に引き上げられました。変更には FE の再起動が必要です。
-### コンピューティングとストレージの分離モード {#compute-and-storage-disaggregated-mode}
+#### `cloud_get_version_task_batch_size` {#cloud_get_version_task_batch_size}
-#### `cluster_id`
+デフォルト:200(4.1.5 より前は 2000)
-デフォルト値:-1
+動的設定が可能か:true
-FE または BE ノードは、クラスター ID が同じ場合、同じ Doris クラスターに属すると見なされます。コンピューティングとストレージの分離モードでは、ランダムな整数を一つ指定してください。
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-#### `deploy_mode`
+コンピュートとストレージの分離モードでバージョンを同期する際、1 つの Get Version バッチに含めるテーブルまたはパーティションの最大数です。バージョン 4.1.5 ではリクエストサイズを減らすため、デフォルト値が 2000 から 200 に引き下げられました。
-デフォルト値: ""
+#### `cloud_version_syncer_get_version_retry_times` {#cloud_version_syncer_get_version_retry_times}
-説明: FE の動作モードです。`cloud` はコンピューティングとストレージの分離モードを示します。
+デフォルト:3
-#### `meta_service_endpoint`
+動的設定が可能か:true
-デフォルト値: ""
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-Meta Service のエンドポイントは 'host1:port,host2:port' 形式で指定します。この設定はコンピューティングとストレージの分離モードで必須です。
+バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。コンピュートとストレージの分離モードでバックグラウンド同期を行う際、テーブルまたはパーティションのバージョンを取得する最大試行回数です。初回のリクエストを含みます。デフォルトでは、初回の後に 3 回再試行するのではなく、合計で最大 3 回試行できます。この設定は、フォアグラウンドのクエリに対する Meta Service RPC の再試行設定とは独立しています。
-#### `enable_group_commit_streamload_be_forward`
+#### `cloud_warm_up_job_scheduler_interval_millisecond` {#cloud_warm_up_job_scheduler_interval_millisecond}
-デフォルト値: false
+デフォルト:1000(ミリ秒)
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-コンピューティングとストレージの分離モードで、Group Commit を使用する Stream Load 要求の BE 転送を有効にするかどうかです。分離モードで、要求が Group Commit を使用する場合にのみ有効です。
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-有効にすると、FE は Stream Load 要求を `_stream_load_forward` エンドポイントへリダイレクトし、受信した BE がそのテーブルの対象 BE に要求を転送します。これにより、ロードバランサーによって同一テーブルの Group Commit バッチが分散するのを防ぎます。
+キャッシュのウォームアップジョブをスケジュールする間隔です。バージョン 4.1.5 以降、動的に更新する値は `0` より大きい必要があります。それ以外の場合は `cloud_warm_up_job_scheduler_interval_millisecond must be greater than 0` が返されます。
-同名の設定を FE と BE の両方で有効にする必要があります。**Doris 4.0 系列の 4.0.8 および 4.1 系列の 4.1.4 以降、BE 側の `_stream_load_forward` エンドポイントは BE の設定で制御されます。無効な場合は `403 Forbidden` が返され、有効な場合は認証とグローバルな `LOAD` 権限が必要です。** 詳細は [Group Commit](../../data-operate/import/load-best-practices/group-commit-manual) と [BE 設定](./be-config) を参照してください。
+#### `max_active_cloud_warm_up_job` {#max_active_cloud_warm_up_job}
-#### `default_get_version_from_ms_timeout_second`
+デフォルト:10
-デフォルト値: 30 (s)
+動的設定が可能か:true
-動的変更可能: false
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
+
+同時にスケジュールするキャッシュのウォームアップジョブ数です。バージョン 4.1.5 以降、動的な更新によってウォームアップ用 executor のサイズも変更されます。0 以下の値にすると、新しいウォームアップ処理のスケジューリングは一時停止します。
+
+#### `cluster_id` {#cluster_id-1}
+
+デフォルト:-1
+
+同じクラスター ID を持つノード(FE または BE)は、同じ Doris クラスターに属すると見なされます。コンピュートとストレージの分離モードでは、ランダムな整数を 1 つ指定する必要があります。
+
+#### `deploy_mode` {#deploy_mode}
+
+デフォルト:""
+
+説明:FE の実行モードです。`cloud` はストレージとコンピュートの分離モードを示します。
+
+#### `meta_service_endpoint` {#meta_service_endpoint}
+
+デフォルト:""
+
+Meta Service のエンドポイントは 'host1:port,host2:port' 形式で指定します。この設定はストレージとコンピュートの分離モードで必要です。
+
+#### `enable_group_commit_streamload_be_forward` {#enable_group_commit_streamload_be_forward}
+
+デフォルト:false
+
+IsMutable:true
+
+コンピュートとストレージの分離モードで、Group Commit に対する Stream Load の BE 転送を有効にするかどうかを指定します。分離モードで、リクエストが Group Commit を使用している場合にのみ有効です。
+
+有効にすると、FE は Stream Load リクエストを `_stream_load_forward` エンドポイントへリダイレクトし、受信した BE が対象テーブルの転送先 BE にリクエストを転送します。これにより、ロードバランサーが同じテーブルの Group Commit バッチ処理を分散させることを防ぎます。
+
+同名の設定を FE と BE の両方で有効にする必要があります。**Doris 4.0 系のバージョン 4.0.8 および 4.1 系のバージョン 4.1.4 以降、BE 側の `_stream_load_forward` エンドポイントは BE の設定によって制御されます。無効な場合は `403 Forbidden` を返し、有効な場合もリクエストには認証とグローバルな `LOAD` 権限が必要です。** [Group Commit](../../data-operate/import/load-best-practices/group-commit-manual) と [BE 設定](./be-config) を参照してください。
+
+#### `default_get_version_from_ms_timeout_second` {#default_get_version_from_ms_timeout_second}
+
+デフォルト:30 (s)
+
+動的設定が可能か:false
FE が Meta Service からバージョンを取得する際のタイムアウトです。
:::caution 動作の変更(4.1.4)
-バージョン 4.1.4 でデフォルト値が `3` 秒から `30` 秒に変更されました。以前は Meta Service に一時的な遅延や高負荷があると、3 秒のタイムアウトによってクエリが失敗しやすい状態でした。値を大きくしたことで、このような断続的な失敗を大幅に減らせます。
+バージョン 4.1.4 で、デフォルト値が `3` 秒から `30` 秒に変更されました。以前は Meta Service に一時的な揺らぎや高負荷があると、3 秒のタイムアウトによってクエリが失敗しやすくなっていました。値を増やしたことで、このような散発的な失敗を大幅に減らせます。
:::
-#### `enable_cloud_replica_stale_route_clean`
+#### `enable_cloud_replica_stale_route_clean` {#enable_cloud_replica_stale_route_clean}
+
+デフォルト:true
+
+動的設定が可能か:true
+
+バージョン 4.1.4 で追加されました。メタデータの image の読み込み時と Tablet のバランス調整時に、存在しない Backend を参照する CloudReplica のプライマリおよびセカンダリのルート記録を削除するかどうかを指定します。
+
+このような古い記録はクエリ時にはすでに無視され(レプリカは再び Backend にハッシュされます)、FE のメモリとメタデータ image の容量を無駄にするだけです。削除しない従来の動作を維持するには、`false` に設定します。
+
+#### `enable_cloud_colocate_consistent_hash` {#enable_cloud_colocate_consistent_hash}
-デフォルト値: true
+デフォルト:true
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:false
-バージョン 4.1.4 で追加されました。メタデータイメージの読み込み時と Tablet バランシングの各回に、存在しなくなった Backend を指す CloudReplica のプライマリおよびセカンダリのルート記録を削除するかどうかです。
+Master FE ノード固有の設定項目か:true
-このような古い記録はクエリ時にはすでに無視され(レプリカは再度 Backend にハッシュされます)、FE のメモリとメタデータイメージの容量を消費するだけです。削除しない従来の動作を維持するには `false` に設定します。
+バージョン 4.1.4 で追加されました。コンピュートとストレージの分離モードで、colocate テーブルのバケット配置に rendezvous consistent hashing を使用するかどうかを指定します。`false` に設定すると、従来の剰余に基づく配置に戻ります。この設定は `fe.conf` でのみ指定でき、再起動後に有効になります。
-#### `enable_cloud_colocate_consistent_hash`
+#### `meta_service_rpc_rate_limit_enabled` {#meta_service_rpc_rate_limit_enabled}
-デフォルト値: true
+デフォルト:true(4.1.5 より前は false)
-動的変更可能: false
+動的設定が可能か:true
-Master FE 専用: true
+バージョン 4.1.4 で追加されました。FE から Meta Service への RPC に対して、QPS のレート制限を評価するかどうかを指定します。バージョン 4.1.5 以降は、`meta_service_rpc_rate_limit_dry_run` とともにデフォルトで有効です。そのため、デフォルトの動作ではリクエストの待機や拒否は行わず、推定待機時間と推定拒否件数だけを記録します。レート制限を適用するには、この設定を `true` のままにし、dry-run を `false` に設定します。
-バージョン 4.1.4 で追加されました。コンピューティングとストレージの分離モードで、Colocate テーブルのバケット配置に Rendezvous 一貫性ハッシュを使用するかどうかです。`false` に設定すると、従来の剰余演算による配置に戻ります。`fe.conf` でのみ設定でき、再起動後に有効になります。
+#### `meta_service_rpc_rate_limit_dry_run` {#meta_service_rpc_rate_limit_dry_run}
-#### `meta_service_rpc_rate_limit_enabled`
+デフォルト:true
-デフォルト値: true
+動的設定が可能か:true
-動的変更可能: true
+Master FE ノード固有の設定項目か:false
-バージョン 4.1.4 で追加されました。FE から Meta Service へ送信する RPC 要求の QPS 制限を有効にするかどうかです。
+バージョン 4.1.5 以降でサポートされます。`meta_service_rpc_rate_limit_enabled=true` の場合にのみ有効です。`true` の場合は、リクエストを待機・拒否せずにレート制限を評価してメトリクスを記録します。`false` の場合は、設定された QPS、バーストウィンドウ、待機タイムアウトを適用します。dry-run モードの待機メトリクスは、推定待機時間を表します。
-#### `meta_service_rpc_rate_limit_default_qps_per_core`
+#### `meta_service_rpc_rate_limit_default_qps_per_core` {#meta_service_rpc_rate_limit_default_qps_per_core}
-デフォルト値: 50
+デフォルト:50
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-バージョン 4.1.4 で追加されました。`meta_service_rpc_rate_limit_qps_per_core_config` で個別に設定されていない Meta Service RPC メソッドについて、CPU コアあたりに許可するデフォルト QPS です。`0` 以下の値は制限なしを意味します。
+バージョン 4.1.4 で追加されました。`meta_service_rpc_rate_limit_qps_per_core_config` で個別に設定されていない Meta Service RPC メソッドに許可する、CPU コアあたりのデフォルト QPS です。`0` 以下の値は、レート制限なしを意味します。
-#### `meta_service_rpc_rate_limit_qps_per_core_config`
+#### `meta_service_rpc_rate_limit_qps_per_core_config` {#meta_service_rpc_rate_limit_qps_per_core_config}
-デフォルト値: `getPartitionVersion:500;getTableVersion:500;getTabletStats:50;beginTxn:50`
+デフォルト:`getPartitionVersion:500;getTableVersion:500;getTabletStats:50;beginTxn:50`
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-バージョン 4.1.4 で追加されました。Meta Service RPC メソッドごとの CPU コアあたりの QPS 上限を、`method1:qps1;method2:qps2` 形式で設定します。`0` 以下の値では、そのメソッドのレートは制限されません。
+バージョン 4.1.4 で追加されました。Meta Service RPC メソッドごとに設定する、CPU コアあたりの QPS 制限です。形式は `method1:qps1;method2:qps2` です。値が `0` 以下のメソッドにはレート制限が適用されません。
-#### `meta_service_rpc_rate_limit_burst_seconds`
+#### `meta_service_rpc_rate_limit_burst_seconds` {#meta_service_rpc_rate_limit_burst_seconds}
-デフォルト値: 2 (s)
+デフォルト:2 (s)
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-バージョン 4.1.4 で追加されました。Meta Service RPC のレート制限で許可するバーストウィンドウの長さ(秒)です。長期平均 QPS は変わりませんが、このウィンドウ内のバーストが許可されます。
+バージョン 4.1.4 で追加されました。Meta Service RPC のレート制限におけるバーストウィンドウの長さを秒単位で指定します。長期的な平均 QPS は変わりませんが、このウィンドウ内ではバーストが許可されます。
-#### `meta_service_rpc_rate_limit_wait_timeout_ms`
+#### `meta_service_rpc_rate_limit_wait_timeout_ms` {#meta_service_rpc_rate_limit_wait_timeout_ms}
-デフォルト値: 1000 (ms)
+デフォルト:1000 (ms)
-動的変更可能: true
+動的設定が可能か:true
-バージョン 4.1.4 で追加されました。RPC がレート制限を受けたときの最大待機時間(ミリ秒)です。`0` は待機せず要求をすぐに失敗させることを意味します。
+バージョン 4.1.4 で追加されました。RPC がレート制限を受けたときの最大待機時間をミリ秒単位で指定します。`0` は待機せず、リクエストがすぐに失敗することを意味します。
diff --git a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/data-admin/backup-restore/backup.md b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/data-admin/backup-restore/backup.md
index 4e6872bb3ba..e7467267914 100644
--- a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/data-admin/backup-restore/backup.md
+++ b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/data-admin/backup-restore/backup.md
@@ -2,25 +2,25 @@
{
"title": "バックアップ",
"language": "ja",
- "description": "Doris のバックアップ機能を使用して、データベース、テーブル、パーティションをスナップショットとして S3、Azure、GCP、OSS、MinIO、HDFS などのリモートストレージにバックアップする手順を説明します。",
+ "description": "Doris のバックアップ機能を使用して、データベース、テーブル、またはパーティションをスナップショットとして S3、Azure、GCP、OSS、MinIO、HDFS などのリモートストレージにバックアップします。このガイドでは、手順全体を説明します。",
"keywords": [
- "Doris バックアップ",
+ "Doris backup",
"BACKUP SNAPSHOT",
"CREATE REPOSITORY",
- "データバックアップ",
- "フルバックアップ",
- "スナップショット",
- "リポジトリ",
- "S3 バックアップ",
- "Azure バックアップ",
- "HDFS バックアップ",
- "OSS バックアップ",
- "MinIO バックアップ",
- "GCP バックアップ",
- "パーティションのバックアップ",
- "データベースのバックアップ",
- "バックアップの確認",
- "バックアップのキャンセル"
+ "data backup",
+ "full backup",
+ "snapshot",
+ "Repository",
+ "S3 backup",
+ "Azure backup",
+ "HDFS backup",
+ "OSS backup",
+ "MinIO backup",
+ "GCP backup",
+ "partition backup",
+ "database backup",
+ "show backup",
+ "cancel backup"
]
}
---
@@ -28,64 +28,64 @@
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenarios: Data backup / Disaster recovery setup / Cross-cluster migration -->
-Doris では、データベース、テーブル、パーティションをスナップショットとしてリモートストレージにバックアップし、必要に応じて[復元](./restore)できます。このドキュメントは、定期的なバックアップ、ディザスタリカバリの訓練、クラスター間のデータ移行を行う DBA と運用担当者を対象としています。バックアップの主要な概念、前提条件、操作手順を説明します。
+Doris には、データベース、テーブル、またはパーティションをスナップショットとしてリモートストレージシステムにバックアップし、必要に応じて[復元](./restore)する機能があります。このドキュメントは、定期的なバックアップ、災害復旧訓練、またはクラスタ間のデータ移行を行う DBA と運用エンジニアを対象としています。バックアップの主要な概念、前提条件、操作手順全体を説明します。
-## 適用シナリオ
+## 適用シナリオ {#applicable-scenarios}
| シナリオ | 説明 |
| --- | --- |
-| 定期的なデータバックアップ | データベース、テーブル、パーティションのフルバックアップを定期的に実行し、誤削除やハードウェア障害によるデータ損失を防ぎます。 |
-| ディザスタリカバリ | クラスター全体に障害が発生した場合の復旧に備え、バックアップをオフサイトのリモートストレージ(S3、HDFS など)に保存します。 |
-| クラスター間のデータ移行 | 移行元クラスターでバックアップし、移行先クラスターで復元して、クラスター間でデータを移行します。 |
-| テスト環境用データの準備 | 本番環境の一部のテーブルまたはパーティションをバックアップし、テスト用クラスターに復元します。 |
-| 増分バックアップに近い運用 | 新規または変更されたパーティションだけをバックアップし、増分バックアップに近い運用を行います(Doris は現時点でネイティブの増分バックアップをサポートしていません)。 |
+| 定期的なデータバックアップ | 誤削除やハードウェア障害によるデータ損失を防ぐため、データベース、テーブル、またはパーティションのフルバックアップを定期的に実行します。 |
+| 災害復旧 | クラスタ全体に障害が発生した場合に復旧できるよう、バックアップを遠隔地のリモートストレージ(S3、HDFS など)に保存します。 |
+| クラスタ間のデータ移行 | 移行元クラスタでバックアップし、移行先クラスタで復元して、クラスタ間でデータを移行します。 |
+| テスト環境用のデータ準備 | 本番環境の一部のテーブルまたはパーティションをバックアップし、テスト用クラスタに復元します。 |
+| 増分バックアップに近い運用 | 新規または変更されたパーティションのみをバックアップして、増分バックアップに近い運用を実現します(Doris は現時点でネイティブの増分バックアップをサポートしていません)。 |
-## 前提条件
+## 前提条件 {#prerequisites}
-バックアップを実行する前に、次の条件を満たしていることを確認してください。
+バックアップ操作を行う前に、以下の条件を満たしていることを確認してください。
-- **権限**: 操作に使用するアカウントに **ADMIN** 権限があること(バックアップと復元の両方で必要です)。
-- **デプロイモード**: 現在のクラスターがストレージとコンピュートを一体化したモードであること(**分離したモードでは**バックアップと復元を**サポートしていません**)。
-- **リモートストレージ**: 利用可能なリモートストレージ(S3、Azure、GCP、OSS、COS、MinIO、HDFS、その他の S3 互換オブジェクトストレージ)が用意されており、対応するアクセス認証情報を取得済みであること。
+- **権限**: 操作に使用するアカウントに **ADMIN** 権限があること(バックアップと復元の両方に必要です)。
+- **デプロイモード**: 現在のクラスタがコンピュート・ストレージ結合モードであること(**コンピュート・ストレージ分離モードでは**バックアップと復元は**サポートされません**)。
+- **リモートストレージ**: 利用可能なリモートストレージシステム(S3、Azure、GCP、OSS、COS、MinIO、HDFS、またはその他の S3 互換オブジェクトストレージ)が用意され、対応するアクセス認証情報を取得済みであること。
- **ネットワーク接続**: FE ノードと BE ノードの両方からリモートストレージのエンドポイントにアクセスできること。
-- **オブジェクトの制限**: バックアップ対象に次のサポート対象外のオブジェクトが含まれていないこと。
+- **オブジェクトの制限**: バックアップ対象に、以下のサポート対象外のオブジェクトが含まれていないこと。
- 非同期マテリアライズドビュー(MTMV)
- [ストレージポリシー](../../../table-design/tiered-storage/remote-storage)を使用するテーブル
-## 主要な概念
+## 主要な概念 {#key-concepts}
| 概念 | 定義 |
| --- | --- |
-| スナップショット | データベース、テーブル、パーティションのある時点のデータを取得したものです。作成時にはスナップショットの Label を指定する必要があり、完了時にタイムスタンプが生成されます。リポジトリ、スナップショットの Label、タイムスタンプの組み合わせで一意に識別されます。 |
-| リポジトリ | バックアップファイルを保存するリモートの場所です。S3、Azure、GCP、OSS、COS、MinIO、HDFS、その他の S3 互換オブジェクトストレージをサポートします。 |
-| バックアップ操作 | データベース、テーブル、パーティションのスナップショットを作成し、そのファイルをリモートリポジトリにアップロードして、バックアップに関するメタデータを保存します。 |
-| 復元操作 | リモートリポジトリからスナップショットをダウンロードし、Doris クラスターに復元します。 |
+| スナップショット | データベース、テーブル、またはパーティションの、ある時点のデータを取得したものです。スナップショットを作成するときは Label を指定する必要があり、完了時にタイムスタンプが生成されます。スナップショットは Repository、スナップショットの Label、タイムスタンプの組み合わせで一意に識別されます。 |
+| Repository | バックアップファイルを保存するリモートの場所です。S3、Azure、GCP、OSS、COS、MinIO、HDFS、およびその他の S3 互換オブジェクトストレージをサポートします。 |
+| バックアップ操作 | データベース、テーブル、またはパーティションのスナップショットを作成し、そのファイルをリモートの Repository にアップロードして、バックアップに関するメタデータを保存します。 |
+| 復元操作 | リモートの Repository からスナップショットをダウンロードし、Doris クラスタに復元します。 |
-## 使用上の制限
+## 利用上の制限 {#usage-limitations}
| 制限 | 説明 |
| --- | --- |
-| ストレージとコンピュートを分離したモードはサポート対象外 | ストレージとコンピュートを分離したデプロイモードでは、バックアップと復元の機能を使用できません。 |
-| 非同期マテリアライズドビュー(MTMV)はサポート対象外 | バックアップと復元の対象に非同期マテリアライズドビューは含まれません。 |
-| ストレージポリシーを設定したテーブルはサポート対象外 | [ストレージポリシー](../../../table-design/tiered-storage/remote-storage)を使用するテーブルでは、バックアップと復元を実行できません。 |
-| フルバックアップのみサポート | Doris が現時点でサポートするのはフルバックアップのみです。前回のバックアップ以降の変更データだけを保存する増分バックアップは、まだサポートしていません。特定のパーティションをバックアップすることで、増分バックアップに近い運用ができます。 |
-| `colocate_with` プロパティは保持されない | バックアップまたは復元の際、Doris はテーブルの `colocate_with` プロパティを保持しません。復元後に Colocate テーブルを再設定する必要がある場合があります。 |
-| 動的パーティションを再度有効にする必要がある | テーブルの復元後、`ALTER TABLE` コマンドを使用して動的パーティションのプロパティを手動で有効にする必要があります。 |
-| 同時実行数の制限 | 同じデータベース内で同時に実行できるバックアップまたは復元タスクは一つだけです。 |
+| コンピュート・ストレージ分離モードはサポート対象外 | ストレージとコンピュートが分離されたデプロイモードでは、バックアップと復元の機能を利用できません。 |
+| 非同期マテリアライズドビュー(MTMV)はサポート対象外 | バックアップと復元の操作には、非同期マテリアライズドビューは含まれません。 |
+| ストレージポリシーを設定したテーブルはサポート対象外 | [ストレージポリシー](../../../table-design/tiered-storage/remote-storage)を使用するテーブルでは、バックアップと復元の操作はサポートされません。 |
+| フルバックアップのみをサポート | Doris が現在サポートしているのはフルバックアップのみです。前回のバックアップ以降に変更されたデータだけを保存する増分バックアップは、まだサポートされていません。特定のパーティションをバックアップすることで、増分バックアップに近い運用ができます。 |
+| `colocate_with` プロパティは保持されない | バックアップまたは復元の操作中、Doris はテーブルの `colocate_with` プロパティを保持しません。復元後に colocate テーブルの再設定が必要になる場合があります。 |
+| 動的パーティショニングの再有効化が必要 | テーブルの復元後、`ALTER TABLE` コマンドを使用して動的パーティショニングのプロパティを手動で有効にする必要があります。 |
+| 同時実行数の制限 | 同一データベース内で同時に実行できるバックアップまたは復元タスクは、1 つだけです。 |
-## バックアップ手順の概要
+## バックアップ手順の概要 {#backup-workflow-overview}
-バックアップの一連の手順は、次の 5 ステップです。
+バックアップの手順全体は、以下の 5 ステップで構成されます。
-1. **リポジトリを作成する**: Doris にリモートストレージの場所を登録します。
+1. **Repository を作成する**: Doris にリモートストレージの場所を登録します。
2. **バックアップを実行する**: `BACKUP SNAPSHOT` でバックアップタスクを開始します。
3. **バックアップの進行状況を確認する**: `SHOW BACKUP` でタスクの実行状態を確認します。
-4. **リポジトリ内の既存のスナップショットを確認する**: `SHOW SNAPSHOT` で利用可能なバックアップを一覧表示します。
-5. **(必要な場合)バックアップをキャンセルする**: 異常が発生した場合は `CANCEL BACKUP` でタスクを終了します。
+4. **Repository 内の既存のスナップショットを確認する**: `SHOW SNAPSHOT` で利用可能なバックアップを一覧表示します。
+5. **(必要に応じて)バックアップをキャンセルする**: 異常が発生した場合は `CANCEL BACKUP` でタスクを終了します。
-以下では、この順に各ステップを説明します。
+以降のセクションでは、この順序で各ステップを説明します。
-## ステップ 1: リポジトリを作成する
+## ステップ 1: Repository を作成する {#step-1-create-a-repository}
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenarios: Remote storage integration / Backup preparation -->
@@ -94,26 +94,26 @@ Doris では、データベース、テーブル、パーティションをス
suites/backup_restore/test_create_and_drop_repository.groovy
-->
-使用するリモートストレージの種類に応じて、リポジトリの作成文を選択してください。詳しい使い方は、[CREATE REPOSITORY](../../../sql-manual/sql-statements/data-modification/backup-and-restore/CREATE-REPOSITORY) を参照してください。
+使用するリモートストレージの種類に応じて、Repository の作成文を選択してください。詳しい使い方は [CREATE REPOSITORY](../../../sql-manual/sql-statements/data-modification/backup-and-restore/CREATE-REPOSITORY) を参照してください。
:::tip
-異なるクラスターから同じパスのリポジトリを使用してバックアップする場合は、パスの競合やデータ破損を避けるため、それぞれ異なる Label を使用してください。
+異なるクラスタで同じパスの Repository をバックアップに使用する場合は、パスの競合やデータ破損を避けるため、それぞれ異なる Label を使用してください。
:::
-リモートストレージの種類ごとの作成方法は次のとおりです。
+リモートストレージの種類ごとの Repository の作成方法は以下のとおりです。
| 方法 | リモートストレージ | 備考 |
| --- | --- | --- |
| 方法 1 | S3 | AWS S3 または S3 互換オブジェクトストレージ |
| 方法 2 | Azure Blob Storage | Doris 3.1.3 以降でサポート |
-| 方法 3 | GCP(Google Cloud Storage) | ダミーの `s3.region` の指定が必要 |
+| 方法 3 | GCP(Google Cloud Storage) | ダミーの `s3.region` を指定する必要があります |
| 方法 4 | OSS(Alibaba Cloud Object Storage) | なし |
-| 方法 5 | MinIO | Virtual Host 形式が有効でない場合は `use_path_style=true` が必要 |
+| 方法 5 | MinIO | Virtual Host 形式が有効でない場合は `use_path_style=true` が必要です |
| 方法 6 | HDFS | なし |
-### 方法 1: S3 にリポジトリを作成する
+### 方法 1: S3 に Repository を作成する {#method-1-create-a-repository-on-s3}
-AWS S3 にリポジトリを作成します。
+AWS S3 に Repository を作成します。
```sql
CREATE REPOSITORY `s3_repo`
@@ -128,16 +128,16 @@ PROPERTIES
);
```
-補足:
+注意事項:
- `bucket_name` を S3 バケットの名前に置き換えてください。
-- S3 の設定に合わせて、`endpoint`、`access key`、`secret key`、`region` を指定してください。
+- S3 の設定に合わせて、適切な `endpoint`、`access key`、`secret key`、`region` を指定してください。
-### 方法 2: Azure にリポジトリを作成する
+### 方法 2: Azure に Repository を作成する {#method-2-create-a-repository-on-azure}
-**Doris 3.1.3 以降でサポートされています。**
+**Doris 3.1.3 以降でサポートされます。**
-Azure Blob Storage にリポジトリを作成します。
+Azure Blob Storage に Repository を作成します。
```sql
CREATE REPOSITORY `azure_repo`
@@ -152,15 +152,15 @@ PROPERTIES
);
```
-補足:
+注意事項:
- `<container_name>` を Azure コンテナーの名前に置き換えてください。
-- 認証に使用する Azure ストレージアカウントとキーを指定してください。
+- 認証用の Azure ストレージアカウントとキーを指定してください。
- `provider` には `AZURE` を指定する必要があります。
-### 方法 3: GCP にリポジトリを作成する
+### 方法 3: GCP に Repository を作成する {#method-3-create-a-repository-on-gcp}
-Google Cloud Platform(GCP)のストレージにリポジトリを作成します。
+Google Cloud Platform(GCP)のストレージに Repository を作成します。
```sql
CREATE REPOSITORY `gcp_repo`
@@ -175,15 +175,15 @@ PROPERTIES
);
```
-補足:
+注意事項:
-- `bucket_name` を GCP のバケット名に置き換えてください。
+- `bucket_name` を GCP バケットの名前に置き換えてください。
- GCP の `endpoint`、`access key`、`secret key` を指定してください。
-- `s3.region` はダミーのリージョンです。任意の値を指定できますが、省略はできません。
+- `s3.region` はダミーのリージョンです。任意の値を使用できますが、指定は必須です。
-### 方法 4: OSS(Alibaba Cloud Object Storage Service)にリポジトリを作成する
+### 方法 4: OSS(Alibaba Cloud Object Storage Service)に Repository を作成する {#method-4-create-a-repository-on-oss-alibaba-cloud-object-storage-service}
-OSS にリポジトリを作成します。
+OSS に Repository を作成します。
```sql
CREATE REPOSITORY `oss_repo`
@@ -198,14 +198,14 @@ PROPERTIES
);
```
-補足:
+注意事項:
-- `bucket_name` を OSS のバケット名に置き換えてください。
+- `bucket_name` を OSS バケットの名前に置き換えてください。
- OSS の `endpoint`、`region`、`access key`、`secret key` を指定してください。
-### 方法 5: MinIO にリポジトリを作成する
+### 方法 5: MinIO に Repository を作成する {#method-5-create-a-repository-on-minio}
-MinIO ストレージにリポジトリを作成します。
+MinIO ストレージに Repository を作成します。
```sql
CREATE REPOSITORY `minio_repo`
@@ -221,21 +221,21 @@ PROPERTIES
);
```
-補足:
+注意事項:
-- `bucket_name` を MinIO のバケット名に置き換えてください。
+- `bucket_name` を MinIO バケットの名前に置き換えてください。
- MinIO の `endpoint`、`access key`、`secret key` を指定してください。
-- `s3.region` はダミーのリージョンです。任意の値を指定できますが、省略はできません。
-- Virtual Host 形式が有効でない場合は、`use_path_style` を `true` に設定する必要があります。
+- `s3.region` はダミーのリージョンです。任意の値を使用できますが、指定は必須です。
+- Virtual Host 形式が有効でない場合、`use_path_style` を `true` に設定する必要があります。
-### 方法 6: HDFS にリポジトリを作成する
+### 方法 6: HDFS に Repository を作成する {#method-6-create-a-repository-on-hdfs}
-HDFS にリポジトリを作成します。
+HDFS に Repository を作成します。
```sql
CREATE REPOSITORY `hdfs_repo`
WITH hdfs
-ON LOCATION "/prefix_path/hdfs_repo"
+ON LOCATION "hdfs://127.0.0.1:9000/prefix_path/hdfs_repo"
PROPERTIES
(
"fs.defaultFS" = "hdfs://127.0.0.1:9000",
@@ -243,53 +243,53 @@ PROPERTIES
)
```
-補足:
+注意事項:
- `prefix_path` を実際のパスに置き換えてください。
- HDFS の `endpoint` とユーザー名を指定してください。
-## ステップ 2: バックアップを実行する
+## ステップ 2: バックアップを実行する {#step-2-perform-the-backup}
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenarios: Database/table/partition backup -->
-`BACKUP SNAPSHOT` でバックアップタスクを開始します。詳しい使い方は、[BACKUP](../../../sql-manual/sql-statements/data-modification/backup-and-restore/BACKUP) を参照してください。
+`BACKUP SNAPSHOT` でバックアップタスクを開始します。詳しい使い方は [BACKUP](../../../sql-manual/sql-statements/data-modification/backup-and-restore/BACKUP) を参照してください。
:::tip
-後で識別・管理しやすいように、バックアップに含まれるデータベースやテーブルが分かる Label 名を使用することをお勧めします。
+後で識別・管理しやすいように、バックアップに含まれるデータベースやテーブルが分かる、意味のある Label 名を使用することをお勧めします。
:::
-バックアップ対象に応じて、次の形式を選択できます。
+バックアップ対象に応じて、以下の形式を選択できます。
| 方法 | バックアップ対象 | 適用シナリオ |
| --- | --- | --- |
-| 方法 1 | 現在のデータベース | 現在 `USE` で選択しているデータベース全体をバックアップする |
-| 方法 2 | 指定したデータベース | データベース名を明示して、データベース全体をバックアップする |
-| 方法 3 | 指定したテーブル | 一部のテーブルだけをバックアップする |
-| 方法 4 | 指定したパーティション | テーブルの特定のパーティションをバックアップする。テーブル全体のバックアップと組み合わせることもできる |
-| 方法 5 | 一部のテーブルを除外 | 指定したテーブルを除いて、データベース全体をバックアップする |
+| 方法 1 | 現在のデータベース | 現在 `USE` しているデータベース全体をバックアップする |
+| 方法 2 | 指定したデータベース | データベース名を明示して、そのデータベース全体をバックアップする |
+| 方法 3 | 指定したテーブル | 特定のテーブルのみをバックアップする |
+| 方法 4 | 指定したパーティション | テーブルの特定のパーティションをバックアップする。テーブル全体のバックアップと組み合わせることもできます |
+| 方法 5 | 特定のテーブルを除外 | 指定したテーブルを除き、データベース全体をバックアップする |
-### 方法 1: 現在のデータベースをバックアップする
+### 方法 1: 現在のデータベースをバックアップする {#method-1-back-up-the-current-database}
-次の SQL 文は、現在のデータベースを `example_repo` という名前のリポジトリに、スナップショットの Label `exampledb_20241225` でバックアップします。
+以下の SQL 文は、現在のデータベースを `example_repo` という Repository に、スナップショットの Label `exampledb_20241225` を使用してバックアップします。
```sql
BACKUP SNAPSHOT exampledb_20241225
TO example_repo;
```
-### 方法 2: 指定したデータベースをバックアップする
+### 方法 2: 指定したデータベースをバックアップする {#method-2-back-up-a-specified-database}
-次の SQL 文は、`destdb` という名前のデータベースを `example_repo` という名前のリポジトリに、スナップショットの Label `destdb_20241225` でバックアップします。
+以下の SQL 文は、`destdb` というデータベースを `example_repo` という Repository に、スナップショットの Label `destdb_20241225` を使用してバックアップします。
```sql
BACKUP SNAPSHOT destdb.`destdb_20241225`
TO example_repo;
```
-### 方法 3: 指定したテーブルをバックアップする
+### 方法 3: 指定したテーブルをバックアップする {#method-3-back-up-specified-tables}
-次の SQL 文は、二つのテーブルを `example_repo` という名前のリポジトリに、スナップショットの Label `exampledb_tbl_tbl1_20241225` でバックアップします。
+以下の SQL 文は、2 つのテーブルを `example_repo` という Repository に、スナップショットの Label `exampledb_tbl_tbl1_20241225` を使用してバックアップします。
```sql
BACKUP SNAPSHOT exampledb_tbl_tbl1_20241225
@@ -297,9 +297,9 @@ TO example_repo
ON (example_tbl, example_tbl1);
```
-### 方法 4: 指定したパーティションをバックアップする
+### 方法 4: 指定したパーティションをバックアップする {#method-4-back-up-specified-partitions}
-次の SQL 文は、`example_tbl2` という名前のテーブル全体と、パーティション `p1` および `p2`(`example_tbl` テーブルのパーティション)を `example_repo` という名前のリポジトリに、スナップショットの Label `example_tbl_p1_p2_tbl1_20241225` でバックアップします。
+以下の SQL 文は、`example_tbl2` というテーブルと、`example_tbl` というテーブルのパーティション `p1` および `p2` を `example_repo` という Repository に、スナップショットの Label `example_tbl_p1_p2_tbl1_20241225` を使用してバックアップします。
```sql
BACKUP SNAPSHOT example_tbl_p1_p2_tbl1_20241225
@@ -311,9 +311,9 @@ ON
);
```
-### 方法 5: 一部のテーブルを除外して現在のデータベースをバックアップする
+### 方法 5: 特定のテーブルを除外して現在のデータベースをバックアップする {#method-5-back-up-the-current-database-excluding-certain-tables}
-次の SQL 文は、現在のデータベースを `example_repo` という名前のリポジトリに、スナップショットの Label `exampledb_20241225` でバックアップします。この際、`example_tbl` と `example_tbl1` という名前の二つのテーブルは除外します。
+以下の SQL 文は、`example_tbl` および `example_tbl1` という 2 つのテーブルを除外し、現在のデータベースを `example_repo` という Repository に、スナップショットの Label `exampledb_20241225` を使用してバックアップします。
```sql
BACKUP SNAPSHOT exampledb_20241225
@@ -325,12 +325,12 @@ EXCLUDE
);
```
-## ステップ 3: 最近のバックアップジョブの実行状態を確認する
+## ステップ 3: 最近のバックアップジョブの実行状態を確認する {#step-3-view-the-execution-status-of-recent-backup-jobs}
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenarios: Backup progress tracking / Troubleshooting -->
-次の SQL を使用して、最近のバックアップジョブの実行状態を確認します。
+以下の SQL を使用して、最近のバックアップジョブの実行状態を確認します。
```sql
mysql> show BACKUP\G;
@@ -352,25 +352,25 @@ mysql> show BACKUP\G;
1 row in set (0.01 sec)
```
-主なフィールドの説明:
+主要なフィールドの説明:
| フィールド | 意味 |
| --- | --- |
-| `JobId` | バックアップタスクの ID です。 |
-| `SnapshotName` | `BACKUP SNAPSHOT` で指定した名前に対応する、スナップショットの Label です。 |
-| `DbName` | バックアップが属するデータベースです。 |
-| `State` | タスクの状態です。たとえば、`FINISHED` は完了を示します。 |
-| `BackupObjs` | 実際にバックアップされたオブジェクトの一覧です。 |
-| `CreateTime` / `SnapshotFinishedTime` / `UploadFinishedTime` / `FinishedTime` | タスクの作成、スナップショットの作成完了、アップロード完了、全体の完了を示すタイムスタンプです。 |
-| `Status` | タスクの結果です。`[OK]` は成功を示し、それ以外の場合はエラー情報が含まれます。 |
-| `Timeout` | タスクのタイムアウト時間(秒)です。 |
+| `JobId` | バックアップタスクの ID。 |
+| `SnapshotName` | `BACKUP SNAPSHOT` で指定した名前に対応する、スナップショットの Label。 |
+| `DbName` | バックアップ対象のデータベース。 |
+| `State` | タスクの状態。たとえば、`FINISHED` は完了を示します。 |
+| `BackupObjs` | 実際にバックアップされたオブジェクトの一覧。 |
+| `CreateTime` / `SnapshotFinishedTime` / `UploadFinishedTime` / `FinishedTime` | タスクの作成、スナップショットの完了、アップロードの完了、タスク全体の完了を示すタイムスタンプ。 |
+| `Status` | タスクの結果を示す状態。`[OK]` は成功を示し、それ以外の場合はエラー情報が含まれます。 |
+| `Timeout` | タスクのタイムアウト(秒)。 |
-## ステップ 4: リポジトリ内の既存のバックアップを確認する
+## ステップ 4: Repository 内の既存のバックアップを確認する {#step-4-view-existing-backups-in-the-repository}
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenarios: Backup inventory / Pre-restore verification -->
-次の SQL を使用して、`example_repo` という名前のリポジトリ内にあるバックアップを確認します。`Snapshot` 列はスナップショットの Label、`Timestamp` 列はタイムスタンプです。
+以下の SQL を使用して、`example_repo` という Repository 内の既存のバックアップを確認します。`Snapshot` 列はスナップショットの Label、`Timestamp` はタイムスタンプです。
```sql
mysql> SHOW SNAPSHOT ON example_repo;
@@ -382,64 +382,64 @@ mysql> SHOW SNAPSHOT ON example_repo;
1 row in set (0.15 sec)
```
-[復元](./restore)操作では、`Snapshot` と `Timestamp` を組み合わせて、バックアップのバージョンを一意に識別する必要があります。
+[復元](./restore)操作を行う際は、`Snapshot` と `Timestamp` を組み合わせて、バックアップのバージョンを一意に識別する必要があります。
-## ステップ 5: バックアップをキャンセルする(必要な場合)
+## ステップ 5: バックアップをキャンセルする(必要な場合) {#step-5-cancel-a-backup-if-needed}
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenarios: Abnormal termination / Rolling back accidental operations -->
-バックアップタスクで異常が発生した場合や中止する必要がある場合は、次の SQL を使用して、データベース内で実行中のバックアップタスクをキャンセルします。
+バックアップタスクで異常が発生した場合や中止が必要な場合は、以下の SQL を使用して、データベース内で実行中のバックアップタスクをキャンセルします。
```sql
CANCEL BACKUP FROM db_name;
```
-詳しい使い方は、[CANCEL BACKUP](../../../sql-manual/sql-statements/data-modification/backup-and-restore/CANCEL-BACKUP) を参照してください。
+詳しい使い方は [CANCEL BACKUP](../../../sql-manual/sql-statements/data-modification/backup-and-restore/CANCEL-BACKUP) を参照してください。
-## よくある質問
+## よくある質問 {#faq}
-### Q: リポジトリの作成に失敗した場合はどうすればよいですか?
+### Q: Repository の作成に失敗した場合はどうすればよいですか? {#q-what-should-i-do-if-creating-a-repository-fails}
-通常は、リモートストレージの認証情報が正しくない、エンドポイントに接続できない、またはバケットやコンテナーが存在しないことが原因です。`endpoint`、`access key`、`secret key`、バケット名が正しいか確認し、FE/BE ノードからリモートストレージにアクセスできることを確認してください。
+通常は、リモートストレージの認証情報が正しくない、Endpoint に接続できない、または Bucket やコンテナーが存在しないことが原因です。`endpoint`、`access key`、`secret key`、Bucket 名が正しいか確認し、FE/BE ノードからリモートストレージにアクセスできることを確認してください。
-### Q: MinIO へのバックアップに失敗した場合はどうすればよいですか?
+### Q: MinIO へのバックアップに失敗した場合はどうすればよいですか? {#q-what-should-i-do-if-backups-to-minio-fail}
-通常は、Virtual Host 形式が有効でないのに `use_path_style` パラメーターが指定されていない場合に発生します。`"use_path_style" = "true"` を `PROPERTIES` に追加してください。
+通常は、Virtual Host 形式が有効でないにもかかわらず、`use_path_style` パラメーターが指定されていない場合に発生します。`PROPERTIES` に `"use_path_style" = "true"` を追加してください。
-### Q: GCP または MinIO でリージョンの指定がないというエラーが出た場合はどうすればよいですか?
+### Q: GCP/MinIO でリージョンが指定されていないというエラーが出た場合はどうすればよいですか? {#q-what-should-i-do-if-gcpminio-reports-a-missing-region-error}
-`s3.region` は、`dummy-region` のようなダミーの値でも指定する必要があります。
+`s3.region` には、`dummy-region` のような仮の値でも指定する必要があります。
-### Q: Azure のリポジトリの作成に失敗した場合はどうすればよいですか?
+### Q: Azure の Repository の作成に失敗した場合はどうすればよいですか? {#q-what-should-i-do-if-creating-an-azure-repository-fails}
-Doris 3.1.3 より前のバージョンは Azure Blob Storage をサポートしていません。Doris 3.1.3 以降にアップグレードし、`provider = AZURE` を指定していることを確認してください。
+Doris 3.1.3 より前のバージョンは Azure Blob Storage をサポートしていません。Doris 3.1.3 以降にアップグレードし、`provider = AZURE` が指定されていることを確認してください。
-### Q: 同じデータベース内でバックアップと復元が競合すると報告された場合はどうすればよいですか?
+### Q: 同じデータベース内でバックアップと復元の競合が報告された場合はどうすればよいですか? {#q-what-should-i-do-if-a-backuprestore-conflict-is-reported-within-the-same-database}
-同じデータベース内で同時に実行できるバックアップまたは復元タスクは一つだけです。既存のタスクが完了するのを待つか、`CANCEL BACKUP FROM db_name;` でキャンセルしてから新しいタスクを開始してください。
+同一データベース内で同時に実行できるバックアップまたは復元タスクは、1 つだけです。既存のタスクが完了するまで待つか、`CANCEL BACKUP FROM db_name;` でキャンセルしてから新しいタスクを開始してください。
-### Q: ストレージとコンピュートを分離したクラスターでバックアップできない場合はどうすればよいですか?
+### Q: コンピュート・ストレージ分離モードのクラスタでバックアップできない場合はどうすればよいですか? {#q-what-should-i-do-if-a-compute-storage-decoupled-cluster-cannot-perform-backups}
-ストレージとコンピュートを分離したモードでは、バックアップと復元をサポートしていません。ストレージとコンピュートを一体化したモードに切り替えるか、別の方法でデータをエクスポートしてください。
+コンピュート・ストレージ分離モードでは、バックアップと復元はサポートされていません。コンピュート・ストレージ結合モードに切り替えるか、別のデータエクスポート方法を使用してください。
-### Q: マテリアライズドビューがバックアップされなかったのはなぜですか?
+### Q: マテリアライズドビューがバックアップされなかったのはなぜですか? {#q-why-was-the-materialized-view-not-backed-up}
-非同期マテリアライズドビュー(MTMV)はバックアップの対象に含まれません。復元後、移行先クラスターで対応するマテリアライズドビューを再作成する必要があります。
+非同期マテリアライズドビュー(MTMV)はバックアップ対象に含まれません。復元後、移行先クラスタで該当するマテリアライズドビューを再作成する必要があります。
-### Q: 異なるクラスターから同じパスにバックアップした際のデータ破損には、どう対処すればよいですか?
+### Q: 異なるクラスタが同じパスにバックアップしてデータが破損した場合、どうすれば解決できますか? {#q-how-do-i-resolve-data-corruption-when-different-clusters-back-up-to-the-same-path}
-同じスナップショットの Label を使用するとパスが競合し、データ破損が発生します。異なるクラスターから同じリポジトリのパスにバックアップする場合は、それぞれ異なる Label を使用してください。
+同じスナップショットの Label を使用したことで、パスが競合したことが原因です。異なるクラスタから同じ Repository パスにバックアップする場合は、異なる Label を使用してください。
-### Q: 復元後に動的パーティションが機能しないのはなぜですか?
+### Q: 復元後に動的パーティショニングが機能しないのはなぜですか? {#q-why-is-dynamic-partitioning-not-effective-after-restoration}
-バックアップと復元では、動的パーティションは自動的に有効になりません。復元後、`ALTER TABLE` を使用して動的パーティションのプロパティを手動で有効にしてください。
+バックアップと復元では、動的パーティショニングは自動的に有効になりません。復元後、`ALTER TABLE` を使用して動的パーティショニングのプロパティを手動で有効にしてください。
-### Q: 復元後に Colocate テーブルの動作が異常な場合はどうすればよいですか?
+### Q: 復元後に colocate テーブルの動作が異常になった場合はどうすればよいですか? {#q-what-should-i-do-if-colocate-tables-behave-abnormally-after-restoration}
-バックアップと復元では、`colocate_with` プロパティは保持されません。復元後、Colocate テーブルの `colocate_with` プロパティを再設定してください。
+バックアップと復元では `colocate_with` プロパティが保持されません。復元後、colocate テーブルの `colocate_with` プロパティを再設定してください。
-## 関連ドキュメント
+## 関連ドキュメント {#related-documents}
- [復元](./restore)
- [CREATE REPOSITORY](../../../sql-manual/sql-statements/data-modification/backup-and-restore/CREATE-REPOSITORY)
diff --git a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/maint-monitor/metrics.md b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/maint-monitor/metrics.md
index 81597acaf82..baefeed64f6 100644
--- a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/maint-monitor/metrics.md
+++ b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/maint-monitor/metrics.md
@@ -1,47 +1,47 @@
---
{
- "title": "モニタリングメトリクス",
+ "title": "監視メトリクス",
"language": "ja",
- "description": "Doris の FE と BE のモニタリングメトリクスを網羅したリファレンスです。プロセス、JVM、マシンのメトリクスと P0 優先度を示し、クラスタの健全性監視とアラート設定に役立ちます。"
+ "description": "Doris FEとBEの監視メトリクスを網羅したリファレンスです。プロセス、JVM、マシンのメトリクスを取り上げ、クラスタの健全性監視とアラート設定に役立つP0優先度を示します。"
}
---
-# モニタリングメトリクス
+# 監視メトリクス {#monitoring-metrics}
<!-- Knowledge type: Configuration parameters / Parameter reference -->
<!-- Applicable scenarios: Cluster health monitoring / Alert configuration / Performance troubleshooting -->
-Doris の FE と BE のプロセスにはモニタリングメトリクスが組み込まれており、デフォルトで Prometheus 互換形式で公開されます。この文書では観測可能なメトリクスを体系的に列挙し、優先度(Priority)を示します。Prometheus + Grafana と連携した後、監視とアラートの仕組みをすばやく構築できます。
+DorisのFEとBEのプロセスには監視メトリクスが組み込まれており、デフォルトでPrometheus互換形式で公開されます。このドキュメントでは、観測できるすべてのメトリクスを体系的に一覧化し、優先度(Priority)を示します。PrometheusとGrafanaを連携させた後、監視とアラートの仕組みをすばやく構築できます。
-## 適用シナリオ
+## 適用シナリオ {#applicable-scenarios}
| シナリオ | 目的 |
| --- | --- |
-| クラスタの健全性監視 | P0 メトリクスを使って FE/BE ノードの異常をすばやく検出する |
-| アラート設定 | QPS、エラー率、Compaction Score などのメトリクスにしきい値ベースのアラートを設定する |
-| パフォーマンスのトラブルシューティング | クエリのレイテンシ、スレッドプールのキュー待ち、メモリ使用量のメトリクスからボトルネックを特定する |
-| 容量計画 | ディスク使用量、タブレット数、接続数を使ってクラスタの負荷を評価する |
+| クラスタの健全性監視 | P0メトリクスを使ってFE/BEノードの異常をすばやく検出する |
+| アラート設定 | QPS、エラー率、Compaction Scoreなどのメトリクスにしきい値ベースのアラートを設定する |
+| パフォーマンスのトラブルシューティング | クエリのレイテンシ、スレッドプールのキュー滞留、メモリ使用量のメトリクスを使ってボトルネックを特定する |
+| 容量計画 | ディスク使用量、tablet数、接続数を使ってクラスタの負荷を評価する |
| 障害の振り返り | マシンのメトリクス(CPU、IO、ネットワーク)とプロセスのメトリクスを組み合わせて障害の根本原因を分析する |
-## メトリクスの分類
+## メトリクスの分類 {#metric-categories}
-Doris のモニタリングメトリクスは、観測対象によって次の二つのカテゴリに分かれます。
+Dorisの監視メトリクスは、観測対象によって次の2種類に分かれます。
-1. **プロセス監視**:クエリ数、トランザクション数、Compaction の状態など、Doris プロセス自体の実行時メトリクスを示します。
-2. **ノード監視**:CPU、メモリ、IO、ネットワークなど、Doris プロセスを実行するマシンのリソースメトリクスを示します。
+1. **プロセス監視**:クエリ数、トランザクション数、Compactionの状態など、Dorisプロセス自体の実行時メトリクスを示します。
+2. **ノード監視**:CPU、メモリ、IO、ネットワークなど、Dorisプロセスが稼働するマシンのリソースメトリクスを示します。
-## モニタリングメトリクスの取得
+## 監視メトリクスの取得 {#retrieving-monitoring-metrics}
-### Prometheus 互換形式(デフォルト)
+### Prometheus互換形式(デフォルト) {#prometheus-compatible-format-default}
-FE または BE ノードの HTTP ポートに直接アクセスします。
+FEまたはBEノードのHTTPポートに直接アクセスします。
```shell
curl http://fe_host:http_port/metrics
curl http://be_host:webserver_port/metrics
```
-レスポンスの例:
+レスポンス例:
```text
doris_fe_cache_added{type="partition"} 0
@@ -51,340 +51,386 @@ doris_fe_cache_hit{type="sql"} 0
doris_fe_connection_total 2
```
-### JSON 形式
+### JSON形式 {#json-format}
-`type=json` パラメータを使用して、メトリクスを JSON 形式で取得します。
+`type=json`パラメータを使用して、メトリクスをJSON形式で取得します。
```shell
curl http://fe_host:http_port/metrics?type=json
curl http://be_host:webserver_port/metrics?type=json
```
-## 監視の優先度とベストプラクティス
+### bvarメトリクス {#bvar-metrics}
+
+BEおよびMeta Service / Recyclerのプロセスは、それぞれのbrpcサービスからbvarメトリクスも公開します。Prometheus互換の出力には`/brpc_metrics`を、名前を指定した診断情報の確認には`/vars`を使用します。
+
+```shell
+curl http://be_host:brpc_port/brpc_metrics
+curl http://be_host:brpc_port/vars
+curl http://cloud_host:brpc_listen_port/brpc_metrics
+```
+
+これらのエンドポイントは、BEの`brpc_port`(デフォルトは`8060`)またはMeta Service / Recyclerの`brpc_listen_port`(デフォルトは`5000`)を使用します。前述のFE / BEのHTTP監視ポートとは異なります。以下のbvar名は登録名に従っており、すべてに`doris_be_`プレフィックスが付くわけではありません。
+
+#### バージョンの識別 {#version-identification}
+
+バージョン4.1.5以降、BEとMeta Service / Recyclerのバージョンメトリクスには、`/brpc_metrics`で次のラベルが含まれます。
+
+| メトリクス | 型 | ラベル | 意味 |
+| --- | --- | --- | --- |
+| `doris_be_version` | Gauge | `version`、`major`、`minor`、`patch`、`hotfix`、`short_hash` | BEのビルドバージョンとコミット識別子 |
+| `doris_cloud_version` | Gauge | 上記と同じ | Meta Service / Recyclerのビルドバージョンとコミット識別子 |
+
+各プロセスはバージョンのサンプルを1つ公開します。メトリクス値には従来のバージョンエンコーディングが保持されます。完全なバージョンは`version`ラベル、コミット識別子は`short_hash`ラベルで確認してください。`doris_cloud_version`では、そのプロセスがMeta Service、Recycler、または両方のどれを実行しているかを区別できません。役割を識別するには、スクレイプターゲットのラベルを追加してください。
+
+プロセスの`bvar_max_dump_multi_dimension_metric_num`設定は、多次元bvarサンプルの数を制限します。デフォルトは`5000`で、`0`にするとバージョンメトリクスなどのサンプルが無効になります。BEではバージョン4.1.5以降にこの設定を使用でき、変更を反映するには再起動が必要です。[BE設定](../config/be-config.md#bvar_max_dump_multi_dimension_metric_num)を参照してください。
+
+## 監視の優先度とベストプラクティス {#monitoring-priority-and-best-practices}
<!-- Knowledge type: Best practices -->
-- 各メトリクス表の最後の列は優先度(Priority)です。**P0 が最も重要**で、値が大きいほど重要度は低くなります。まず P0 メトリクスを取り込みます。
-- モニタリングメトリクスの大半は Counter 型(累積値)です。**有用な情報を得るには、一定間隔(例:15 秒ごと)でサンプリングし、単位時間あたりの増加率を計算する必要があります**。
+- 各メトリクステーブルの最後の列は優先度(Priority)です。**P0が最も重要**で、値が大きいほど重要度は低くなります。まずP0メトリクスを連携させてください。
+- 監視メトリクスの大半はCounter型(累積値)です。**有用な情報を得るには、一定間隔(たとえば15秒ごと)でサンプリングし、単位時間あたりの傾きを計算する必要があります**。
- 例えば、`doris_fe_query_err` の増加率を計算すると、クエリエラー率(毎秒のエラー数)が得られます。
+ たとえば、`doris_fe_query_err`の傾きを計算すると、クエリのエラー率(1秒あたりのエラー数)が得られます。
-> より網羅的で有用なモニタリングメトリクスの一覧にするため、この表への貢献を歓迎します。
+> より網羅的で有用な監視メトリクスを提供するため、この表への貢献を歓迎します。
-## FE モニタリングメトリクス
+## FE監視メトリクス {#fe-monitoring-metrics}
<!-- Knowledge type: Configuration parameters -->
<!-- Applicable scenarios: FE node health monitoring / Metadata sync monitoring / Query performance monitoring -->
-### プロセス監視
+### プロセス監視 {#process-monitoring}
| 名前 | ラベル | 単位 | 意味 | 説明 | 優先度 |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
-| `doris_fe_cache_added` | {type="partition"} | 数 | 新規 Partition Cache の累積追加数 | | |
-| | {type="sql"} | 数 | 新規 SQL Cache の累積追加数 | | |
-| `doris_fe_cache_hit` | {type="partition"} | 数 | Partition Cache のヒット数 | | |
-| | {type="sql"} | 数 | SQL Cache のヒット数 | | |
-| `doris_fe_connection_total` | | 数 | FE の MySQL ポートへの現在の接続数 | クエリ接続数を監視します。接続数が上限を超えると新しい接続を受け付けられません | P0 |
-| `doris_fe_counter_hit_sql_block_rule` | | 数 | SQL BLOCK RULE によってブロックされたクエリ数 | | |
-| `doris_fe_edit_log_clean` | {type="failed"} | 数 | 過去のメタデータログのクリーンアップ失敗回数 | 通常は失敗しません。失敗した場合は手動での対応が必要です | P0 |
-| | {type="success"} | 数 | 過去のメタデータログのクリーンアップ成功回数 | | |
-| `doris_fe_edit_log` | {type="accumulated_bytes"} | バイト | メタデータログの累積書き込み量 | 増加率から書き込み速度を求め、書き込みの遅延を確認します | P0 |
-| | {type="current_bytes"} | バイト | メタデータログの現在の値 | editlog のサイズを監視します。上限を超えた場合は手動での対応が必要です | P0 |
-| | {type="read"} | 数 | メタデータログの読み取り回数 | 増加率から読み取り頻度が正常か確認します | P0 |
-| | {type="write"} | 数 | メタデータログの書き込み回数 | 増加率から書き込み頻度が正常か確認します | P0 |
-| | {type="current"} | 数 | 現在のメタデータログ数 | editlog の数を監視します。上限を超えた場合は手動での対応が必要です | P0 |
-| `doris_fe_editlog_write_latency_ms` | | ミリ秒 | メタデータログの書き込みレイテンシのパーセンタイル統計。例えば {quantile="0.75"} は書き込みレイテンシの 75 パーセンタイル値を示します | | |
-| `doris_fe_image_clean` | {type="failed"} | 数 | 過去のメタデータイメージファイルのクリーンアップ失敗回数 | 通常は失敗しません。失敗した場合は手動での対応が必要です | P0 |
-| | {type="success"} | 数 | 過去のメタデータイメージファイルのクリーンアップ成功回数 | | |
-| `doris_fe_image_push` | {type="failed"} | 数 | 他の FE ノードへのメタデータイメージファイルのプッシュ失敗回数 | | |
-| | {type="success"} | 数 | 他の FE ノードへのメタデータイメージファイルのプッシュ成功回数 | | |
-| `doris_fe_image_write` | {type="failed"} | 数 | メタデータイメージファイルの生成失敗回数 | 通常は失敗しません。失敗した場合は手動での対応が必要です | P0 |
-| | {type="success"} | 数 | メタデータイメージファイルの生成成功回数 | | |
-| `doris_fe_job` | | 数 | 種類と状態ごとのジョブ数。例えば {job="load", type="INSERT", state="LOADING"} は LOADING 状態の INSERT 型ロードジョブ数を示します | 必要に応じてクラスタ内の種類別ジョブ数を確認します | P0 |
-| `doris_fe_max_journal_id` | | 数 | 現在の FE ノードにおけるメタデータログ ID の最大値。Master FE では現在書き込まれた最大 ID、Master 以外の FE では現在リプレイ済みのメタデータログの最大 ID です | 複数の FE の ID に大きな差がないか確認します。差が大きい場合はメタデータ同期に問題があります | P0 |
-| `doris_fe_max_tablet_compaction_score` | | 数 | 全 BE ノードにおける Compaction Score の最大値 | 現在のクラスタで Compaction Score の最大値が高すぎないか確認します。高い値はクエリまたは書き込みのレイテンシを引き起こす可能性があります | P0 |
-| `doris_fe_qps` | | 件/秒 | 現在の FE の毎秒のクエリ数(クエリリクエストのみを計上) | QPS | P0 |
-| `doris_fe_query_err` | | 数 | 失敗したクエリの累積数 | | |
-| `doris_fe_query_err_rate` | | 件/秒 | 毎秒の失敗クエリ数 | クラスタ内でクエリエラーが発生しているか確認します | P0 |
-| `doris_fe_query_latency_ms` | | ミリ秒 | クエリリクエストのレイテンシのパーセンタイル統計。例えば {quantile="0.75"} はクエリレイテンシの 75 パーセンタイル値を示します | 各パーセンタイルのクエリレイテンシを詳しく確認します | P0 |
-| `doris_fe_query_latency_ms_db` | | ミリ秒 | DB ごとのクエリリクエストのレイテンシのパーセンタイル統計。例えば {quantile="0.75",db="test"} は DB test のクエリレイテンシの 75 パーセンタイル値を示します | DB ごとに各パーセンタイルのクエリレイテンシを詳しく確認します | P0 |
-| `doris_fe_query_olap_table` | | 数 | 内部テーブル(OlapTable)に対するクエリリクエスト数 | | |
-| `doris_fe_query_total` | | 数 | 全クエリリクエストの累積数 | | |
-| `doris_fe_report_queue_size` | | 数 | BE から送られる各種定期レポートタスクの、FE 側のキュー長 | Master FE ノードでのレポートタスクの滞留度を示します。値が大きいほど FE の処理能力に余裕がありません | P0 |
-| `doris_fe_request_total` | | 数 | MySQL ポートを通じて受信したすべての操作リクエスト(クエリとその他のステートメントを含む) | | |
-| `doris_fe_routine_load_error_rows` | | 数 | クラスタ内の全 Routine Load ジョブにおけるエラー行の総数 | | |
-| `doris_fe_routine_load_receive_bytes` | | バイト | クラスタ内の全 Routine Load ジョブが受信したデータの総量 | | |
-| `doris_fe_routine_load_rows` | | 数 | クラスタ内の全 Routine Load ジョブが受信したデータ行の総数 | | |
-| `doris_fe_routine_load_get_meta_latency` | | ミリ秒 | クラスタ内の全 Routine Load ジョブでのメタデータ取得レイテンシ | | |
-| `doris_fe_routine_load_get_meta_count` | | 数 | クラスタ内の全 Routine Load ジョブでのメタデータ取得回数 | | |
-| `doris_fe_routine_load_get_meta_fail_count` | | 数 | クラスタ内の全 Routine Load ジョブでのメタデータ取得失敗回数 | | |
-| `doris_fe_routine_load_task_execute_time` | | ミリ秒 | クラスタ内の全 Routine Load タスクの実行時間 | | |
-| `doris_fe_routine_load_task_execute_count` | | 数 | クラスタ内の全 Routine Load タスクの実行回数 | | |
-| `doris_fe_routine_load_lag` | | ミリ秒 | クラスタ内の全 Routine Load ジョブの消費遅延 | | |
-| `doris_fe_routine_load_progress` | | ミリ秒 | クラスタ内の全 Routine Load ジョブの消費進捗 | | |
-| `doris_fe_routine_load_abort_task_num` | | 数 | クラスタ内の全 Routine Load ジョブで失敗したタスクの数 | | |
-| `doris_fe_rps` | | 数 | 現在の FE の毎秒のリクエスト数(クエリとその他のステートメントを含む) | QPS と併せて、クラスタが処理するリクエスト量を確認します | P0 |
-| `doris_fe_scheduled_tablet_num` | | 数 | Master FE ノードが現在スケジュールしているタブレット数。修復中およびバランス調整中のレプリカを含みます | クラスタ内で現在移動中のタブレット数を示します。長期間ゼロ以外の場合、クラスタが不安定であることを示します | P0 |
-| `doris_fe_tablet_max_compaction_score` | | 数 | 各 BE ノードが報告する Compaction Score。例えば {backend="172.21.0.1:9556"} は "172.21.0.1:9556" の BE が報告した値を示します | | |
-| `doris_fe_tablet_num` | | 数 | 各 BE ノードのタブレット総数。例えば {backend="172.21.0.1:9556"} は "172.21.0.1:9556" の BE に現在あるタブレット数を示します | タブレットの分布が均等か、絶対数が妥当かを確認します | P0 |
-| `doris_fe_tablet_status_count` | | 数 | Master FE ノードの Tablet スケジューラがスケジュールしたタブレットの累積数 | | |
-| | {type="added"} | 数 | Master FE ノードの Tablet スケジューラがスケジュールしたタブレットの累積数。"added" はスケジュール済みのタブレット数を示します | | |
-| | {type="in_sched"} | 数 | 上記と同様。繰り返しスケジュールされたタブレット数を示します | 急増する場合、一部のタブレットが長期間異常な状態にあり、繰り返しスケジュールされています | |
-| | {type="not_ready"} | 数 | 上記と同様。スケジュールのトリガー条件をまだ満たしていないタブレット数を示します | 急増する場合、多数のタブレットが異常でもスケジュールできない状態です | |
-| | {type="total"} | 数 | 上記と同様。チェック済みのタブレットの累積数を示します(スケジュール済みとは限りません) | | |
-| | {type="unhealthy"} | 数 | 上記と同様。チェック済みの異常なタブレットの累積数を示します | | |
-| `doris_fe_thread_pool` | | 数 | 各種スレッドプールのワーカースレッドとキュー待ちの統計。`active_thread_num` は現在実行中のタスク数、`pool_size` はプール内の総スレッド数、`task_in_queue` は現在キューに入っているタスク数を示します | | |
-| | {name="agent-task-pool"} | 数 | Master FE が BE に Agent Task を送信するためのスレッドプール | | |
-| | {name="connect-scheduler-check-timer"} | 数 | MySQL のアイドル接続がタイムアウトしたか確認するためのスレッドプール | | |
-| | {name="connect-scheduler-pool"} | 数 | MySQL 接続リクエストを受け付けるためのスレッドプール | | |
-| | {name="mysql-nio-pool"} | 数 | NIO MySQL Server がタスクを処理するためのスレッドプール | | |
-| | {name="export-exporting-job-pool"} | 数 | exporting 状態のエクスポートジョブをスケジュールするスレッドプール | | |
-| | {name="export-pending-job-pool"} | 数 | pending 状態のエクスポートジョブをスケジュールするスレッドプール | | |
-| | {name="heartbeat-mgr-pool"} | 数 | Master FE が各ノードからのハートビートを処理するためのスレッドプール | | |
-| | {name="loading-load-task-scheduler"} | 数 | Master FE が Broker Load ジョブの loading タスクをスケジュールするためのスレッドプール | | |
-| | {name="pending-load-task-scheduler"} | 数 | Master FE が Broker Load ジョブの pending タスクをスケジュールするためのスレッドプール | | |
-| | {name="schema-change-pool"} | 数 | Master FE がスキーマ変更ジョブをスケジュールするためのスレッドプール | | |
-| | {name="thrift-server-pool"} | 数 | FE 側の ThriftServer のワーカースレッドプール。fe.conf の `rpc_port` に対応し、BE との通信に使用します | | |
-| `doris_fe_txn_counter` | | 数 | 状態ごとのロードトランザクションの累積数 | ロードトランザクションの実行状況を確認します | P0 |
-| | {type="begin"} | 数 | 開始されたトランザクション数 | | |
-| | {type="failed"} | 数 | 失敗したトランザクション数 | | |
-| | {type="reject"} | 数 | 拒否されたトランザクション数(例:実行中のトランザクション数がしきい値を超え、新しいトランザクションが拒否された場合) | | |
-| | {type="success"} | 数 | 成功したトランザクション数 | | |
-| `doris_fe_txn_status` | | 数 | 各状態に現在あるロードトランザクション数。例えば {type="committed"} は committed 状態のトランザクション数を示します | 状態ごとの数から滞留がないか確認します | P0 |
-| `doris_fe_query_instance_num` | | 数 | 特定のユーザーが現在リクエストしているフラグメントインスタンス数。例えば {user="test_u"} はユーザー test_u の数を示します | 特定のユーザーがクエリリソースを使いすぎていないか確認します | P0 |
-| `doris_fe_query_instance_begin` | | 数 | 特定のユーザーがリクエストを開始したフラグメントインスタンス数。例えば {user="test_u"} はユーザー test_u の数を示します | 特定のユーザーがクエリを送信しすぎていないか確認します | P0 |
-| `doris_fe_query_rpc_total` | | 数 | 特定の BE に送信された RPC 数。例えば {be="192.168.10.1"} は IP 192.168.10.1 の BE に送信された RPC 数を示します | 特定の BE に RPC が集中していないか確認します | |
-| `doris_fe_query_rpc_failed` | | 数 | 特定の BE に送信された RPC の失敗数。例えば {be="192.168.10.1"} は IP 192.168.10.1 の BE への失敗数を示します | 特定の BE に RPC の問題がないか確認します | |
-| `doris_fe_query_rpc_size` | | 数 | 特定の BE に対する RPC データサイズ。例えば {be="192.168.10.1"} は IP 192.168.10.1 の BE に送信された RPC データのバイト数を示します | 特定の BE に大きすぎる RPC が送信されていないか確認します | |
-| `doris_fe_txn_exec_latency_ms` | | ミリ秒 | トランザクション実行時間のパーセンタイル統計。例えば {quantile="0.75"} は実行時間の 75 パーセンタイル値を示します | 各パーセンタイルの実行時間を詳しく確認します | P0 |
-| `doris_fe_txn_publish_latency_ms` | | ミリ秒 | トランザクション publish 時間のパーセンタイル統計。例えば {quantile="0.75"} は publish 時間の 75 パーセンタイル値を示します | 各パーセンタイルの publish 時間を詳しく確認します | P0 |
-| `doris_fe_txn_num` | | 数 | 特定の DB で現在実行中のトランザクション数。例えば {db="test"} は DB test の数を示します | 特定の DB に多数のトランザクションが送信されていないか確認します | P0 |
-| `doris_fe_publish_txn_num` | | 数 | 特定の DB で現在 publish 中のトランザクション数。例えば {db="test"} は DB test の数を示します | 特定の DB の publish 中のトランザクション数を確認します | P0 |
-| `doris_fe_txn_replica_num` | | 数 | 特定の DB で現在実行中のトランザクションが開いたレプリカ数。例えば {db="test"} は DB test の数を示します | 特定の DB がレプリカを開きすぎて他のトランザクションの実行に影響していないか確認します | P0 |
-| `doris_fe_thrift_rpc_total` | | 数 | FE の thrift インターフェースの各メソッドが受信した RPC リクエスト数。例えば {method="report"} は report メソッドの受信数を示します | 特定の thrift rpc メソッドの負荷を確認します | |
-| `doris_fe_thrift_rpc_latency_ms` | | ミリ秒 | FE の thrift インターフェースの各メソッドにおける RPC リクエスト処理時間。例えば {method="report"} は report メソッドの処理時間を示します | 特定の thrift rpc メソッドの負荷を確認します | |
-| `doris_fe_external_schema_cache` | {catalog="hive"} | 数 | 特定の External Catalog のスキーマキャッシュのエントリ数 | | |
-| `doris_fe_hive_meta_cache` | {catalog="hive"} | 数 | | | |
-| | `{type="partition_value"}` | 数 | 特定の External Hive Metastore Catalog のパーティション値キャッシュのエントリ数 | | |
-| | `{type="partition"}` | 数 | 特定の External Hive Metastore Catalog のパーティションキャッシュのエントリ数 | | |
-| | `{type="file"}` | 数 | 特定の External Hive Metastore Catalog のファイルキャッシュのエントリ数 | | |
-| `doris_fe_virtual_compute_group_switch_total` | `{virtual_compute_group_id, virtual_compute_group_name, src_compute_group_id, src_compute_group_name, dst_compute_group_id, dst_compute_group_name}` | 数 | 仮想コンピュートグループのアクティブ・スタンバイ切り替えの累積回数。バージョン 4.0.8 以降でサポートされ、コンピュートとストレージの分離モードでのみ生成されます | 増加率から頻繁な切り替えがないか確認します。頻繁な切り替えは通常、プライマリコンピュートグループが不安定であることを示します | |
-
-### JVM 監視
+| `doris_fe_cache_added` | {type="partition"} | Num | 新規追加されたPartition Cacheの累積数 | | |
+| | {type="sql"} | Num | 新規追加されたSQL Cacheの累積数 | | |
+| `doris_fe_cache_hit` | {type="partition"} | Num | Partition Cacheのヒット数 | | |
+| | {type="sql"} | Num | SQL Cacheのヒット数 | | |
+| `doris_fe_connection_total` | | Num | FEのMySQLポートへの現在の接続数 | クエリ接続数の監視に使用します。接続数が上限を超えると、新しい接続を受け付けられなくなります | P0 |
+| `doris_fe_counter_hit_sql_block_rule` | | Num | SQL BLOCK RULEによってブロックされたクエリ数 | | |
+| `doris_fe_edit_log_clean` | {type="failed"} | Num | 過去のメタデータログのクリーンアップ失敗回数 | 失敗しないことが期待されます。失敗した場合は手動での対処が必要です | P0 |
+| | {type="success"} | Num | 過去のメタデータログのクリーンアップ成功回数 | | |
+| `doris_fe_edit_log` | {type="accumulated_bytes"} | Bytes | メタデータログの累積書き込み量 | 傾きから書き込み速度を求め、メタデータの書き込みに遅延がないか確認します | P0 |
+| | {type="current_bytes"} | Bytes | メタデータログの現在のサイズ | editlogのサイズを監視します。サイズが上限を超えた場合は手動での対処が必要です | P0 |
+| | {type="read"} | Num | メタデータログの読み取り回数 | 傾きからメタデータの読み取り頻度が正常か確認します | P0 |
+| | {type="write"} | Num | メタデータログの書き込み回数 | 傾きからメタデータの書き込み頻度が正常か確認します | P0 |
+| | {type="current"} | Num | 現在のメタデータログ数 | editlogの数を監視します。数が上限を超えた場合は手動での対処が必要です | P0 |
+| `doris_fe_editlog_write_latency_ms` | | Milliseconds | メタデータログの書き込みレイテンシのパーセンタイル統計。たとえば、{quantile="0.75"}は75パーセンタイルの書き込みレイテンシを示します | | |
+| `doris_fe_image_clean` | {type="failed"} | Num | 過去のメタデータイメージファイルのクリーンアップ失敗回数 | 失敗しないことが期待されます。失敗した場合は手動での対処が必要です | P0 |
+| | {type="success"} | Num | 過去のメタデータイメージファイルのクリーンアップ成功回数 | | |
+| `doris_fe_image_push` | {type="failed"} | Num | メタデータイメージファイルを他のFEノードにプッシュした際の失敗回数 | | |
+| | {type="success"} | Num | メタデータイメージファイルを他のFEノードにプッシュした際の成功回数 | | |
+| `doris_fe_image_write` | {type="failed"} | Num | メタデータイメージファイルの生成失敗回数 | 失敗しないことが期待されます。失敗した場合は手動での対処が必要です | P0 |
+| | {type="success"} | Num | メタデータイメージファイルの生成成功回数 | | |
+| `doris_fe_job` | | Num | 種類と状態ごとのジョブ数。たとえば、{job="load", type="INSERT", state="LOADING"}はLOADING状態にあるINSERTタイプのデータロードジョブ数を示します | 必要に応じて、クラスタ内の種類別ジョブ数を確認します | P0 |
+| `doris_fe_max_journal_id` | | Num | 現在のFEノードにあるメタデータログの最大ID。Master FEでは現在書き込まれている最大ID、Master以外のFEでは現在リプレイ済みのメタデータログの最大IDです | 複数のFE間でIDに大きな差がないか確認します。差が大きい場合はメタデータ同期に問題があります | P0 |
+| `doris_fe_max_tablet_compaction_score` | | Num | すべてのBEノードにおけるCompaction Scoreの最大値 | 現在のクラスタの最大Compaction Scoreを確認し、高すぎないか判断します。値が高いとクエリや書き込みのレイテンシが生じる可能性があります | P0 |
+| `doris_fe_qps` | | Num/Sec | 現在のFEにおける1秒あたりのクエリ数(クエリリクエストのみをカウント) | QPS | P0 |
+| `doris_fe_query_err` | | Num | 失敗したクエリの累積数 | | |
+| `doris_fe_query_err_rate` | | Num/Sec | 1秒あたりの失敗したクエリ数 | クラスタでクエリエラーが発生していないか確認します | P0 |
+| `doris_fe_query_latency_ms` | | Milliseconds | クエリリクエストのレイテンシのパーセンタイル統計。たとえば、{quantile="0.75"}は75パーセンタイルのクエリレイテンシを示します | 各パーセンタイルのクエリレイテンシを詳しく確認します | P0 |
+| `doris_fe_query_latency_ms_db` | | Milliseconds | DBごとのクエリリクエストのレイテンシのパーセンタイル統計。たとえば、{quantile="0.75",db="test"}はDB testの75パーセンタイルのクエリレイテンシを示します | DBごとに各パーセンタイルのクエリレイテンシを詳しく確認します | P0 |
+| `doris_fe_query_olap_table` | | Num | 内部テーブル(OlapTable)に対するクエリリクエスト数 | | |
+| `doris_fe_query_total` | | Num | すべてのクエリリクエストの累積数 | | |
+| `doris_fe_report_queue_size` | | Num | BEから送られる各種定期レポートタスクを処理するFE側キューの長さ | Master FEノードでレポートタスクが滞留している度合いを示します。値が大きいほどFEの処理能力に余裕がありません | P0 |
+| `doris_fe_request_total` | | Num | MySQLポートを通じて受信したすべての操作リクエスト(クエリとその他のステートメントを含む) | | |
+| `doris_fe_routine_load_error_rows` | | Num | クラスタ内のすべてのRoutine Loadジョブにおけるエラー行の総数 | | |
+| `doris_fe_routine_load_receive_bytes` | | Bytes | クラスタ内のすべてのRoutine Loadジョブが受信したデータの総量 | | |
+| `doris_fe_routine_load_rows` | | Num | クラスタ内のすべてのRoutine Loadジョブが受信したデータ行の総数 | | |
+| `doris_fe_routine_load_get_meta_latency` | | Milliseconds | クラスタ内のすべてのRoutine Loadジョブにおけるメタデータ取得のレイテンシ | | |
+| `doris_fe_routine_load_get_meta_count` | | Num | クラスタ内のすべてのRoutine Loadジョブにおけるメタデータ取得回数 | | |
+| `doris_fe_routine_load_get_meta_fail_count` | | Num | クラスタ内のすべてのRoutine Loadジョブにおけるメタデータ取得の失敗回数 | | |
+| `doris_fe_routine_load_task_execute_time` | | Milliseconds | クラスタ内のすべてのRoutine Loadタスクの実行時間 | | |
+| `doris_fe_routine_load_task_execute_count` | | Num | クラスタ内のすべてのRoutine Loadタスクの実行回数 | | |
+| `doris_fe_routine_load_lag` | | Milliseconds | クラスタ内のすべてのRoutine Loadジョブの消費遅延 | | |
+| `doris_fe_routine_load_progress` | | Milliseconds | クラスタ内のすべてのRoutine Loadジョブの消費進捗 | | |
+| `doris_fe_routine_load_abort_task_num` | | Num | クラスタ内のすべてのRoutine Loadジョブで失敗したタスク数 | | |
+| `doris_fe_rps` | | Num | 現在のFEにおける1秒あたりのリクエスト数(クエリとその他のステートメントを含む) | QPSと併せて使用し、クラスタが処理したリクエスト量を確認します | P0 |
+| `doris_fe_scheduled_tablet_num` | | Num | Master FEノードがスケジューリング中のtablet数。修復中のレプリカとバランス調整中のレプリカを含みます | 現在クラスタ内で移行中のtablet数を示します。ゼロ以外の状態が長く続く場合、クラスタは不安定です | P0 |
+| `doris_fe_tablet_max_compaction_score` | | Num | 各BEノードが報告したCompaction Score。たとえば、{backend="172.21.0.1:9556"}は"172.21.0.1:9556"のBEが報告した値を示します | | |
+| `doris_fe_tablet_num` | | Num | 各BEノード上のtabletの総数。たとえば、{backend="172.21.0.1:9556"}は"172.21.0.1:9556"のBEに現在あるtablet数を示します | tabletの分布が均一か、絶対数が妥当かを確認します | P0 |
+| `doris_fe_tablet_status_count` | | Num | Master FEノードのTablet schedulerがスケジューリングしたtabletの累積数 | | |
+| | {type="added"} | Num | Master FEノードのTablet schedulerがスケジューリングしたtabletの累積数。"added"はスケジューリングされたtablet数を示します | | |
+| | {type="in_sched"} | Num | 上記と同じメトリクス。繰り返しスケジューリングされたtablet数を示します | この値が急速に増加する場合、一部のtabletが長期間にわたり異常な状態にあり、スケジューラによって繰り返しスケジューリングされています | |
+| | {type="not_ready"} | Num | 上記と同じメトリクス。スケジューリングのトリガー条件をまだ満たしていないtablet数を示します | この値が急速に増加する場合、多数のtabletが異常な状態にあるものの、スケジューリングできていません | |
+| | {type="total"} | Num | 上記と同じメトリクス。チェック済みのtabletの累積数を示します(スケジューリングされたとは限りません) | | |
+| | {type="unhealthy"} | Num | 上記と同じメトリクス。チェック済みの異常なtabletの累積数を示します | | |
+| `doris_fe_thread_pool` | | Num | 各種スレッドプールのワーカースレッド数とキュー滞留状況の統計。`active_thread_num`は現在実行中のタスク数、`pool_size`はプール内の総スレッド数、`task_in_queue`は現在キューに入っているタスク数を示します | | |
+| | {name="agent-task-pool"} | Num | Master FEがBEにAgent Taskを送信するためのスレッドプール | | |
+| | {name="connect-scheduler-check-timer"} | Num | MySQLのアイドル接続がタイムアウトしたかどうかを確認するスレッドプール | | |
+| | {name="connect-scheduler-pool"} | Num | MySQL接続リクエストを受け付けるスレッドプール | | |
+| | {name="mysql-nio-pool"} | Num | NIO MySQL Serverがタスクを処理するためのスレッドプール | | |
+| | {name="export-exporting-job-pool"} | Num | exporting状態のエクスポートジョブ用スケジューリングスレッドプール | | |
+| | {name="export-pending-job-pool"} | Num | pending状態のエクスポートジョブ用スケジューリングスレッドプール | | |
+| | {name="heartbeat-mgr-pool"} | Num | Master FEが各ノードからのハートビートを処理するためのスレッドプール | | |
+| | {name="loading-load-task-scheduler"} | Num | Master FEがBroker Loadジョブでloading状態のタスクをスケジューリングするためのスレッドプール | | |
+| | {name="pending-load-task-scheduler"} | Num | Master FEがBroker Loadジョブでpending状態のタスクをスケジューリングするためのスレッドプール | | |
+| | {name="schema-change-pool"} | Num | Master FEがスキーマ変更ジョブをスケジューリングするためのスレッドプール | | |
+| | {name="thrift-server-pool"} | Num | FE側のThriftServerのワーカースレッドプール。fe.confの`rpc_port`に対応し、BEとの通信に使用します | | |
+| `doris_fe_txn_counter` | | Num | 各状態のデータロードトランザクションの累積数 | データロードトランザクションの実行状態を確認します | P0 |
+| | {type="begin"} | Num | 開始されたトランザクション数 | | |
+| | {type="failed"} | Num | 失敗したトランザクション数 | | |
+| | {type="reject"} | Num | 拒否されたトランザクション数(たとえば、現在実行中のトランザクション数がしきい値を超えたために新しいトランザクションが拒否された場合) | | |
+| | {type="success"} | Num | 成功したトランザクション数 | | |
+| `doris_fe_txn_status` | | Num | 現在、各状態にあるデータロードトランザクション数。たとえば、{type="committed"}はcommitted状態のトランザクション数を示します | 各状態のデータロードトランザクション数を確認し、滞留の有無を判断します | P0 |
+| `doris_fe_query_instance_num` | | Num | 特定のユーザーが現在リクエストしているfragment instance数。たとえば、{user="test_u"}はユーザーtest_uが現在リクエストしているinstance数を示します | 特定のユーザーがクエリリソースを使いすぎていないか確認します | P0 |
+| `doris_fe_query_instance_begin` | | Num | 特定のユーザーがリクエストを開始したfragment instance数。たとえば、{user="test_u"}はユーザーtest_uがリクエストを開始したinstance数を示します | 特定のユーザーがクエリを大量に送信していないか確認します | P0 |
+| `doris_fe_query_rpc_total` | | Num | 特定のBEに送信されたRPC数。たとえば、{be="192.168.10.1"}はIPアドレス192.168.10.1のBEに送信されたRPC数を示します | 特定のBEにRPCが大量に送信されていないか確認します | |
+| `doris_fe_query_rpc_failed` | | Num | 特定のBEに送信され、失敗したRPC数。たとえば、{be="192.168.10.1"}はIPアドレス192.168.10.1のBEへのRPC失敗数を示します | 特定のBEでRPCの問題が発生していないか確認します | |
+| `doris_fe_query_rpc_size` | | Num | 特定のBE向けRPCのデータサイズ。たとえば、{be="192.168.10.1"}はIPアドレス192.168.10.1のBEに送信されたRPCデータのバイト数を示します | 特定のBEにサイズが大きすぎるRPCが送信されていないか確認します | |
+| `doris_fe_txn_exec_latency_ms` | | Milliseconds | トランザクション実行時間のパーセンタイル統計。たとえば、{quantile="0.75"}は75パーセンタイルのトランザクション実行時間を示します | 各パーセンタイルのトランザクション実行時間を詳しく確認します | P0 |
+| `doris_fe_txn_publish_latency_ms` | | Milliseconds | トランザクションpublish時間のパーセンタイル統計。たとえば、{quantile="0.75"}は75パーセンタイルのトランザクションpublish時間を示します | 各パーセンタイルのトランザクションpublish時間を詳しく確認します | P0 |
+| `doris_fe_txn_num` | | Num | 特定のDBで現在実行中のトランザクション数。たとえば、{db="test"}はDB testで現在実行中のトランザクション数を示します | 特定のDBで大量のトランザクションが送信されていないか確認します | P0 |
+| `doris_fe_publish_txn_num` | | Num | 特定のDBで現在publish中のトランザクション数。たとえば、{db="test"}はDB testで現在publish中のトランザクション数を示します | 特定のDBでpublish中のトランザクション数を確認します | P0 |
+| `doris_fe_txn_replica_num` | | Num | 特定のDBで現在実行中のトランザクションが開いたレプリカ数。たとえば、{db="test"}はDB testで現在実行中のトランザクションが開いたレプリカ数を示します | 特定のDBでレプリカを開きすぎて、他のトランザクションの実行に影響を与えていないか確認します | P0 |
+| `doris_fe_thrift_rpc_total` | | Num | FEのthriftインターフェースの各メソッドが受信したRPCリクエスト数。たとえば、{method="report"}はreportメソッドが受信したRPCリクエスト数を示します | 特定のthrift rpcメソッドの負荷を確認します | |
+| `doris_fe_thrift_rpc_latency_ms` | | Milliseconds | FEのthriftインターフェースの各メソッドにおけるRPCリクエスト処理時間。たとえば、{method="report"}はreportメソッドのRPCリクエスト処理時間を示します | 特定のthrift rpcメソッドの負荷を確認します | |
+| `doris_fe_external_schema_cache` | {catalog="hive"} | Num | 特定のExternal Catalogのスキーマキャッシュ内のエントリ数 | | |
+| `doris_fe_hive_meta_cache` | {catalog="hive"} | Num | | | |
+| | `{type="partition_value"}` | Num | 特定のExternal Hive Metastore Catalogのパーティション値キャッシュ内のエントリ数 | | |
+| | `{type="partition"}` | Num | 特定のExternal Hive Metastore Catalogのパーティションキャッシュ内のエントリ数 | | |
+| | `{type="file"}` | Num | 特定のExternal Hive Metastore Catalogのファイルキャッシュ内のエントリ数 | | |
+| `doris_fe_virtual_compute_group_switch_total` | `{virtual_compute_group_id, virtual_compute_group_name, src_compute_group_id, src_compute_group_name, dst_compute_group_id, dst_compute_group_name}` | Num | 仮想コンピュートグループのアクティブ・スタンバイ切り替えの累積回数。バージョン4.0.8以降でサポートされ、コンピュートとストレージの分離モードでのみ生成されます | 傾きから仮想コンピュートグループの切り替え頻度が高いか確認できます。頻繁な切り替えは通常、プライマリコンピュートグループが不安定であることを示します | |
+
+### JVM監視 {#jvm-monitoring}
| 名前 | ラベル | 単位 | 意味 | 説明 | 優先度 |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
-| `jvm_heap_size_bytes` | | バイト | JVM メモリの監視。ラベル max、used、committed はそれぞれ最大容量、使用量、確保済み容量に対応します | JVM のメモリ使用量を確認します | P0 |
-| `jvm_non_heap_size_bytes` | | バイト | JVM のヒープ外メモリの統計 | | |
-| `<GarbageCollector>` | | | GC の監視 | GarbageCollector は特定のガベージコレクタを指します | P0 |
-| | {type="count"} | 数 | GC の累積実行回数 | | |
-| | {type="time"} | ミリ秒 | GC の累積実行時間 | | |
-| `jvm_old_size_bytes` | | バイト | JVM の Old 世代メモリの統計 | | P0 |
-| `jvm_thread` | | 数 | JVM のスレッド数の統計 | JVM のスレッド数が妥当か確認します | P0 |
-| `jvm_young_size_bytes` | | バイト | JVM の Young 世代メモリの統計 | | P0 |
+| `jvm_heap_size_bytes` | | Bytes | JVMメモリの監視。ラベルにはmax、used、committedがあり、それぞれ最大メモリ、使用中のメモリ、コミット済みメモリに対応します | JVMのメモリ使用量を確認します | P0 |
+| `jvm_non_heap_size_bytes` | | Bytes | JVMのヒープ外メモリの統計 | | |
+| `<GarbageCollector>` | | | GCの監視 | GarbageCollectorは特定のガベージコレクタを指します | P0 |
+| | {type="count"} | Num | GCの累積回数 | | |
+| | {type="time"} | Milliseconds | GCの累積時間 | | |
+| `jvm_old_size_bytes` | | Bytes | JVMのOld世代メモリの統計 | | P0 |
+| `jvm_thread` | | Num | JVMのスレッド数の統計 | JVMのスレッド数が妥当か確認します | P0 |
+| `jvm_young_size_bytes` | | Bytes | JVMのYoung世代メモリの統計 | | P0 |
-### マシン監視
+### マシン監視 {#machine-monitoring}
| 名前 | ラベル | 単位 | 意味 | 説明 | 優先度 |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
-| `system_meminfo` | | バイト | FE ノードのマシンのメモリ監視。`/proc/meminfo` から収集します。`buffers`、`cached`、`memory_available`、`memory_free`、`memory_total` を含みます | | |
-| `system_snmp` | | | FE ノードのマシンのネットワーク監視。`/proc/net/snmp` から収集します | | |
-| | `{name="tcp_in_errs"}` | 数 | tcp パケットの受信エラー数 | | |
-| | `{name="tcp_in_segs"}` | 数 | 受信した tcp パケット数 | | |
-| | `{name="tcp_out_segs"}` | 数 | 送信した tcp パケット数 | | |
-| | `{name="tcp_retrans_segs"}` | 数 | tcp パケットの再送回数 | | |
+| `system_meminfo` | | Bytes | FEノードのマシンのメモリ監視。`/proc/meminfo`から収集します。`buffers`、`cached`、`memory_available`、`memory_free`、`memory_total`を含みます | | |
+| `system_snmp` | | | FEノードのマシンのネットワーク監視。`/proc/net/snmp`から収集します | | |
+| | `{name="tcp_in_errs"}` | Num | tcpパケットの受信エラー数 | | |
+| | `{name="tcp_in_segs"}` | Num | 受信したtcpパケット数 | | |
+| | `{name="tcp_out_segs"}` | Num | 送信したtcpパケット数 | | |
+| | `{name="tcp_retrans_segs"}` | Num | tcpパケットの再送数 | | |
-## BE モニタリングメトリクス
+## BE監視メトリクス {#be-monitoring-metrics}
<!-- Knowledge type: Configuration parameters -->
<!-- Applicable scenarios: BE node health monitoring / Query and write performance monitoring / Compaction monitoring -->
-### プロセス監視
+### プロセス監視 {#process-monitoring-1}
| 名前 | ラベル | 単位 | 意味 | 説明 | 優先度 |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
-| `doris_be_active_scan_context_count` | | 数 | 外部システムが直接開いているスキャナの現在の数を示します | | |
-| `doris_be_add_batch_task_queue_size` | | 数 | ロード時にバッチを受信するスレッドプールのキューサイズを記録します | 0 を超えるとロードタスクの受信側に滞留があります | P0 |
-| `agent_task_queue_size` | | 数 | 各 Agent Task 処理キューの長さを示します。例えば `{type="CREATE_TABLE"}` は CREATE_TABLE タスクキューの長さを示します | | |
-| `doris_be_brpc_endpoint_stub_count` | | 数 | BE 間の通信に使用する、作成済み brpc スタブの数 | | |
-| `doris_be_brpc_function_endpoint_stub_count` | | 数 | Remote RPC との通信に使用する、作成済み brpc スタブの数 | | |
-| `doris_be_cache_capacity` | | | 特定の LRU Cache の容量を記録します | | |
-| `doris_be_cache_usage` | | | 特定の LRU Cache の使用量を記録します | メモリ使用量を確認します | P0 |
-| `doris_be_cache_usage_ratio` | | | 特定の LRU Cache の使用率を記録します | | |
-| `doris_be_cache_lookup_count` | | | 特定の LRU Cache の検索回数を記録します | | |
-| `doris_be_cache_hit_count` | | | 特定の LRU Cache のヒット数を記録します | | |
-| `doris_be_cache_hit_ratio` | | | 特定の LRU Cache のヒット率を記録します | キャッシュが有効に機能しているか確認します | P0 |
-| | {name="DataPageCache"} | 数 | DataPageCache はデータの Data Page をキャッシュします | データキャッシュであり、クエリ効率に直接影響します | P0 |
-| | {name="IndexPageCache"} | 数 | IndexPageCache はデータの Index Page をキャッシュします | インデックスキャッシュであり、クエリ効率に直接影響します | P0 |
-| | {name="LastSuccessChannelCache"} | 数 | LastSuccessChannelCache はロード受信側の LoadChannel をキャッシュします | | |
-| | {name="SegmentCache"} | 数 | SegmentCache はインデックス情報など、開かれた Segment をキャッシュします | | |
-| `doris_be_chunk_pool_local_core_alloc_count` | | 数 | ChunkAllocator でバインドされたコアのメモリキューからメモリを割り当てた回数 | | |
-| `doris_be_chunk_pool_other_core_alloc_count` | | 数 | ChunkAllocator で他のコアのメモリキューからメモリを割り当てた回数 | | |
-| `doris_be_chunk_pool_reserved_bytes` | | バイト | ChunkAllocator が予約したメモリのサイズ | | |
-| `doris_be_chunk_pool_system_alloc_cost_ns` | | ナノ秒 | SystemAllocator によるメモリ割り当ての累積所要時間 | 増加率からメモリ割り当てにかかる時間を確認します | P0 |
-| `doris_be_chunk_pool_system_alloc_count` | | 数 | SystemAllocator によるメモリ割り当て回数 | | |
-| `doris_be_chunk_pool_system_free_cost_ns` | | ナノ秒 | SystemAllocator によるメモリ解放の累積所要時間 | 増加率からメモリ解放にかかる時間を確認します | P0 |
-| `doris_be_chunk_pool_system_free_count` | | 数 | SystemAllocator によるメモリ解放回数 | | |
-| `doris_be_compaction_bytes_total` | | バイト | Compaction が処理したデータの累積量 | Compaction タスクの入力 rowset のディスクサイズを記録します。増加率から Compaction の処理速度を確認します | P0 |
-| | {type="base"} | バイト | Base Compaction の累積データ量 | | |
-| | {type="cumulative"} | バイト | Cumulative Compaction の累積データ量 | | |
-| `doris_be_compaction_deltas_total` | | 数 | Compaction が処理した rowset の累積数 | Compaction タスクの入力 rowset 数を記録します | |
-| | {type="base"} | 数 | Base Compaction が処理した rowset の累積数 | | |
-| | {type="cumulative"} | 数 | Cumulative Compaction が処理した rowset の累積数 | | |
-| `doris_be_disks_compaction_num` | | 数 | 特定のデータディレクトリで現在実行中の Compaction タスク数。例えば `{path="/path1/"}` は `/path1` ディレクトリで実行中のタスク数を示します | 各ディスクの Compaction タスク数が妥当か確認します | P0 |
-| `doris_be_disks_compaction_score` | | 数 | 特定のデータディレクトリで現在実行中の Compaction トークン数。例えば `{path="/path1/"}` は `/path1` ディレクトリで実行中のトークン数を示します | | |
-| `doris_be_compaction_used_permits` | | 数 | Compaction タスクがすでに使用しているトークン数 | Compaction のリソース消費を示します | |
-| `doris_be_compaction_waitting_permits` | | 数 | Compaction トークンを待機している項目数 | | |
-| `doris_be_data_stream_receiver_count` | | 数 | 受信側のデータ Receiver 数 | FIXME:このメトリクスはベクトル化エンジンにはありません | |
-| `doris_be_disks_avail_capacity` | | バイト | 特定のデータディレクトリがあるディスクの残り容量。例えば `{path="/path1/"}` は `/path1` ディレクトリがあるディスクの残り容量を示します | | P0 |
-| `doris_be_disks_local_used_capacity` | | バイト | 特定のデータディレクトリがあるディスクでローカルに使用中の容量 | | |
-| `doris_be_disks_remote_used_capacity` | | バイト | 特定のデータディレクトリがあるディスクに対応するリモートディレクトリの使用容量 | | |
-| `doris_be_disks_state` | | 真偽値 | 特定のデータディレクトリのディスク状態。1 は正常、0 は異常を示します | | |
-| `doris_be_disks_total_capacity` | | バイト | 特定のデータディレクトリがあるディスクの総容量 | `doris_be_disks_avail_capacity` と併せてディスク使用率を計算します | P0 |
-| `doris_be_engine_requests_total` | | 数 | BE 上の各種タスクの実行状態別の累積数 | | |
-| | {status="failed",type="xxx"} | 数 | xxx 型タスクの失敗の累積回数 | | |
-| | {status="total",type="xxx"} | 数 | xxx 型タスクの実行総数の累積値 | 必要に応じて各種タスクの失敗回数を監視します | P0 |
-| | `{status="skip",type="report_all_tablets"}` | 数 | xxx 型タスクがスキップされた累積回数 | | |
-| `doris_be_fragment_endpoint_count` | | 数 | `doris_be_data_stream_receiver_count` と同じ | FIXME:`doris_be_data_stream_receiver_count` と同数です。ベクトル化エンジンにはこちらもありません | |
-| `doris_be_fragment_request_duration_us` | | マイクロ秒 | 全フラグメントインスタンスの累積実行時間 | 増加率からインスタンスの実行時間を確認します | P0 |
-| `doris_be_fragment_requests_total` | | 数 | 実行されたフラグメントインスタンスの累積数 | | |
-| `doris_be_load_channel_count` | | 数 | 現在開いているロードチャネル数 | 値が大きいほど、現在実行中のロードタスクが多いことを示します | P0 |
-| `doris_be_local_bytes_read_total` | | バイト | `LocalFileReader` が読み取ったバイト数 | | P0 |
-| `doris_be_local_bytes_written_total` | | バイト | `LocalFileWriter` が書き込んだバイト数 | | P0 |
-| `doris_be_local_file_reader_total` | | 数 | 開かれた `LocalFileReader` インスタンスの累積数 | | |
-| `doris_be_local_file_open_reading` | | 数 | 現在開いている `LocalFileReader` インスタンス数 | | |
-| `doris_be_local_file_writer_total` | | 数 | 開かれた `LocalFileWriter` インスタンスの累積数 | | |
-| `doris_be_mem_consumption` | | バイト | 特定のモジュールの現在のメモリ消費量。例えば {type="compaction"} は Compaction モジュールの現在の総メモリ消費量を示します | 同じ型の MemTracker から取得した値です。FIXME | |
-| `doris_be_memory_allocated_bytes` | | バイト | `/proc/self/status/VmRSS` から取得した BE プロセスの物理メモリサイズ | | P0 |
-| `doris_be_memory_jemalloc` | | バイト | `je_mallctl` から取得した Jemalloc の統計 | 意味については https://jemalloc.net/jemalloc.3.html を参照してください | P0 |
-| `doris_be_memory_pool_bytes_total` | | バイト | 全 MemPool が現在占有しているメモリサイズ。実際のメモリ使用量を表さない統計値です | | |
-| `doris_be_memtable_flush_duration_us` | | マイクロ秒 | memtable のディスクへの書き込みにかかった累積時間 | 増加率から書き込みレイテンシを確認します | P0 |
-| `doris_be_memtable_flush_total` | | 数 | ディスクに書き込まれた memtable の累積数 | 増加率からファイル書き込みの頻度を計算します | P0 |
-| `doris_be_meta_request_duration` | | マイクロ秒 | RocksDB のメタデータへのアクセスにかかった累積時間 | 増加率から BE メタデータの読み書きレイテンシを確認します | P0 |
-| | {type="read"} | マイクロ秒 | 読み取り時間 | | |
-| | {type="write"} | マイクロ秒 | 書き込み時間 | | |
-| `doris_be_meta_request_total` | | 数 | RocksDB のメタデータへの累積アクセス回数 | 増加率から BE メタデータへのアクセス頻度を確認します | P0 |
-| | {type="read"} | 数 | 読み取り回数 | | |
-| | {type="write"} | 数 | 書き込み回数 | | |
-| `doris_be_fragment_instance_count` | | 数 | 現在受信しているフラグメントインスタンス数 | インスタンスの滞留がないか確認します | P0 |
-| `doris_be_process_fd_num_limit_hard` | | 数 | BE プロセスのファイルハンドル数のハード上限。`/proc/pid/limits` から収集します | | |
-| `doris_be_process_fd_num_limit_soft` | | 数 | BE プロセスのファイルハンドル数のソフト上限。`/proc/pid/limits` から収集します | | |
-| `doris_be_process_fd_num_used` | | 数 | BE プロセスが使用しているファイルハンドル数。`/proc/pid/limits` から収集します | | |
-| `doris_be_process_thread_num` | | 数 | BE プロセスのスレッド数。`/proc/pid/task` から収集します | | P0 |
-| `doris_be_query_cache_memory_total_byte` | | バイト | Query Cache が占有するバイト数 | | |
-| `doris_be_query_cache_partition_total_count` | | 数 | Partition Cache の現在のエントリ数 | | |
-| `doris_be_query_cache_sql_total_count` | | 数 | SQL Cache の現在のエントリ数 | | |
-| `doris_be_query_scan_bytes` | | バイト | 読み取られたデータの累積量。Olap テーブルから読み取られたデータのみ計上します | | |
-| `doris_be_query_scan_bytes_per_second` | | バイト/秒 | `doris_be_query_scan_bytes` から計算した読み取り速度 | クエリ速度を確認します | P0 |
-| `doris_be_query_scan_rows` | | 数 | 読み取られた行の累積数。Olap テーブルから読み取られたデータのみ計上します。これは RawRowsRead です(インデックスでスキップされ、実際には読み取られなかったデータ行も計上される場合があります) | 増加率からクエリ速度を確認します | P0 |
-| `doris_be_result_block_queue_count` | | 数 | 現在クエリ結果キャッシュにあるフラグメントインスタンス数 | このキューは外部システムが直接読み取る場合にのみ使用します。例えば Spark on Doris は external scan を介してデータをクエリします | |
-| `doris_be_result_buffer_block_count` | | 数 | 現在クエリ結果キャッシュにあるクエリ数 | 現在の BE で FE による消費を待っているクエリ結果の数を示します | P0 |
-| `doris_be_routine_load_task_count` | | 数 | 現在実行中の Routine Load タスク数 | | |
-| `doris_be_rowset_count_generated_and_in_use` | | 数 | 前回の起動以降に追加され、使用中の rowset ID 数 | | |
-| `doris_be_s3_bytes_read_total` | | 数 | `S3FileReader` が開かれた累積回数 | | |
-| `doris_be_s3_file_open_reading` | | 数 | 現在開いている `S3FileReader` インスタンス数 | | |
-| `doris_be_s3_bytes_read_total` | | バイト | `S3FileReader` が読み取ったバイトの累積数 | | |
-| `doris_be_scanner_thread_pool_queue_size` | | 数 | OlapScanner 用スレッドプールの現在のキューサイズ | ゼロを超えると Scanner が滞留し始めていることを示します | P0 |
-| `doris_be_segment_read` | `{type="segment_read_total"}` | 数 | 読み取られたセグメントの累積数 | | |
-| `doris_be_segment_read` | `{type="segment_row_total"}` | 数 | セグメント全体で読み取られた行の累積数 | インデックスでフィルタリングされた行も含みます。読み取られたセグメント数に、各セグメントの総行数を乗じた値に相当します | |
-| `doris_be_send_batch_thread_pool_queue_size` | | 数 | ロード中にデータパケットを送信するスレッドプールのキューサイズ | 0 を超えると滞留を示します | P0 |
-| `doris_be_send_batch_thread_pool_thread_num` | | 数 | ロード中にデータパケットを送信するスレッドプールのスレッド数 | | |
-| `doris_be_small_file_cache_count` | | 数 | 現在 BE にキャッシュされている小さなファイルの数 | | |
-| `doris_be_streaming_load_current_processing` | | 数 | 現在実行中の Stream Load タスク数 | curl コマンドで送信されたタスクのみ含みます | |
-| `doris_be_streaming_load_duration_ms` | | ミリ秒 | 全 Stream Load タスクの累積実行時間 | | |
-| `doris_be_streaming_load_requests_total` | | 数 | Stream Load タスクの累積数 | 増加率からタスク送信頻度を確認します | P0 |
-| `doris_be_stream_load_pipe_count` | | 数 | 現在の Stream Load データパイプ数 | Stream Load と Routine Load の両方のタスクを含みます | |
-| `doris_be_stream_load` | {type="load_rows"} | 数 | Stream Load によって最終的にロードされた行の累積数 | Stream Load と Routine Load の両方のタスクを含みます | P0 |
-| `doris_be_stream_load` | {type="receive_bytes"} | バイト | Stream Load が受信したバイトの累積数 | HTTP 経由で Stream Load が受信したデータと、Routine Load が Kafka から読み取ったデータを含みます | P0 |
-| `doris_be_tablet_base_max_compaction_score` | | 数 | 現在の Base Compaction Score の最大値 | この値はリアルタイムに変化するため、ピークを見逃す場合があります。値が高いほど Compaction の滞留が深刻です | P0 |
-| `doris_be_tablet_cumulative_max_compaction_score` | | 数 | 上記と同様。現在の Cumulative Compaction Score の最大値 | | |
-| `doris_be_tablet_version_num_distribution` | | 数 | タブレットのバージョン数のヒストグラム | タブレットのバージョン数の分布を示します | P0 |
-| `doris_be_thrift_connections_total` | | 数 | 作成された thrift 接続の累積数。例えば `{name="heartbeat"}` は heartbeat サービスへの累積接続数を示します | BE がサーバー側として動作する thrift サーバーの値です | |
-| `doris_be_thrift_current_connections` | | 数 | 現在の thrift 接続数。例えば `{name="heartbeat"}` は heartbeat サービスへの現在の接続数を示します | 上記と同様です | |
-| `doris_be_thrift_opened_clients` | | 数 | 現在開いている thrift クライアント数。例えば `{name="frontend"}` は FE サービスにアクセスするクライアント数を示します | | |
-| `doris_be_thrift_used_clients` | | 数 | 現在使用中の thrift クライアント数。例えば `{name="frontend"}` は FE サービスへのアクセスに現在使用中のクライアント数を示します | | |
-| `doris_be_timeout_canceled_fragment_count` | | 数 | タイムアウトによってキャンセルされたフラグメントインスタンスの累積数 | 同じインスタンスが複数回記録される場合があります。例えば一部のインスタンスは複数回キャンセルされます | P0 |
-| `doris_be_stream_load_txn_request` | {type="begin"} | 数 | 開始された Stream Load トランザクションの累積数 | Stream Load と Routine Load の両方のタスクを含みます | |
-| `doris_be_stream_load_txn_request` | {type="commit"} | 数 | 正常にコミットされた Stream Load トランザクションの累積数 | 上記と同様です | |
-| `doris_be_stream_load_txn_request` | {type="rollback"} | 数 | 失敗した Stream Load トランザクションの累積数 | 上記と同様です | |
-| `doris_be_unused_rowsets_count` | | 数 | 現在廃止扱いの rowset 数 | 通常、これらの rowset は定期的に削除されます | |
-| `doris_be_upload_fail_count` | | 数 | 階層型ストレージ機能で、rowset のリモートストレージへのアップロードに失敗した累積回数 | | |
-| `doris_be_upload_rowset_count` | | 数 | 階層型ストレージ機能で、rowset のリモートストレージへのアップロードに成功した累積回数 | | |
-| `doris_be_upload_total_byte` | | バイト | 階層型ストレージ機能で、リモートストレージへのアップロードに成功した rowset の累積データ量 | | |
-| `doris_be_load_bytes` | | バイト | tablet sink を通じて送信されたバイトの累積数 | ロードデータ量を確認します | P0 |
-| `doris_be_load_rows` | | 数 | tablet sink を通じて送信された行の累積数 | ロードデータ量を確認します | P0 |
-| `fragment_thread_pool_queue_size` | | 数 | クエリ実行スレッドプールの待機キューの現在の長さ | ゼロを超えるとクエリスレッドが不足し、クエリが滞留しています | P0 |
-| `doris_be_all_rowsets_num` | | 数 | 現在の全 rowset の総数 | | P0 |
-| `doris_be_all_segments_num` | | 数 | 現在の全 segment の総数 | | P0 |
-| `doris_be_heavy_work_max_threads` | | 数 | brpc heavy スレッドプールのスレッド数 | | P0 |
-| `doris_be_light_work_max_threads` | | 数 | brpc light スレッドプールのスレッド数 | | P0 |
-| `doris_be_heavy_work_pool_queue_size` | | 数 | brpc heavy スレッドプールのキュー長の上限。超えるとワークの送信がブロックされます | | P0 |
-| `doris_be_light_work_pool_queue_size` | | 数 | brpc light スレッドプールのキュー長の上限。超えるとワークの送信がブロックされます | | P0 |
-| `doris_be_heavy_work_active_threads` | | 数 | brpc heavy スレッドプールのアクティブなスレッド数 | | P0 |
-| `doris_be_light_work_active_threads` | | 数 | brpc light スレッドプールのアクティブなスレッド数 | | P0 |
-| `routine_load_get_msg_latency` | | ミリ秒 | Routine Load が Kafka メッセージを取得する際のレイテンシ | | |
-| `routine_load_get_msg_count` | | 数 | Routine Load が Kafka メッセージを取得した回数 | | |
-| `routine_load_consume_bytes` | | バイト | Routine Load が Kafka から消費したデータ量 | | |
-| `routine_load_consume_rows` | | 数 | Routine Load が Kafka から消費した行数 | | |
-
-### マシン監視
+| `doris_be_active_scan_context_count` | | Num | 外部システムによって直接開かれているscannerの現在数を示します | | |
+| `doris_be_add_batch_task_queue_size` | | Num | データロード中にバッチを受信するスレッドプールのキューサイズを記録します | 0より大きい場合、データロードタスクの受信側で滞留が発生しています | P0 |
+| `agent_task_queue_size` | | Num | 各Agent Task処理キューの長さを示します。たとえば、`{type="CREATE_TABLE"}`はCREATE_TABLEタスクのキュー長を示します | | |
+| `doris_be_brpc_endpoint_stub_count` | | Num | BE間の通信に使用する、作成済みのbrpc stub数 | | |
+| `doris_be_brpc_function_endpoint_stub_count` | | Num | Remote RPCとの通信に使用する、作成済みのbrpc stub数 | | |
+| `doris_be_cache_capacity` | | | 特定のLRU Cacheの容量を記録します | | |
+| `doris_be_cache_usage` | | | 特定のLRU Cacheの使用量を記録します | メモリ使用量を確認します | P0 |
+| `doris_be_cache_usage_ratio` | | | 特定のLRU Cacheの使用率を記録します | | |
+| `doris_be_cache_lookup_count` | | | 特定のLRU Cacheの検索回数を記録します | | |
+| `doris_be_cache_hit_count` | | | 特定のLRU Cacheのヒット数を記録します | | |
+| `doris_be_cache_hit_ratio` | | | 特定のLRU Cacheのヒット率を記録します | キャッシュが有効に機能しているか確認します | P0 |
+| | {name="DataPageCache"} | Num | DataPageCacheはデータのData Pageをキャッシュします | データキャッシュであり、クエリ効率に直接影響します | P0 |
+| | {name="IndexPageCache"} | Num | IndexPageCacheはデータのIndex Pageをキャッシュします | インデックスキャッシュであり、クエリ効率に直接影響します | P0 |
+| | {name="LastSuccessChannelCache"} | Num | LastSuccessChannelCacheはデータロードの受信側にあるLoadChannelをキャッシュします | | |
+| | {name="SegmentCache"} | Num | SegmentCacheはインデックス情報など、開かれたSegmentをキャッシュします | | |
+| `doris_be_chunk_pool_local_core_alloc_count` | | Num | ChunkAllocatorで、バインドされたコアのメモリキューからメモリが割り当てられた回数 | | |
+| `doris_be_chunk_pool_other_core_alloc_count` | | Num | ChunkAllocatorで、他のコアのメモリキューからメモリが割り当てられた回数 | | |
+| `doris_be_chunk_pool_reserved_bytes` | | Bytes | ChunkAllocatorで予約されているメモリのサイズ | | |
+| `doris_be_chunk_pool_system_alloc_cost_ns` | | Nanoseconds | SystemAllocatorによるメモリ割り当てに費やされた累積時間 | 傾きからメモリ割り当ての所要時間を確認します | P0 |
+| `doris_be_chunk_pool_system_alloc_count` | | Num | SystemAllocatorがメモリを割り当てた回数 | | |
+| `doris_be_chunk_pool_system_free_cost_ns` | | Nanoseconds | SystemAllocatorによるメモリ解放に費やされた累積時間 | 傾きからメモリ解放の所要時間を確認します | P0 |
+| `doris_be_chunk_pool_system_free_count` | | Num | SystemAllocatorがメモリを解放した回数 | | |
+| `doris_be_compaction_bytes_total` | | Bytes | Compactionで処理されたデータの累積量 | Compactionタスクへの入力rowsetのディスクサイズを記録します。傾きからCompaction速度を確認します | P0 |
+| | {type="base"} | Bytes | Base Compactionの累積データ量 | | |
+| | {type="cumulative"} | Bytes | Cumulative Compactionの累積データ量 | | |
+| `doris_be_compaction_deltas_total` | | Num | Compactionで処理されたrowsetの累積数 | Compactionタスクへの入力rowset数を記録します | |
+| | {type="base"} | Num | Base Compactionで処理されたrowsetの累積数 | | |
+| | {type="cumulative"} | Num | Cumulative Compactionで処理されたrowsetの累積数 | | |
+| `doris_be_disks_compaction_num` | | Num | 特定のデータディレクトリで現在実行中のCompactionタスク数。たとえば、`{path="/path1/"}`は`/path1`ディレクトリで現在実行中のタスク数を示します | 各ディスクのCompactionタスク数が妥当か確認します | P0 |
+| `doris_be_disks_compaction_score` | | Num | 特定のデータディレクトリで現在実行中のCompaction token数。たとえば、`{path="/path1/"}`は`/path1`ディレクトリで現在実行中のtoken数を示します | | |
+| `doris_be_compaction_used_permits` | | Num | Compactionタスクがすでに使用しているtoken数 | Compactionのリソース消費を示します | |
+| `doris_be_compaction_waitting_permits` | | Num | Compaction tokenを待っている項目数 | | |
+| `doris_be_data_stream_receiver_count` | | Num | 受信側のデータReceiver数 | FIXME: このメトリクスはベクトル化エンジンにはありません | |
+| `doris_be_disks_avail_capacity` | | Bytes | 特定のデータディレクトリがあるディスクの空き容量。たとえば、`{path="/path1/"}`は`/path1`ディレクトリがあるディスクの空き容量を示します | | P0 |
+| `doris_be_disks_local_used_capacity` | | Bytes | 特定のデータディレクトリがあるディスクで、ローカルで使用中の容量 | | |
+| `doris_be_disks_remote_used_capacity` | | Bytes | 特定のデータディレクトリがあるディスクに対応するリモートディレクトリの使用容量 | | |
+| `doris_be_disks_state` | | Boolean | 特定のデータディレクトリのディスク状態。1は正常、0は異常を示します | | |
+| `doris_be_disks_total_capacity` | | Bytes | 特定のデータディレクトリがあるディスクの総容量 | `doris_be_disks_avail_capacity`と併せて使用し、ディスク使用率を計算します | P0 |
+| `doris_be_engine_requests_total` | | Num | BE上の各種タスクの実行状態ごとの累積数 | | |
+| | {status="failed",type="xxx"} | Num | タイプxxxのタスクの累積失敗回数 | | |
+| | {status="total",type="xxx"} | Num | タイプxxxのタスクの累積実行回数 | 必要に応じて、各種タスクの失敗回数を監視します | P0 |
+| | `{status="skip",type="report_all_tablets"}` | Num | タイプxxxのタスクがスキップされた累積回数 | | |
+| `doris_be_fragment_endpoint_count` | | Num | `doris_be_data_stream_receiver_count`と同じ | FIXME: `doris_be_data_stream_receiver_count`と同じ数です。これもベクトル化エンジンにはありません | |
+| `doris_be_fragment_request_duration_us` | | Microseconds | すべてのfragment instanceの累積実行時間 | 傾きからinstanceの実行時間を確認します | P0 |
+| `doris_be_fragment_requests_total` | | Num | 実行されたfragment instanceの累積数 | | |
+| `doris_be_load_channel_count` | | Num | 現在開いているload channel数 | 値が大きいほど、現在実行中のデータロードタスクが多いことを示します | P0 |
+| `doris_be_local_bytes_read_total` | | Bytes | `LocalFileReader`が読み取ったバイト数 | | P0 |
+| `doris_be_local_bytes_written_total` | | Bytes | `LocalFileWriter`が書き込んだバイト数 | | P0 |
+| `doris_be_local_file_reader_total` | | Num | 開かれた`LocalFileReader`インスタンスの累積数 | | |
+| `doris_be_local_file_open_reading` | | Num | 現在開いている`LocalFileReader`インスタンス数 | | |
+| `doris_be_local_file_writer_total` | | Num | 開かれた`LocalFileWriter`インスタンスの累積数 | | |
+| `doris_be_mem_consumption` | | Bytes | 特定のモジュールの現在のメモリ消費量。たとえば、{type="compaction"}はCompactionモジュールの現在の総メモリ消費量を示します | 同じタイプのMemTrackerから取得した値です。FIXME | |
+| `doris_be_memory_allocated_bytes` | | Bytes | BEプロセスの物理メモリサイズ。`/proc/self/status/VmRSS`から取得します | | P0 |
+| `doris_be_memory_jemalloc` | | Bytes | Jemallocの統計。`je_mallctl`から取得します | 意味については https://jemalloc.net/jemalloc.3.html を参照してください | P0 |
+| `doris_be_memory_pool_bytes_total` | | Bytes | すべてのMemPoolが現在占有しているメモリサイズ。実際のメモリ使用量を表すものではない統計値です | | |
+| `doris_be_memtable_flush_duration_us` | | Microseconds | memtableのディスクへの書き込みに費やされた累積時間 | 傾きから書き込みレイテンシを確認します | P0 |
+| `doris_be_memtable_flush_total` | | Num | ディスクに書き込まれたmemtableの累積数 | 傾きからファイルの書き込み頻度を計算します | P0 |
+| `doris_be_meta_request_duration` | | Microseconds | RocksDB内のmetaへのアクセスに費やされた累積時間 | 傾きからBEメタデータの読み書きのレイテンシを確認します | P0 |
+| | {type="read"} | Microseconds | 読み取り時間 | | |
+| | {type="write"} | Microseconds | 書き込み時間 | | |
+| `doris_be_meta_request_total` | | Num | RocksDB内のmetaへの累積アクセス回数 | 傾きからBEメタデータへのアクセス頻度を確認します | P0 |
+| | {type="read"} | Num | 読み取り回数 | | |
+| | {type="write"} | Num | 書き込み回数 | | |
+| `doris_be_fragment_instance_count` | | Num | 現在受信しているfragment instance数 | instanceが滞留していないか確認します | P0 |
+| `doris_be_process_fd_num_limit_hard` | | Num | BEプロセスのファイルハンドル数のハードリミット。`/proc/pid/limits`から収集します | | |
+| `doris_be_process_fd_num_limit_soft` | | Num | BEプロセスのファイルハンドル数のソフトリミット。`/proc/pid/limits`から収集します | | |
+| `doris_be_process_fd_num_used` | | Num | BEプロセスが使用中のファイルハンドル数。`/proc/self/fd`のエントリを数えて収集します | | |
+| `doris_be_process_thread_num` | | Num | BEプロセスのスレッド数。`/proc/pid/task`から収集します | | P0 |
+| `doris_be_query_cache_memory_total_byte` | | Bytes | Query Cacheが占有しているバイト数 | | |
+| `doris_be_query_cache_partition_total_count` | | Num | Partition Cacheの現在のエントリ数 | | |
+| `doris_be_query_cache_sql_total_count` | | Num | SQL Cacheの現在のエントリ数 | | |
+| `doris_be_query_scan_bytes` | | Bytes | 読み取ったデータの累積量。Olapテーブルから読み取ったデータのみを数えます | | |
+| `doris_be_query_scan_bytes_per_second` | | Bytes/Sec | `doris_be_query_scan_bytes`から計算した読み取り速度 | クエリ速度を確認します | P0 |
+| `doris_be_query_scan_rows` | | Num | 読み取った行の累積数。Olapテーブルから読み取ったデータのみを数えます。これはRawRowsReadであり、インデックスによってスキップされて実際には読み取られなかったデータ行も、この値には含まれる場合があります | 傾きからクエリ速度を確認します | P0 |
+| `doris_be_result_block_queue_count` | | Num | 現在クエリ結果キャッシュにあるfragment instance数 | このキューは、外部システムが直接読み取る場合にのみ使用されます。たとえば、Spark on Dorisはexternal scanを介してデータをクエリします | |
+| `doris_be_result_buffer_block_count` | | Num | 現在クエリ結果キャッシュにあるクエリ数 | 現在のBEにあるクエリ結果のうち、FEによる消費を待っているものの数を示します | P0 |
+| `doris_be_routine_load_task_count` | | Num | 現在実行中のRoutine Loadタスク数 | | |
+| `doris_be_rowset_count_generated_and_in_use` | | Num | 前回の起動以降に新たに追加され、使用中のrowset ID数 | | |
+| `doris_be_s3_bytes_read_total` | | Num | `S3FileReader`が開かれた累積回数 | | |
+| `doris_be_s3_file_open_reading` | | Num | 現在開いている`S3FileReader`インスタンス数 | | |
+| `doris_be_s3_bytes_read_total` | | Bytes | `S3FileReader`が読み取った累積バイト数 | | |
+| `doris_be_scanner_thread_pool_queue_size` | | Num | OlapScanner用スレッドプールの現在のキューサイズ | ゼロより大きい値は、Scannerの滞留が始まっていることを示します | P0 |
+| `doris_be_segment_read` | `{type="segment_read_total"}` | Num | 読み取ったsegmentの累積数 | | |
+| `doris_be_segment_read` | `{type="segment_row_total"}` | Num | segment全体で読み取った行の累積数 | インデックスで除外された行も含みます。読み取ったsegment数に各segmentの総行数を掛けた値に相当します | |
+| `doris_be_send_batch_thread_pool_queue_size` | | Num | データロード中にデータパケットを送信するスレッドプールのキューサイズ | 0より大きい値は滞留を示します | P0 |
+| `doris_be_send_batch_thread_pool_thread_num` | | Num | データロード中にデータパケットを送信するスレッドプールのスレッド数 | | |
+| `doris_be_small_file_cache_count` | | Num | 現在BEにキャッシュされている小さなファイルの数 | | |
+| `doris_be_streaming_load_current_processing` | | Num | 現在実行中のStream Loadタスク数 | curlコマンド経由で送信されたタスクのみを含みます | |
+| `doris_be_streaming_load_duration_ms` | | Milliseconds | すべてのStream Loadタスクの累積実行時間 | | |
+| `doris_be_streaming_load_requests_total` | | Num | Stream Loadタスクの累積数 | 傾きからタスクの送信頻度を確認します | P0 |
+| `doris_be_stream_load_pipe_count` | | Num | 現在のStream Loadデータパイプ数 | Stream LoadとRoutine Loadの両方のタスクを含みます | |
+| `doris_be_stream_load` | {type="load_rows"} | Num | Stream Loadによって最終的にロードされた行の累積数 | Stream LoadとRoutine Loadの両方のタスクを含みます | P0 |
+| `doris_be_stream_load` | {type="receive_bytes"} | Bytes | Stream Loadが受信した累積バイト数 | HTTP経由でStream Loadが受信したデータと、Routine LoadがKafkaから読み取ったデータを含みます | P0 |
+| `doris_be_tablet_base_max_compaction_score` | | Num | 現在のBase Compaction Scoreの最大値 | この値はリアルタイムで変化するため、ピーク値を見逃すことがあります。値が高いほどCompactionの滞留が深刻です | P0 |
+| `doris_be_tablet_cumulative_max_compaction_score` | | Num | すべてのCumulative Compaction戦略における現在のCompaction Scoreの最大値 | 戦略全体の最大値として保持されます | |
+| `doris_be_tablet_version_num_distribution` | | Num | tabletのバージョン数のヒストグラム | tabletのバージョン数の分布を示します | P0 |
+| `doris_be_thrift_connections_total` | | Num | 作成されたthrift接続の累積数。たとえば、`{name="heartbeat"}`はheartbeatサービスへの接続の累積数を示します | BEがサーバー側として動作するthrift serverの値です | |
+| `doris_be_thrift_current_connections` | | Num | 現在のthrift接続数。たとえば、`{name="heartbeat"}`はheartbeatサービスへの現在の接続数を示します | 上記と同じです | |
+| `doris_be_thrift_opened_clients` | | Num | 現在開いているthrift client数。たとえば、`{name="frontend"}`はFEサービスにアクセスするclient数を示します | | |
+| `doris_be_thrift_used_clients` | | Num | 現在使用中のthrift client数。たとえば、`{name="frontend"}`はFEサービスへのアクセスに現在使用されているclient数を示します | | |
+| `doris_be_timeout_canceled_fragment_count` | | Num | タイムアウトによってキャンセルされたfragment instanceの累積数 | この値は複数回記録される場合があります。たとえば、同じfragment instanceが複数回キャンセルされることがあります | P0 |
+| `doris_be_stream_load_txn_request` | {type="begin"} | Num | 開始されたStream Loadトランザクションの累積数 | Stream LoadとRoutine Loadの両方のタスクを含みます | |
+| `doris_be_stream_load_txn_request` | {type="commit"} | Num | 正常にコミットされたStream Loadトランザクションの累積数 | 上記と同じです | |
+| `doris_be_stream_load_txn_request` | {type="rollback"} | Num | 失敗したStream Loadトランザクションの累積数 | 上記と同じです | |
+| `doris_be_unused_rowsets_count` | | Num | 現在使用されなくなっているrowset数 | 通常、これらのrowsetは定期的に削除されます | |
+| `doris_be_upload_fail_count` | | Num | 階層型ストレージ機能でrowsetのリモートストレージへのアップロードに失敗した累積回数 | | |
+| `doris_be_upload_rowset_count` | | Num | 階層型ストレージ機能でrowsetのリモートストレージへのアップロードに成功した累積回数 | | |
+| `doris_be_upload_total_byte` | | Bytes | 階層型ストレージ機能でリモートストレージへのアップロードに成功したrowsetの累積データ量 | | |
+| `doris_be_load_bytes` | | Bytes | tablet sink経由で送信された累積バイト数 | データロード量を確認します | P0 |
+| `doris_be_load_rows` | | Num | tablet sink経由で送信された累積行数 | データロード量を確認します | P0 |
+| `fragment_thread_pool_queue_size` | | Num | クエリ実行スレッドプールの待機キューの現在の長さ | ゼロより大きい場合、クエリスレッドが使い尽くされ、クエリが滞留しています | P0 |
+| `doris_be_all_rowsets_num` | | Num | 現在のすべてのrowsetの総数 | | P0 |
+| `doris_be_all_segments_num` | | Num | 現在のすべてのsegmentの総数 | | P0 |
+| `doris_be_heavy_work_max_threads` | | Num | brpcのheavyスレッドプールのスレッド数 | | P0 |
+| `doris_be_light_work_max_threads` | | Num | brpcのlightスレッドプールのスレッド数 | | P0 |
+| `doris_be_heavy_work_pool_queue_size` | | Num | brpcのheavyスレッドプールのキュー長の上限。超えると作業の投入がブロックされます | | P0 |
+| `doris_be_light_work_pool_queue_size` | | Num | brpcのlightスレッドプールのキュー長の上限。超えると作業の投入がブロックされます | | P0 |
+| `doris_be_heavy_work_active_threads` | | Num | brpcのheavyスレッドプール内のアクティブなスレッド数 | | P0 |
+| `doris_be_light_work_active_threads` | | Num | brpcのlightスレッドプール内のアクティブなスレッド数 | | P0 |
+| `routine_load_get_msg_latency` | | Milliseconds | Routine LoadがKafkaメッセージを取得する際のレイテンシ | | |
+| `routine_load_get_msg_count` | | Num | Routine LoadがKafkaメッセージを取得した回数 | | |
+| `routine_load_consume_bytes` | | Bytes | Routine LoadがKafkaから消費したデータ量 | | |
+| `routine_load_consume_rows` | | Num | Routine LoadがKafkaから消費した行数 | | |
+| `doris_be_tablet_size_based_max_compaction_score` | | Num | Size-based戦略の現在のCumulative Compaction Scoreの最大値 | Gauge。4.1.5で追加され、統合モードとコンピュートとストレージの分離モードに対応します | |
+| `doris_be_tablet_time_series_max_compaction_score` | | Num | Time-series戦略の現在のCumulative Compaction Scoreの最大値 | Gauge。4.1.5で追加され、統合モードとコンピュートとストレージの分離モードに対応します | |
+| `doris_be_hdfs_file_open_reading` | | Num | 実際に開いているHDFSファイルハンドルの現在数 | Gauge。バージョン4.1.5以降は、readerオブジェクトではなく共有ファイルハンドルを数えます | |
+| `doris_be_hdfs_file_reader_total` | | Num | HDFSファイルハンドルを正常に開いた累積回数 | Counter。バージョン4.1.5以降は、ファイルを開かないreaderは値を増やさず、キャッシュされたハンドルを再利用しても再度カウントしません | |
+
+戦略ごとの2つのCompaction Scoreはいずれも最大値です。合算したり、Counterのレートを適用したりしないでください。全体のチェックが完了した後、対象となるtabletがない戦略の値はゼロにリセットされる場合があります。統合モードでディスク容量の制限により一部のディレクトリのチェックがスキップされた場合、それを理由に以前観測した値が引き下げられることはありません。
+
+### マシン監視 {#machine-monitoring-1}
| 名前 | ラベル | 単位 | 意味 | 説明 | 優先度 |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
-| `doris_be_cpu` | | 数 | `/proc/stat` から収集する CPU 関連の監視メトリクス。各論理コアの値を収集します。例えば `{device="cpu0",mode="nice"}` は cpu0 の nice 値を示します | これを使って CPU 使用率を計算できます | P0 |
-| `doris_be_disk_bytes_read` | | バイト | 累積ディスク読み取り量。`/proc/diskstats` からディスクごとに収集します。例えば `{device="vdd"}` は vdd ディスクの値を示します | | |
-| `doris_be_disk_bytes_written` | | バイト | 累積ディスク書き込み量。上記と同じ方法で収集します | | |
-| `doris_be_disk_io_time_ms` | | ミリ秒 | 上記と同じ方法で収集します | これを使って IO Util を計算できます | P0 |
-| `doris_be_disk_io_time_weighted` | | ミリ秒 | 上記と同じ方法で収集します | | |
-| `doris_be_disk_reads_completed` | | 数 | 上記と同じ方法で収集します | | |
-| `doris_be_disk_read_time_ms` | | ミリ秒 | 上記と同じ方法で収集します | | |
-| `doris_be_disk_writes_completed` | | 数 | 上記と同じ方法で収集します | | |
-| `doris_be_disk_write_time_ms` | | ミリ秒 | 上記と同じ方法で収集します | | |
-| `doris_be_fd_num_limit` | | 数 | システムのファイルハンドル数の上限。`/proc/sys/fs/file-nr` から収集します | | |
-| `doris_be_fd_num_used` | | 数 | システムが使用しているファイルハンドル数。`/proc/sys/fs/file-nr` から収集します | | |
-| `doris_be_file_created_total` | | 数 | ローカルファイル作成の累積数 | `local_file_writer` を呼び出して最後に閉じられたすべてのファイルを計上します | |
-| `doris_be_load_average` | | 数 | マシンの Load Avg メトリクス。例えば {mode="15_minutes"} は 15 分間の Load Avg を示します | マシン全体の負荷を確認します | P0 |
-| `doris_be_max_disk_io_util_percent` | | パーセント | 全ディスクの IO UTIL の計算値のうち最大の値 | | P0 |
-| `doris_be_max_network_receive_bytes_rate` | | バイト/秒 | 全ネットワークインターフェースの受信レートの計算値のうち最大の値 | | P0 |
-| `doris_be_max_network_send_bytes_rate` | | バイト/秒 | 全ネットワークインターフェースの送信レートの計算値のうち最大の値 | | P0 |
-| `doris_be_memory_pgpgin` | | バイト | システムがディスクからメモリページに書き込んだデータ量 | | |
-| `doris_be_memory_pgpgout` | | バイト | システムがメモリページからディスクに書き込んだデータ量 | | |
-| `doris_be_memory_pswpin` | | バイト | システムがディスクからメモリにスワップインしたデータ量 | 通常、スワップは無効にするため、この値は 0 であるべきです | |
-| `doris_be_memory_pswpout` | | バイト | システムがメモリからディスクにスワップアウトしたデータ量 | 通常、スワップは無効にするため、この値は 0 であるべきです | |
-| `doris_be_network_receive_bytes` | | バイト | 各ネットワークインターフェースの累積受信バイト数。`/proc/net/dev` から収集します | | |
-| `doris_be_network_receive_packets` | | 数 | 各ネットワークインターフェースの累積受信パケット数。`/proc/net/dev` から収集します | | |
-| `doris_be_network_send_bytes` | | バイト | 各ネットワークインターフェースの累積送信バイト数。`/proc/net/dev` から収集します | | |
-| `doris_be_network_send_packets` | | 数 | 各ネットワークインターフェースの累積送信パケット数。`/proc/net/dev` から収集します | | |
-| `doris_be_proc` | `{mode="ctxt_switch"}` | 数 | CPU コンテキストスイッチの累積回数。`/proc/stat` から収集します | 異常なコンテキストスイッチがないか確認します | P0 |
-| `doris_be_proc` | `{mode="interrupt"}` | 数 | CPU 割り込みの累積回数。`/proc/stat` から収集します | | |
-| `doris_be_proc` | `{mode="procs_blocked"}` | 数 | システム内で現在ブロックされているプロセス数(例:IO 待ち)。`/proc/stat` から収集します | | |
-| `doris_be_proc` | `{mode="procs_running"}` | 数 | システム内で現在実行中のプロセス数。`/proc/stat` から収集します | | |
-| `doris_be_snmp_tcp_in_errs` | | 数 | tcp パケットの受信エラー数。`/proc/net/snmp` から収集します | 再送やパケット損失などのネットワークエラーを確認します。他の snmp メトリクスと併せて使用します | P0 |
-| `doris_be_snmp_tcp_in_segs` | | 数 | 受信した tcp パケット数。`/proc/net/snmp` から収集します | | |
-| `doris_be_snmp_tcp_out_segs` | | 数 | 送信した tcp パケット数。`/proc/net/snmp` から収集します | | |
-| `doris_be_snmp_tcp_retrans_segs` | | 数 | tcp パケットの再送回数。`/proc/net/snmp` から収集します | | |
-
-## よくある質問
+| `doris_be_cpu` | | Num | CPU関連の監視メトリクス。`/proc/stat`から収集します。値は論理コアごとに収集されます。たとえば、`{device="cpu0",mode="nice"}`はcpu0のnice値を示します | これを使ってCPU使用率を計算できます | P0 |
+| `doris_be_disk_bytes_read` | | Bytes | ディスクから読み取った累積データ量。`/proc/diskstats`から収集します。値はディスクごとに収集されます。たとえば、`{device="vdd"}`はvddディスクの値を示します | | |
+| `doris_be_disk_bytes_written` | | Bytes | ディスクに書き込んだ累積データ量。上記と同じ方法で収集します | | |
+| `doris_be_disk_io_time_ms` | | Milliseconds | 上記と同じ方法で収集します | これを使ってIO Utilを計算できます | P0 |
+| `doris_be_disk_io_time_weighted` | | Milliseconds | 上記と同じ方法で収集します | | |
+| `doris_be_disk_reads_completed` | | Num | 上記と同じ方法で収集します | | |
+| `doris_be_disk_read_time_ms` | | Milliseconds | 上記と同じ方法で収集します | | |
+| `doris_be_disk_writes_completed` | | Num | 上記と同じ方法で収集します | | |
+| `doris_be_disk_write_time_ms` | | Milliseconds | 上記と同じ方法で収集します | | |
+| `doris_be_fd_num_limit` | | Num | システムのファイルハンドル数の上限。`/proc/sys/fs/file-nr`から収集します | | |
+| `doris_be_fd_num_used` | | Num | システムが使用中のファイルハンドル数。`/proc/sys/fs/file-nr`から収集します | | |
+| `doris_be_file_created_total` | | Num | ローカルファイルの作成累積数 | `local_file_writer`を呼び出し、最終的にクローズされたすべてのファイルを数えます | |
+| `doris_be_load_average` | | Num | マシンのLoad Avgを監視するメトリクス。たとえば、{mode="15_minutes"}は15分間のLoad Avgを示します | マシン全体の負荷を確認します | P0 |
+| `doris_be_max_disk_io_util_percent` | | Percentage | すべてのディスクについて計算されたIO UTILの最大値 | | P0 |
+| `doris_be_max_network_receive_bytes_rate` | | Bytes/Sec | すべてのネットワークインターフェースについて計算された最大受信速度 | | P0 |
+| `doris_be_max_network_send_bytes_rate` | | Bytes/Sec | すべてのネットワークインターフェースについて計算された最大送信速度 | | P0 |
+| `doris_be_memory_pgpgin` | | Bytes | システムがディスクからメモリページに書き込んだデータ量 | | |
+| `doris_be_memory_pgpgout` | | Bytes | システムがメモリページからディスクに書き込んだデータ量 | | |
+| `doris_be_memory_pswpin` | | Bytes | システムがディスクからメモリにスワップインしたデータ量 | 通常はswapを無効にするため、この値は0であるべきです | |
+| `doris_be_memory_pswpout` | | Bytes | システムがメモリからディスクにスワップアウトしたデータ量 | 通常はswapを無効にするため、この値は0であるべきです | |
+| `doris_be_network_receive_bytes` | | Bytes | 各ネットワークインターフェースの累積受信バイト数。`/proc/net/dev`から収集します | | |
+| `doris_be_network_receive_packets` | | Num | 各ネットワークインターフェースの累積受信パケット数。`/proc/net/dev`から収集します | | |
+| `doris_be_network_send_bytes` | | Bytes | 各ネットワークインターフェースの累積送信バイト数。`/proc/net/dev`から収集します | | |
+| `doris_be_network_send_packets` | | Num | 各ネットワークインターフェースの累積送信パケット数。`/proc/net/dev`から収集します | | |
+| `doris_be_proc` | `{mode="ctxt_switch"}` | Num | CPUコンテキストスイッチの累積回数。`/proc/stat`から収集します | 異常なコンテキストスイッチが発生していないか確認します | P0 |
+| `doris_be_proc` | `{mode="interrupt"}` | Num | CPU割り込みの累積回数。`/proc/stat`から収集します | | |
+| `doris_be_proc` | `{mode="procs_blocked"}` | Num | システム内で現在ブロックされているプロセス数(たとえばIO待ち)。`/proc/stat`から収集します | | |
+| `doris_be_proc` | `{mode="procs_running"}` | Num | システム内で現在実行中のプロセス数。`/proc/stat`から収集します | | |
+| `doris_be_snmp_tcp_in_errs` | | Num | tcpパケットの受信エラー数。`/proc/net/snmp`から収集します | 再送やパケット損失などのネットワークエラーを確認します。他のsnmpメトリクスと併せて使用します | P0 |
+| `doris_be_snmp_tcp_in_segs` | | Num | 受信したtcpパケット数。`/proc/net/snmp`から収集します | | |
+| `doris_be_snmp_tcp_out_segs` | | Num | 送信したtcpパケット数。`/proc/net/snmp`から収集します | | |
+| `doris_be_snmp_tcp_retrans_segs` | | Num | tcpパケットの再送数。`/proc/net/snmp`から収集します | | |
+
+## bvar診断メトリクス {#bvar-diagnostic-metrics}
+
+以下のメトリクスはバージョン4.1.5以降でサポートされ、前述のbrpcポートを使用します。Counterはプロセス起動時から累積し、Gaugeは現在値を示します。
+
+| 名前またはプレフィックス | プロセス | 型 | 意味 |
+| --- | --- | --- | --- |
+| `sync_tablets_meta_num` | コンピュートとストレージの分離モードのBE | Counter | バックグラウンドでtabletメタデータの同期を試みた累積回数。呼び出し前にカウントされるため、成功した呼び出し数を表すものではありません |
+| `sync_tablets_rowsets_num` | コンピュートとストレージの分離モードのBE | Counter | バックグラウンドでtabletのrowsetの同期を試みた累積回数。呼び出し前にカウントされるため、成功した呼び出し数を表すものではありません |
+| `vertical_compaction_active_segment_contexts` | BE | Gauge | vertical Compactionが保持する、現在アクティブなSegment context数 |
+| `hdfs_get_path_info` | BE | レイテンシ統計、マイクロ秒 | HDFSファイルのメタデータアクセスを診断するための`hdfsGetPathInfo`レイテンシメトリクスのプレフィックス |
+| `ms_repair_tablet_index` | Meta Service | Counter | トランザクションのコミット時に、不足していた`db_id`を追加するために修復された過去のTablet Indexレコードの累積数。コミットが成功した後にのみカウントされます |
+| `file_cache_ttl_mgr_ttl_info_map_size`(キャッシュパスのプレフィックス付き) | BE | Gauge | キャッシュブロック数ではなく、メモリ内で追跡されているtablet TTL情報エントリの現在数 |
+
+キャッシュパスのプレフィックスと退避に関するメトリクスについては、[File Cacheの監視](../../compute-storage-decoupled/file-cache/file-cache.md#cache-space-and-hit-rate-metrics)を参照してください。vertical Compactionの終了時には、BEのINFOログフィールド`vertical_compaction_active_segment_contexts_peak`に、そのタスクのcontext数のピーク値が記録されます。これはログフィールドであり、別のプロセスレベルのGaugeではありません。
+
+## FAQ {#faq}
<!-- Knowledge type: Troubleshooting -->
<!-- Applicable scenarios: Monitoring metric integration and interpretation -->
-### Q: モニタリングエンドポイントが 404 を返す場合、どうすればよいですか?
+### Q: 監視エンドポイントが404を返します。どうすればよいですか? {#q-the-monitoring-endpoint-returns-404-what-should-i-do}
-FE の `http_port` または BE の `webserver_port` にアクセスしていることを確認し、`fe.conf` / `be.conf` で実際のポート番号を確認してください。
+FEの`http_port`またはBEの`webserver_port`にアクセスしていることを確認し、`fe.conf` / `be.conf`で実際のポート番号を確認してください。
-### Q: Counter メトリクスは増加するだけで減少しません。正常ですか?
+### Q: Counterメトリクスは増えるだけで減りません。正常ですか? {#q-counter-metrics-only-increase-and-never-decrease-is-this-normal}
-正常です。Counter は累積値を表します。瞬間的なレートを得るには、一定間隔でサンプリングして増加率(例:PromQL の `rate()`)を計算する必要があります。
+正常です。Counterは累積値を表します。瞬間的なレートを得るには、一定間隔でサンプリングして傾きを計算する必要があります(たとえばPromQLの`rate()`を使用します)。
-### Q: 複数の FE 間で `doris_fe_max_journal_id` の差が大きすぎる場合、どうすればよいですか?
+### Q: 複数のFE間で`doris_fe_max_journal_id`の差が大きすぎます。どうすればよいですか? {#q-the-gap-of-doris_fe_max_journal_id-between-multiple-fes-is-too-large-what-should-i-do}
-メタデータの同期遅延を示しています。Master FE に対する Follower / Observer FE のネットワーク接続とリプレイ速度を確認してください。
+メタデータの同期遅延を示しています。Master FEに対するFollower / Observer FEのネットワーク接続とリプレイ速度を確認してください。
-### Q: Compaction Score が高い状態のままです。どう調査すればよいですか?
+### Q: Compaction Scoreが高いままです。どう調査すればよいですか? {#q-compaction-score-remains-too-high-how-do-i-troubleshoot}
-`doris_be_tablet_base_max_compaction_score` と `doris_be_tablet_cumulative_max_compaction_score` を重点的に確認し、ディスク IO および Compaction タスク数と併せてボトルネックを特定してください。
+`doris_be_tablet_base_max_compaction_score`と`doris_be_tablet_cumulative_max_compaction_score`を重点的に確認し、ディスクIOとCompactionタスク数を併せてボトルネックを特定してください。
-### Q: クエリやロードが滞留しています。どう調査すればよいですか?
+### Q: クエリやデータロードが滞留しています。どう調査すればよいですか? {#q-queries-or-loads-are-accumulating-how-do-i-troubleshoot}
-`fragment_thread_pool_queue_size`、`doris_be_scanner_thread_pool_queue_size`、`doris_be_send_batch_thread_pool_queue_size` など、スレッドプールのキュー待ちメトリクスを確認してください。
+`fragment_thread_pool_queue_size`、`doris_be_scanner_thread_pool_queue_size`、`doris_be_send_batch_thread_pool_queue_size`など、スレッドプールのキュー滞留メトリクスを確認してください。
diff --git a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/system-tables/information_schema/file_cache_statistics.md b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/system-tables/information_schema/file_cache_statistics.md
index 250d9f35106..b0d4f97f867 100644
--- a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/system-tables/information_schema/file_cache_statistics.md
+++ b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/current/admin-manual/system-tables/information_schema/file_cache_statistics.md
@@ -2,49 +2,49 @@
{
"title": "file_cache_statistics",
"language": "ja",
- "description": "各 BE ノードのデータキャッシュに関連するメトリクス情報を確認するために使用します。"
+ "description": "各 BE ノードのデータキャッシュに関するメトリクス情報を表示するために使用します。"
}
---
-## 概要
+## 概要 {#overview}
-各 BE ノードのデータキャッシュに関連するメトリクス情報を確認するために使用します。この情報は、BE のデータキャッシュに関する監視メトリクスから取得されます。
+各 BE ノードのデータキャッシュに関するメトリクス情報を表示するために使用します。この情報は、BE のデータキャッシュに関する監視メトリクスから取得されます。
:::tip ヒント
-このシステムテーブルは、バージョン 2.1.6 および 3.0.2 以降でサポートされます。
+このシステムテーブルは、バージョン 2.1.6 および 3.0.2 以降でサポートされています。
:::
-## データベース
+## データベース {#database}
`information_schema`
-## テーブル情報
+## テーブル情報 {#table-information}
| カラム名 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
| BE_ID | BIGINT | BE ノードの ID |
-| BE_IP | VARCHAR(256) | BE ノードの IP アドレス |
-| CACHE_PATH | VARCHAR(256) | BE ノードのキャッシュパス |
-| METRIC_NAME | VARCHAR(256) | メトリクス名 |
-| METRIC_VALUE | DOUBLE | メトリクス値 |
+| BE_IP | STRING | BE ノードの IP アドレス |
+| CACHE_PATH | STRING | BE ノードのキャッシュパス |
+| METRIC_NAME | STRING | メトリクス名 |
+| METRIC_VALUE | STRING | メトリクス値のテキスト表現。数値の比較や計算には明示的にキャストしてください |
-:::info 注記
+:::info 注
-Doris のバージョンによって、メトリクスが異なる場合があります。
+Doris のバージョンによって、利用できるメトリクスは異なる場合があります。
:::
-### 2.1.x のメトリクス
+### 2.1.x のメトリクス {#21x-metrics}
-> 重要なメトリクスのみを記載します。
+> 主要なメトリクスのみを記載しています。
- `normal_queue_curr_elements`
- 現在キャッシュ内にあるファイルブロックの数。
+ 現在キャッシュにある File Block の数。
- `normal_queue_max_elements`
- キャッシュに格納できるファイルブロックの最大数。
+ キャッシュに格納できる File Block の最大数。
- `normal_queue_curr_size`
@@ -52,27 +52,51 @@ Doris のバージョンによって、メトリクスが異なる場合があ
- `normal_queue_max_size`
- キャッシュに許容される最大サイズ。
+ 許容されるキャッシュの最大サイズ。
- `hits_ratio`
- BE の起動以降の全体的なキャッシュヒット率。値の範囲は 0~1 です。
+ BE の起動以降のキャッシュヒット率。範囲は 0~1。
- `hits_ratio_5m`
- 過去 5 分間のキャッシュヒット率。値の範囲は 0~1 です。
+ 直近 5 分間のキャッシュヒット率。範囲は 0~1。
- `hits_ratio_1h`
- 過去 1 時間のキャッシュヒット率。値の範囲は 0~1 です。
+ 直近 1 時間のキャッシュヒット率。範囲は 0~1。
-### 3.0.x のメトリクス
+### 3.0.x のメトリクス {#30x-metrics}
TODO
-## 例
+### バージョン 4.1.5 でのメトリクスの変更 {#metric-changes-in-version-415}
-1. すべてのキャッシュメトリクスを照会する
+バージョン 4.1.5 以降、次の二つの `METRIC_NAME` 値を利用できます。これらは、プロセスの起動時から BE ごと、キャッシュパスごとに個別に累積されます。
+
+| METRIC_NAME | 単位 | 意味 |
+| --- | --- | --- |
+| `evict_not_downloaded_size` | バイト | ダウンロード完了前に削除されたキャッシュブロックの論理範囲サイズの累計。現在ダウンロード中のブロックは含まず、ダウンロード済みデータが物理的に削除された量を示すものではありません |
+| `evict_not_downloaded_num` | ブロック | このように削除されたキャッシュブロックの累計数 |
+
+同じバージョン以降、`total_removed_size` は、ダウンロードが完了した後に削除されたキャッシュブロックのバイト数のみをカウントします。ダウンロードが完了していないブロックは、新しいメトリクスで個別に集計されます。ダウンロード中のブロックに削除マークを付けても、これらのカウンターは増加しません。
+
+対応する brpc `/vars` の名前は `file_cache_evict_not_downloaded_size` と `file_cache_evict_not_downloaded_num` で、それぞれ先頭にキャッシュパスが付きます。[File Cache Monitoring](../../../compute-storage-decoupled/file-cache/file-cache.md#cache-space-and-hit-rate-metrics) を参照してください。システムテーブルの `METRIC_NAME` にはパスのプレフィックスが付かず、パスは `CACHE_PATH` に表示されます。
+
+例えば、新しいメトリクスとダウンロード済みデータの累積削除量を確認するには、次のクエリを実行します。
+
+```sql
+SELECT BE_ID, CACHE_PATH, METRIC_NAME, CAST(METRIC_VALUE AS DOUBLE) AS metric_value
+FROM information_schema.file_cache_statistics
+WHERE METRIC_NAME IN ('total_removed_size', 'evict_not_downloaded_size', 'evict_not_downloaded_num')
+ORDER BY BE_ID, CACHE_PATH, METRIC_NAME;
+```
+
+このクエリは、各 BE のキャッシュパスごとのメトリクスを返します。値はキャッシュの利用状況に応じて変化します。
+
+## 例 {#examples}
+
+1. すべてのキャッシュメトリクスをクエリする
```sql
mysql> select * from information_schema.file_cache_statistics;
@@ -89,8 +113,8 @@ TODO
+-------+---------------+----------------------------+----------------------------+--------------------+
```
-2. キャッシュヒット率を照会し、ヒット率の降順に並べ替える
+2. キャッシュヒット率をクエリし、ヒット率で並べ替える
```sql
- select * from information_schema.file_cache_statistics where METRIC_NAME = "hits_ratio" order by METRIC_VALUE desc;
+ select * from information_schema.file_cache_statistics where METRIC_NAME = "hits_ratio" order by cast(METRIC_VALUE as double) desc;
```
diff --git a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/version-4.x/admin-manual/cluster-management/load-balancing.md b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/version-4.x/admin-manual/cluster-management/load-balancing.md
index 824ababbf34..686e589f81c 100644
--- a/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/version-4.x/admin-manual/cluster-management/load-balancing.md
+++ b/i18n/ja/docusaurus-plugin-content-docs/version-4.x/admin-manual/cluster-management/load-balancing.md
@@ -1,21 +1,22 @@
---
{
- "title": "FE の負荷分散",
+ "title": "FE のロードバランシング",
"language": "ja",
- "description": "複数 FE 構成の Doris で利用できる JDBC、Nginx、HAProxy、ProxySQL による負荷分散と、Proxy Protocol によるクライアント IP の転送について説明します。",
+ "description": "複数の FE を配置した Doris 環境でのロードバランシング方法。JDBC、Nginx、HAProxy、ProxySQL、NJet、および Proxy Protocol によるクライアント IP の転送を説明します。",
"keywords": [
- "Doris の負荷分散",
- "FE の高可用性",
- "MySQL プロトコルのプロキシ",
- "JDBC 負荷分散",
+ "Doris ロードバランシング",
+ "FE 高可用性",
+ "MySQL プロトコルプロキシ",
+ "JDBC loadbalance",
"Nginx TCP リバースプロキシ",
"HAProxy",
"ProxySQL",
+ "NJet",
"Proxy Protocol",
- "クライアント IP の転送",
+ "クライアント IP 転送",
"query_port 9030",
- "Doris の複数 FE への接続",
- "MySQL の負荷分散"
+ "Doris 複数 FE アクセス",
+ "MySQL ロードバランシング"
]
}
---
@@ -23,30 +24,31 @@
<!-- Knowledge type: Architecture decision / Operational procedure -->
<!-- Applicable scenario: Multi-FE high availability access / Client IP forwarding -->
-ユーザーは MySQL プロトコルを使用し、FE のクエリポート(`query_port`、デフォルトは `9030`)を通じて Doris に接続します。複数の FE ノードを配置する場合、FE の前段に負荷分散レイヤーを設けることで、Doris のクエリエントリーポイントの高可用性と接続の分散を実現できます。
+ユーザーは MySQL プロトコルを使用し、FE のクエリポート(`query_port`、デフォルトは `9030`)経由で Doris に接続します。複数の FE ノードを配置している場合は、FE の前段にロードバランシング層を設けることで、Doris のクエリへの接続口に高可用性を持たせ、接続を分散できます。
-このドキュメントでは、Doris で使用できる四つの負荷分散方法と、Proxy Protocol を使用してプロキシレイヤー経由で実際のクライアント IP を転送する方法を説明します。
+このドキュメントでは、Doris で利用できる五つのロードバランシング方法と、Proxy Protocol を使ってプロキシ層越しに実際のクライアント IP を転送する方法を説明します。
-## 適用場面
+## 適用シナリオ {#applicable-scenarios}
-| 場面 | 推奨方法 | 説明 |
+| シナリオ | 推奨する方法 | 説明 |
|------|----------|------|
-| アプリケーションが JDBC を使用して Doris に直接接続し、専用プロキシを運用しない場合 | JDBC URL | クライアント側で負荷を分散し、追加のコンポーネントは不要 |
-| 既存の Nginx 環境があり、TCP レイヤーのリバースプロキシが必要な場合 | Nginx | 汎用の TCP リバースプロキシで、設定が簡単 |
-| ヘルスチェックを備えた高性能な TCP プロキシが必要な場合 | HAProxy | 多様なヘルスチェック方式を備えた専用の TCP/HTTP ロードバランサー |
-| 接続管理や読み書きの分離など、MySQL プロトコルを理解するプロキシが必要な場合 | ProxySQL | MySQL プロトコル向けに設計されたデータベースプロキシ |
-| ロードバランサーの背後でも実際のクライアント IP を保持する必要がある場合 | Proxy Protocol | Nginx または HAProxy と併用 |
+| アプリケーションが JDBC で Doris に直接接続し、専用プロキシを運用しない | JDBC URL | クライアント側でロードバランシングを行い、追加のコンポーネントは不要 |
+| 既存の Nginx 環境があり、TCP 層のリバースプロキシが必要 | Nginx | 汎用の TCP リバースプロキシで、設定が簡単 |
+| ヘルスチェックを備えた高性能な TCP プロキシが必要 | HAProxy | 多様なヘルスチェック方式を備えた専用の TCP/HTTP ロードバランサー |
+| 接続管理や読み書きの分離など、MySQL プロトコルを認識するプロキシが必要 | ProxySQL | MySQL プロトコル向けに設計されたデータベースプロキシ |
+| FE の動的な追加・削除と、SQL を使った能動的なヘルスチェックが必要 | NJet | 管理 API をオプションで利用できる TCP プロキシ |
+| ロードバランサーの背後でも実際のクライアント IP を保持する必要がある | Proxy Protocol | Nginx または HAProxy と併用 |
-## 前提条件
+## 前提条件 {#prerequisites}
-- FE ノードを 2 台以上配置し、各 FE プロセスが `query_port`(デフォルトは `9030`)で待ち受けていること。
-- プロキシサーバーとすべての FE ノード間でネットワーク通信が可能であること。
-- プロキシサービス用のポートが決まっていること(このドキュメントでは `6030` を例として使用します)。
-- Proxy Protocol が必要な場合は、Proxy Protocol V1 に対応する Doris バージョン(バージョン 2.1.1 以降)を使用すること。
+- FE ノードが少なくとも 2 台配置され、各 FE プロセスが `query_port`(デフォルトは `9030`)で待ち受けていること。
+- プロキシサーバーからすべての FE ノードへネットワーク接続できること。
+- プロキシサービス用のポートを決めてあること(このドキュメントでは `6030` を例として使用)。
+- Proxy Protocol が必要な場合、Doris のバージョンが Proxy Protocol V1 に対応していること(バージョン 2.1.1 以降で利用可能)。
-## クラスター構成例
+## クラスター構成の例 {#example-cluster-topology}
-このドキュメントでは、次の三台の FE ノードを例として使用します。
+このドキュメントでは、以下の三つの FE ノードを例に使用します。
```text
192.168.1.101:9030
@@ -54,39 +56,39 @@
192.168.1.103:9030
```
-プロキシサーバーを実行するノードは次のとおりです。
+プロキシサーバーを稼働させるノードは次のとおりです。
```text
192.168.1.100
```
-## 負荷分散の方法
+## ロードバランシングの方法 {#load-balancing-options}
-### 方法 1: JDBC URL
+### オプション 1: JDBC URL {#option-1-jdbc-url}
<!-- Knowledge type: Configuration parameter -->
<!-- Applicable scenario: Application-side load balancing -->
-JDBC URL に組み込まれた負荷分散機能を使用します。MySQL Connector/J がクライアント側で FE ノード間の接続分散とフェイルオーバーを行います。
+JDBC URL に組み込まれているロードバランシング機能を使用します。MySQL Connector/J が、クライアント側で FE ノードへの接続分散とフェイルオーバーを行います。
```text
jdbc:mysql:loadbalance://192.168.1.101:9030,192.168.1.102:9030,192.168.1.103:9030/test_db
```
-設定の詳細については、[MySQL の公式ドキュメント](https://dev.mysql.com/doc/connector-j/en/connector-j-usagenotes-j2ee-concepts-managing-load-balanced-connections.html)を参照してください。
+詳細な設定については、[MySQL の公式ドキュメント](https://dev.mysql.com/doc/connector-j/en/connector-j-usagenotes-j2ee-concepts-managing-load-balanced-connections.html)を参照してください。
-### 方法 2: Nginx
+### オプション 2: Nginx {#option-2-nginx}
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenario: General-purpose TCP reverse proxy -->
-[Nginx](https://nginx.org/) の TCP リバースプロキシ機能(`stream` モジュール)を使用して Doris の負荷を分散します。
+[Nginx](https://nginx.org/) の TCP リバースプロキシ機能(`stream` モジュール)を使用して、Doris への接続を分散します。
-#### Nginx のインストール
+#### Nginx のインストール {#install-nginx}
-[Nginx の公式インストールドキュメント](https://nginx.org/en/docs/install.html)を参照してインストールしてください。次の例では、Ubuntu で Nginx 1.18.0 をコンパイルしてインストールします。
+インストール方法については、[Nginx の公式インストールドキュメント](https://nginx.org/en/docs/install.html)を参照してください。次の例では、Ubuntu 上で Nginx 1.18.0 をコンパイルしてインストールします。
-1. ビルドに必要な依存パッケージをインストールします。
+1. ビルドに必要なパッケージをインストールします。
```shell
sudo apt-get install build-essential
@@ -107,11 +109,11 @@ jdbc:mysql:loadbalance://192.168.1.101:9030,192.168.1.102:9030,192.168.1.103:903
:::tip
- コンパイル時に必ず `--with-stream` を指定してください。指定しないと、Nginx は TCP リバースプロキシをサポートしません。
+ コンパイル時に必ず `--with-stream` を指定してください。指定しない場合、Nginx は TCP リバースプロキシに対応しません。
:::
-#### リバースプロキシの設定
+#### リバースプロキシの設定 {#configure-the-reverse-proxy}
1. 新しい設定ファイルを作成します。
@@ -147,13 +149,13 @@ jdbc:mysql:loadbalance://192.168.1.101:9030,192.168.1.102:9030,192.168.1.103:903
| 項目 | 説明 |
|--------|------|
| `stream` | TCP リバースプロキシのコンテキスト。Nginx の stream モジュールが必要 |
- | `upstream mysqld` | バックエンド FE ノードのプール。`hash $remote_addr consistent` はクライアント IP に基づいて一貫性ハッシュを行う |
+ | `upstream mysqld` | バックエンドの FE ノード群。`hash $remote_addr consistent` はクライアント IP に基づいてコンシステントハッシュを行う |
| `weight` | ノードの重み。値が大きいほど多くの接続を受け取る |
- | `max_fails` / `fail_timeout` | ヘルスチェックのパラメーター。`fail_timeout` 内の失敗回数が `max_fails` を超えると、ノードは利用不可と判定される |
+ | `max_fails` / `fail_timeout` | ヘルスチェックのパラメータ。`fail_timeout` の期間内の失敗回数が `max_fails` を超えると、そのノードを利用不可と判定する |
| `listen 6030` | プロキシサービスの待ち受けポート |
| `proxy_connect_timeout` / `proxy_timeout` | 接続とセッションのタイムアウト |
-#### Nginx の起動
+#### Nginx の起動 {#start-nginx}
指定した設定ファイルで起動します。
@@ -162,9 +164,9 @@ cd /usr/local/nginx
/usr/local/nginx/sbin/nginx -c conf.d/default.conf
```
-#### 動作確認
+#### 動作確認 {#verify}
-プロキシのポートを通じて接続します。
+プロキシポート経由で接続します。
```shell
mysql -uroot -P6030 -h192.168.1.100
@@ -180,18 +182,18 @@ mysql> show databases;
2 rows in set (0.00 sec)
```
-### 方法 3: HAProxy
+### オプション 3: HAProxy {#option-3-haproxy}
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenario: High-performance TCP load balancing -->
-[HAProxy](https://www.haproxy.org/) は C 言語で書かれた高性能な TCP/HTTP ロードバランサーです。
+[HAProxy](https://www.haproxy.org/) は、C で記述された高性能な TCP/HTTP ロードバランサーです。
-#### HAProxy のインストール
+#### HAProxy のインストール {#install-haproxy}
1. HAProxy をダウンロードします(ダウンロード先: <https://src.fedoraproject.org/repo/pkgs/haproxy/>)。
-2. アーカイブを展開します。
+2. 展開します。
```shell
tar -zxvf haproxy-2.6.15.tar.gz -C /opt/
@@ -207,9 +209,9 @@ mysql> show databases;
make install PREFIX=/usr/local/haproxy
```
-#### HAProxy の設定
+#### HAProxy の設定 {#configure-haproxy}
-1. syslog のログ記録ルールを設定します。
+1. syslog のログ出力ルールを設定します。
設定ファイルを開きます。
@@ -226,7 +228,7 @@ mysql> show databases;
&~
```
-2. リモートログ記録を有効にします。
+2. リモートログ出力を有効にします。
```shell
vim /etc/sysconfig/rsyslog
@@ -238,13 +240,13 @@ mysql> show databases;
SYSLOGD_OPTIONS="-c 2 -r -m 0"
```
- パラメーターの説明は次のとおりです。
+ パラメータの説明は次のとおりです。
- | パラメーター | 説明 |
+ | パラメータ | 説明 |
|------|------|
| `-c 2` | 互換モードを使用する。デフォルトは `-c 5` |
- | `-r` | リモートログ記録を有効にする |
- | `-m 0` | タイムスタンプマークの間隔(分)。`0` はこの機能を無効にする |
+ | `-r` | リモートログ出力を有効にする |
+ | `-m 0` | タイムスタンプのマーク間隔(分)。`0` はこの機能を無効にする |
変更を適用します。
@@ -252,7 +254,7 @@ mysql> show databases;
systemctl restart rsyslog
```
-3. 負荷分散の設定ファイルを編集します。
+3. ロードバランシングの設定ファイルを編集します。
```shell
vim /usr/local/haproxy/haproxy.cfg
@@ -300,11 +302,11 @@ mysql> show databases;
| 項目 | 説明 |
|--------|------|
- | `frontend agent-front` | ポート `6030` で待ち受ける TCP モードのフロントエンドエントリーポイント |
- | `backend forward-fe` | ラウンドロビン(`roundrobin`)アルゴリズムを使用するバックエンド FE ノードのプール |
- | `check inter 3000 rise 2 fall 3` | `3000ms` ごとにヘルスチェックを実行する。`2` 回連続で成功すると稼働中、`3` 回連続で失敗すると停止中と判定する |
+ | `frontend agent-front` | TCP モードを使用し、ポート `6030` にバインドするフロントエンドの接続口 |
+ | `backend forward-fe` | ラウンドロビン(`roundrobin`)アルゴリズムを使用するバックエンドの FE ノード群 |
+ | `check inter 3000 rise 2 fall 3` | `3000ms` ごとにヘルスチェックを実行する。連続 `2` 回成功するとノードを稼働状態、連続 `3` 回失敗すると停止状態と判定する |
-#### HAProxy の起動
+#### HAProxy の起動 {#start-haproxy}
1. サービスを起動します。
@@ -318,36 +320,36 @@ mysql> show databases;
netstat -lnatp | grep -i haproxy
```
-#### 動作確認
+#### 動作確認 {#verify-1}
```shell
mysql -h 192.168.1.100 -uroot -P6030 -p
```
-### 方法 4: ProxySQL
+### オプション 4: ProxySQL {#option-4-proxysql}
<!-- Knowledge type: Operational procedure -->
<!-- Applicable scenario: MySQL protocol-aware proxy -->
-[ProxySQL](https://proxysql.com/) は C 言語で書かれたオープンソースの MySQL データベースプロキシです。接続管理、読み書きの分離、負荷分散、フェイルオーバーを提供し、高い性能、設定の柔軟性、動的な管理機能を備えています。Web サービス、ビッグデータプラットフォーム、クラウドデータベースなどで一般的に使用されます。
+[ProxySQL](https://proxysql.com/) は、C で記述されたオープンソースの MySQL データベースプロキシです。接続管理、読み書きの分離、ロードバランシング、フェイルオーバーの機能を備え、高性能で柔軟な設定と動的な管理が可能です。Web サービス、ビッグデータプラットフォーム、クラウドデータベースなどで広く利用されています。
-#### ProxySQL のインストール
+#### ProxySQL のインストール {#install-proxysql}
-[ProxySQL の公式ドキュメント](https://proxysql.com/documentation/installing-proxysql/)を参照してインストールしてください。
+インストール方法については、[ProxySQL の公式ドキュメント](https://proxysql.com/documentation/installing-proxysql/)を参照してください。
-#### ProxySQL の設定
+#### ProxySQL の設定 {#configure-proxysql}
ProxySQL には、設定ファイル `/etc/proxysql.cnf` と設定データベースファイル `/var/lib/proxysql/proxysql.db` が付属しています。
:::caution
-`proxysql.db` が `/var/lib/proxysql` に存在する場合、ProxySQL サービスが `proxysql.cnf` を読み込んで解析するのは初回起動時だけです。それ以降の起動時には読み込みません。
+`proxysql.db` が `/var/lib/proxysql` に存在する場合、ProxySQL サービスが `proxysql.cnf` を読み込んで解析するのは初回起動時だけです。以降の起動では読み込みません。
-`proxysql.cnf` の変更を再起動後に反映するには、先に `/var/lib/proxysql/proxysql.db` を削除してからサービスを再起動する必要があります。これは初期化を伴う起動と同じで、新しい `proxysql.db` が生成され、元の設定ルールは消去されます。
+再起動後に `proxysql.cnf` の変更を反映するには、先に `/var/lib/proxysql/proxysql.db` を削除してからサービスを再起動する必要があります。これは初期化を伴う起動と同じで、新しい `proxysql.db` が生成され、元の設定ルールは消去されます。
:::
-`proxysql.cnf` の主な内容を以下に示します。
+`proxysql.cnf` の主な内容は次のとおりです。
```text
datadir="/var/lib/proxysql" # Data directory
@@ -399,9 +401,9 @@ mysql_replication_hostgroups=
)
```
-#### ProxySQL の管理データベースへの接続
+#### ProxySQL の管理データベースへの接続 {#connect-to-the-proxysql-admin-database}
-管理ポート(`6032`)を通じて ProxySQL に接続します。
+管理ポート(`6032`)経由で ProxySQL に接続します。
```shell
mysql -uadmin -padmin -P6032 -hdoris01
@@ -451,13 +453,13 @@ ProxySQL > show tables;
20 rows in set (0.000 sec)
```
-#### バックエンドの Doris FE の設定
+#### バックエンドの Doris FE の設定 {#configure-the-backend-doris-fe}
`INSERT` 文を使用して、プロキシ対象の FE ノードとポートを `mysql_servers` テーブルに追加します。
:::note
-`hostgroup_id` の `10` は書き込みグループ、`20` は読み取りグループを表します。ここでは読み書きの分離は不要なので、値は任意に設定できます。
+`hostgroup_id` に `10` を設定すると書き込みグループ、`20` を設定すると読み取りグループを表します。ここでは読み書きの分離は不要なので、任意の値を設定できます。
:::
@@ -500,7 +502,7 @@ ProxySQL > show tables;
ERROR 1045 (#2800): UNIQUE constraint failed: mysql_servers.hostgroup_id, mysql_servers.hostname, mysql_servers.port
```
- 同じ設定がすでに定義されています。テーブルを空にするか、そのホストの既存のエントリを削除できます。
+ 同じ設定がすでに存在します。テーブルを空にするか、そのホストの既存のエントリを削除できます。
```sql
ProxySQL > select * from mysql_servers;
@@ -518,9 +520,9 @@ ProxySQL > show tables;
Query OK, 0 rows affected (0.348 sec)
```
-#### Doris FE ノードの監視設定
+#### Doris FE ノードの監視設定 {#configure-monitoring-for-doris-fe-nodes}
-Doris FE ノードを追加した後は、これらのバックエンドノードの監視も設定する必要があります。
+Doris FE ノードを追加したら、これらのバックエンドノードの監視も設定します。
1. Doris に監視用ユーザーを作成します。
@@ -560,7 +562,7 @@ Doris FE ノードを追加した後は、これらのバックエンドノー
Query OK, 0 rows affected (0.348 sec)
```
-#### 監視結果の確認
+#### 監視結果の確認 {#verify-monitoring-results}
ProxySQL の監視メトリクスは `monitor` データベースに保存されます。
@@ -586,7 +588,7 @@ ProxySQL > select * from mysql_server_connect_log;
20 rows in set (0.000 sec)
```
-ハートビート監視ログを確認します。
+ハートビートの監視ログを確認します。
```sql
ProxySQL > select * from mysql_server_ping_log;
@@ -602,18 +604,201 @@ ProxySQL > select * from mysql_server_ping_log;
110 rows in set (0.001 sec)
```
-## クライアント IP の転送(Proxy Protocol)
+### オプション 5: NJet {#option-5-njet}
+
+[OpenNJet](https://github.com/OpenNJet/OpenNJet) は、TCP プロキシ、動的なアップストリーム管理、およびオプションの能動的な MySQL ヘルスチェックを提供します。以下の例では、前のセクションと同じプロキシおよび FE のアドレスを使用します。
+
+プロキシが分散するのは**接続**です。確立した MySQL セッションは一つの FE に留まり、SQL 文ごとの分散や中断したクエリの再実行は行いません。これらの設定は FE の MySQL ポートを対象とします。Stream Load は HTTP エンドポイントを使用し、BE にリダイレクトされることがあります。クライアントは、リダイレクト先として返されたアドレスに到達できる必要があります。
+
+#### NJet と設定ファイルの準備 {#prepare-njet-and-the-configuration-files}
+
+この例では、公式イメージ `tmlake/njet:4.0.2.0` と、そのインストール先プレフィックス `/usr/local/njet` を使用します。このイメージは Linux/AMD64 用です。ARM ホストでは、対応するイメージを使用するか、エミュレーションを設定してください。ネイティブインストールについては、[OpenNJet クイックスタート](https://njet.org.cn/docs/quickstart/)を参照し、モジュールと設定ファイルのパスをインストール環境に合わせて調整してください。
+
+以下の二つのファイルを同じディレクトリに保存します。FE のアドレスには、コンテナから到達できる必要があります。
+
+**`njet.conf`(データプレーン):**
+
+```text
+worker_processes 1;
+cluster_name njet;
+node_name node1;
+
+helper ctrl modules/njt_helper_ctrl_module.so conf/njet_ctrl.conf;
+helper broker modules/njt_helper_broker_module.so;
+load_module modules/njt_http_upstream_member_module.so;
+
+events {
+ worker_connections 1024;
+}
+stream {
+ upstream mysqld {
+ zone mysqld 128k;
+ hash $remote_addr consistent;
+ server 192.168.1.101:9030 weight=1 max_fails=2 fail_timeout=60s;
+ server 192.168.1.102:9030 weight=1 max_fails=2 fail_timeout=60s;
+ server 192.168.1.103:9030 weight=1 max_fails=2 fail_timeout=60s;
+ }
+ server {
+ listen 6030;
+ proxy_connect_timeout 5s;
+ proxy_timeout 300s;
+ proxy_pass mysqld;
+ }
+}
+http {
... 2163 lines suppressed ...
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